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VSCode と Python の最新インストール・自動更新ガイド(2026年版)

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概要

Windows 10/11 に VS Code(正式名称は Visual Studio Code) を導入したいとき、主に次の二つの方法があります。

方法 特徴
Microsoft Store 版 ユーザー権限だけでインストール可能。Store が自動的に最新版へ置き換えるので手動更新が不要です。
公式サイト版(.exe インストーラ) カスタムインストールオプションやポータブル版、企業環境での配布がしやすい。インストーラは Microsoft のサーバから直接取得します。

本稿では「VS Code のインストール」→「自動更新の確認」→「Python 開発に必要な最低限の設定」の流れを 初心者でも手順通りに進められるよう、図解・コマンド例付きでまとめます。


Microsoft Store 版と公式サイト版のインストール手順

1. Microsoft Store 版(おすすめ初心者向け)

  1. Microsoft Store アプリを起動
  2. タスクバーの検索ボックスに「Store」と入力し、表示されたアプリを開く。

  3. 「Visual Studio Code」を検索

  4. 検索結果の中から 「Visual Studio Code」(Microsoft が提供) を選択。

  5. 「取得」→「インストール」 をクリック

  6. インターネット接続があれば自動でダウンロード&インストールが完了します。

  7. インストール完了後に起動

  8. 初回起動時に「VS Code が更新されています」と表示されたら、最新バージョンです。

ポイント:Store 版は %LocalAppData%\Microsoft\WindowsApps にショートカットが作成されます。インストール先は内部で管理され、通常のプログラム一覧(「設定」→「アプリと機能」)にも表示されます。

2. 公式サイト版(高度な設定やポータブル利用をしたい方向け)

手順 内容
① ダウンロード https://code.visualstudio.com/ にアクセスし、画面右上の 「Download for Windows」 をクリック。VSCodeUserSetup-x64-*.exe が取得されます。
② 実行 ダウンロードした .exe をダブルクリック → 「次へ」を数回クリックしてインストールを進める。
※「Add to PATH」にチェックを入れると、コマンドプロンプトや PowerShell から code コマンドが使えるようになります。
③ カスタムオプション 「Create a desktop icon」「Register code as an editor for supported file types」 など必要に応じて選択。
※企業環境では管理者権限でインストールし、%ProgramFiles%\Microsoft VS Code に配置することが一般的です。
④ 完了 インストーラの指示に従い「完了」ボタンを押すと、スタートメニューに Visual Studio Code が登録されます。

自動更新設定の確認・変更方法

VS Code は起動時に自動で最新リリース情報(GitHub の Microsoft/vscode リポジトリ)を取得し、利用可能な場合はバックグラウンドでダウンロードします。この機能は デフォルトで有効 ですが、万が一オフになっているケースに備えて確認手順を示します。

  1. VS Code を起動 → 左下の歯車アイコン(⚙)→ 「Settings」
  2. 設定検索欄に update と入力
  3. 表示される項目 「Update: Mode」default になっているか確認
動作
default 自動的にバックグラウンドで更新をダウンロードし、再起動時に適用
manual 更新は通知のみ。手動で「Help → Check for Updates」から適用

手動で更新を確認したいとき

  • メニューバー 「Help → Check for Updates」 を選択
  • またはコマンドパレット (Ctrl+Shift+P) で “Check for VS Code Updates” と入力

注意:Microsoft Store 版の場合、Store アプリ側の自動更新設定が優先されます。Settings → Apps → Automatic updates が有効かどうかも併せて確認してください。


Python(3.12 系)を VS Code に組み込む流れ

1. Python 本体のインストール(公式サイト版)

手順 内容
① ダウンロード https://www.python.org/downloads/windows/ → 「Download Windows installer (64-bit)」をクリック。
② インストーラ実行 python-3.12.x-amd64.exe を起動。必ず最初の画面で 「Add Python 3.12 to PATH」 にチェックを入れる。
③ カスタムインストール(任意) 「Customize installation」を選択 → pip, tcl/tk, IDLE など必要なオプションはすべてオンにしておく。
※「Install for all users」にするとシステム全体で利用可能になりますが、管理者権限が必要です。
④ 完了 「Close」ボタンでインストーラを終了し、python --version でバージョン確認(PowerShell/コマンドプロンプト)

2. VS Code 側の設定

  1. Python 拡張機能のインストール
  2. 左側サイドバーの「Extensions」 (Ctrl+Shift+X) → 検索ボックスに @tag:python と入力し、Microsoft が提供する 「Python」 をインストール。

  3. インタプリタ選択

  4. ステータスバー左下に表示される Python バージョン(例:Select Interpreter)をクリック → Python 3.12.x が一覧に出てくればそれを選択。

