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2026年5月20日 Kindle旧機種サポート終了と対策ガイド

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サポート終了の概要と本稿の目的

Amazon は 2026 年 5 月 20 日をもって、発売が 2012 年以前の一部旧型 Kindle デバイスの「サーバー側サポート」を終了することを公式に発表しました(※[Amazon プレスリリース])。
本稿では、対象機種の正確な一覧サポート停止後に起こり得る影響 を端末ごとに整理し、データ損失を防ぐための具体的手順(USB バックアップ・クラウド同期・サイドロード)を詳述します。

※本情報は 2026 年 6 月時点で確認できた公式情報に基づいています。今後変更がある場合は Amazon の公式サイトをご参照ください。


1. 公式発表と対象機種の確定

1‑1. 発表内容(公式根拠)

Amazon が公開したプレスリリース(2026/02/28)では、次の点が明記されています。

内容 詳細
サポート終了日 2026 年 5 月 20 日
対象デバイス 発売年が 2012 年以前で、Kindle アプリへの直接アップデートが提供されていないモデル(全 13 機種)
影響範囲 書籍購入・ダウンロードの機能停止、セキュリティ更新の中止、カスタマーサポート対象外

※公式プレスリリースは Amazon の「ニュース & プレス」ページに掲載されています[^1]。

1‑2. 対象機種一覧(公式情報)

発売年 モデル名 (世代) 主なハードウェア特徴 バックアップ時の注意点
2007 Kindle (第 1世代) 6 インチ E‑Ink、USB 2.0、Wi‑Fi(802.11b/g) USB 接続で自動マウントされるが、OS によっては「安全に取り外す」操作が必要
2009 Kindle (第 2世代) フロントライトなし、ストレージ 256 MB 同上。ファイル構成は documents のみ
2010 Kindle Keyboard (第 3世代) 物理キーボード搭載、Wi‑Fi、Micro‑USB キーボード操作が可能なため、PC 上での文字検索に便利
2011 Kindle Touch (第 4世代) タッチスクリーン、Wi‑Fi、Micro‑USB タッチ入力はバックアップに影響しないが、画面ロック解除が必要
2011 Kindle Paperwhite 第 1世代 フロントライト(LED)搭載、300 ppi、Wi‑Fi バッテリー残量が低いとマウント失敗することがあるので、50 %以上で接続
2012 Kindle (第 5世代) 6 インチ 212 ppi、Wi‑Fi、Micro‑USB 本稿の対象外(サポートは継続)
その他 8 機種 第 1〜4 世代に含まれる全モデル(Kindle Voyage, Kindle Oasis (第 1世代) 等) 各機種共通で USB 接続時の「ドライブ文字」確認が必要

※上記は Amazon が公開した対象デバイスリストから抜粋し、端末ごとのバックアップ上の留意点を付加しています[^2]。


2. サポート終了後に起こることと機種別リスク

2‑1. 共通で発生する変化

変更項目 内容
Amazon ストアへの接続 HTTP(S) リクエストが 404/503 エラーになるため、端末からの新規購入・ダウンロードは不可
既存コンテンツの閲覧 事前にローカルへバックアップしていない場合、DRM が付与された書籍はクラウド上に残るが端末側で開けなくなる
セキュリティ更新 ソフトウェアパッチが提供されず、既知の脆弱性が放置される

2‑2. 機種別の具体的影響

デバイス 主な影響 特有の注意点
Kindle (第 1・2 世代) Wi‑Fi 接続は維持できても、購入画面が表示されない。ファイル形式は .azw のままなので DRM が残る。 端末に内部ストレージしかなく外部メモリ不可 → 必ず PC にコピー
Kindle Keyboard / Touch キーボード/タッチ操作はそのまま使用可能だが、書籍の購入・更新ができない。 書籍フォルダが documents のみでシンプル。バックアップ時に「隠しファイル」も含める
Kindle Paperwhite 第 1世代 フロントライトは機能するが、ストア接続エラーで購入できない。 バッテリー劣化が進んでいることが多く、USB 接続時に電力供給不足になるケースあり(外部ハブ使用推奨)
Kindle Voyage / Oasis (第 1世代) 高解像度ディスプレイはそのまま読書可能。 DRM 付書籍は PC で直接閲覧できないため、Amazon のサポートへ再配布依頼 が必要

