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ルールエンジン
Inoreader が提供するビジュアルベースの条件分岐機能です。記事がフィードに到着した瞬間に「タグ付与」「メール送信」「Webhook 呼び出し」など複数のアクションを自動で実行できます。
- 主な特徴
- 条件は「フォルダ/タグ」「タイトル・本文に含まれる文字列」「公開日時」など多彩。
- 1 フィードあたり最大 200 件(2026‑04‑01 時点の公式情報)まで同時に処理可能。
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条件とアクションはドラッグ&ドロップで組み合わせられ、プログラミング不要。
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活用例
- ニュースレター専用フォルダ内の新規記事に自動で
#newsletterタグを付与。 -
記事本文に「限定オファー」という語句が検出されたら、Zapier の Webhook を即座に呼び出す。
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まとめ
ルールエンジンは「取得 → 判定 → アクション」の一連フローを視覚的に設計できるため、手作業での分類や配信設定を大幅に削減します。
Webhook と Zapier 連携
Webhook は HTTP リクエストで外部システムへデータを送信する仕組み、Zapier は数千種の SaaS をノーコードで繋げるプラットフォームです。Inoreader のビジネスプランではこれらを組み合わせた柔軟な連携が可能です。
- 基本フロー
- Inoreader が新規記事を検知 → ルールエンジンで「Call webhook」アクションを実行。
-
Zapier が受信した JSON データをパースし、Mailchimp・Slack・CRM など任意のサービスへ転送。
-
設定ポイント(2026‑04‑01 公開情報)
- カスタムヘッダーや POST ボディ(JSON)を自由に定義できる。
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Zapier 側は「Code by Zapier」や「Formatter」でデータ変換が容易。
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まとめ
Webhook と Zapier の組み合わせにより、RSS 記事からマーケティングツールや社内システムへの自動配信を最短で実装できます。
ニュースレター RSS フィードを Inoreader に登録する手順
多くのニュースレターはメール本文に「RSS 形式で購読できる」リンクを添付しています。このセクションでは、URL の取得から Inoreader への登録までの実務フローを解説します。
- フィード URL を取得
- ニュースレター配信元の管理画面やメール本文にある RSS アイコンをクリック。
-
表示された URL(例:
https://example.com/newsletter.rss)をコピー。 -
Inoreader にログインし「Add subscription」へ
- 画面左上の + Add subscription をクリック。
-
「Enter a URL」に先ほどコピーした URL を貼り付け、Add を押す。
-
フォルダと名前を設定
- フィード名は自動取得されますが、プロジェクト別に分かりやすい名称(例:
ニュースレター/2026)へ変更。 - 必要に応じて保存先フォルダを選択し、Save。
ポイント:Inoreader はクラウド上で 5 分ごとに自動ポーリングするため、手動更新は不要です(出典: stockmark.co.jp, 2026‑03‑28)。
新着記事検知用フィルタと自動配信ルールの設定
RSS が Inoreader に取り込まれたら、どの記事を配信対象にするかを明確に定義します。以下では タグ付け・キーワード検索 と 通知条件・実行アクション の2段階構成をご紹介します。
タグ付けとキーワード検索
まずは記事に自動でタグを付与し、対象かどうかを判別できるようにします。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | Add rule → Condition: Folder = ニュースレター/2026 を選択。 |
| 2 | AND 条件として Title contains "特別オファー" または Content contains "限定" を追加。 |
| 3 | Action に Add tag → #auto-send を設定し、対象記事にタグを付与。 |
このように条件とアクションを分離して設計すると、後続の配信ロジックがシンプルになります。
通知条件と実行アクション
タグ付与された記事に対してメール送信や Webhook 呼び出しを設定します。
- 新規ルール作成
-
先ほど作成した
#auto-sendタグが付いた記事を対象に、再度 Add rule を選択。 -
アクションの組み合わせ(最大 3 件まで同時実行可能)
- Send email:件名・本文テンプレートに
{{title}}や{{link}}を埋め込む。 - Call webhook:Zapier のエンドポイント URL を入力し、POST ボディに記事情報を JSON 化して送信。
- Add to board(オプション):特定の Board に自動振り分けし、チーム内で共有。
ベストプラクティス:メール送信が失敗した場合でも Webhook がバックアップとして機能するよう、必ず 2 種類以上のアクションを設定しましょう(出典: app-tatsujin.com, 2026‑04‑15)。
メール配信用テンプレート作成と外部サービスへの連携
Inoreader の Send email アクションは SMTP 設定だけで完結しますが、Mailchimp 等のマーケティングツールと組み合わせることで高度なキャンペーン運用も可能です。
SMTP 設定手順
- 左サイドバー → Preferences → Email & SMS を開く。
- 「SMTP Settings」欄に以下情報を入力(例は一般的な設定)
- サーバー:
smtp.example.com - ポート:
587 (TLS)または465 (SSL) - ユーザー名・パスワード
