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Xiaomi Pad 7 と Pad 8 の公式スペック比較
本セクションでは、両機種のハードウェア仕様を一覧化し、主要な数値差を把握できるようにします。購入判断において「どこがどれだけ変わったか」を正確に認識することは、後悔しない選択につながります。
主要項目の比較表
| 項目 | Xiaomi Pad 7 | Xiaomi Pad 8 |
|---|---|---|
| CPU / SoC | Snapdragon 7+ Gen3 (4nm)【1】 | Snapdragon 8s Gen4 (4nm)【1】 |
| GPU | Adreno 640(Qualcomm 公式資料)【2】 | Adreno 730(Qualcomm 公式資料)【2】 |
| RAM | 6 GB / 8 GB LPDDR5【3】 | 8 GB / 12 GB LPDDR5【3】 |
| ストレージ | 128 GB / 256 GB UFS 3.1【3】 | 256 GB / 512 GB UFS 3.1【3】 |
| ディスプレイ | 11‑inch LCD、2.5K (2560×1600) 120 Hz【4】 | 11‑inch LCD、2.5K (2560×1600) 144 Hz【4】 |
| バッテリー容量 | 8,720 mAh(公称)【5】 | 10,000 mAh(公称)【5】 |
| 重量* | 460 g(公式サイト)【6】 | 420 g(公式サイト)【6】 |
| Wi‑Fi規格 | IEEE 802.11ax (Wi‑Fi 6)【7】 | IEEE 802.11ax + 6E/7 対応【7】 |
| OS / UI | MIUI 13 for Pad (Android 13)【8】 | MIUI 14 for Pad (Android 14)【8】 |
*重量は公式サイトに掲載されている「本体重量(バッテリー含む)」です。
【参考文献】
1. Qualcomm 製品ページ – Snapdragon 7+ Gen3 / 8s Gen4 (2025/12)
2. Qualcomm GPU アーキテクチャ資料 – Adreno 640, 730 (2025/11)
3. Xiaomi 公式スペックシート – Pad 7/Pad 8 (2026/03)
4. ディスプレイメーカー提供データ – LCD 2.5K, 120‑144 Hz (2025/10)
5. バッテリー容量は Xiaomi が公表した数値です。
6. 重量は同上。
7. Wi‑Fi 規格情報は IEEE 公開資料を参照。
8. MIUI バージョンは公式アップデート履歴に基づく。
CPU・GPU アーキテクチャと実測ベンチマーク
この章では、CPU と GPU の世代交代が実際の処理性能にどれだけ影響を与えているかを、代表的なベンチマークデータで検証します。数値は複数メディア(TechRadar Japan, Asobide, 4K Review)から取得した平均値です。
Snapdragon 8s Gen4 と Snapdragon 7+ Gen3 の設計上の違い
Snapdragon 8s Gen4 は Cortex‑X3 コアと新世代 DL‑Accelerator を搭載し、シングルコア性能が約 22 % 向上しています(AnTuTu CPU 部分スコア比較)。GPU では Adreno 730 がピクセルフィリング率を 1.6 倍 に引き上げ、レイトレーシング対応の機能も一部実装されています。
ベンチマーク実測結果
| ベンチマーク | Pad 7 (Snapdragon 7+ Gen3) | Pad 8 (Snapdragon 8s Gen4) |
|---|---|---|
| AnTuTu 9.0(総合) | 618,000 点 (±12,000)【9】 | 847,000 点 (±15,000)【9】 |
| Geekbench 6 シングルコア | 1,208 点 (±30)【10】 | 1,465 点 (±35)【10】 |
| Geekbench 6 マルチコア | 3,782 点 (±85)【10】 | 5,492 点 (±110)【10】 |
【9】「AnTuTu Japan」2026年2月版ベンチマーク集(30機種平均)
【10】Geekbench 6 公開データ(各モデル3回測定の平均)
ポイント:総合スコアは +37 %、マルチコアは +45 % の向上が確認でき、CPU 世代交代だけでなく GPU 強化も相乗効果を生んでいます。
実使用シナリオ別パフォーマンス評価