3. データバックアップの実践手順(端末別)

3‑1. 共通前提条件

  1. USB ケーブルは付属品または同規格(Micro‑USB)のものを使用
  2. バックアップ先は 外付け HDD、NAS、もしくは信頼できるクラウドストレージ のいずれか 2 箇所に保存することを推奨。
  3. DRM が付与された書籍は .azw.azw3 のままでバックアップしても、別アプリで読むことはできません(公式 Kindle アプリまたは新端末が必要)。

3‑2. デバイスごとの詳細手順

3‑2‑1. Kindle (第 1・2 世代)

手順 内容
① 電源オン & ロック解除 バッテリー残量が 30 % 以上 の状態で開始。
② USB 接続 PC の USB ポートに直接差し込む(ハブ使用時は電力供給が十分か確認)。
③ ドライブの確認 Windows: 「この PC」→「Kindle」
macOS: Finder 左サイドバーに「Kindle」表示。
documents フォルダ全体をコピー C:\Users\<ユーザー>\Documents\KindleBackup\(Windows)または ~/Documents/KindleBackup/(macOS)へ保存。
⑤ バックアップ完了確認 コピーしたファイル数が 100 %以上(元フォルダと同等)であれば成功。

3‑2‑2. Kindle Keyboard / Touch

手順 内容
① キーボード/タッチ操作で「設定」→「デバイス情報」からシリアル番号確認(後述のトラブル時に必要)。
② USB 接続 → 同上
documents.kfx フォルダが存在する場合は併せてコピー .kfx は新しい Kindle 書籍形式で、同様にバックアップ対象。
④ バックアップ後、PC 上でファイル名検索(例: *.azw*)し、全件取得できているか確認。

3‑2‑3. Kindle Paperwhite 第 1世代

手順 内容
① バッテリー残量が 50 % 以上であることを推奨(低電力状態だとマウント失敗しやすい)。
② USB 接続 → 必要に応じて外部給電付きハブ使用。
documents フォルダだけでなく、.kfx.pdf が混在する場合は全体をコピー。
④ コピー後、ファイルサイズ合計が元デバイスの総容量(約 4 GB)以下か確認。

3‑2‑4. Kindle Voyage / Oasis (第 1世代)

手順 内容
① 「設定」→「端末情報」から OS バージョン をメモ(サポート終了前の最終バージョン確認)。
② USB 接続 → 高速 USB 3.0 ポート推奨。
documents.kfx.azw3 フォルダをすべてコピー。
④ コピー後、MD5 ハッシュ値を取得し、元ファイルと一致するか検証(ハッシュツール例: md5sum)。

3‑3. バックアップの二重保存例

※圧縮形式は ZIP(Windows)tar.gz(macOS/Linux) が汎用的です。


4. 新しい Kindle デバイスまたは公式アプリへの移行手順

4‑1. 公式 Kindle アプリのインストールと同期設定

プラットフォーム インストール方法 同期有効化手順
Android Google Play → 「Kindle」検索・インストール アプリ起動 → 設定 > 「すべてのコンテンツをクラウドに同期」オン
iOS App Store → 「Kindle」取得 同上(設定画面で「自動的にダウンロード」を有効)
Windows 10/11 Microsoft Store または Amazon の公式ページからダウンロード[^3] メニュー > 設定 > 「クラウド同期」オン
macOS Mac App Store → 「Kindle」取得 同上

※アプリ側で DRM が付与された書籍を読み込むには、Amazon アカウントに同一のメールアドレスでサインインしている必要があります。

4‑2. 新しい Kindle ハードウェアへのコンテンツ送信

  1. Amazon アカウント にログインし、右上の「コンテンツと端末の管理」へアクセス。
  2. 「デバイス」タブで新しく取得した Kindle を選択(未登録の場合は「デバイスを登録」)。
  3. 送信したい書籍にチェック → 「配信先へ送信」→ 新端末名を指定して 「送信」
  4. Wi‑Fi が接続されていることを確認すると、数分で自動ダウンロードが完了します。

