Contents
NordVPNファミリープランとは
NordVPN が提供する ファミリープラン は、1 つのサブスクリプションで最大 6 台までのデバイスを同時に保護できるプランです。家庭内のパソコン・スマートフォン・タブレットだけでなく、ゲーム機やスマートテレビにも適用できる点が特徴です。本セクションでは、公式サイトに記載されているプラン内容と料金体系を中心に解説します。
プランの概要と料金体系
NordVPN の公式ページ(2026 年 7 月現在)によれば、ファミリープランは月額 $9.99 または年額で $89.88(約 ¥13,000)という価格設定です。年間プランを選択すると月額換算で約 $7.50 に割引されます。支払い方法はクレジットカード、PayPal、さらには暗号通貨にも対応しています。
- 対象デバイス数:同時に 6 台まで接続可能
- 利用期間の選択肢:月額・1 年・2 年(長期プランはさらに割安)
- キャンセルポリシー:いつでもマイアカウントから解約でき、残りの期間は自動的に終了します
同時接続可能デバイス数と利用シーン
ファミリープランで保護できる 6 台は「同時」接続が前提です。例えば以下のような組み合わせが考えられます。
| デバイス | 用途例 |
|---|---|
| 親用 PC | 在宅勤務・オンライン会議 |
| 親用 iPhone | メール・SNS |
| 子ども用 Android タブレット | 学習アプリ |
| 子ども用 iPad | ビデオ通話・ゲーム |
| ゲーム機 (Nintendo Switch) | オンライン対戦 |
| スマートテレビ | ストリーミングサービス |
この構成であれば、全員が同時にインターネットを利用しても接続制限に達しません。7 台目以降は別途プランを追加購入するか、不要なデバイスの接続を解除してください。
購入手順(公式サイトでの流れ)
ファミリープランの取得は公式ウェブサイト上だけで完結します。以下に最新の手順を示しますので、画面遷移ごとに確認しながら進めてください。
-
NordVPN 公式サイトへアクセス
トップページ右上の「Pricing」タブをクリックして料金プラン一覧へ移動します。 -
ファミリープランを選択
「Family Plan」のカードにある「Select」ボタンを押し、次画面で利用期間(月額・年額)を決めます。 -
アカウント情報の入力
メールアドレスと希望パスワードを入力し、「Create Account」をクリックします。この段階でメール認証コードが送付されます。 -
支払い情報の登録
クレジットカード、PayPal、または暗号通貨から選択し、必要項目を記入して「Proceed to Payment」へ進みます。 -
購入完了と確認メール
支払が完了すると注文確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックすればアカウント作成が正式に完了し、マイページからプランの管理が可能です。
公式サイトは随時更新されるため、手順や表示項目が若干変わることがあります。その際は画面の指示に従ってください。
アカウント作成とアプリ導入
メール認証付きアカウント作成(公式情報)
NordVPN のサインアップページでは、メールアドレス入力後に 6 桁の認証コード が自動送信されます。コードを入力して「Verify」ボタンを押すだけでアカウントが有効化され、パスワードは自由に設定できます。外部サイトの手順と相違点はなく、公式フローに沿っていることをご確認ください。
各プラットフォームへの公式アプリインストール
NordVPN の公式アプリは iOS・Android・Windows・macOS すべてで提供されています。以下の手順で安全に取得してください。
- iOS
- iPhone の App Store を開く。
- 検索バーに「NordVPN」入力し、ベンダーが「Nord Security」か確認。
-
「入手」→「インストール」をタップし、Apple ID 認証で完了。
-
Android
- Google Play ストアを起動。
- 同様に「NordVPN」で検索し、開発元が「Nord Security」か確認。
-
「インストール」をタップしてダウンロード開始。
-
Windows / macOS
- 公式サイトの「Downloads」ページへ移動。
- OS に合わせたインストーラー(.exe または .dmg)をダウンロード。
- ダウンロード後、画面の指示に従ってインストールし、起動時に作成したメール・パスワードでログインします。
子どもデバイス向け推奨設定
子どものオンライン環境を安全に保つためには、単に VPN に接続するだけでなく、NordVPN が提供する追加機能を有効化することが重要です。ここでは Threat Protection(旧 CyberSec) と Kill Switch / Auto‑Connect の設定方法と効果を説明します。
