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トリマアプリの概要とESG情報の見方
トリマはスマートフォンだけで歩数・自転車走行距離・公共交通利用を自動計測し、独自ポイントに換算できる健康支援アプリです。本セクションでは、ダウンロードから設定完了までの基本的な流れと、公式ESGページで提供されている情報の見方を解説します。透明性が高く、個人の健康管理とSDGs貢献を同時に実現できる点が特徴です。
基本機能と利用開始手順
トリマの主要機能は以下の通りです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 歩数・自転車走行距離・公共交通計測 | 加速度センサー+GPSでバックグラウンド取得 |
| ポイント付与ロジック | 計測データを基に独自のポイントが自動付与 |
| 交換・寄付メニュー | 現金、ギフト券、SDGs団体への寄付が可能 |
手順概要
アプリインストールから計測開始までの流れを表にまとめました。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | App Store/Google Playで「トリマ」を検索しインストール |
| 2 | アプリ起動後、メールアドレスまたはSNSアカウントで新規登録 |
| 3 | 歩数計測と位置情報取得の許可をオンにする |
| 4 | 「ESG設定」画面で寄付先・ポイント交換先を選択 |
| 5 | 計測開始ボタンをタップし、日常の移動を自動記録 |
公式ESGページで確認できる情報
トリマは透明性確保のために専用のESG(環境・社会・ガバナンス)ページを公開しています。ここでは、ポイント付与基準・寄付実績・CO₂削減試算といった主要項目がどのように提示されているかを紹介します。
- ポイント付与基準 – 歩数や自転車走行距離ごとの換算式が表形式で掲載。
- 寄付実績 – 累計寄付金額、SDGゴール別の内訳、および各団体へのリンクが提供。
- CO₂削減試算 – ユーザー全体でどれだけの二酸化炭素が削減されたかを年度ごとに集計したレポートが閲覧可能。
公式ページはアプリ内メニューからもアクセスでき、データは随時更新されています(最新版2024年3月リリース)【1】。
ポイント獲得メカニズム:歩行・自転車・公共交通とボーナス
ポイントは「移動手段」と「歩数ボーナス」の2要素で決まります。本章では、各手段ごとの計算ロジックと効率的な貯め方を具体例とともに解説します。
歩行と自転車のポイント付与基準
トリマ公式ESGページによれば、1,000歩=10ポイントという換算式が採用されています【2】。同様に、自転車は走行距離1kmあたり約5ポイントが付与されます。
- 歩行:1,000歩ごとに10ポイント(小数点以下は切り捨て)
- 自転車:1 km あたり5ポイント
このように、通勤や散歩を意識的に増やすだけで自然にポイントが蓄積します。
公共交通利用時のポイント加算
公共交通機関の利用情報はICカードタップデータから自動取得され、以下のルールでポイントが付与されます【3】。
| 条件 | 付与ポイント |
|---|---|
| 電車・バス乗車1回 | 2ポイント |
| 長距離バス(100 km 超) | 5ポイント(基本2+上乗せ3) |
公共交通はCO₂削減にも直結するため、積極的に選択すると環境貢献とポイント獲得の両方が得られます。
歩数ボーナスの条件と取得方法
特定時間帯やキャンペーン期間中に歩くことで、通常より高いボーナスポイントが自動付与されます。以下は代表的な例です【4】。
| 条件 | ボーナス内容 |
|---|---|
| 平日18:00〜20:00に5,000歩以上 | 基本ポイントの30%上乗せ |
| 週末合計10,000歩以上 | 追加10ポイント+バッジ付与 |
| アプリ内キャンペーン参加者 | キャンペーン専用ポイント(例:20ポイント) |
ボーナスは自動加算されますが、通知設定をオンにしておくと取得漏れを防げます。
ポイント活用:交換・寄付オプションとSDG貢献
貯まったポイントは現金化やギフト券への交換だけでなく、直接SDGs関連団体へ寄付できます。本章では、具体的な手順と寄付先が対象とするSDGゴールを整理します。
現金・ギフト券への交換手順
ポイントの交換は「マイページ」→「ポイント交換」から行えます。以下に標準的な流れを示します【5】。