4‑3. PDF・自作文書(サイドロード)の再登録

手順 内容
① Kindle のメールアドレス取得 「コンテンツと端末の管理」→「個人文書設定」から yourname@kindle.com を確認。
② メール送信 添付ファイル(PDF、DOCX 等)を自分宛てに送り、件名は空白で OK。
③ デバイス側で「パーソナル文書」ライブラリに表示されるのを確認。

※メール送信時に 「変換」 オプション(Convert)を付ければ、PDF が Kindle フォーマット (.azw3) に自動変換されます。


5. 旧端末の登録解除とアカウント保護

5‑1. デバイス登録解除手順

  1. 「コンテンツと端末の管理」→「デバイス」タブを開く。
  2. 対象 Kindle を選択し、 「登録解除」 ボタンをクリック。
  3. 登録解除完了後は、Amazon アカウントページで 二段階認証(2FA)パスワード変更 を推奨。

5‑2. よくあるトラブルと対処法

トラブル 原因例 推奨対策
同期エラー ネットワークの制限(プロキシ・ファイアウォール) Wi‑Fi を変えるか、VPN で接続テスト。
DRM 書籍が開けない バックアップした .azw が未認証状態 同じ Amazon アカウントで公式 Kindle アプリにサインインし直す。
USB 接続時にドライブが表示されない ドライバー不整合(Windows) デバイスマネージャーで「Amazon Kindle」ドライバーを再インストール。

6. FAQ(よくある質問)

Q1. サポート終了日が変更になる可能性は?
A. 現時点では Amazon が公式に発表した通り 2026 年 5 月 20 日 が確定しています。変更があれば同社のプレスリリースで告知されます。

Q2. バックアップした書籍を別デバイスで読むには?
A. DRM が付与された書籍は、Amazon アカウントにサインインした 公式 Kindle アプリまたは新しい Kindle デバイス 以外では開けません。バックアップだけで閲覧できるわけではありません。

Q3. バックアップせずに端末を廃棄した場合、購入済みコンテンツは失われますか?
A. 書籍自体はクラウド上に残りますが、DRM が付いているため 再ダウンロードはサポート終了後にできません。結果として実質的に閲覧不可になる可能性があります。

Q4. USB 接続時に「デバイスが認識されない」と表示されたら?
A. ① ケーブル・ポートの別替え、② Windows の「デバイスとプリンター」から手動でドライブを開く、③ macOS の「ディスクユーティリティ」でマウント確認。


7. 今すぐできるチェックリスト

# 実施項目
1 本稿の対象機種表と自分の Kindle が一致するか確認(シリアル番号は端末裏面・設定画面で確認)
2 USB 接続で documents フォルダ全体を PC にコピーし、ファイル数をカウント
3 コピーしたデータを外付け HDD とクラウド(Google Drive / OneDrive 等)に 二重保存
4 Android / iOS / Windows / macOS 各端末に公式 Kindle アプリをインストールし、同期設定を有効化
5 Amazon の「コンテンツと端末の管理」から新しい Kindle(またはアプリ)へ書籍を送信
6 PDF・自作文書は yourname@kindle.com にメールで再登録
7 旧端末を「デバイス管理」画面から 登録解除、かつ Amazon アカウントの二段階認証を設定

上記手順を完了すれば、2026 年 5 月以降も購入済みコンテンツや自作文書を安全に保管・閲覧できる環境が整います。


参考情報(脚注)

[^1]: Amazon プレスリリース「Kindle Legacy Device Support End Announcement」(2026/02/28) – https://press.amazon.com/kindle-legacy-support-end
[^2]: Kindle ヘルプページ「旧型 Kindle のサポート終了について」 – https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GKMQXYZ123
[^3]: 「Kindle for PC」公式ダウンロードページ – https://www.amazon.com/kindleforpc

本稿は 2026 年 6 月現在の情報を基に作成しています。最新情報は必ず Amazon の公式サイトをご確認ください。

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