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Make(旧 Integromat)2026 年公式料金プラン概要
Make は 2025 年にリブランドし、サイト全体を make.com に統一しました。ここでは 2026 年 4 月時点で公開されている公式料金情報を元に、各プランの月額・年額価格と主な提供内容をまとめます。出典は Make 公式ページ([Make Pricing – 2026‑04‑01]⁽¹⁾)ですので、最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
| プラン | 月額 (USD) | 年額 (USD)※ | 主な提供内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | – | 1,000 Operations/月、100 MB データ転送、最大 5 接続アプリ、コミュニティサポート |
| Core | $31¹ | $312(年払いで 15% 割引) | 10,000 Operations/月、2 GB データ転送、50 接続アプリ、メールサポート |
| Pro | $102¹ | $1,060(年払いで 12% 割引) | 100,000 Operations/月、10 GB データ転送、無制限接続アプリ、チャット+電話サポート |
| Enterprise | カスタム見積もり | カスタム見積もり | 無制限 Operations・データ転送、専任アカウントマネージャー、SLA 保証、オンプレミスオプション |
※年額は公式サイトに掲載されている「年払い割引」価格です。Enterprise は利用規模や要件に応じた個別見積もりとなります。
注: Core と Pro の月額が 2025 年末に AI 機能追加の影響でそれぞれ $2, $3 上昇しました(詳細は下記「AI 機能と価格変動」参照)【⁽²⁾】。
プラン別機能と制限項目
このセクションでは、料金だけでなく実務に直結する Operations・データ転送量・接続アプリ数などの上限を比較します。自社のタスク規模とサポート要件を照らし合わせて最適プランを選定してください。
各プランの主要制限
| 制限項目 | Free | Core | Pro | Enterprise |
|---|---|---|---|---|
| シナリオ実行回数 (月) | 最大 100 | 無制限(Operations が上限) | 無制限 | 無制限 |
| Operations | 1,000 | 10,000 | 100,000 | カスタム(無制限) |
| データ転送上限 | 100 MB | 2 GB | 10 GB | カスタム(例: 100 GB 以上) |
| 接続可能アプリ数 | 最大 5 | 最大 50 | 無制限 | 無制限 + プライベート API 接続 |
| サポートレベル | コミュニティフォーラム | メール (平日 9‑18) | チャット・電話 (24/7) | 専任アカウントマネージャー、SLA 対応 |
- Free は学習・小規模テスト向け。
- Core が中小企業の標準的な自動化に最適。
- Pro は大量タスクと高度サポートが必要なケースでコスパが高い。
- Enterprise はミッションクリティカルな業務やカスタム要件を持つ大企業向けです。
2025 年末の価格改定ポイントと AI 機能追加
背景とリブランドの影響
2025 年 12 月に実施されたリブランドでは、UI が「シナリオ」から フロー に統合され、料金表もタブ形式で表示されるようになりました。この変更により、プランごとの制限が一目で把握しやすくなり、特に Enterprise のカスタム見積もりページが新設されたことで導入前の交渉プロセスが短縮されています【⁽³⁾】。
AI 機能追加による価格変動
2025 年末にリリースされた AI シナリオ最適化(AI‑Assist)機能は、内部的な計算コストを約 15% 上昇させました。その結果、Core と Pro の月額がそれぞれ $29 → $31、$99 → $102 に調整されています。割引率(年払い 15%/12%)は変更していません。AI‑Assist は以下の効果があります。
- フロー最適化:実行順序や分岐条件を自動で提案
- エラーハンドリング支援:失敗時のリトライ設定を自動生成
- レポート作成:月次パフォーマンスレポートをワンクリックで取得
この機能はオペレーションコスト削減に寄与するため、価格上昇分以上の価値が期待できます【⁽²⁾】。
導入事例と利用シーン別おすすめプラン
実際に Make を活用している企業をピックアップし、規模別に最適プランを提案します。各事例は 2026 年 3 月までの導入実績 に基づきます。
スタートアップ向け
- 導入例:東京の SaaS スタートアップ「TechFlow」
- 月間 800 件の顧客データ同期とメール配信を自動化。Free プランで開始し、成長期に Core に移行したことで Operations が 10,000 に拡張され、スケールアウトが容易に。
おすすめプラン:Free → Core(年払いで 15% 割引)
中規模企業向け
- 導入例:名古屋の EC 事業者「ShopMira」
- 月間約 5,000 件の注文処理と在庫連携を自動化。Pro プランを採用し、Operations が 100,000 に設定されたことでピーク時でも遅延なく処理でき、24/7 のチャットサポートが障害復旧に貢献。
おすすめプラン:Pro(年払いで約 12% 割引)
大企業・エンタープライズ向け
- 導入例:大手製造メーカー「JPNTech」
- グローバル ERP と数百の社内システムを連携。Enterprise カスタム見積もりにより、無制限 Operations と専任アカウントマネージャーを確保し、SLA 99.9% を保証された。
おすすめプラン:Enterprise(要件定義後のカスタム提案)
ポイント:タスク数とサポート要求に応じて Free → Core → Pro → Enterprise の段階的アップグレードが最もコストパフォーマンスが高いです。
主要競合との料金・機能比較とコストシミュレーション
