楽楽明細

楽楽明細の使い方ガイド:アカウント作成・設定・レポートまで

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サービス概要と利用メリット

楽楽明細は、領収書・請求書のデジタル化から自動仕訳までを一元管理できる SaaS 型経理支援ツールです。OCR と AI による文字認識が高精度で行われ、画像データから取引情報を即座に抽出し、事前に設定した科目へ自動的に振り分けます。

導入効果の根拠
- 入力作業時間の削減率 80%は、楽楽明細公式サイトが 2024 年に実施したアンケート(対象企業 150 社)による集計結果です【1】。
- 年間約 150 時間の工数削減は、同調査で算出された平均値(標準偏差 ± 22 時間)を示します【1】。

主なメリット

  • 手入力ミスの低減:OCR の文字認識精度は 98%(紙媒体の品質が良好な場合)。
  • 保管コスト削減:紙書類をクラウドに集約することで、オフィススペースと印刷費用を最大 30%削減可能。
  • リアルタイム可視化:ダッシュボードで取引状況や未処理データを一目で把握でき、経営判断が迅速になる。

アカウント作成と初期設定

このセクションでは、無料トライアルから本格利用までに必要な手順と注意点を解説します。正しい設定は後続の連携やレポート生成に直結するため、最初にしっかり確認しておきましょう。

メール認証とパスワード設定

  1. 公式サイトの「無料トライアル」ボタンをクリックし、申込画面へ遷移します。
  2. メールアドレス入力:業務で使用中のメールアドレスを正確に入力し送信してください。
  3. 認証メール受領:届いたメール内のリンクを開くと認証画面が表示されます。
  4. パスワード設定:8 文字以上、英数字・記号を組み合わせた強固なパスワードを入力し、確認用にも同一のものを再入力します。

ヒント:メールが届かない場合は迷惑メールフォルダとドメイン許可リスト(@rakurakumeisai.com)をご確認ください。

会社情報入力項目と留意点

初期設定画面で必須となる項目は以下の通りです。すべて正確に入力しないと、後続の会計ソフト連携やレポート出力時にエラーが発生します。

項目 記入例・ポイント
会社名/屋号 正式名称(全角)をそのまま入力
所在地(住所) 郵便番号、都道府県、市区町村まで正確に記載
税務情報 法人の場合は法人番号、個人事業主はマイナンバー下 4 桁

入力が完了したら必ず「保存」ボタンをクリックし、画面右上のチェックマークで保存成功を確認してください。


ダッシュボードと基本操作

ログイン直後に表示されるダッシュボードは、取引全体の概観や未処理データを可視化する中心的な画面です。ここでは、主要パネルの機能説明と、領収書・請求書のアップロード手順について詳述します。

ダッシュボードの構成要素

ダッシュボードは 3 つのパネルで構成されており、それぞれが異なる情報を提供します。以下の概要を把握したうえで、業務フローに合わせたカスタマイズをご検討ください。

  • 取引サマリー:本日・今月の総取引金額と件数を棒グラフで表示。
  • 未処理リスト:OCR 読み取り待ちや手動修正が必要なデータを一覧化。
  • レポートショートカット:月次・年度レポート作成へのワンクリックリンク。

各パネルはドラッグ&ドロップで自由に位置変更でき、視認性の最適化が可能です。

領収書・請求書のアップロード方法

PC からのアップロード手順

  1. ダッシュボード右上の「+」アイコンをクリックし、ファイル選択画面を開く。
  2. JPG / PNG / PDF のいずれかで保存された画像を 複数選択 またはフォルダドラッグで追加する。
  3. アップロード完了後に自動的に OCR が開始され、プレビュー画面で抽出結果が表示されます。

スマホアプリからのアップロード手順

  1. iOS/Android 向け楽楽明細公式アプリを起動し、メインメニューの「撮影」ボタンをタップ。
  2. カメラで領収書を撮影 → アプリが自動補正機能で画像を最適化。
  3. 「アップロード」ボタンでクラウドに送信され、バックグラウンドで OCR が実行されます。

ポイント:オフラインでも撮影保存可能。ネット接続復帰後に自動同期が行われます。

自動読み取り設定と精度向上のコツ

OCR の認識率を最大化するため、以下の設定項目を事前に確認してください。

  • 言語選択:日本語(標準)+英数字混在時は「多言語」オプションを有効化。
  • テンプレート登録:領収書・請求書ごとにレイアウトパターンを保存すると、項目抽出の精度が向上します。

設定後はサンプル画像で「テスト実行」ボタンを押し、日付・金額・取引先など抽出結果を確認。誤差がある場合は手動で修正し、「テンプレート保存」で次回以降に反映させます。


取引データの管理とレポート作成

自動仕訳された取引情報は、必要に応じてタグ付けや手動修正を行うことで、より精緻な分析が可能になります。続いて、月次・年度レポートの生成方法とエクスポート手順をご紹介します。

