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Fuelio バックアップと同期設定ガイド – データ保存場所・自動バックアップ手順

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はじめに

Fuelio は Android 端末上で燃費管理を行う人気アプリです。データが失われないようにバックアップや復元の手順を正しく理解しておくことは、長期的な利用者にとって必須です。本稿では、データの保存場所・構造最新 UI(2026 年中頃リリース)でのバックアップ設定方法、さらに Android 11 以降の Scoped Storage に対応した手順 を公式情報を元に詳しく解説します。


Fuelio のデータ構造と保存場所

Fuelio が管理する燃費情報はすべて単一の SQLite データベースファイル fuelio.db に格納されます。このファイルさえ確保できれば、車両情報・給油履歴・経費など全データを復元できます。

データベースの保存パス

Android 12 以降でも基本的に同じ場所にありますが、Scoped Storage の影響で直接パス入力が制限されることがあります(後述)。標準的な保存先は次の通りです。

参考: Google Play ストアの Fuelio アプリ情報ページ[^1]、Fuelio 公式サポート記事「データバックアップ」[^2]

主なテーブル構成

テーブル名 主なカラム例 用途
vehicle _id, name, make, model 車両情報(メーカー・車種など)
fillup _id, date, amount, price, odometer 給油履歴
expense _id, type, cost, date その他費用(メンテナンス等)
trip _id, start_odometer, end_odometer, distance 走行距離・燃費計算

ポイント: SQLite は単一ファイル形式なので、コピーや転送がシンプルです。ただし、Fuelio 自体は暗号化を行っていないため、バックアップ先のストレージには適切なアクセス権限と保護策(パスワードロック等)を設定してください。


バックアップ・同期設定画面の UI 解説

2026 年中頃に配信された Fuelio 4.x 系列(正確なバージョンは Play ストアで随時確認)では、バックアップ/同期画面が大幅にリニューアルされました。新デザインは「設定 → バックアップ・同期」から一画面で完結できるよう統合されています。

UI の全体像と操作フロー

このセクションでは、各要素の概要と実際の操作手順を紹介します。まず UI 全体を把握し、その後に個別設定へ進む流れが推奨です。

  1. クラウド連携トグル
  2. Dropbox と Google ドライブそれぞれにオン/オフスイッチがあります。デフォルトはオフです。

  3. フォルダ選択ボタン

  4. トグルをオンにすると、対象クラウドの「バックアップ先フォルダーを選択」ボタンが表示されます。タップでクラウド側のディレクトリ選択画面が開きます。

  5. 手動バックアップ実行ボタン

  6. 「今すぐバックアップ」を押すと、fuelio.db が選択フォルダーへ即座にコピーされ、下部のプログレスバーで進捗が確認できます。

  7. スケジュール設定項目

  8. 自動バックアップ間隔(1日・3日・7日のドロップダウン)と「Wi‑Fi のみ実行」「バッテリー最適化除外」のチェックボックスがあります。

  9. ステータス表示

  10. 画面下部に最新のバックアップ日時、ファイルサイズ、クラウド上の保存先がリアルタイムで表示されます。

参考: Fuelio 公式ヘルプ「バックアップ設定」[^3]


Android 11 以降の Scoped Storage 対応手順

Android 10 から導入された Scoped Storage は、アプリが外部ストレージへ直接パス指定でアクセスすることを制限します。Fuelio のデータベースや CSV エクスポートも、この仕組みの影響を受けます。

Scoped Storage が有効になる主な条件

  • ターゲット API レベルが 30(Android 11)以上
  • 外部ストレージ(SD カード等)への書き込み を行う場合

上記の場合、以下の手順で「ファイルへのアクセス許可」を有効化します。

  1. 設定 → アプリ → Fuelio → ストレージとキャッシュ
  2. 「すべてのファイルにアクセスを許可」または「ストレージ権限」のスイッチをオンにします。

  3. アプリ内でのフォルダー選択

  4. バックアップ画面の「フォルダ選択」ボタンは、システム提供の Storage Access Framework(SAF)を利用しているため、ユーザーが手動で保存先を指定できます。

  5. ファイルマネージャからのコピー

  6. Android 12 以降でも、Google Files 等のサードパーティ製ファイルマネージャは SAF に対応しているため、fuelio.db を長押し → 「コピー」→ 任意のフォルダーへ貼り付けるだけで完了します。

参考: Android Developers – Scoped Storage の概要[^4]


クラウドへの自動バックアップ設定手順

Dropbox 連携手順

  1. 設定画面で 「Dropbox」トグル をオンにする(UI 上部のスイッチ)。
  2. 表示された 「Dropbox に接続」 ボタンをタップし、公式認証画面へ遷移。
  3. 必要な権限(ファイルの閲覧・書き込み)を許可すると、アカウントが自動的にリンクされます。
  4. 「バックアップ先フォルダーを選択」 をタップし、Dropbox 内で保存したいフォルダー(例:/FuelioBackup/)を指定。
  5. 「自動バックアップ間隔」 から希望の頻度を選び、「Wi‑Fi のみ実行」「バッテリー最適化除外」 にチェックを入れる。
  6. 初回は 「今すぐバックアップ」 ボタンで手動実行し、正常に完了したことを確認する。

