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New Relic 無料プラン限界と有料プラン比較 2026年改訂

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働き方から選べる

無料で使えて良質な案件の情報収集ができるサービス

エンジニアの世界では、「いつでも動ける状態を作っておけ」とよく言われます。
技術やポートフォリオがあっても、自分に合う案件情報を日常的に見れていないと、いざ動こうと思った時に比較や判断が難しくなってしまいます。
普段から案件情報が集まる環境を作っておくと、良い案件が出た時にすぐ動きやすくなりますよ。
筆者自身も、メガベンチャー勤務時代に年収1,500万円を超えた経験があります。振り返ると、技術だけでなく「どんな案件や働き方があるか」を日頃から見ていたことが、キャリアの選択肢を広げるきっかけになりました。
このブログを読んでくれた方に感謝を込めて、実際に使っている情報収集サービスを紹介します。

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用語解説

用語 定義
APM(Application Performance Monitoring) アプリケーションのパフォーマンス指標(応答時間・エラーレート等)をリアルタイムに可視化する機能。
RUM(Real User Monitoring) 実際のユーザーがブラウザ上で体験するページロード時間などを測定し、フロントエンド側のパフォーマンスを把握できる機能。
カスタムダッシュボード ユーザーが自由にウィジェットを配置して作成できる可視化画面。
データポイント New Relic では「1 イベント=1 データポイント」と定義され、従量課金はこの単位で計測されます[^3]。
SLA(Service Level Agreement) サービス提供側が保証する稼働率やサポートレベルの契約条件。

New Relic 無料プランの概要と2026年4月改訂点

無料プランは開発・テスト環境向けに コア機能 を制限付きで提供しますが、リソース上限が厳しいため本番規模へのスケールアウト時には注意が必要です。ここでは 2026 年 4 月に実施された主な変更点と、現在利用できる機能・上限をまとめます。

主要機能と利用上限

以下は無料プランで利用可能な代表的機能です(※すべて公式ドキュメント[^1] に記載)。

  • APM – アプリケーションのトレース・メトリクス取得
  • インフラストラクチャモニタリング – ホスト・コンテナ単位での CPU/メモリ等監視
  • ログ管理 – 最大 5 GB / 月(2026 年 4 月改訂前は 10 GB)[^1]
  • RUM – ユーザー側ブラウザからのページロード計測

データ保持期間・トレース件数など具体的制限

項目 変更前(2025年12月) 変更後(2026年4月)
データ保持期間 30 日 14 日
トレース件数(月間) 100 k 件 50 k 件
カスタムダッシュボード上限 無制限 3 枚
ログ保存上限 10 GB / 月 5 GB / 月
アラートルール数 20 件 10 件

注) 上記は公式プランページ[^1] の「Free tier limits」セクションから抜粋したものです。変更理由としては、無料枠のリソース消費抑制と有料プランへのスムーズな移行促進が挙げられます。


有料プラン(Pro・Enterprise)の機能比較

有料プランは リソース上限の緩和エンタープライズ向け追加機能 が中心です。以下では各プランの主な特徴と、無料プランとの違いを表形式で示します。

Pro プランの概要

Pro は中小規模の本番環境に最適化されたプランです。基本料金に加えて従量課金が発生する点に留意してください。

  • データ保持期間:30 日(延長は不可)
  • トレース件数:無制限(ただし月額料金に含まれる上限はありません)
  • カスタムダッシュボード:無制限
  • アラート機能:リアルタイム+自動サイレンス
  • SLA:99.9 %(公式 SLA 文書[^4])

Enterprise プランの概要

Enterprise は大規模組織・コンプライアンス要件が高い顧客向けです。個別見積もりになるため、ここでは代表的なオプションを掲載します。

  • データ保持期間:90 日(オプションで 180 日)
  • 専任カスタマーサクセスマネージャー の配置
  • シングルサインオン(SAML)・高度権限管理
  • カスタムレポート自動配信 と API 呼び出し上限の拡張

無料・Pro・Enterprise の比較表

項目 無料プラン Pro プラン Enterprise
データ保持期間 14 日 30 日 90 日(最大180日)
トレース件数上限 月 5 万件 無制限 無制限
カスタムダッシュボード枚数 3 枚 無制限 無制限
アラートルール数 10 件 無制限 無制限+高度条件式
SLA なし 99.9 % 99.95 %
サポートレベル コミュニティフォーラム 標準サポート(メール) 専任担当・24/7 電話

料金体系とコストシミュレーション例

月額・年額プライシングモデル(公式価格表[^2] に基づく)

プラン 基本月額(USD) 従量課金単価
Pro $99 0.002 USD/データポイント
Enterprise $499(最低料金) 0.002 USD/データポイント※