- Test connection で送信テストを実施し、成功したら 保存。
※2026‑04‑01 時点の公式ドキュメントに基づく情報です(出典: inoreader.com, 2026‑04‑01)。
Mailchimp などマーケティングツールとの接続
Zapier をハブにすれば、Inoreader の記事データを直接 Mailchimp キャンペーンへ流し込めます。
- Zapier で Make a Zap → Trigger:
New Item in Inoreader(対象フォルダ=ニュースレター) - Action:
Mailchimp – Create Campaignを選択。 - 件名に
{title}、本文に{content}、リンクに{url}などのプレースホルダーを設定。 - 必要に応じて Add/Update Subscriber アクションでメールアドレスリストへ自動追加。
このフローにより、RSS 記事が公開されるたびに即座にマーケティングキャンペーンが生成され、人的ミスを排除できます(出典: zapier.com, 2026‑04‑20)。
Webhook または Zapier を使った外部ツール自動転送フロー構築
Webhook と Zapier は単体でも有用ですが、組み合わせることで エラーハンドリング や リトライ設定 が格段に柔軟になります。ここでは実装例を 2 パターン示します。
Zapier のシナリオ例
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | Trigger: New Item in Inoreader(フォルダ=ニュースレター) |
| 2 | Filter: タイトルに「キャンペーン」かどうかで分岐 |
| 3A | Action A: Mailchimp – Create Campaign(本文に {content} を埋め込む) |
| 3B | Action B: Slack – Send Channel Message(#marketing に成功通知) |
| 4 | Path(エラー時): Email – Send Failure Notice(担当者へ即時告知) |
この構成は 1 つの RSS 記事 が 複数チャネル に同時配信でき、失敗時のフォールバックも自動化されています。
Webhook エンドポイント設定
Inoreader の「Call webhook」アクションだけで社内システムや独自 API へデータを送れます。
- ルール画面 → Add action →
Call webhookを選択。 - エンドポイント URL(例:
https://api.example.com/inoreader-callback)と HTTP メソッド POST、ヘッダーはContent-Type: application/jsonに設定。 - ペイロード例(Inoreader テンプレート構文)
json
{
"title": "{{title}}",
"url": "{{link}}",
"published": "{{pubDate}}",
"tags": "{{tags}}"
}
- Test webhook で送信テストを実施し、ステータスコード
200が返れば完了。
メリット:Zapier に依存せず高速にデータ転送できる点が大規模組織やレイテンシ重視のユースケースで有効です(出典: inoreader.com, 2026‑04‑01)。
チーム運用とコスト管理:Boards 活用・権限設計・本格利用への移行
複数メンバーが同一フローを扱う場合、Board と フォルダ権限 の設計が鍵となります。また、トライアル期間から有料プランへスムーズに移行するためのポイントも併せて解説します。
Boards と共有フォルダの活用例
Boards はプロジェクト単位でフィード・ルール・テンプレートを一元管理できる機能です。権限は 閲覧、編集、管理 の 3 段階に分かれます。
| ボード名 | 主なコンテンツ | 権限設定例 |
|---|---|---|
| Marketing‑News | ニュースレター RSS、メールテンプレート、Zapier フロー | 編集権限:マーケティングチーム 閲覧権限:全社員 |
| Dev‑Alerts | 技術系アラート RSS、Webhook エンドポイント設定 | 管理権限:開発リーダー 閲覧権限:開発メンバー |
このように役割ごとに Board を分けることで、情報漏洩や誤操作のリスクを低減できます(出典: inoreader.com, 2026‑04‑01)。
配信頻度・重複排除・エラーハンドリング
- 配信間隔:リアルタイム通知は「1 件ごと」、サマリー配信は「毎日 09:00」や「週次レポート」などに分岐させるとコスト抑制につながります。
- 重複排除:ルールでカスタムフィールド
already_sentをチェックし、過去に送信済みの記事は除外するロジックを組み込みます。 - エラーハンドリング:Zapier の「Auto‑retry」機能と Slack 通知を併用すれば、失敗時の即時アラートが可能です。
コスト管理とトライアルから本格利用へのステップ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン料金 | 月額 $9.99(2026‑04‑01 公開価格) |
| 無料トライアル | 14 日間、全機能が利用可能 |
| 移行チェックリスト | 1. トライアル中に全 RSS とルールを実装 2. メール到達率・エラーログを検証 3. Boards の権限設定を完了 4. 有料プランへアップグレードし支払い情報登録 |
トライアル期間で フロー全体 を検証すれば、本番環境への移行時に追加費用や設定ミスが発生しにくくなります(出典: app-tatsujin.com, 2026‑04‑15)。
まとめ
Inoreader のビジネスプランは、ルールエンジン + Webhook/Zapier の組み合わせで RSS 記事を取得からメール配信・CRM 連携まで一貫した自動化が実現できます。ポイントは以下の通りです。
- 条件分岐とタグ付け で対象記事を正確に抽出
- 複数アクション(メール+Webhook)でフォールトトレラントな配信設計
- Zapier と Board を活用し、チーム全体でフローを共有・管理
- コストとリスク はトライアル期間中に検証し、プラン移行時に最適化
上記手順を参考に、自社の情報収集・マーケティングプロセスを高速かつ安全にデジタル化してください。