Asana

Asanaの始め方・基本画面とプロジェクト設定完全ガイド

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Asana の始め方と基本画面の把握

Asana を初めて導入する場合、まずはアカウント作成から UI の全体像を掴むことが重要です。ここでは登録手順と、日常的に目にする主要な画面構成を順に解説し、実際に操作できる状態になるまでの流れを示します。

アカウント作成手順

アカウントは無料プランでも始められますが、組織全体で利用する場合は有料プランへのアップグレードも検討してください。以下の手順で簡単に登録できます。

  1. 公式サイト(https://asana.com/ja)へアクセスし、「無料で始める」 をクリック
  2. メールアドレスを入力して送信すると認証メールが届くので、リンクを開きパスワードを設定
  3. ログイン後に表示される Welcome to Asana のチュートリアルは必要に応じてスキップ可能

メイン画面の構成要素

各領域の役割を把握すれば、目的の操作がどこで行えるか直感的に分かります。

  • サイドバー
    左側に配置され、プロジェクト一覧・チーム・ポートフォリオへのショートカットが並びます。新規作成や検索もここから実行できます。

  • トップバー
    上部には検索ボックスと通知アイコンがあり、全体のアクティビティを即座に確認できるほか、設定メニューへの入口でもあります。

  • メインビューエリア
    選択したプロジェクトや My Tasks が表示される中心領域です。リストビュー・ボードビューなどレイアウトは自由に切り替えられます。

  • 右側パネル
    タスク詳細が開くとコメント欄・添付ファイル・カスタムフィールド(※有料プラン限定)が表示され、作業情報を追記できます。

この四つの領域を意識しながら操作すれば、Asana の基本的なフローはスムーズに進みます。


プロジェクト立ち上げとタスク設計の基礎

プロジェクト開始時に正しい構造を作っておくことで、後々のタスク整理や進捗管理が格段に楽になります。ここではテンプレート活用から手動でのプロジェクト作成、そして階層化手法まで具体的に解説します。

テンプレート活用とゼロから作成

Asana には業種別テンプレートが多数用意されており、すぐに実務へ移行できます。以下の流れで目的に合ったプロジェクトを作りましょう。

  1. サイドバーの 「テンプレート」 をクリックし、一覧から適切なものを選択
  2. 「このテンプレートで開始」 を押し、プロジェクト名と所属チームを入力して作成

独自プロジェクトを一から構築したい場合は次の手順です。

  • サイドバーの 「+ 新規プロジェクト」「空白のプロジェクト」 を選択
  • リストビューかボードビューかを決め、必要なセクションやタスクを手動で追加

セクション・サブタスクによる階層化

段階的に情報を整理すると全体像が見えやすくなるため、以下のポイントを参考にしてください。

  • セクション(列)
    リストビューでは「+ Section」で新規作成し、ボードビューではカラムとして機能します。例:企画・実装・テストなどフェーズ別に分割すると視認性が向上します。

  • サブタスク
    タスク詳細画面の 「+ Add subtask」 から作成し、親子関係を明確化できます。サブタスクごとに担当者や期日を設定できるため、細分化された作業も管理しやすくなります。

My Tasks とビューカスタマイズ

自分の担当タスクだけを俯瞰できる My Tasks は、以下の機能でさらに使い勝手が向上します。

  • フィルター:期日別(本日・今週)や優先度で絞り込み、必要な情報にすぐアクセス
  • ソート:期限順・作成日時順に並び替えて重要タスクを上位表示
  • カスタムビュー(有料プラン限定):サイドバーの 「+ 新しいビュー」 から列構成を選び、保存して繰り返し利用可能

詳細設定で業務フローを最適化

基本的なタスク管理だけでは対応できない複雑なプロセスがあります。ここでは担当者・期日・優先度に加えて、カスタムフィールドや依存関係、マイルストーンの設定方法を解説します。

担当者・期日・優先度の基本設定

タスク作成時に Assignee で担当者、 Due Date で期限を入力します。標準プランでは「優先度」ラベルは用意されていないため、以下のようにカスタムフィールドで代替すると便利です(※カスタムフィールドは Premium 以上が必要)。

カスタムフィールドと依存関係

まずはプロジェクト設定からフィールドを追加し、全タスクで共通情報を管理します。

  1. プロジェクト右上の 「Project Settings」「Custom Fields」 を開く
  2. 「+ フィールド追加」 をクリックし、種類(ドロップダウン・数値など)と選択肢を設定
  3. 例:ステータス(未着手/進行中/レビュー中)や見積工数(数値)

タスク詳細画面でこれらのフィールドに入力すれば、一覧表示でも一目で把握できます。

依存関係(Task Dependencies) は、上流タスク完了後に下流タスクが開始できるよう制御する機能です。タスク右側メニューから 「Add dependency」 を選び、対象タスクを指定します。ガントビュー(Timeline)で依存線が表示され、スケジュール全体のリスクが可視化されます。

マイルストーン活用

重要な節目はマイルストーンとして設定すると、プロジェクト全体の進捗感覚が高まります。作成手順は次の通りです。

  • タスク新規作成時に 「Mark as milestone」 をチェック
  • Timeline 上で太線として表示され、期日が近づくと自動的にハイライトされます