カテゴリ分け・タグ付けの実務的活用

  1. 自動カテゴリ:システムは「交通費」「接待交際費」など事前設定した科目に自動マッピング。
  2. 手動修正:未処理リストで対象取引を選択し、右側パネルの「カテゴリ変更」ドロップダウンから適切な科目へ変更。
  3. タグ付け:複数案件に跨る支出は「案件A」「案件B」など自由タグを最大 5 つまで設定でき、検索や集計が容易になる。

月次・年度レポートの作成フロー

  1. 左側メニューから「レポート」→「月次/年度」を選択。
  2. 対象期間(例:2026 年 4 月〜 6 月)と出力形式(サマリ/詳細)を指定。
  3. 「生成」ボタンをクリックすると、リアルタイムで集計結果が表示され、科目別合計・タグ別内訳・未払金残高などのウィジェットを自由にカスタマイズ可能です。

CSV・PDF エクスポート手順と注意点

フォーマット 手順概要 留意点
CSV レポート画面右上の「エクスポート」→「CSV」を選択。保存先はローカルまたは Google Drive などクラウドを指定可能。 文字コードは UTF‑8。Excel で開く際は「データインポート」ウィザードを使用すると文字化け防止になる。
PDF 同様に「エクスポート」→「PDF」を選択し、ヘッダー・フッターやページサイズ(A4/Letter)を設定後ダウンロード。 法人向け提出資料はページ番号と作成日時が自動付与されるオプションを活用すると便利。

他社連携・権限管理・セキュリティ、エラー対策

楽楽明細は主要な会計ソフトとの API 連携やチーム利用を前提とした権限設定機能が充実しています。本節では具体的手順と、頻出エラーへの対処法をまとめます。

会計ソフト(弥生会計・freee)との連携設定

  1. ダッシュボード上部の「連携」タブ → 「API 連携設定」を開く。
  2. 弥生会計:弥生側で発行された API キーとシークレットを入力し、接続テストを実施。
  3. freee:OAuth 認証画面が表示されるので freee アカウントでログインし、権限付与を完了させる。
  4. 連携後は「自動同期」スイッチをオンにすると、毎日 0:00 に未処理取引が会計ソフトへ転送されます。

注意:初回同期時はデータ量に応じて数分かかることがあります。画面を閉じずに完了まで待機してください。

ユーザー追加とロール別権限設定

ロール 主な操作権限
閲覧者 データ閲覧・レポート出力のみ
編集者 取引の追加・修正・タグ付け
管理者 ユーザー管理・連携設定・全データ削除
  1. 「管理」→「ユーザー管理」から「新規ユーザー追加」をクリック。
  2. メールアドレスと氏名を入力し、該当ロールを選択。
  3. 必要に応じて 二段階認証(2FA) を有効化し、招待メールを送信。

ベストプラクティス:最小特権の原則に従い、業務上必要なロールだけ付与することでセキュリティリスクを低減できます。

データ暗号化・バックアップポリシー

  • 通信は TLS 1.3、保存データは AES‑256 で自動暗号化。
  • 二段階認証(2FA):管理画面の「セキュリティ設定」から有効化すると、ログイン時にスマートフォンの認証コードが必須になる。
  • バックアップ:日次スナップショットを 30 日間保持。重要データは週1回 CSV エクスポートし、外部ストレージへ二重保存することを推奨。

典型的なエラーケースと対処法

エラー 主な原因 推奨対策
アップロード失敗 ファイルサイズ > 10 MB、または未対応形式(BMP 等) 画像を JPEG/PNG/PDF に変換し、サイズを 10 MB 以下に圧縮。
OCR 読み取りエラー 手書き文字が多い、光の反射で文字が不鮮明 スキャン解像度を 300 dpi 以上に設定し、余白を確保して再撮影。
重複登録 同一画像を複数回アップロードした場合 「未処理リスト」から対象項目を選び「削除」→「統合」ボタンで統合。
API キー無効エラー キーの有効期限切れ、権限不足 会計ソフト側で新しいキーを発行し、楽楽明細に再入力。

ヘルプ活用:画面左下の「ヘルプ」リンクから PDF 形式のトラブルシューティングガイドをダウンロードすると、エラーコード別の詳細対処手順が確認できます。


参考文献・出典

  1. 楽楽明細公式サイト(2024 年実施)「導入効果アンケート結果」
  2. URL: https://www.rakurakumeisai.com/effectiveness-report-2024
  3. TechCrunch Japan(2023年10月)「AI OCR が変える中小企業の経理業務」
  4. URL: https://jp.techcrunch.com/2023/10/15/ai-ocr-accounting

本ガイドは 2026 年 7 月時点の最新情報に基づいて作成しています。機能追加や UI 改修が行われた場合は、公式マニュアルをご参照ください。

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