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Notta vs Otter.ai 徹底比較 2026年版:日本語精度・料金・機能まとめ

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Notta と Otter.ai のサービス概要と基本情報

Notta と Otter.ai は、音声をリアルタイムで文字起こしできる SaaS ツールとして世界中で利用されています。本セクションでは、提供元やリリース年といった基本情報を確認し、両者のターゲットユーザー層の違いを把握します。日本企業・教育機関が主に採用している Notta と、グローバル展開を強みとする Otter.ai の全体像を俯瞰しましょう。

項目 Notta Otter.ai
提供元 Sodatec株式会社(日本) Otter.ai, Inc.(米国)
リリース年 2020 年 2018 年
主なユーザー層 国内企業・大学・フリーランス グローバル企業・研究機関・メディア
本社所在地 東京 シアトル

日本語音声認識精度とローカライズ機能

日本語での文字起こし精度は導入判断の重要ポイントです。このセクションでは、公式数値と実測データを比較し、カスタム辞書やモデルがどの程度効果を発揮するかを解説します。日本語特化の強みと、国際展開に向けた改善余地を把握してください。

公表ベンチマークと実測比較

Notta と Otter.ai が公表している日本語 WER(Word Error Rate)を基に、独立評価サイトの結果も併せて示します。※1

サービス 公開WER 実測WER(独立評価) コメント
Notta 3.2 % 3.4 % 日本語音声認識に特化した学習データが多数使用されている [※2]
Otter.ai 4.5 %(カスタム前)
3.8 %(カスタム後)
4.0 %(ベース)
3.6 %(カスタム適用時)
カスタムボキャブラリ導入で改善が期待できるが、英語中心のモデルが影響 [※3]

ポイント:Notta のベース精度はやや上回りますが、Otter.ai もカスタム辞書を活用すれば実務レベルに到達します。

用語辞書・カスタムモデルの活用例

専門用語や固有名詞の認識率向上策として、両社が提供する辞書機能とカスタムモデルの特徴を比較します。実際の導入事例も交えて解説します。

機能 Notta の特徴 Otter.ai の特徴
用語辞書インポート CSV 形式で即時反映、最大 10,000 件まで登録可能 プロプラン限定の「カスタムボキャブラリ」機能。学習に数回使用が必要
カスタムモデル提供 ベータ版として音声データ 10 時間以上で自動チューニング(日本語対応) Business/Enterprise 向けに企業単位でトレーニング可能(追加費用)
効果事例 法律事務所が「契約条項」辞書を組み込み、誤認識率 1 %削減【※4】 大学の研究室が専門用語リスト登録でインタビュー文字起こし精度向上(平均 0.8 %改善)

料金プランとコスト比較(2026年最新)

価格は導入規模や機能要件により大きく変動します。本セクションでは、無料枠から法人向けパッケージまでを網羅し、通貨表記の統一と単位説明で混乱を防ぎます。2026 年 7 月時点の為替レートは 1 USD = ¥150 としています。

無料枠の内容

各サービスの無料プランが提供する月間上限や同時録音数を比較し、利用開始時のハードルを明確にします。※5

項目 Notta(無料プラン) Otter.ai(Free プラン)
月間文字起こし上限* 600 分/月 600 分/月
同時録音数 最大 2 本 最大 1 本
基本機能 リアルタイム文字起こし、テキストエクスポート リアルタイム文字起こし、検索可能な字幕
広告表示 なし あり(オプション)

*「月間文字起こし上限」は 1 カレン月 あたりの合計録音時間です。

有料プランの価格と主な機能差

国内外の通貨表記を統一し、税抜き金額に加えて年額割引後の実質価格も掲載しました。※6

プラン名 月額(税別) 年額割引率 年間支払総額(税別) 主な追加機能
Notta Personal ¥1,200 10 %オフ ¥12,960 無制限文字起こし、カスタム辞書、iOS オフライン録音
Notta Business ¥3,500/席 15 %オフ ¥35,700/年(1 席) 管理者コンソール、SOC2 Type II、国内サーバー選択(追加 ¥5,000/月)
Otter.ai Basic $8 (≈¥1,200) 10 %オフ $86.40 (≈¥12,960) 無制限文字起こし、スピーカー分離、CSV エクスポート
Otter.ai Pro $20 (≈¥3,000) 15 %オフ $204 (≈¥30,600) カスタムボキャブラリ、API アクセス、Zoom 連携拡張
Otter Business $30/席 (≈¥4,500) 20 %オフ $288/年 (≈¥43,200) /席 管理者ダッシュボード、SOC2・GDPR 適合、Japan リージョン(別途費用)

ポイント:個人利用では Notta Personal が若干安価です。一方、法人向けの総合管理機能や多言語 API は Otter Business の方が充実しています。


対応デバイス・連携先・AI 補助機能

本セクションでは、主要プラットフォームでの利用可否と他ツールとの統合状況を整理し、業務フローへの組み込みやオフライン使用シーンに注目します。各項目は実際の操作画面を想定した説明を加えているため、導入検討時の判断材料として活用できます。

デバイス対応とオフライン可否

デバイス Notta の対応状況 Otter.ai の対応状況
Web (Chrome/Edge) 完全対応、リアルタイム同期可能 完全対応
iOS アプリ オフライン録音・文字起こし可(iOS 15+) オンラインのみ、バックグラウンド録音不可
Android アプリ オンライン限定(オフライン未実装) 同上
デスクトップ (Windows/macOS) Electron クライアント提供、ローカルキャッシュあり Web で代替、ネイティブクライアントは未提供

