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Pipedriveでカスタムレポートを作成する前に準備を整える
Pipedriveのカスタムレポート作成は、営業データの可視化と意思決定支援に直結します。しかし、効果的な分析を行うには事前準備が不可欠です。まず、CRMで蓄積されている商談データや活動履歴といった情報源を明確にする必要があります。また、目的に応じたフィールド選定(例:金額、段階、担当者)のルールも整えましょう。ここでは、レポート作成に必要な前提知識と準備手順を解説します。
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CRMデータの活用価値
営業成績や顧客傾向を可視化することで、チーム全体の効率向上が期待できます。 -
基本的な手順の概要
データソース選択 → フィルター設定 → 集計項目の組み合わせ → セーブ・共有
ステップ1: データソースの選択とレポートの初期設定
レポート作成は、分析対象となるデータを正確に指定することで初めて意味を持ちます。Pipedriveでは「商談(Deal)」「顧客(Person/Company)」「活動(Activity)」など、多様なオブジェクトが利用可能です。初期設定の際は、目的に応じたデータソースを選び、必要フィールドを絞り込むことが重要です。
利用可能なデータ種別の確認
Pipedriveで利用可能なデータソースには以下の種類があります。これらの違いを理解し、分析対象を明確にしましょう。
| データソース | 対象内容 | 代表的な分析用途 |
|---|---|---|
| 商談 | 契約金額、段階、担当者 | 成約率・売上分析 |
| 顧客 | 担当者、業種、地域 | 顧客層の傾向把握 |
| 活動 | メール送信、電話、訪問 | 営業活動の効率性検証 |
分析対象となるフィールドの選定基準
レポート画面を開くと「フィールド選択」メニューが表示されます。ここでは、集計に必要な情報を明確にする必要があります。例えば、「商談金額」を分析したい場合は「価格(Price)」フィールドを選択します。
注意点:不要なフィールドは初期設定で除外しましょう。情報過多になると分析の精度が低下します。
- 左メニューの「レポート」を開く
- 「新規レポート」ボタンをクリック
- 対象データ(商談など)と期間を選択
- 表示するフィールドをドラッグ&ドロップで選ぶ
ステップ2: カスタムフィルターによるデータ抽出
レポートに含まれるデータ範囲を絞り込むには、カスタムフィルターの設定が不可欠です。営業成績や商談段階別の分析を行う際は、AND/OR条件を使い、目的に応じた複雑な抽出が可能になります。
複数条件の論理演算(AND/OR)の使い方
Pipedriveでは「AND」と「OR」の論理演算を組み合わせてフィルターを設定できます。例えば、次の条件で商談を抽出したい場合:
- 成約済み(段階が「成約」)
- 担当者が「山田」または「佐藤」
この場合、「AND」で「段階」を指定し、「OR」で担当者名を設定します。
| 条件1 | 演算子 | 条件2 |
|---|---|---|
| 段階 == 成約 | AND | 担当者 == 山田 OR 佐藤 |
動的フィルターの設定例
動的な条件でレポートを自動更新させることも可能です。例えば、今月の商談のみ表示するには「最終更新日」フィールドに「本日から1か月前~本日」を指定します。
- 手順: フィルター設定画面 → 日付フィールド選択 → 「期間」を選択
- 注意点: 動的フィルターは、毎回再計算されるため、過去データの比較には不向きです。過去と現在のデータを比較する際は、「固定日付範囲」で事前に抽出したレポートを使用してください。
ステップ3: 期間指定と集計項目の最適な組み合わせ
レポートの信頼性を高めるには、期間設定と集計項目のバランスが重要です。月次や四半期別の分析に適した期間選択方法と、商談金額や成約率などの集計項目の使い方を解説します。
日付フィールドの選択方法
Pipedriveには「作成日時」「最終更新日」「商談開始日」など複数の日付フィールドがあります。分析目的に応じて選ぶことで、正確な傾向を把握できます。
- 月次分析: 「作成日時」を使用
- 四半期分析: 「最終更新日」を使用
サマリータイプ別の表示例(合計・平均など)
集計項目のサマリータイプによって、レポートが大きく異なります。代表的な組み合わせを以下に示します:
| 集計項目 | サマリータイプ | 表示内容 |
|---|---|---|
| 商談金額 | 合計 | モンスごとの売上合計 |
| 成約率 | 平均 | 担当者別の平均成約率 |
| 活動数 | カウント | 日付単位での営業活動回数 |
実践例: 「商談金額」を「合計」として「月ごと」で集計し、グラフ化することで売上トレンドが一目でわかります。
ステップ4: レポートテンプレートの保存・共有手順
完成したレポートは、チーム内で共有するためにはセーブやエクスポート機能の活用が必要です。また、同じ条件で再利用可能なテンプレートを作成することで、効率的な分析が可能になります。
セーブ後の編集可能性確認
セーブしたレポートは、再度開くことで編集可能です。ただし、「固定されたフィルター設定」がある場合は、変更ができない場合もあります。
- 編集手順: レポート画面 → 「保存」ボタン → 名前と説明を入力
- 注意点: セーブ後は「フィルターの再設定」から条件を変更できます。
チーム共有時の権限設定
共有する際は、適切な権限設定を行うことが重要です。Pipedriveでは、「読み取り専用」「編集可」など、アクセスレベルを指定できます。
- 保存したレポートを選択
- 「共有」ボタンをクリック
- メンバー選択と権限設定(読み取り/編集)を行う
追加機能: CSVエクスポートやダッシュボードへのリンクも可能です。
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