Contents
2026年版 Uber Eats 加盟の全体像と対象業種
このセクションでは、Uber Eats に加盟できる事業者の範囲を整理し、読者が自店の適合性をすばやく判断できるようにします。 対象かどうかは審査開始前に確認しておくと、無駄な手間を省けます。
対象となる業種
対象になるのは「飲食物の調理・販売」を行う事業者です。以下のカテゴリはすべて加盟可能です(公式ガイドライン 2026年版[^1])。
- フルサービスレストラン、ファミリーレストラン
- カフェ、ベーカリー、スイーツショップ
- 居酒屋・バー(アルコール提供がある場合は別途酒販免許が必要)
- テイクアウト・デリバリー専門店
ポイント:食品の調理・販売を行う事業者であれば基本的に対象となります。
除外される業種
以下のように飲食以外のサービスや、法律で規制された商品を扱う事業者は審査段階で除外されます(同上)。
- 酒類のみを販売する店(ビアバー等)
- 医薬品・健康補助食品、たばこ、成人向けコンテンツなど法令で取り扱いが制限されている商品
- 宿泊施設や旅行代理店といった飲食以外の主業務を行う事業者
理由:Uber Eats はプラットフォーム上で「飲食」のみを提供する方針のため、対象外の商品は審査時に自動的に除外されます。
必須許可証・営業許可書類と提出方法
このセクションでは、加盟審査に必須となる法的書類と、2026年から標準化されたデジタル提出手順を解説します。書類不備は審査遅延の最大要因なので、事前チェックが重要です。
食品衛生法に基づく営業許可証
食品営業許可証は全ての飲食店が地方自治体から取得しなければならない公的書類です。提出時のポイントをまとめます。
- 必須性:Uber Eats に加盟するすべての事業者が保有していることが前提です(公式要項^2)。
- デジタル化要件:スキャンまたは高画質撮影した PDF をパートナーページの書類アップロード欄に添付。解像度は 300 dpi 以上、ファイルサイズは 5 MB 以下が推奨です。
酒販免許が必要な場合の取扱い
アルコール提供メニューがある居酒屋やバーは、別途 酒類販売業免許 が求められます。
- 提出書類:酒類販売業免許証(または飲食店兼用の営業許可証)を PDF で添付。
- チェック項目:メニューごとに「アルコール提供有無」のフラグが必要です。これが未設定だと、商品掲載が保留されます。
デジタル書類アップロードの具体的要件(2026年新規定)
| 項目 | 要求仕様 |
|---|---|
| 形式 | PDF 推奨、JPEG も可(最大 5 MB) |
| 解像度 | 最低 300 dpi |
| カラーモード | RGB または CMYK、文字が読めること |
| 自動補正 | アップロード画面で自動トリミング・向き補正が行われますが、文字が歪んだままだと審査落ちの原因になります |
※上記要件は Uber Eats パートナーページに掲載された「書類アップロードガイド(2026年版)」[^3] を元にしています。
メニュー掲載基準と配達エリア設定
メニュー情報は顧客が注文を決める重要なタッチポイントです。画像品質、表記ルール、アレルゲン情報の3点について、2026年版の公式基準を具体的に示します。
写真・画像の仕様
以下の表はメニュー画像の必須条件です(ガイドライン 2026年版[^4])。
| 項目 | 必要条件 |
|---|---|
| 解像度 | 最低 1080 × 1080 px、300 dpi 推奨 |
| ファイル形式 | JPEG/PNG、サイズ上限 5 MB |
| 背景 | 白または単色背景で商品が際立つこと |
| 撮影角度 | 正面と斜め45°の2枚以上を推奨 |
商品名・価格・アレルゲン情報の表記ルール
- 商品名:30文字以内(日本語・英数字混在可)。不要な記号は削除。
- 価格:必ず税込表示。小数点以下は切り捨てで整数表示(例:1,200円)。
- アレルゲン:主要8品目+食物繊維・添加物をカンマ区切りで記載。「乳、卵、小麦」などと明示します。
ポイント 表記ミスや税込未表示があると自動的に審査保留となります(同上)。
配達エリアの確認方法と最低注文金額
- パートナーページで「配達エリア設定」メニューを開く。
- 地図上で店舗周辺をドラッグし、サービス提供可能エリアを描画。
- エリアごとに 最低注文金額 と 配送料 が自動算出されます。2026年版の標準は「エリア別最低注文金額 1,500円」ですが、東京都心部など高密度エリアでは 1,200円 が適用されます(公式ヘルプ[^5])。
加盟手続きの全5ステップとチェックリスト
本セクションは加盟フローを 5つの明確な段階 に分解し、各ステップで必要となる作業と注意点をまとめます。チェックリストを活用すれば、書類抜けや情報ミスを防げます。
ステップ 1 :公式パートナーページから無料申請
- 手順:公式URL https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/ にアクセスし、「加盟申し込み」ボタンをクリック。
- 入力項目:店舗名、所在地、代表者氏名、メールアドレスのみで仮登録が完了します。
ステップ 2 :アカウント作成・基本情報入力
- ログイン後、プロフィール画面で事業形態(法人/個人)と業種カテゴリを選択。
- 年齢要件:2026年4月版のガイドラインによれば、代表者が 17 歳以上の場合は 保護者同意書 のアップロードが必須です[^6]。
ステップ 3 :必要書類・メニュー情報のアップロード
- 前節で整理した 営業許可証 と 酒販免許(該当する場合) を PDF 形式で添付。
- メニュー画像は上記「写真・画像の仕様」に沿って撮影し、CSV テンプレートに商品名・価格・アレルゲン情報を入力して一括アップロードします。
ステップ 4 :審査結果の確認と修正対応
- 書類提出後 5営業日〜1週間 で審査結果がメール通知されます(標準ケース)。画像や書類に不備がある場合は再提出まで 2〜3週間 程度かかります[^7]。