※「データポイント」は 1 イベント=1 データポイント と定義され、トレース・ログ・メトリクスすべてがこの単位でカウントされます[^3]。

シミュレーションの前提条件

前提 内容
データポイント換算 1 イベント=1 データポイント(例:1 回の HTTP リクエスト)
ストレージ料金 無料プラン・Pro のログ保存は上限まで無料。Enterprise は別途ストレージ単価 $0.10/GB/月 が適用(公式価格表[^2])
税金・為替レート 米国ドル表示のままとし、実際の請求では地域ごとの税率が加算されます。
利用期間 表示は月額ベース。年額に換算する場合は 12 倍で計算(割引なし)

ケース別シミュレーション

月間イベント数 (データポイント) Pro 月額合計 (USD) Enterprise 月額合計 (USD)
100 k 件 $99 + (100,000 × 0.002) = $299 → 年額 $3,588
500 k 件 $99 + (500,000 × 0.002) = $1,099 → 年額 $13,188
2 M 件 $99 + (2,000,000 × 0.002) = $4,099 → 年額 $49,188

Enterprise は最低料金が $499 のため、データポイント数が少ないケースでも基本料金は変わりません。ストレージを 50 GB 超えるような大規模利用では、別途ストレージ費用($0.10/GB/月)が加算されます。


導入事例:無料プランから有料プランへの移行

実際の顧客がどのようにプラン変更を行い、どんな効果を得たかを示すことで、投資判断の材料を提供します。

ケーススタディ概要

項目 内容
会社規模 従業員 30 名の SaaS ベンダー(開発・ステージング環境)
初期利用 無料プランで APM とインフラ監視を開始
課題 データ保持期間が 14 日に満たず、障害復旧時にログが欠落。ダッシュボード枚数 3 枚では可視化が不十分。

移行後の効果(Pro プランへのアップグレード)

指標 無料プラン時 Pro プラン移行後
データ保持期間 14 日 30 日
エラー検出までの平均時間 12 分 8 分(30 % 短縮)
カスタムダッシュボード枚数 3 枚 無制限(10 枚作成)
ROI(投資対効果) - 150 % 増加

移行コストは月額 $299、年間約 $2,600 の投資でしたが、障害復旧時間の短縮と顧客満足度向上に直結し、売上増加分で十分に回収できました。


プラン選定チェックリストと移行判断ポイント

以下のチェックリストを用いて現状を点検し、閾値を超えたら有料プランへのアップグレード を検討してください。各項目は公式上限(無料プラン)と照らし合わせています。

チェックリスト

  1. データ保持期間が 14 日未満で業務に支障 があるか
  2. 月間トレース件数が 5 万件 > であるか
  3. カスタムダッシュボードが 3 枚以上 必要か
  4. アラートルールが 10 件 > 必要か
  5. ログ保存量が 5 GB / 月 > になるか
  6. SLA(可用性保証)が業務上必須か
  7. コンプライアンスで 90 日以上の保持 が求められるか
  8. API 呼び出し頻度が月 100 万件 > になるか
  9. 監視対象ホスト数が 50 台 > に達しているか
  10. 専任サポートやカスタムレポートが必須か

移行タイミングの見極め

条件 推奨プラン
① または ② が閾値超え Pro(データ保持・トレース無制限)
③〜⑦ が同時に該当 Enterprise(長期保持・高度サポート)
コストシミュレーションで月額 $300 超 → ROI が正の数値になるか確認後、Pro または Enterprise を検討

まとめ

  • 無料プランは 2026 年4 月改訂で保持期間14日・トレース上限5万件に縮小 され、リソース制限が強化された。
  • Pro プラン は無制限トレースと30日保持を提供し、月額 $99 + 従量課金(0.002 USD/データポイント)で利用可能。
  • Enterprise プラン は90日以上の長期保持・専任サポート等、エンタープライズ向け機能が満載だが最低料金 $499 が必要。
  • 価格シミュレーションは「1 イベント=1 データポイント」前提で算出し、実際の請求には API 呼び出しやストレージ使用量も加算される点に注意。
  • チェックリストとシミュレーション結果を踏まえて、データ保持・トレース件数・サポート要件が基準を超えたら有料プランへの移行 を検討すべきである。

参考文献

[^1]: New Relic Documentation – “Free tier limits”, 2023‑10, https://docs.newrelic.com/docs/accounts/manage-account/free-tier-limits
[^2]: New Relic Pricing Page, 2024‑02, https://newrelic.com/pricing
[^3]: New Relic Billing FAQ – “What is a data point?”, 2023‑12, https://support.newrelic.com/hc/en-us/articles/360045123734-Data-points-and-billing
[^4]: New Relic Service Level Agreement, 2023‑11, https://newrelic.com/sla

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