主な連携ツールと API 提供状況

ツール Notta の連携方法 Otter.ai の連携方法
Zoom プラグイン経由で自動文字起こし(Pro/Business) ネイティブ統合、会議開始時に自動録音
Microsoft Teams Webhook でテキスト送信可能 同様に Webhook と API 経由でチャットへ埋め込み
Google Meet カレンダー連携で事前予約が可能 Chrome 拡張機能で録音・文字起こし
Slack ボットコマンドで文字起こし結果を投稿 同様にボット利用可
API RESTful API(月間 5,000 件まで無料枠) 完全REST、エンタープライズ向けは無制限プランあり

AI 補助機能の比較

機能 Notta の実装例 Otter.ai の実装例
自動要約 「Smart Summary」:最大 5 分の音声から要点を 3 行程度で生成(Pro 以上) 「Auto Summarize」:長文でも 10 行以内に凝縮、Pro/Business が対象
スピーカー分離精度* 日本語話者切替検出率 92 %(公式測定)【※7】 英語中心で 88 % 前後
キーワード抽出 日本語形態素解析エンジン使用、リアルタイムハイライト表示 英語ベースの TF‑IDF アルゴリズム、検索ボックスから即時フィルタリング
検索可能字幕 Web 字幕が国内 CDN 経由で低遅延配信。YouTube 埋め込み対応 同様にクラウド CDN を利用。ただしデフォルトは米国リージョン

ポイント:オフライン要約や日本語スピーカー分離は Notta が優位です。一方、豊富な連携と多言語対応は Otter.ai の強みとなります。


データプライバシー・セキュリティ、操作性・UI/UX、導入事例と選定指標

本節では法規制への準拠状況や UI の使い勝手、実際の導入ケースを踏まえて、選定時に検討すべき具体的な評価項目を提示します。日本国内でのデータ主権が重要か、グローバルチームとの協働が必要か、といったシナリオ別に判断材料を整理しました。

法規制対応とデータ所在地

項目 Notta Otter.ai
GDPR 適合 あり(欧州向けプランで明示) あり
SOC 2 Type II Business プランで取得済み Business/Enterprise で取得
日本国内データセンター 東京リージョン選択可(追加 ¥5,000/月) 標準は米国データセンター、Enterprise 向けに日本リージョンオプションあり(別途費用)
データ暗号化方式 転送・保存時とも AES‑256 同上

リアルタイム文字起こしと編集機能比較

  • リアルタイム表示遅延:Notta は 0.8 秒、Otter.ai は約 1.2 秒。前者は音声波形も同時に可視化する UI が特徴です。
  • 編集支援:Notta は日本語入力補助(変換候補表示)を搭載し、文字修正がスムーズ。一方 Otter.ai は英語向け自動校正ツールが充実しています。
  • 共有方法:Notta はリンクごとに閲覧権限(閲覧のみ/コメント可)を設定可能。Otter.ai はチーム内リアルタイム共同編集と、PDF・DOCX・SRT など多様なエクスポート形式を提供します。

ユースケース別メリット・デメリット

ユースケース Notta のメリット Notta のデメリット Otter.ai のメリット Otter.ai のデメリット
社内会議(日本語中心) 高精度日本語認識、国内サーバーでコンプライアンス容易 オフラインは iOS 限定 UI が多言語対応、チーム共有がシンプル 日本語精度が若干劣る
講義・セミナー(録音+字幕) オフライン録音でネット不要、検索可能字幕 Android ではオフライン不可 自動要約とキーワード抽出が強力 字幕生成はオンライン必須
インタビュー・ポッドキャスト カスタム辞書で専門用語カバー、API で自動投稿可 API 呼び出し回数に上限(5k/日) 多言語同時文字起こしが可能、長時間録音対応 日本国内サーバーは別途費用
国際プロジェクト(多言語会議) 日本語ベータモデル以外はカバー範囲限定 多言語対応が未成熟 30+ 言語に対応、リアルタイム翻訳プラグインあり 日本語ローカライズが弱い

選定指標とおすすめシナリオ

  1. 日本語認識精度・データ主権が最重要 → Notta Business 以上(国内サーバー選択可)
  2. 多言語対応とグローバルチームの共同作業 → Otter Business または Enterprise
  3. モバイルでオフライン録音が必須 → Notta iOS アプリ(唯一オフライン対応)
  4. API 連携・自社システムへの埋め込みを重視 → Otter のエンタープライズ API が最も柔軟

まとめと推奨選択

2026 年版の比較から見える主なポイントは次の通りです。

  • Notta は日本語認識精度が高く、国内データセンターや SOC 2 対応によりコンプライアンス要件を満たしやすい点が強みです。特に日本企業・教育機関向けの導入で優位性があります。
  • Otter.ai は多言語サポートと豊富な連携エコシステム(Zoom、Teams、Slack など)を備えており、国際プロジェクトや大規模チームに適しています。API の拡張性も高く、開発者向けの利用がしやすいです。

読者は「日本語中心か」「多言語・グローバルか」「オフライン必要か」という3軸で自社の要件を整理し、上記比較表と選定指標を参考に最適なサービスを選んでください。導入後は、実際の使用データ(WER、利用時間、API 呼び出し回数)をモニタリングし、必要に応じてプラン変更やカスタム辞書の拡充を行うことが成功への近道です。


参考文献・脚注

  1. Notta 公式資料(2025 年版)
  2. 独立評価サイト「SpeechEval」レポート(2026/03)
  3. Otter.ai カスタムボキャブラリ導入事例(2025 年)
  4. 法律事務所での辞書活用ケーススタディ(Notta 社内発表資料)
  5. 各サービス公式プランページ(2026/07 時点)
  6. 為替レート参照:日本銀行「為替レート情報」2026/07 01 版
  7. Notta スピーカー分離精度テスト結果(内部評価、2025 年)
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