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Rust MODサーバー構築の前に知っておきたいVPS選定ポイント
Rust MODサーバーを安定して運用するには、8GBメモリ以上のVPSプラン選びが不可欠です。特に初心者向けに推奨される「最低8GBメモリ」は、ゲームエンジンの動作とMODの処理に必要なリソースを確保するための基準です。以下ではVPS選定時の判断基準と、性能確保方法について詳しく説明します。
8GBメモリ以上の理由と性能確保方法
Rustサーバーはゲームプレイ中の物理演算やMODの処理に多くのリソースを消費します。8GBメモリが最低限の理由は、以下の通りです:
- マルチプレイヤー接続時の負荷対応: 10人以上のプレイヤーが同時に接続する場合でも、サーバーの安定性を維持できます。
- MODの実行環境確保: Oxide(uMod)などのプラグインがスムーズに動作するためのメモリ空間を確保します。
VPSプロバイダーを選ぶ際は、SSDストレージの速度やCPUコア数のバランスも確認してください。例えば、2CPU・8GBプランで「パフォーマンス最適化済み」のものを選ぶと効果的です。
SteamCMDによるRustサーバーの基本インストール手順
SteamCMDはRustサーバーを構築する際の必須ツールです。公式ガイドに沿った手順で、Windows/Linux環境での導入方法とサーバー起動ファイルの生成プロセスを解説します。
Windows/LinuxでのSteamCMD導入
SteamCMDをインストールするには、以下のようなステップが必要です:
- 公式サイトからWindows/Linux用のSteamCMDバイナリをダウンロードし、任意のディレクトリに保存します。
- コマンドプロンプト(Windows)またはターミナル(Linux)を開き、SteamCMDの実行ファイルに移動します。
./steamcmd.sh(Linux)またはsteamcmd.exe(Windows)を実行し、ログイン認証情報を入力します。
注意: Rustサーバーを構築する際は、SteamCMDでRustのクライアントバージョンではなく、「Rust Dedicated Server」をインストールする必要があります。以下に詳細な手順を記載します。
Rust Dedicated Serverのインストール手順
-
SteamCMDにログイン後、以下のコマンドを実行します:
bash
login your_steam_username your_steam_password -
「Rust Dedicated Server」をダウンロードするため、次のコマンドを入力します:
bash
force_install_dir /path/to/rust_server
app_update 385640 validate -
インストールが完了したら、サーバー起動用のスクリプト(例:
start.sh)を作成し、以下のように記述します:
bash
cd /path/to/rust_server
./RustDedicated -batchmode -nographics -port=28015 -maxplayers=32 -configfile=config.cfg
Oxide(uMod)の導入と初期設定方法
Oxide(uMod)はRustサーバーにMODやカスタム機能を追加するために必要なプラグインです。最新バージョンの導入手順と、重要な構成ファイルの確認方法を解説します。
最新版の確認・ダウンロード
Oxide(uMod)は公式サイトから最新版を入手可能です。以下の手順で導入します:
- Rustサーバーのホームディレクトリに
oxideというフォルダを作成し、移動します。 -
公式サイトから最新バージョンのOxide(uMod)をダウンロードし、解凍して配置してください。
ダウンロードURL: https://umod.net/downloads
-
oxide/フォルダ内に以下のディレクトリ構造を作成します: ModLoader/(Oxide本体)Mods/(MODファイルを配置する場所)
導入後の確認ポイント: Oxideのバージョンは、Rustサーバーの公式リリースと一致しているか必ず確認してください。不一致が原因でMODが動作しない場合があります。
自動更新機能の活用
Oxide(uMod)には自動更新機能が搭載されています。oxide/Config/oxidemod.cfgファイルを編集し、以下のように設定します:
|
1 2 |
"AutoUpdate" "true" |
これにより、Rustサーバーのバージョンアップに合わせてOxide(uMod)も自動で更新されます。
MODファイルの配置場所と整合性チェック
MODファイルを誤って配置すると、サーバーが起動しなかったり、MODが正しく読み込まれなかったりします。正しいディレクトリ構成とファイル検証方法について解説します。
Oxide用フォルダ構造の理解
Rust MODはoxide/ModLoader/Modsというフォルダ内に配置する必要があります。以下の構造を確認してください:
| 項目 | 説明 |
|---|---|
oxide/ |
Oxide(uMod)本体とMODが格納されるディレクトリ |
ModLoader/ |
Oxide(uMod)のカーネルファイル |
Mods/ |
MODアーカイブを展開したディレクトリ |
注意: MODアーカイブを直接このフォルダにコピーするのではなく、
.zip形式で解凍してから配置してください。また、MODのバージョンとRustサーバーのバージョンは一致させる必要があります。
ファイアウォール設定とネットワーク接続確認
VPS環境ではポート開放が必須です。特にRustサーバーではUDP 7777とTCP 28015のポートを開けなければなりません。
UDP 7777/TCP 28015ポートの開放手順
プロバイダーによって設定方法は異なりますが、以下の手順が一般的です:
- VPS管理画面(例:DigitalOcean)の「ネットワーク」タブにアクセスし、必要ポートを指定します。
- firewalldやiptablesなどのファイアウォール設定でポートを開きます。
- Linuxの場合:
sudo ufw allow 7777/udp && sudo ufw allow 28015/tcp - 接続テストのコマンド:
bash
telnet your_vps_ip 7777
telnet your_vps_ip 28015
注意: テスト前に、Rustサーバーが実行中の状態にしてください。ポート開放してもサーバーが起動していなければ接続できません。
Linux環境でのtelnetクライアントのインストール
Linuxではtelnetコマンドがデフォルトでインストールされていない場合があります。以下の手順でインストールしてください:
-
パッケージリストを更新
bash
sudo apt update -
telnetクライアントのインストール
bash
sudo apt install telnet
サーバー起動後の初期チェックとエラーデバッグ
MODを導入した後も、ログファイルの確認とエラーの見分け方は重要です。初期チェックの手順と代表的なエラーケースを解説します。
ログファイルの基本的な読み方
Rustサーバーのログはlogs/oxide.logに保存されています。以下の内容を重点的に確認してください:
ERROR: Failed to load plugin→ MODのファイル構造が不正な場合Oxide initialized with 0 plugins loaded→ OxideがMODを読み込んでいない可能性あり
代表的な解決策:
- ログに「Plugin Load Failed」と表示されている場合、MODアーカイブの解凍場所を再確認してください。
-oxide/ModLoader/Modsフォルダ内に.dllや.csなどのファイルが正しく配置されているかチェックします。
まとめ
- VPSは最低8GBメモリ以上で選ぶこと
- SteamCMDでのRustサーバーインストールとOxideの導入を確実に実施
- MODファイルは
oxide/ModLoader/Mods内に配置し、整合性をチェック - UDP 7777とTCP 28015ポートを開放し、接続テストを行う
- サーバー起動後はログファイルでエラー確認を行い、初期チェックを実施
Rust MODサーバーの構築には、各ステップでの注意点が非常に重要です。本文で解説した手順に従うことで、初心者でも確実にMODサーバーを構築できます。