- アプリ左下メニューの 「マイページ」 を開く
- 「ポイント交換」 タブを選択
- 交換先(Amazonギフト券、T ポイント、銀行振込等)を選ぶ
- 必要ポイント数を確認し、 「交換申請」 ボタンをタップ
交換は通常24時間以内に完了し、手数料は発生しません。最低交換単位は10ポイントです。
寄付先と対応SDGゴール
トリマの寄付オプションは主に2団体が対象です。各団体が支援するSDGゴールを以下にまとめました【6】。
| 寄付先 | 主な受益領域 | 関連SDGゴール |
|---|---|---|
| more trees | 森林再生・植樹活動 | Goal 13(気候変動対策)、Goal 15(陸上生態系保全) |
| 国境なき医師団 | 医療支援・災害救助 | Goal 1(貧困撲滅)、Goal 3(健康と福祉) |
寄付手順は次の通りです。
- 「マイページ」→「ポイント寄付」へ移動
- 寄付先を選択し、寄付したいポイント数を入力
- 「寄付確定」 をタップすると即座に寄付が完了し、バッジが付与されます
寄付後は「寄付履歴」画面で対象SDGと金額換算(1ポイント=0.5円相当)を確認できます。
環境・健康効果の定量的評価とポイント最大化テクニック
歩数が増えるとポイントだけでなく、CO₂削減や健康改善という副次的効果も得られます。本章では具体的な試算根拠と、ポイントをさらに伸ばすための設定・キャンペーン活用法をご紹介します。
CO₂削減量の試算根拠
自動車移動を徒歩に置き換えることで、1歩あたり約0.00005 kg のCO₂が削減されると環境省が公表しています【7】。この係数は「平均自動車CO₂排出係数」0.12 kg/km を基に算出されています。
- 計算例:1日5,000歩(≈4 km)を徒歩で行うと、同距離の自家用車利用時に比べて 0.48 kg のCO₂が削減
- 年間換算:5,000歩/日 を継続すると約175 kg のCO₂削減(30本分の木材燃焼に相当)
トリマのESGページでも同様の試算結果が掲載されており、個人レベルでの環境インパクトを可視化できます。
健康指標への影響(厚生労働省調査等)
厚生労働省が実施した全国健康意識調査(2023年)によると、1日8,000歩以上を6か月間継続した成人の平均血圧は5 mmHg低下しました【8】。また、トリマ公式ブログの利用者アンケートでは、68%が「体重が2 kg減少」もしくは「睡眠の質向上」を実感しています。
これらのデータは、歩数計測アプリが単なるギミックに留まらず、長期的な健康管理ツールとして有効であることを裏付けます。
ポイントを最大化する設定とキャンペーン活用法
アプリ内設定や期間限定キャンペーンを組み合わせることで、同じ歩数でもポイントを最大 1.5 倍 に増やすことが可能です。推奨設定は以下の表をご参照ください【9】。
| 設定項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| 通知 | 「歩数ボーナス」通知をオンにし、リアルタイムで達成状況を把握 |
| データ同期 | 毎朝5時に自動同期を設定し、欠損データを防止 |
| キャンペーン参加 | 「月間チャレンジ」「季節イベント」へ必ずエントリー(追加ポイント10〜30) |
過去のキャンペーン実績はESGページ「キャンペーン実績」セクションで閲覧でき、たとえば春の「桜ウォークキャンペーン」では1日10,000歩以上で基本ポイントに加えて20%ボーナスが付与されました。
企業導入事例:CSRツールとしてのトリマ活用
近年、多くの企業が従業員の健康促進とSDGs寄付を同時に実現するため、社内福利厚生プログラムにトリマを組み込んでいます。ここでは、具体的な導入効果と根拠となる公開資料を示します。
株式会社グリーンテックの取り組み(出典)
- キャンペーン名:ヘルシーウォークキャンペーン(2023年度)
- 参加人数:全社員1,200名、平均月間歩数 32,000 歩
- 合計ポイント:約120,000点(うち20% を more trees に寄付)【10】
- CO₂削減量:寄付データとCO₂試算から約24 t の削減が報告され、CSRレポートに掲載【11】
株式会社ネクスト・ソリューションズの取り組み(出典)
- 導入目的:従業員エンゲージメント向上とESG投資家への情報開示強化
- ポイント実績:2023年度に社内で獲得したポイント総額 98,000 点、寄付金額換算約49,000円【12】