ベンチマークは参考情報に過ぎません。ここでは日常的な利用シーンで実感できる差異を、具体的な測定値とともに解説します。
動画視聴・Web閲覧
動画再生時のフレーム安定性と UI 応答速度は、エンタメ用途の満足度に直結します。以下は 4K HDR YouTube 再生と Chrome タブ切替で測定した数値です。
| 項目 | Pad 7 | Pad 8 |
|---|---|---|
| 平均 FPS (4K HDR) | 52 fps (±3)【11】 | 61 fps (±2)【11】 |
| Chrome タブ切替遅延 | 0.84 s(平均)【12】 | 0.62 s(平均)【12】 |
【11】YouTube 再生テスト(Asobide, 2026/03)
【12】Chrome ベンチマーク「Tab Switch」(TechRadar Japan, 2026/02)
高負荷ゲーム
GPU 性能と熱設計が重要になる3Dゲームについて、主要タイトルの平均 FPS と温度上昇を比較しました。
| ゲーム | 設定 (最高) | Pad 7 平均 FPS / 最大温度 | Pad 8 平均 FPS / 最大温度 |
|---|---|---|---|
| Genshin Impact | 高 | 44 fps / 78 °C【13】 | 62 fps / 70 °C【13】 |
| PUBG Mobile | 高 | 46 fps / 80 °C【13】 | 68 fps / 71 °C【13】 |
| Call of Duty: Mobile | 高 | 48 fps / 79 °C【13】 | 71 fps / 70 °C【13】 |
【13】ゲームベンチマーク動画(Kadekura Channel, 2026/04)
考察:Pad 8 は FPS が 30‑45 % 向上し、温度も約 9 °C 低く抑えられるため、長時間プレイでもスロットリングがほぼ発生しません。
生産性シーン(文書作成・ノート取り)
オフィス系アプリの起動速度とスタイラス入力遅延は、ビジネスユーザーにとって重要です。
| 項目 | Pad 7 | Pad 8 |
|---|---|---|
| Office アプリ同時起動時間* | 1.58 s【14】 | 1.21 s【14】 |
| 手書きレイテンシ** | 28 ms(平均)【15】 | 25 ms(平均)【15】 |
*「Microsoft Office + OneNote」起動時の測定。
**Stylus 入力遅延は内部 UI スレッド処理時間を計測。
結論:生産性に関しては差が小さいものの、Pad 8 の方が若干高速です。ただし、軽い文書作業だけであれば Pad 7 でも十分快適です。
バッテリー持続時間と実測レビュー
バッテリー容量だけでなく、SoC の省電力設計やディスプレイリフレッシュレートが実使用時間に与える影響を検証します。
公称値 vs 実測結果
| 使用シーン | Pad 7 公式連続時間【16】 | Pad 8 公式連続時間【16】 | 実測(平均)【17】 |
|---|---|---|---|
| 1080p 動画再生 | 約12 h | 約15 h | Pad 7: 10.5 h、Pad 8: 13.2 h |
| 中負荷ゲーム | 約6 h | 約9 h | Pad 7: 5.3 h、Pad 8: 8.0 h |
| Web閲覧・ライトユース | 約10 h | 約13 h | Pad 7: 9.1 h、Pad 8: 12.4 h |
【16】Xiaomi 公式製品ページ(2026/03)
【17】実測データは Kadekura と Asobide のレビュー動画から抽出し、5機種以上の平均を算出。
充電速度とエネルギー効率
| 項目 | Pad 7 | Pad 8 |
|---|---|---|
| 急速充電対応規格 | USB‑PD 3.0, 33 W【18】 | USB‑PD 3.0, 33 W(30 %早い制御)【18】 |
| 0→50 % 所要時間 | 約35 分【19】 | 約30 分【19】 |
| エネルギー効率 (充電時) | 86 %【20】 | 89 %【20】 |
【18】公式アクセサリページ(2026/02)
【19】実測は「Charging Speed Test」アプリで計測。
【20】Charged Labs の独自測定レポート(2026/04)。
総評:バッテリー容量増と省電力コアの最適化により、Pad 8 はすべてのシーンで 約3‑4 時間 長い駆動が実現します。外出先での使用頻度が高いユーザーはこの差を重視すると良いでしょう。
価格・キャンペーン情報とコストパフォーマンス
最新価格データを元に、性能指標と価格の関係をもう少し精緻に評価します。単純な「総得点÷価格」ではなく、加重ベンチマーク指数 (WBI) を導入しました。
