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Zoomとtl;dvの連携設定完全ガイド【自動録画・文字起こし】

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前提条件とアカウント作成

このセクションでは、Zoom と tl;dv を連携させるために必要なアカウントの準備手順を解説します。両サービスにログインできていることが前提となりますので、まずは各アカウントを取得しましょう。

Zoom の有料プラン取得

Zoom のクラウド録画機能は有料プランでのみ利用可能です。有料プランに加入すれば、会議終了後に自動で録画データが保存され、外部アプリへの連携が可能になります。

  1. Zoom 公式サイトへアクセスし「サインアップ」から新規登録(既存アカウントでも可)。
  2. マイページの「プランと料金」から Pro または Business を選択し、クレジットカード情報を入力して購入。
  3. 購入完了後、管理コンソールで「クラウド録画」が有効になっていることを確認してください。

tl;dv アカウントの登録

tl;dv は無料プランでも基本的な録画取り込みと文字起こしが利用できます。業務で高精度モデルや長期保存が必要な場合は有料プランへのアップグレードをご検討ください。

  1. tl;dv 公式サイトにアクセスし「Get Started」ボタンをクリック。
  2. Google アカウントまたはメールアドレスで新規登録し、送られてくる認証メールのリンクを開く。
  3. ダッシュボードが表示されたら、画面右上のプロフィールから 設定プラン を確認しておきます。

tl;dv アプリ/拡張機能の導入

ここでは Zoom Marketplace からアプリを追加する方法と、必要な権限付与手順を示します。正しくインストールすれば、Zoom の録画データが自動で tl;dv に送信されます。

Zoom Marketplace からのインストール手順

Marketplace は Zoom の管理コンソール内に統合されたアプリストアです。以下の操作で tl;dv を簡単に追加できます。

  1. Zoom にサインインし、左側メニューの 「アプリ」「Zoom Marketplace」 を選択。
  2. 画面上部の検索バーに tl;dv と入力し、表示された 「tl;dv for Zoom」 をクリック。
  3. 「インストール」ボタンを押すと権限承認画面が出るので 「許可」 を選択します。

必要権限と認証フロー

録画データやチャット内容へのアクセスがないと、文字起こしや要約は実行されません。以下の権限をすべて許可してください。

  • 録画データへのアクセス ✔︎
  • チャット内容へのアクセス ✔︎
  • 参加者リストの取得 ✔︎

承認が完了すると、Zoom と tl;dv の間で OAuth トークンが自動発行されます。トークンは暗号化された状態で保存されるため、ユーザー側で管理する必要はありません。


接続設定とデバイス別インストール方法

本章ではデスクトップアプリと Chrome 拡張機能の導入手順を解説し、それぞれの特徴と利用シーンをご紹介します。どちらか一方だけでも連携は可能ですが、業務フローに合わせて併用すると便利です。

デスクトップアプリのインストール

デスクトップ版は高機能かつ安定した動作が期待できるため、社内での本格的な利用に適しています。

  1. tl;dv 公式ページから 「Download for Windows/macOS」 をクリックしてインストーラーを取得。
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、利用規約に同意後デフォルト設定でインストール。
  3. インストール完了後に自動起動するダッシュボードで Zoom アカウントの連携ボタンをクリックし、先ほど許可した権限が有効か確認します。

Chrome 拡張機能の追加

ブラウザだけで手軽に利用したいユーザー向けです。Chrome に拡張機能を追加すれば、Zoom のウェブクライアントから直接録画送信が可能になります。

  1. Chrome ウェブストアで 「tl;dv for Zoom」 を検索し、「Chrome に追加」をクリック。
  2. ポップアップの指示に従い拡張機能をインストールすると、ツールバーにアイコンが表示されます。
  3. アイコンをクリックして表示された認証画面で Zoom アカウントにサインインし、権限付与を完了させます。

録画自動送信・文字起こし・要約の設定

この章では、会議終了後に録画が自動で tl;dv に転送され、AI が文字起こしと要約を生成するまでの一連の設定方法を具体的に示します。設定だけで手作業を大幅に削減できます。

自動送信オプション有効化手順

自動送信スイッチをオンにすると、クラウド録画が完了した瞬間に tl;dv がトリガーされます。

  1. Zoom 管理コンソールで 「レコーディング」 タブを開く。
  2. 「録画完了後に自動で外部アプリへ送信」を有効化し、対象アプリとして tl;dv を選択。
  3. 保存先が クラウド に設定されていることと、ステータスが緑色の 「自動送信」 になっていることを確認します。

文字起こしと要約の詳細設定

tl;dv のダッシュボードから言語・精度・保存先を細かく調整できます。業務に合わせて最適な組み合わせを選びましょう。

  • 言語:Settings → Transcription Language で「日本語」や「英語」など必要な言語を選択。
  • 精度レベル:Standard(速さ優先)と High Accuracy(精度優先)の二択。会議の重要度に応じて切り替え可能です。
  • 保存先:Storage タブで Google Drive、OneDrive、または社内サーバーを指定し、フォルダ構成を自動整理に設定すると日付別に整理されます。

※ベータ版の Zoom Phone と連携すれば、電話会議の音声も同様に文字起こしできます(API キー取得後、Integrations から有効化)。


動作確認、トラブル対処、セキュリティベストプラクティス

設定完了後は必ず動作確認を行い、エラー発生時の対策とデータ保護の方針を整理しておくことが重要です。ここではテスト手順、よくある障害とその解決策、そしてプライバシー管理のポイントをご紹介します。

テストミーティングでの確認手順

短時間のテスト会議で全工程が正常に動作するかをチェックします。

  1. Zoom で新規ミーティングを作成し、ホストとして参加。
  2. クラウド録画 を開始し、約5分間会話したら終了。
  3. 録画が完了すると Zoom のレコーディングページに「tl;dv に送信済み」のステータスが表示されます。
  4. tl;dv ダッシュボードで対象ミーティングの文字起こしと要約が生成されたら、設定は成功です。

よくあるエラーと対策表

以下の表は初期設定時に最も多く報告される障害とその具体的な解決策をまとめたものです。

エラー内容 主な原因 推奨対処法
録画が tl;dv に送信されない 権限未付与またはトークン期限切れ Marketplace の権限設定で 「録画データへのアクセス」 を再許可し、必要ならトークンを再発行
文字起こしが生成されない 保存先フォルダ未設定 or パス誤り tl;dv の Storage タブで正しい保存先を指定し、パスに全角文字が含まれないか確認
処理が途中で停止する ネットワーク不安定または VPN 競合 有線接続に切り替えるか、VPN 設定を一時的に無効化して再実行

データ保持・プライバシー管理のベストプラクティス

文字起こしデータは機密情報が含まれることが多いため、法令遵守と社内規程に基づく管理が必須です。

  • 保持期間の設定:tl;dv の管理画面で Retention Policy を 30 日・90 日・永久保存から選択し、法務部と協議した上で最適な期間を決定します。
  • 共有リンクの制御:生成された文字起こしはデフォルトで「閲覧のみ」リンクが作成されます。必要に応じて 期限付きパスワード保護 オプションを有効化してください。
  • アクセスログの監査:Activity Log からユーザーごとのアクセス履歴を定期的にレビューし、不正利用がないかチェックします。

これらの設定と運用ルールを徹底すれば、Zoom と tl;dv の連携による業務効率化と同時に、高いセキュリティ基準を維持できます。

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