ポイント: アクセストークンが期限切れになると自動バックアップは停止します。その際は同画面の 「再認証」 ボタンで更新してください。

Google ドライブ連携手順

  1. 設定画面で 「Google ドライブ」トグル をオンにする。
  2. 「Google アカウントを追加」 ボタンをタップし、Google の認証フローへ進む。
  3. 「Drive のファイル作成・編集」権限を許可すると、アカウントがリンクされます。
  4. 「バックアップ先フォルダーを選択」 をタップし、保存場所(例:Fuelio/Backup/)を指定。
  5. スケジュール設定は Dropbox と同様に行い、「今すぐバックアップ」 で初回バックアップを実施する。

ポイント: 複数の Google アカウントが端末に登録されている場合は、使用したいアカウントを明示的に選択してください。認証エラー時は「設定 → 権限リセット」から再度許可し直すと解決します。


手動バックアップと CSV エクスポートの方法

CSV エクスポート機能の利用手順

  1. 設定画面下部にある 「データを CSV でエクスポート」 ボタンをタップする。
  2. エクスポート対象は vehiclefillupexpense の全テーブルです。
  3. アプリは自動的に /Download/Fuelio/ フォルダーを作成し、fuelio_export_YYYYMMDD.csv を生成します(例:fuelio_export_20240628.csv)。
  4. エクスポート完了後、ファイルマネージャで CSV ファイルを確認し、PC へ転送すれば表計算ソフトで閲覧可能です。

注意: CSV はテキスト形式のため容量は小さく、メールやクラウドに添付しやすいですが、復元は手動でインポートする必要があります。

SQLite ファイルのローカルコピー手順

  1. Android のファイルマネージャ(例:Google Files)で 内部ストレージ > Android > data > com.kajda.fuelio > files に移動。
  2. fuelio.db を長押しし、「コピー」 または 「共有」 から任意の保存先(例:/Download/FuelioBackup/)へ貼り付ける。
  3. 外部 SD カードに保存する場合は、設定 → アプリ → Fuelio → ストレージとキャッシュで 「SD カードへの書き込み」 が許可されているか確認してください。

Scoped Storage 対応: Android 11 以降では上記フォルダーへ直接パス入力ができないことがあります。その際は前述の 「設定 → ストレージとキャッシュ → ファイルへのアクセスを許可」 をオンにし、SAF 経由で操作してください。


データ復元手順とトラブルシューティング

クラウドからのデータ復元手順

  1. 設定画面の 「インポート」タブ を開く。
  2. 「Dropbox から取得」または「Google ドライブから取得」を選択し、バックアップ済み fuelio.db を指定。
  3. アプリが自動でデータベースを上書きし、完了後に再起動すると復元された情報が反映されます。

ローカルファイルからの復元手順

  1. バックアップした fuelio.db/Android/data/com.kajda.fuelio/files/ にコピー(上書き)。
  2. アプリを再起動し、設定画面にある 「データベースチェック」 ボタンがあれば実行して整合性を確認します。

代表的なエラーと対処法

エラー例 主な原因 推奨対策
「認証トークンが無効です」 Dropbox / Google のアクセストークン期限切れ 設定画面の「再認証」ボタンで再ログイン
「バックアップ容量不足」 クラウド側の空き容量が足りない 不要ファイルを削除するか、プランをアップグレード
「ネットワークタイムアウト」 Wi‑Fi が不安定または通信制限 安定したネットワークに切替えて再実行
「権限が不足しています」 ストレージやクラウドへのアクセス許可がオフ Android 設定 → アプリ → Fuelio → 権限 で必要項目をオン

ポイント: エラーが出たらまず 「権限」→「ストレージ」「認証状態」 を確認し、続いて 「ネットワーク / ストレージ容量」 の順にチェックすると多くの問題は解決できます。


まとめ

Fuelio のデータは単一ファイル fuelio.db に集約されているため、バックアップ対象を正しく把握し、定期的にクラウドまたはローカルへコピーすることが最も重要です。Android 11 以降の Scoped Storage に対応した手順(設定画面から権限付与、SAF を利用したフォルダー選択)を踏めば、OS バージョンに左右されず安全にバックアップできます。また、Dropbox と Google ドライブの両方に自動同期を設定すれば、万一の端末故障時でもデータ復元が容易です。


参考リンク

[^1]: Fuelio – Google Play ストア. https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kajda.fuelio
[^2]: Fuelio 公式サポート – 「バックアップと復元」. https://fuelioapp.com/help/backup-restore
[^3]: Fuelio ユーザーガイド – バックアップ設定画面の説明. https://fuelioapp.com/help/settings-backup-sync
[^4]: Android Developers – Scoped Storage の概要 (2026 年版). https://developer.android.com/about/versions/11/privacy/storage


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