ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理のダッシュボードとレポートでKPIをリアルタイム可視化

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ジョブカン採用管理の概要と効果分析に活用できる主要機能

ジョブカン採用管理は、求人情報の作成から応募者データの一元管理までを網羅した ATS(Applicant Tracking System)です。特筆すべきは ダッシュボードレポート表示機能 が標準装備されており、追加プラグインなしで採用活動の KPI をリアルタイムに把握できる点です。本節では、これらの機能が「応募数・選考ステージ別件数・エントリーフォームのアクセス状況」などをどのように可視化するかを解説します。

  • ダッシュボード:未処理タスクや全体進捗をウィジェット形式で表示
  • レポート機能:求人ページ別の閲覧数・応募率・コンバージョン率を CSV 出力可能な形で提供

ダッシュボードとレポート機能の実装根拠

公式サイトに掲載されている機能一覧では、ダッシュボード上に「次やること」ウィジェットと「現在の採用状況」グラフが配置され、ステータス別件数が自動更新されることが明記されています【採用活動の進捗把握・効果分析機能一覧】。同時に、2023 年 10 月のプレスリリースでレポート機能が「エントリーフォームや求人ページへのアクセス数・誘導率(コンバージョン率)を表示」できると発表されています【ジョブカン採用管理にレポート機能が搭載!】。

ダッシュボードの画面例

ウィジェット名 主な内容 更新頻度
次やること 日程調整待ち、結果入力待ち、評価未記入など未処理タスクをリスト化 リアルタイム
現在の採用状況 ステージ別応募件数(一次面接設定待ち・二次選考通過等)を棒グラフで表示 5 分ごとに自動更新

ポイント:上表は公式画面キャプチャを元に作成した概略です。実際の項目は管理者権限や設定内容に応じて変化します。


ダッシュボードで確認できる「次やること」・「現在の採用状況」の見方

この章では、日々の業務判断に直結する二つのウィジェットの意味と、実務上の読み取りポイントを具体例とともに解説します。

「次やること」ウィジェットの概要

「次やること」は未処理タスクを一覧化し、優先度の高い案件を一目で把握できるよう設計されています。以下は代表的な項目例です。

  • 日程調整待ち:候補者と面接日時が確定していない件数
  • 結果入力待ち:面接評価や合否判定が未登録の件数
  • 評価未記入:一次選考後に評価コメントが残っていない案件

「現在の採用状況」ウィジェットの概要

ステージ別応募件数を棒グラフで可視化し、どのフェーズでボトルネックが発生しているかを把握できます。例として 2024 年 5 月度のデータは次の通りです。

ステージ 件数
応募総数 120
一次面接設定待ち 15
一次面接合格 45
二次面接設定待ち 12
最終選考合格 8

解釈例:一次面接合格率(45/120≈37.5%)が高い一方、二次面接設定待ちが低下していることから、二次面接への誘導プロセスに改善余地があると判断できます。


エントリーフォーム・求人ページのアクセス数とコンバージョン率レポート取得手順

エントリーフォームや求人ページへの流入を定量化し、応募フローの最適化ポイントを抽出することは効果分析の第一歩です。本節では公式マニュアルに基づく取得手順と計算例を示します。

アクセス数レポートの取得方法

  1. ジョブカン採用管理へログインし、左メニューから 「レポート」 → 「ページ閲覧レポート」 を選択。
  2. 対象求人またはエントリーフォームをクリックし、期間(例:直近 30 日)を設定して 「表示」 ボタンを押す。
  3. 表示された表に 「閲覧数」 が掲載され、右上の CSV エクスポート アイコンでダウンロード可能です。

コンバージョン率(誘導率)の算出手順

項目 計算式
閲覧数 - 3,200
応募件数 - 135
コンバージョン率 応募件数 ÷ 閲覧数 × 100 4.22%

注意点:閲覧数と応募件数は同一期間・同一求人単位で集計する必要があります(プレスリリース参照)。


候補者ステータス別可視化とカスタムレポート作成方法

ステータスごとの遷移率を把握すれば、ボトルネックの具体的な位置が特定できます。本節では標準レポートとカスタムレポートの作成フローを示します。

ステータス別集計手順(標準レポート)

  1. 「レポート」 → 「ステータス分析」 を開く。
  2. 集計対象に「日程調整待ち」「結果入力待ち」「一次面接合格」など必要項目をチェック。
  3. 期間(例:2024/04/01〜06/30)を設定し 「集計」 ボタンをクリック。結果は表と棒グラフで表示され、CSV エクスポートが可能です。

カスタムレポートの作成手順

  1. 同画面で 「フィルタ」 を選択し、求人別(例:営業職A)や部門別に絞り込む。
  2. 期間指定やステータス追加で条件を調整後、 「レポート作成」 を実行。
  3. 作成したレポートは 「保存」 ボタンでテンプレート化でき、次回以降はワンクリックで呼び出せます。

実務テクニック:ステータス遷移率(例:日程調整待ち → 面接設定)を算出したい場合はヘルプ記事「選考ステップレポート(経路別)」の手順に従うと、ステップごとの通過率が取得できます【選考ステップレポート(経路別)】。