Threat Protection(有害サイトブロック)の有効化
- 概要:Threat Protection は DNS フィルタリング機能で、フィッシング詐欺やマルウェア配布サイトへのアクセスを自動的に遮断します。公式ドキュメントでは「安全な閲覧体験を提供するための必須機能」と位置付けられています。
- 有効化手順(iOS・Android 共通)
- アプリ左上メニュー → 「Settings」へ移動。
- 「Threat Protection」のスイッチを ON にするだけで自動的に適用されます。
ルーター経由で VPN を使用した場合はこの機能が利用できない点に注意してください。その際は端末側のアプリで個別にオンにします。
Kill Switch と Auto‑Connect の設定方法
| 機能 | 主な効果 | 設定手順(iOS) | 設定手順(Android) |
|---|---|---|---|
| Kill Switch | VPN が切断された瞬間にインターネット通信を遮断し、IP 漏洩を防止 | Settings → Kill Switch → Enable | Settings → Kill Switch → Enable |
| Auto‑Connect | 端末起動時または Wi‑Fi 接続時に自動で VPN に接続 | Settings → Auto‑Connect → 「Always On」選択 | Settings → Auto‑Connect → 「On app start」または「Always」選択 |
これらを併用することで、子どもが意図せず VPN をオフにしたり、ネットワーク障害で通信が漏れるリスクを最小限に抑えられます。
位置情報保護とスプリットトンネルの活用例
- 位置情報保護:設定画面の「Obfuscate」や「Stealth Protocol」をオンにすると、VPN トラフィックが検知されにくくなり、公共 Wi‑Fi でも安全です。
- スプリットトンネル:学習アプリは高速通信が必要な場合にだけ VPN をバイパスさせる設定が可能です。「Settings」→「Split Tunneling」から対象アプリを選択してください。
OS・デバイス別具体的設定手順
iOS の設定画面操作
iOS アプリは UI がシンプルで、以下の流れで主要機能を有効化できます。
1. アプリ起動 → 左上メニュー → Settings をタップ。
2. 「Threat Protection」スイッチ → ON。
3. 「Kill Switch」→ Enable。
4. 「Auto‑Connect」→ 「Always On」を選択。
設定はすべてアプリ内に集約されているため、子どもが誤って変更するリスクが低くなります。
Android の設定画面操作
Android でも同様にメニューから各機能をオンにします。
1. アプリ左上のハンバーガーメニュー → Settings。
2. 「Threat Protection」→ ON。
3. 「Kill Switch」→ Enable。
4. 「Auto‑Connect」→ 「On app start」または「Always」を選択。
バックグラウンドでの自動接続が多い Android デバイスでは、Auto‑Connect を「Always」に設定すると安心です。
Windows の設定手順
- アプリ起動後、左側メニューから Settings を開く。
- 「Threat Protection」スイッチを ON。
- 「Kill Switch」→ Enable(※Windows 10/11 では「Network Lock」と呼ばれることがあります)。
- 「Auto‑Connect」→ 「Start with Windows」または「When Wi‑Fi connects」を選択。
macOS の設定手順
- メニューバーの NordVPN アイコンをクリックし、Preferences を開く。
- 「Threat Protection」タブでスイッチを ON。
- 「Kill Switch」→ Enable(macOS では「Network Lock」)。
- 「Auto‑Connect」→ 「Launch at login」+「Always connect on Wi‑Fi」設定。
ルーター経由で全体保護を実現する方法
家庭内のすべてのデバイスに VPN を適用したい場合、対応ルーターへ NordVPN Router App を導入するか、OpenVPN の設定ファイルを手動で組み込む方法があります。公式情報に基づき、二つのアプローチを紹介します。
1. NordVPN Router App 対応機種の場合
- 対象ルーター例:Asus (WRT 系列)、Linksys, Netgear Nighthawk、TP-Link Archer AX3000 など。
- 導入手順
- 公式サイトの「Router」ページから対象モデル用のファームウェア(またはアプリ)をダウンロード。