価格推移(2026年3月~5月)
| モデル | 発売当初定価【21】 | 現在の最安値 (公式)【22】 | 主な割引・キャンペーン |
|---|---|---|---|
| Pad 7 | 39,800円 | 34,800円 | 早割5,000円、下取り最大15,000円、アクセサリ同梱10,000円オフ |
| Pad 8 | 44,800円 | 38,800円 | 早割5,000円、下取り最大18,000円、スタイラスセット割引9,500円 |
【21】Xiaomi 発表プレスリリース (2025/12)
【22】公式オンラインストア価格(2026/05時点)
加重ベンチマーク指数 (WBI) の算出方法
- AnTuTu 総合スコア に 0.6 を掛ける。
- Geekbench マルチコアスコア に 0.4 を掛ける。
- 上記二つを足したものを「性能指数」(PI) とする。
- 「円あたり性能指数 (CPI) = PI ÷ 実質販売価格(税抜)」とし、数値が大きいほどコストパフォーマンスが高い。
| モデル | AnTuTu ×0.6 | Geekbench ×0.4 | 性能指数 (PI) | CPI (円/ポイント) |
|---|---|---|---|---|
| Pad 7 | 370,800 | 1,512 | 2,182,?(※単位は点) | 0.0628 |
| Pad 8 | 508,200 | 2,197 | 2,705,? | 0.0696 |
計算例:Pad 7 の AnTuTu = 618,000 → 618,000×0.6 = 370,800 点。Geekbench マルチコア = 3,782 → 3,782×0.4 ≈ 1,512 点。合計が PI。CPI は「価格 ÷ PI」の逆数で、高いほど円あたり得点が多い*ことを示します。
解釈:Pad 8 の CPI が約 10 % 高く、割引適用後でもコストパフォーマンスは Pad 7 を上回ります。価格差が 4,000 円程度であるのに対し、性能指数は約 24 % 上回るため、投資価値は高いと言えます。
用途別おすすめモデルと購入時チェックリスト
ここまでの比較を踏まえて、利用シーンごとの最適機種と、実際に購入する際に確認すべきポイントをまとめました。
エンタメ重視(動画・映画)
- 推奨:Xiaomi Pad 8
- 根拠:144 Hz ディスプレイ+Adreno 730 により 4K HDR 再生が滑らか。バッテリーも約3時間長持ち。
高負荷ゲーム
- 推奨:Xiaomi Pad 8
- 根拠:GPU 性能と熱設計の両方で FPS が30‑45 % 向上し、温度上昇が抑えられるため快適。
ビジネス・生産性(文書作成・ノート)
- 推奨:予算に余裕があれば Pad 8、コスト重視なら Pad 7
- 根拠:どちらも LPDDR5 と UFS 3.1 によりアプリ起動は高速。Pad 8 の方が UI レイテンシが僅かに低い。
コストパフォーマンス最優先
- 推奨:Xiaomi Pad 7
- 根拠:割引適用後の価格は安価で、日常的な Web ブラウジングや動画視聴には十分。CPI は若干低いが、予算に対してコスト効率は高い。
購入時チェックリスト
| 項目 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| SIM 対応 | 両モデルとも Wi‑Fi のみ。モバイルデータが必要な場合は Mi Mobile ルーター等を別途用意 |
| 保証期間 | 公式サイトでは 2 年(部品・修理)保証。延長保証は販売店でオプション購入可 |
| 返品ポリシー | 公式オンラインストアは到着後 14 日以内 の未使用・未開封に限り全額返金可能。EC モールは各ショップ規約を必ず確認 |
| アクセサリ互換性 | 同梱スタイラスは第2世代「Mi Pen」対応。ケースはモデル別サイズが必要(重量差により寸法が微妙に異なる) |
| キャンペーン適用条件 | 割引コードや下取りは同一購入者限定、他割引との併用可否は公式サイトのキャンペーンページで最終確認 |
最終まとめ:総合的に見ると、最新世代 SoC と高リフレッシュディスプレイを備えた Xiaomi Pad 8 は性能・バッテリーともに上位モデルとして優れています。一方、予算や軽量さを重視するユーザーには、割引後の価格が魅力的な Xiaomi Pad 7 も十分に実用的です。購入前に本稿で示したチェックリストを活用し、用途とコストのバランスを見極めてください。
※ 本記事の数値は執筆時点(2026年5月)で入手可能な情報を元にしています。製品改良や価格変動がある場合は、公式サイト等で最新情報をご確認ください。