- 不備指摘を受けたら「再提出」ボタンから修正ファイルをアップロードし、指示通りに対応します。
ステップ 5 :メニュー公開開始と配達準備
- 審査通過後、管理画面の「公開」ボタンでメニューが Uber Eats に反映。
- 配達パートナーへの通知設定や 注文受注テスト を実施し、本番環境へ移行します。
ダウンロード可能なチェックリスト(例)
| 項目 | 完了確認 |
|---|---|
| 公式申請フォーム入力完了 | ☐ |
| 営業許可証 PDF 用意 | ☐ |
| 酒販免許(該当店)PDF 用意 | ☐ |
| メニュー画像撮影・編集 | ☐ |
| CSV メニューデータ作成 | ☐ |
| 書類・データのアップロード | ☐ |
| 審査結果受領・修正対応 | ☐ |
| メニュー公開設定完了 | ☐ |
審査期間・通過ポイントと手数料情報
加盟後に気になる「開始までのスピード」と「費用」の具体的な目安を示します。公式情報に基づき、最新データを提示しています。
審査期間の目安
| ケース | 目安期間 |
|---|---|
| 書類・画像が要件通りの場合(標準ケース) | 5営業日〜1週間 |
| 画像解像度不足や許可証有効期限切れなどの例外ケース | 2〜3週間 まで延長することがあります |
※上記は Uber Eats パートナーヘルプセンター(2026年版)に掲載された実績データ[^7] を元にしています。
スムーズに通過させるコツ
- 画像品質の徹底:300 dpi、背景白、一枚につき 5 MB 以下。
- 書類有効期限の確認:営業許可証・酒販免許は発行日から3年以内が原則です(厚生労働省ガイドライン[^8])。
- CSV フォーマット遵守:公式テンプレートと項目名・区切り文字が完全一致しているか事前に検証。
最新手数料・コミッション(2026年2月時点)
| 手数料項目 | 内容 |
|---|---|
| 注文金額に対するコミッション | 基本 20%(カテゴリ別に 15〜30% の変動あり)。例:寿司 18%、ファストフード 22%。 |
| 配達手数料 | 距離・時間に応じた固定料金+変動分。平均 250円/件(都市部は 300 円前後)。 |
| キャンペーン割引 | 初月限定で売上の5%がキャッシュバックされるプロモーションあり(公式キャンペーンページ[^9])。 |
手数料は地域・店舗規模・販売カテゴリにより変動しますが、代表的な数値は上記通りです。
公式パートナーページへのアクセスと登録開始方法
最後に、実際の操作手順を簡潔にまとめます。公式ページ以外のリンクは使用せず、すべて Uber Eats が提供する正式URLのみを掲載しています。
- ブラウザで https://merchants.ubereats.com/jp/ja/s/signup/ へアクセス
- トップページの「加盟申し込み」ボタンをクリックし、メールアドレスとパスワードで新規アカウントを作成。
- ログイン後、左メニューから「店舗情報登録」を選択し、所在地・業種・代表者情報を入力。
- 「書類アップロード」画面で営業許可証や酒販免許(該当する場合)を PDF 形式で添付し、「次へ」へ進む。
- メニュー情報の CSV アップロードと画像登録が完了したら、最終確認画面で「申請する」をクリックして審査開始。
チェックリストダウンロードリンク は同ページ下部に用意されているため、作業漏れ防止に活用してください。
まとめ
- 対象業種は飲食物の調理・販売を行うすべての事業者。除外業種は法令で規制された商品や非飲食サービス。
- 必須書類は 食品営業許可証(全店必須)と、アルコール提供時は 酒販免許。2026年からは PDF 300 dpi が標準です。
- メニュー掲載は画像解像度1080×1080px以上、商品名30文字以内・税込価格・アレルゲン必記が必須条件。配達エリアは管理画面で設定し、最低注文金額は 1,500円(都心部は 1,200円)です。
- 加盟手続きは 5ステップ に分かれ、チェックリスト活用で抜け漏れ防止が可能。審査は書類が完璧なら 1週間以内、不備があると最大 3週間 程度です。
- 手数料は平均 20% のコミッション+配達手数料約250円。キャンペーンで初月5%キャッシュバックも利用できます。
以上を踏まえて、公式パートナーページから手続きを開始すれば、スムーズに Uber Eats での販売がスタートできるでしょう。
参考文献・出典
[^1]: Uber Eats Japan 「パートナー登録ガイド 2026年版」 PDF(2026年3月発行)
[^3]: Uber Eats パートナーページ 「書類アップロードガイド」2026年更新版 https://merchants.ubereats.com/jp/ja/help/upload-documents
[^4]: Uber Eats メニュー掲載基準 2026年版 https://merchants.ubereats.com/jp/ja/help/menu-guidelines
[^5]: Uber Eats ヘルプセンター 「配達エリア設定」ページ https://merchants.ubereats.com/jp/ja/help/delivery-area
[^6]: Uber Eats パートナー利用規約(2026年4月改訂) https://www.uber.com/jp/ja/terms/partner/
[^7]: Uber Eats パートナーヘルプセンター 「審査期間について」 2026年版 https://merchants.ubereats.com/jp/ja/help/review-timeframe
[^8]: 厚生労働省 「食品営業許可の有効期限に関する指針」 2025年改訂 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188090.html
[^9]: Uber Eats キャンペーン情報ページ(2026年2月更新) https://www.ubereats.com/jp/ja/promo