コミュニケーションと自動化活用術

タスク管理だけでは情報共有が不十分になることがあります。コメント・添付ファイル・@メンションによるやり取りと、Automation Rules の実装例を紹介します。

コメント・添付ファイル・@メンションの基本操作

タスク詳細画面下部にある 「Comment」 欄で議事録や質問を書き込めます。次のポイントに留意してください。

  • 添付ファイル はドラッグ&ドロップ、またはクリップアイコンからアップロードし、関連資料を即時共有
  • @メンション(例:@山田太郎)で特定メンバーへ通知が届き、担当変更や質問への回答が迅速になる

Automation Rules の実装例(有料プラン限定)

Automation は Business プラン以上で利用可能です。以下は実務で効果的な 3 パターンです。

  1. ステータス変更時の自動割当
  2. トリガー:カスタムフィールド「ステータス」が「レビュー中」へ変化したとき
  3. アクション:担当者をプロジェクトマネージャーに自動設定

  4. 期限が近づいたタスクへのリマインダー

  5. トリガー:期限が 3 日前になる
  6. アクション:Slack の指定チャンネルへ「期限が迫っています」のメッセージを送信

  7. 完了タスクの自動アーカイブ

  8. トリガー:タスクが「完了」になったとき
  9. アクション:プロジェクト内の「完了済み」セクションへ移動し、2 週間後に非表示

これらを設定すれば、手作業によるミスや遅延を大幅に削減できます。

外部ツール連携設定

  • Slack:サイドバーの 「Apps」 → 「Slack」 を選択し、ワークスペースとチャンネルを紐付け。タスク更新時に自動通知が届くようルールを組めます。
  • Microsoft Teams:同様に 「Apps」 → 「Microsoft Teams」 で追加し、メッセージカード形式で進捗情報を共有可能です。
  • Google Drive:タスク内の 「Attach file」 から Google Drive を選択すると、クラウド上のファイルへのリンクが直接貼り付けられます。

連携により、Asana だけで完結しない業務フローもシームレスに管理できます。


実務シナリオ別活用例と導入後の定着

実際の業務に合わせたタスク設計を示すことで、学んだ機能を即座に適用できるようになります。以下では開発・マーケティング・営業の 3 つのシナリオと、ポートフォリオ・ダッシュボードでのレポート作成、定期的なレビューサイクルについて解説します。

開発スプリント設計例

  • プロジェクト構造Sprint 2024‑07(セクション)→「バックログ」「進行中」「完了」
  • タスク項目:ユーザーストーリーごとにカード化し、ストーリーポイントをカスタムフィールド「ポイント」に入力
  • 依存関係:実装タスクがテストタスクに依存するよう設定し、Timeline で全体の流れを可視化
  • マイルストーン:スプリント開始日とリリース日をマイルストーンとして登録し、チェックポイントに活用

マーケティングキャンペーン例

  • セクション構成:「企画」「制作」「配信」「効果測定」
  • カスタムフィールド(有料プラン限定):予算(数値)・KPI(ドロップダウン:クリック率/コンバージョン率)を追加し、予実管理を簡素化
  • Automation:キャンペーン開始日に自動で「メール配信」タスクが作成され、担当者へリマインダーが送られるよう設定

営業案件管理例

  • セクション(パイプライン):「リード」「提案中」「交渉中」「受注」「失注」
  • カスタムフィールド:見込み額(数値)・顧客ランク(A/B/C)を設定し、レポート作成時に集計可能
  • 自動化:ステージが「交渉中」に変わったら Slack へ通知し、次のアクションプランを自動生成

ポートフォリオ・ダッシュボードで進捗レポート作成

  1. ポートフォリオ作成:サイドバーの 「Portfolio」 → 「+ New Portfolio」 を選び、対象プロジェクト(開発・マーケ・営業)を追加
  2. ウィジェット設定:ダッシュボードに「Progress」「Budget Utilization」「Upcoming Tasks」の 3 つのウィジェットを配置し、期間別フィルタリングできるよう構成
  3. レポート出力:右上のエクスポートアイコンから PDF または CSV を生成し、定期的に関係者へ共有

レビュー・改善サイクルの構築

  • 週次レビュー会議:毎週月曜に「Review」タスクを作成し、担当者と進捗を確認
  • KPI チェックリスト:カスタムフィールドで設定した数値指標を基に、自動ルールで閾値超過時にアラートを送信
  • テンプレート更新:レビュー結果をもとにプロジェクトテンプレートや Automation Rules を修正し、次サイクルへ反映

この一連の流れを組織全体で定着させることで、Asana は単なるタスク管理ツールから業務改善基盤へと進化します。


※ 重要なお知らせ
本稿で紹介した「カスタムフィールド」や「Automation Rules」などの高度な機能は、Asana の Premium(有料)プラン以上 または Business プラン が必要です。無料プランでも基本的なタスク管理は可能ですが、組織規模が拡大したりプロジェクトが複雑化する場合は、上位プランへのアップグレードをご検討ください。

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2026年、ビジネス競争力を上げる2ルート

"組織を動かす"立場と"個人スキルを伸ばす"立場では必要な打ち手が違います。自分の役割で選んでください。

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