- ルーター管理画面にログインし、アプリ/ファームウェアをアップデート。
- アップデート後に表示される NordVPN の設定ウィザードで ユーザー名・パスワード(NordVPN アカウント)と 接続したいサーバー位置 を入力。
- 設定を保存すると、ルーター経由のすべての通信が VPN にトンネリングされます。
この方式では Threat Protection は利用できません。端末側アプリで個別に有効化してください。
2. OpenVPN クライアント(DD‑WRT / OpenWrt)を使う場合
- 前提:ルーターが OpenVPN クライアント機能をサポートしていること。
- 手順概要
- NordVPN の公式ページから「OpenVPN 設定ファイル(.ovpn)」をダウンロードし、好きなサーバーを選択。
- ルーター管理画面 → 「VPN」→「OpenVPN Client」へ移動。
- 「Custom Configuration」欄に .ovpn ファイルの内容(証明書・キー込み)を貼り付け、ユーザー名とパスワードを入力。
- 「Enable VPN」ボタンで接続開始。接続が成功するとステータス画面に IP アドレスが表示されます。
| 項目 | 注意点 |
|---|---|
| サーバー選択 | 日本国内(Japan)サーバーは遅延が最小。海外サーバーはコンテンツ地域制限回避に有効。 |
| 帯域制限 | ルーター側の CPU 性能が低いと暗号化負荷で速度低下する可能性があります。 |
| Threat Protection | ルーター経由では利用不可。端末側で個別設定が必要です。 |
パスワード管理とファミリーハンドリングのベストプラクティス
安全に認証情報を共有し、子どもが不正にパスワードを変更できないようにするためのポイントをまとめます。
- Password Manager の活用
- 1Password、Bitwarden、NordPass(NordVPN が提供)など、暗号化保存されたマスターパスワードだけで管理できます。
-
ファミリー共有機能を使えば、子どもの端末には「閲覧のみ」の権限を付与し、パスワードの表示は可能でもコピーや変更はできません。
-
二段階認証(2FA)の設定
-
NordVPN アカウント自体にメールまたは認証アプリ(Google Authenticator 等)で 2FA を有効化すると、保護者だけがログイン可能になります。
-
デバイスごとの接続履歴確認
- マイページの「Devices」タブから現在接続中のデバイス一覧と最終接続日時を確認し、不要な端末は即座に削除できます。
運用上の注意点とトラブルシューティング
| シナリオ | 原因例 | 推奨対処法 |
|---|---|---|
| VPN が頻繁に切れる | Wi‑Fi の不安定、サーバー過負荷 | 別の日本国内サーバーへ切り替える/Auto‑Connect を「Always」から「On app start」に変更 |
| 子どものデバイスで Threat Protection がオフになる | ルーター経由接続時に機能が無効化される | 子ども端末の NordVPN アプリを起動し、手動で Threat Protection をオンにする |
| Kill Switch が作動しない | Windows の「Network Lock」設定がオフ | Settings → Network Lock → Enable を再確認。OS のファイアウォールと競合していないかチェック |
| ルーター側の速度低下 | 旧型ルータの CPU が暗号化処理に追いつかない | ハードウェアが対応する場合は VPN パススルーモード(OpenVPN ではなく WireGuard)へ切り替えるか、ルーターを最新機種に交換 |
まとめ
- ファミリープラン は最大 6 台同時接続で、家庭内のパソコン・スマホ・タブレット・ゲーム機まで幅広くカバーできるコストパフォーマンスの高いプランです。
- 公式サイト の手順に従ってサインアップすれば、外部情報と食い違うリスクは最小化できます。
- 子どもが安全に使えるように Threat Protection(旧 CyberSec)・Kill Switch・Auto‑Connect を必ず有効化し、必要に応じて位置情報保護やスプリットトンネルを活用してください。
- ルーター対応機種がある場合は NordVPN Router App、それ以外は OpenVPN 設定ファイル を利用して全デバイスを一括保護できます(ただし Threat Protection は端末側で個別設定)。
- パスワード管理は Password Manager のファミリー共有 と 2FA で強化し、接続履歴の定期確認で不要なデバイスを削除しましょう。
これらのポイントを踏まえて導入すれば、子どものオンライン活動を安心・安全に守りつつ、家庭全体で快適なインターネット環境を実現できます。