ポイント:拡張機能はインタプリタが見つからないと自動的に「Python がインストールされていません」と通知します。その場合は上記手順で PATH が正しく設定されたか再確認してください。


仮想環境の作り方 ― venv と Poetry の比較・実装例

対象:初心者が「プロジェクトごとに依存関係を分離」したいケースを想定しています。

1. 標準ライブラリ venv を使う(最もシンプル)

venv のメリット・デメリット

項目 内容
メリット - Python 本体だけで完結
- 追加ツール不要、学習コストが低い
デメリット - パッケージ管理は pip のみ
- ビルド・パブリッシュ機能がない

2. Poetry を使う(依存関係とビルドを一括管理)

(1) Poetry 本体のインストール

2024 年時点で公式推奨されている手順です。

  • インストール後、$HOME\.poetry\bin が自動的に PATH に追加されます。
  • 確認: poetry --version と入力しバージョンが表示されれば成功です。

(2) プロジェクトの初期化と仮想環境作成

Poetry のメリット・デメリット

項目 内容
メリット - pyproject.toml に依存関係とビルド設定を一元管理
- 依存解決が高速で衝突が起きにくい
- poetry publish でパッケージ公開までサポート
デメリット - 初回インストールに少し手間(公式スクリプトの実行)
- venv に比べて学習コストが高め

VS Code と Poetry の連携ポイント

  • プロジェクトフォルダーを 「File → Open Folder」 で開くと、ステータスバー左下に .venv が自動表示されます。
  • 表示されたインタプリタをクリックし、「Python: Select Interpreter」で選択すると、以降の実行・デバッグは Poetry の仮想環境が使われます。

おすすめ拡張機能(最低限)

拡張名 主な機能 インストール手順
Python (Microsoft) 実行、デバッグ、Lint、IntelliSense Extensions (Ctrl+Shift+X) → Python → Install
Pylance 高速型推論・補完(LSP) 同上で Pylance 検索
Jupyter .ipynb ノートブックの編集・実行 Jupyter を検索してインストール
Black Formatter PEP 8 準拠の自動整形 Black Formatter → Install
isort インポート文の自動並び替え isort → Install

日本語化は「Japanese Language Pack for VS Code」をインストールすると UI が日本語になります。
テーマ例:One Dark Pro(暗め背景)や Catppuccin Mocha(柔らかい配色)がおすすめです。


エディタ内でコードを走らせ、デバッグする手順

1. シンプルなスクリプトを書いて実行

  • ファイルを保存 → ステータスバー左下の Python インタプリタが正しく選択されていることを確認。
  • エディター右上に表示される Run ▶︎ ボタン(または Ctrl+Alt+N)をクリックすると、統合ターミナルで実行結果が即座に表示されます。

2. デバッグの基本操作

  1. 行番号左側をクリックしてブレークポイント(赤丸)を設定。
  2. キーボードショートカット F5 を押すか、デバッグサイドバーの緑色再生ボタン → 「Run and Debug」→「Python File」選択。
  3. デバッグパネルに Variables, Watch, Call Stack, Breakpoints が表示され、変数の中身や実行経路をリアルタイムで確認できる。

3. ターミナルシェルの変更(PowerShell ↔ Windows Terminal)

  • Ctrl+, で Settings を開き → 「Terminal」→「Integrated」→「Default Profile」から希望のシェルを選択。
  • 設定後は統合ターミナルを再起動すると反映されます。

ポイント:VS Code のデバッグ実行は、あらかじめ設定した仮想環境(.venv や Poetry の .venv)の Python が自動的に使用されます。手動でシェルを切り替える必要はありません。


まとめ

項目 主なポイント
インストール Store 版はワンクリック、公式サイト版はカスタム設定が可能。どちらも自動更新がデフォルトで有効です。
自動更新の確認 Settings → Update: Modedefault かチェックし、必要なら手動で「Check for Updates」実行。
Python の導入 公式インストーラで Add Python to PATH を必ず有効化 → VS Code の Python 拡張でインタプリタ選択だけ完了。
仮想環境 venv はシンプル、Poetry は依存管理・ビルドまで一括管理できる。どちらも VS Code が自動検出します。
必須拡張 Python, Pylance, Jupyter, Black, isort の 5 つで開発環境はほぼ完成。日本語パックと好みのテーマで UI を整えるだけです。
実行・デバッグ エディタ上部の Run ▶︎ ボタンまたは F5 デバッグキーだけで完結。統合ターミナルは PowerShell でも Windows Terminal でも好きな方を設定可能です。

これらの手順に沿って作業すれば、Windows 上で VS Code と Python の最新環境が数分で構築でき、以降はコードを書くだけのシンプルな開発フローが実現します。ぜひ試してみてください!

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