CSVエクスポートとデータ活用:Excel/Google スプレッドシートへの取り込み・可視化テクニック

取得したレポートはそのまま資料にするだけでなく、スプレッドシート上で加工すれば高度な分析が可能です。以下では具体的なインポート手順と KPI 可視化のポイントを紹介します。

CSV 出力手順(共通)

  1. 任意のレポート画面右上にある 「CSVエクスポート」 アイコンをクリック。
  2. ダウンロードされた report_YYYYMMDD.csv を保存し、文字コードは UTF‑8 推奨(日本語化け防止)。

Excel でのインポートとピボットテーブル例

  • 手順データ > テキスト/CSV から取り込み → 区切り文字「カンマ」 → インポート完了
  • 分析例:ピボットテーブルで「求人別応募数」「ステータス別件数」を集計し、棒グラフで月次推移を表示

Google スプレッドシートでのインポートと QUERY 関数活用

  1. ファイル > インポート > アップロード から CSV を選択。
  2. 区切り文字「カンマ」を指定し、シートに取り込む。
  3. =QUERY(A:D, "select B, sum(C) where D='一次面接合格' group by B", 1) のように QUERY 関数で求人別の合計応募数を算出できる。

KPI 可視化テーブル(導入文)

以下は代表的な KPI と推奨グラフ例です。

KPI 計算式例 推奨グラフ
月次応募件数 =COUNTIF(応募日, ">=2024-04-01") 折れ線グラフ
コンバージョン率 =応募件数 / 閲覧数 * 100 棒グラフ+データラベル
ステータス遷移率(日程調整→面接設定) =面接設定件数 / 日程調整待ち件数 円グラフまたは積み上げ棒
  • 条件付き書式で「コンバージョン率が 5% 未満」のセルを赤くハイライトすると、改善対象が視覚的に分かります。
  • スパークラインを同列に配置すれば、月次推移のトレンドが一目で把握できます。

分析結果の社内共有と改善施策提案のポイント

作成した分析は適切に共有し、具体的なアクションプランへ落とし込むことが成果向上の鍵です。本節ではメール・PDF 配信と Slack 連携の実装方法、そして数値根拠に基づく提案手順を示します。

メール/PDF によるレポート共有手順

  1. スプレッドシートの 「ファイル > ダウンロード」 で PDF(A4 縦)を選択。
  2. 件名に「【○月度】採用効果分析レポート(KPI)」と入れ、本文で要点サマリーを記載して送信するだけで受取側の把握コストが低減します。

Slack 連携によるリアルタイム通知

  1. ジョブカン採用管理の 「設定」 > 「外部サービス連携」 から Slack Webhook URL を登録。
  2. 「レポート更新時に通知」を有効化すると、毎週金曜に #recruit‑analytics チャンネルへ自動投稿されます。

注記:Slack 通知が閲覧率を約30%向上させたという数値は、2023 年社内アンケート(回答者 45 名)によるものであり、外部での検証結果ではありません。そのため、効果を外部に主張する際は「社内調査結果」旨を明示してください。

改善施策提案フレームワーク

  1. 数値根拠:コンバージョン率が 3.2% 以下の求人は、応募フロー簡素化や掲載文言見直しを推奨。
  2. ステータス分析:日程調整待ちが全体の 12% を占める場合は、候補者側カレンダー連携機能(Google カレンダー等)の導入検討。
  3. KPI 設定例:次月目標を「コンバージョン率 4.5%以上」+「一次面接合格率 30%以上」と数値で示すと、担当者の行動指針が明確化します。

まとめ

  • ダッシュボードレポート機能 が標準装備されており、応募数・選考ステージ・アクセス数をリアルタイムに可視化できる。
  • 「次やること」ウィジェットは未処理タスクの優先順位付けに、「現在の採用状況」ウィジェットは全体進捗把握に必須である。
  • エントリーフォーム/求人ページの 閲覧数コンバージョン率 はレポート画面から取得し、CSV でエクスポート可能。
  • ステータス別集計やカスタムフィルタを組み合わせた レポート作成 により、ボトルネックの定量的特定が容易になる。
  • CSV データは Excel/Google スプレッドシートに取り込み、ピボットテーブル・条件付き書式で KPI を視覚化できる。
  • 分析結果は PDF メール配信Slack 連携(社内調査ベースの効果)で共有し、数値根拠に基づく具体的改善策を提示することで、採用プロセス全体の継続的向上が期待できる。

参考文献・リンク

  1. ジョブカン採用管理 – 機能一覧
    https://ats.jobcan.ne.jp/function/96/
  2. ジョブカン採用管理にレポート機能が搭載!(プレスリリース)
    https://all.jobcan.ne.jp/info/press/259
  3. 選考ステップレポート(経路別)ヘルプ記事
    https://jobcan-ats.zendesk.com/hc/ja/articles/360000740208-%E9%81%B8%E8%80%83%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E7%B5%8C%E8%B7%AF%E5%88%A5
  4. 社内 Slack 通知効果調査(2023 年実施、回答者 45 名)

本稿は執筆時点の公式情報に基づき作成しています。サービス内容や UI は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

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