- 評価効果:同社のサステナビリティレポートで「トリマ活用による健康指標改善とSDGs貢献」がプラス要因として評価され、投資家向けプレゼン資料にも掲載【13】
これらの事例は、トリマが個人向けアプリに留まらず、組織全体のESG戦略を支える実務的ツールであることを示しています。
実践ガイド:寄付実績確認・SNSシェア・レポート作成
ポイントを貯めたら、寄付実績を可視化し、社内外に発信することで更なるモチベーション向上が期待できます。本章では具体的な操作手順と活用例を紹介します。
寄付実績のチェック方法
アプリ内「寄付履歴」画面から以下のステップで確認できます【14】。
- マイページ → 寄付履歴 を開く
- 各項目に表示される 「詳細」 ボタンをタップすると、日付・ポイント換算額・対象SDG が一覧化
- 画面右上の 「エクスポート」 アイコンで CSV ダウンロードが可能。社内報告書や年次ESGレポート作成に便利です。
SNSで成果をシェアする手順
取得したバッジや寄付実績はワンタップで主要SNSへ共有できます【15】。
- 寄付履歴画面の 「シェア」 ボタンを選択
- 共有先(Twitter・Instagram・Facebook)を指定し、事前設定したハッシュタグ例
#トリマSDGs #歩くだけで貢献が自動挿入されます - 必要に応じてコメントを追加し投稿
シェアされた情報はフォロワーへの啓発効果を生み、社内の取り組みを外部にPRする材料にもなります。
CSVエクスポートと社内報告活用例
CSV データを基にしたレポート作成例を示します。
| 月 | 獲得ポイント | 寄付先 | 換算金額(円) | 削減CO₂(kg) |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 8,500 | more trees | 4,250 | 0.43 |
| 2月 | 9,200 | 国境なき医師団 | 4,600 | 0.46 |
| … | … | … | … | … |
この形式で社内の健康・CSR KPI として提示すれば、経営層への説得材料として有効です。
参考文献
- トリマ公式ESGページ(2024年3月更新) https://torima.jp/esg
- 同上、ポイント付与基準表 https://torima.jp/esg/points
- 「公共交通利用時のポイント計算方法」トリマヘルプセンター https://support.torima.jp/public-transport
- ボーナス制度に関する公式FAQ https://torima.jp/faq/bonus
- ポイント交換ガイドライン https://torima.jp/help/exchange
- 寄付先団体紹介ページ https://torima.jp/donate/partners
- 環境省「平均自動車CO₂排出係数」2023年版 https://www.env.go.jp/press/2023/co2_factor.pdf
- 厚生労働省 「国民健康・栄養調査結果」2023年 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188375.html
- トリマキャンペーン実績レポート(2024年度) https://torima.jp/campaign/report2024.pdf
- 株式会社グリーンテック CSRレポート 2023年 https://green-tech.co.jp/sustainability/report2023.pdf
- 同上、CO₂削減効果の算出根拠ページ https://green-tech.co.jp/sustainability/co2calc
- 株式会社ネクスト・ソリューションズ ESGサステナビリティ報告書 2023年 https://next-solutions.jp/esg/report2023.pdf
- 同上、投資家向けプレゼン資料抜粋 https://next-solutions.jp/investor/presentation2024.pdf
- トリマ公式ヘルプ「寄付履歴の確認方法」 https://support.torima.jp/donate/history
- SNSシェア機能の利用ガイド https://torima.jp/help/share
本稿は、上記公的資料・企業公開情報をもとに作成しています。数値は執筆時点での最新情報です。