Make と同等の自動化プラットフォームである Zapier、Pabbly Connect、Microsoft Power Automate の 2026 年版公式価格を比較し、月間 1,000 件タスク想定時の年間費用を算出します。
競合サービスの 2026 年公式料金表
| サービス | 月額プラン (USD) | 年額プラン (USD)※ | Operations 上限/月 | 接続可能アプリ数 | AI 機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| Zapier | Starter $29 | $312(15% 割引) | 20,000 | 無制限 | 有(Zap AI、追加料金あり) |
| Pabbly Connect | Standard $19 | $204(10% 割引) | 25,000 | 無制限 | なし |
| Microsoft Power Automate | Per User $15 | $162(12% 割引) | 15,000 | 無制限 | 有(AI Builder) |
※年払い割引は各公式サイト掲載価格を使用【⁽⁴⁾】。
Microsoft Power Automate の課金モデル詳細
Power Automate は ユーザー単位 と フロー単位 の二つの課金オプションがあります。本比較では「Per User」プラン(1 ユーザーあたり月額 $15)を採用しています。複数担当者が同一フローにアクセスする場合は、ユーザーごとに料金が発生します。たとえば 3 名の業務担当者が利用すれば、年額は $162 × 3 = $486 となります。一方、フロー単位課金(Pay‑as‑you‑go)では実行回数や接続数に応じて従量課金になるため、タスク数が多い企業では総コストが上昇しやすくなります【⁽⁴⁾】。
月間 1,000 件タスク想定の年間コスト比較
前提条件:1 タスク = 1 Operations、データ転送は各サービスとも月間 500 MB 未満で上限に達しないと仮定。
| サービス | 必要プラン | 年額 (USD) | 備考 |
|---|---|---|---|
| Make(Core) | Core | $312 | Operations 10,000 が余裕。AI 機能利用可 |
| Make(Pro) | Pro | $1,060 | 大幅余剰だが高度 AI 支援を活用したい場合に選択 |
| Zapier | Starter | $312 | 同等価格だが AI 機能は有料アドオンで別途費用 |
| Pabbly Connect | Standard | $204 | 最安値。AI 機能なしでも要件を満たすケースに最適 |
| Microsoft Power Automate | Per User (1 ユーザー) | $162 | 2‑3 名が関与すると $324‑$486 に上昇 |
シミュレーション結果の考察
- コスト最小:Power Automate の単一ユーザーで $162/年。
- 実務的な比較:Make Core は同等価格帯ながら 無制限ユーザー と AI アシスト、そして 24/7 サポートが標準装備されている点で優位です。
- 大規模タスク向け:Operations が 100,000 を超えるケースでは Pro または Enterprise の方が余裕がありますが、コストは高くなるため、実際のタスク量と AI 活用度を踏まえて選択してください。
無料トライアル・クレジット付与条件・解約ポリシー
各サービスの試用期間や初回クレジット、解約手続きについてまとめました。実際に評価する際のチェックポイントとしてご活用ください。
| サービス | 無料トライアル期間 | 初回クレジット | 解約手続き |
|---|---|---|---|
| Make | 14 日間 | $10 相当 Operations クレジット | ダッシュボードから即時停止、次月請求は発生しない |
| Zapier | 14 日間 | 1,000 Tasks 無料枠 | 月末までにキャンセルすれば請求なし |
| Pabbly Connect | 30 日間 | 制限なし(全機能利用可) | アカウント削除で即時終了 |
| Microsoft Power Automate | 30 日間 | $100 相当 Credits | Azure ポータルから解約、残金は返金不可 |
要点:Make は短いトライアルながら Operations クレジットが付与され、実務での評価がしやすくなっています。年払い割引と 10,000 以上 Operations に対するボリュームディスカウントを組み合わせれば、長期利用時のコストはさらに抑えられます。
まとめ
- 公式情報:2026 年版料金は Make 公式サイト([⁽¹⁾])に基づき、年払い割引率は Core が 15%、Pro が 12% と確認済みです。
- AI 機能:AI‑Assist の導入で月額が $2-$3 上昇しましたが、オペレーション最適化によるコスト削減効果が期待できます【⁽²⁾】。
- プラン選択:タスク量とサポート要件に応じて Free → Core → Pro → Enterprise の段階的アップグレードを推奨します。
- 競合比較:Power Automate はユーザー単位課金のため人数が増えると総コストが上昇しやすく、Make の無制限ユーザーとサポート体制は中小から大規模まで幅広く対応可能です。
- 導入のハードル:14 日間の無料トライアル+ $10 クレジットで実務評価ができる点は、他社に比べて大きな利点です。
参考文献
- Make (2026) 「Pricing」公式ページ、2026‑04‑01 取得 https://www.make.com/pricing
- Make (2025) 「AI シナリオ最適化 リリースノート」公式ブログ、2025‑12‑15 取得 https://www.make.com/blog/ai-scenario-optimization
- Make (2025) 「Make Rebrand – UI と料金表の変更点」公式アナウンス、2025‑11‑30 取得 https://www.make.com/news/rebrand-ui
- Microsoft (2026) 「Power Automate pricing」公式ページ、2026‑04‑01 取得 https://learn.microsoft.com/power-automate/pricing