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GA4プロパティの新規作成手順
GA4で複数サイトを管理するには、まずプロパティを作成することが前提です。プロパティは各Webサイトに割り当てられ、データストリームが追加される基盤となるため、正しい手順で作成することが重要です。以下に具体的なステップを解説します。
ステップ1: Google Analytics 4の管理画面へアクセス
GA4管理画面は現在、「Google Analytics」アプリケーション内「Admin(管理)」セクションからアクセスできます。https://analytics.google.com/ を開き、「左ナビゲーションバー」の「Admin(管理)」をクリック後、プロパティセレクタで「新規作成」を選択してください。
注意: 2023年10月以降のGA4 UIでは、「プロパティ」セクションに「作成」ボタンが移動しており、過去の「管理」タブ内でのアクセス手順と異なります。
ステップ2: 新規プロパティの作成
新規プロパティを作成する際は、以下の情報を入力します。
- プロパティ名:サイトの用途や区分を明記し、後々の管理を容易に(例:「ECサイトA」「ブログB」)。
- 時間ゾーン:サイトの主な対象地域に基づいて選択。データ集計の一貫性を保つため重要です。
作成後はプロパティIDが自動割り当てられ、これが後のデータストリーム設定に必要になります。
複数サイト向けデータストリームの追加方法
複数ドメインを持つ場合、それぞれのサイト専用のデータストリームをプロパティに登録する必要があります。以下が具体的な手順です。
ステップ1: データストリームの作成
プロパティを選択後、「Data Streams(データストリーム)」セクションから「Add stream(ストリーム追加)」をクリックします。選択肢には「Web」「アプリケーション」があり、今回は「Web」を選びます。
ステップ2: 各サイトのドメイン設定
登録画面で以下の情報を入力してください。
- Stream name(ストリーム名):サイト名や用途を明記(例:「ECサイトA-本社」)。
- Web stream URL(ウェブプロパティURL):SSL化された正式ドメインを必ず入力(例:https://www.example-a.com)。
- Stream type(ストリームタイプ):GA4のグローバルサイトタグが埋め込まれるページを指定。
注意: SSL証明書付きドメインは推奨されますが、2023年9月以降のGA4仕様では非SSLドメインもサポートされています(セキュリティ上の理由から推奨は維持)。
設定後、発行される「グローバルサイトタグ」を各サイトに埋め込むことで、トラッキングが始まります。
プロパティセレクタによるサイト切り替え操作
GA4管理画面では、複数のプロパティやデータストリームを同時に表示できません。適切なプロパティを選択する必要があります。
セレクタの位置と使い方
管理画面左ナビゲーションバー「Admin(管理)」セクションの上部に「Property(プロパティ)」ドロップダウンが配置されています。対象プロパティを選択後、データの集計範囲が自動的に切り替わるため、サイトごとの分析が可能です。
切り替え時の注意事項
- 同一画面でのプロパティ混在は避ける:複数プロパティを同時に開くとデータが混乱する可能性があります。
- セレクタの見落とし防止:リモート操作時は、セレクタの位置を意識的に確認してください。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 位置 | 左ナビゲーションバー上部「Property(プロパティ)」ドロップダウン | 以前のUIとは配置が変更されている |
| 選択後の反映 | データ画面とイベント設定画面に即時反映 | セレクタ操作は全画面で効力を持つ |
Search Consoleとの連携設定
GA4とGoogle Search Console(SC)を接続することで、検索流入やユーザー行動データを統合分析できます。
SCリンクの取得方法
- GA4管理画面の「Admin(管理)」→「Search Console」セクションへアクセス。
- 「Connect(接続)」ボタンをクリックし、SCアカウントと連携するサイトを選択。
注意: SCアカウントはGA4プロパティごとに独立して設定される必要があります。
GA4とSCの同期手順
- SC側:GA4に提供するメタデータ(クロール権限、サイトマップURLなど)を入力。
- GA4側:SCリンクを確認後、「Approve(承認)」ボタンで完了。
この接続により、検索インデックス状況やクリック率の分析が可能になります。
導入時のよくあるエラーチェック項目
導入直後に発生する代表的なトラブルは以下の通りです。確認リストとして活用してください。
ドメイン設定の確認
- 各データストリームの「ウェブプロパティURL」が、SSL証明書付きの正式ドメインか?
- 予期せぬサブドメイン(例:www.とnon-www.)に誤って登録していないか?
イベントトラッキングの検証
- 全サイトで「gtag.js」タグが正しく埋め込まれているか?
注意: GA4ではイベントリスナーを明示的に設定する必要がある場合があります。最新仕様に合わせて
gtag('event', 'event_name', { parameter: value });など、パラメータ指定が必須となるケースがあります。
- メトリクス(例:ページビュー、コンバージョンイベント)が計測されているかを確認。
プロパティセレクタの動作テスト
- 管理画面でプロパティ切り替え時に、データ表示が即時反映されるか?
- タグ管理画面でのセレクタ設定が、各サイトごとに一致しているか?
最新仕様と導入時の追加チェックポイント
GA4の最新UIや仕様変更に合わせた追加注意事項を以下に整理します。
GA4管理画面のUI変更点(2023年10月以降)
- 管理画面アクセス手順: 現在は「Admin(管理)」セクション内での操作が必須。
- プロパティ作成手順: 「Create property(プロパティ作成)」は「Admin(管理)」セクション内で実施。
gtag.jsタグの最新仕様対応
- イベントリスナーの設定: GA4では明示的なイベントリスナーを設定する必要がある場合があります。
- 例:
gtag('event', 'click', { event_category: 'button', event_label: 'Sign Up' });
SSLドメイン設定の見直し(2023年9月以降)
- 非SSLドメインのサポート: GA4では非SSLドメインも利用可能ですが、セキュリティリスクを考慮し推奨は維持。