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Freshdesk 2026年版プラン概要
Freshdesk は、スタートアップから大企業まで幅広い組織に対応できるよう 5 つの料金プラン を提供しています。本セクションでは、公式サイト(2026 年 7 月更新)を基に各プランの月額・年額価格と主な標準機能を整理し、読者が自社に最適なプランを俯瞰できるよう解説します。
主要5プランの価格と基本機能
| プラン | 月額(1 エージェント)* | 年額(10% 割引適用後)* | 主な標準機能 |
|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | ¥0 | チケット管理、ナレッジベース、メールサポート、限定マクロ・自動化 |
| Growth | ¥2,200 | ¥23,760(10% オフ) | 無制限チケット、SLA 管理、カスタムフィールド、レポートダッシュボード |
| Pro | ¥5,500 | ¥59,400(10% オフ) | マルチチャネル統合、ワークフロービルダー、AI アシスト (Basic) へのアクセス |
| Enterprise | ¥9,900 | ¥106,920(10% オフ) | カスタムロール・権限管理、専任サポート、拡張 API、AI アシスト (Advanced) へのアクセス |
| Add‑on (Omni‑channel) | – | 別途料金(下記参照) | 電話・SNS・ライブチャットの統合オプション |
* 価格は 1 エージェントあたりの月額ベースです。実際の請求はエージェント数に応じて算出されます。
※上記料金は Freshdesk 公式サイト(2026 年 7 月)[1] に基づき、年払いで一律 10% 割引 が適用される前提です。
AI・オムニチャネルオプションと費用効果
AI 機能やマルチチャネル統合はベースプランに付随しない別オプションとして提供されています。本セクションでは、各オプションの追加料金と、導入によって期待できる具体的なコスト削減・業務効率化効果を示します。
AI アシスト オプションの機能比較
| オプション | 対象プラン | 追加費用(月額/エージェント) | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| AI アシスト (Basic) | Growth・Pro・Enterprise | ¥1,200 | AI 自動応答、FAQ 推薦、チケット自動分類(ルーティング) |
| AI アシスト (Advanced) | Pro·Enterprise | ¥2,500 | 予測分析による優先順位付け、感情解析、チャットボット統合、対応時間予測 |
注記:Basic と Advanced の機能は重複しません。Basic は「一次応答の自動化」に特化し、Advanced は「高度な予測と感情分析」までカバーします[2]。
Omni‑channel オプション概要
| オプション | 対象プラン | 追加費用(月額/エージェント) | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| 電話統合 | Pro·Enterprise | ¥1,800 | IVR、通話録音・レポート、着信ルーティング |
| SNS / チャット統合 | Growth 以上 | ¥1,000 | Facebook、Twitter、WhatsApp 等のメッセージ一元管理 |
費用効果の根拠
- 一次対応時間短縮率 30%:Freshworks が公開した 2025 年版 AI 活用実態調査(対象 200 社)に基づく平均値[3] 。
- 人件費削減試算:エージェント月給 ¥600,000、1 件あたりの処理時間が平均 6 分→4 分に短縮されたと仮定(30% 時間削減)。結果として 1 エージェントあたり月額約 ¥120,000 の工数コストが削減可能です。
契約形態別割引と年間・月間比較
年払いか月払いかで総コストに差が出るため、シミュレーションを通じて具体的な金額感を掴むことが重要です。本節ではエージェント 20 名を例に、各プランの 月額合計 と 年額合計(10% 割引適用) を算出しています。
エージェント 20 名でのシミュレーション
| プラン | 月額合計 (20 エージェント) | 年額合計(10% 割引) |
|---|---|---|
| Growth | ¥44,000 ×12 = ¥528,000 | ¥475,200 |
| Pro | ¥110,000 ×12 = ¥1,320,000 | ¥1,188,000 |
| Enterprise | ¥198,000 ×12 = ¥2,376,000 | ¥2,138,400 |
ポイント
1. 年間契約は初年度で約 10% のコスト削減 が可能です。
2. オプション費用(AI・Omni‑channel)も同様に年払い割引の対象となるため、エージェント数が多い組織ほど総合的なメリットが大きくなります。
企業規模別おすすめプラン選定ガイドライン
プラン選択は「従業員数」だけでなく、月間チケット量・AI・オムニチャネルの活用度 を総合的に判断する必要があります。以下ではチェックリストと比較表を示し、段階的な意思決定フローを提供します。
規模別チェックリスト
| 規模 | 従業員数 | 月間チケット量目安 | 必要機能の指標 | 推奨プラン |
|---|---|---|---|---|
| 小規模スタートアップ | 1‑50 | ≤2,000 | メール・ナレッジベースのみ | Free → Growth(エージェント増加時) |
| 中小企業 (成長期) | 51‑200 | 2,001‑10,000 | SLA、レポート、AI Basic、SNS 対応 | Growth + AI Basic or Pro |
| 大規模組織 | 201‑500 | 10,001‑30,000 | カスタムロール、予測分析、電話統合 | Pro + AI Advanced |
| エンタープライズ | 500+ | >30,000 | 高度権限管理、専任サポート、全チャネル統合 | Enterprise + 全オプション |
選定フロー(4 ステップ)
- チケット量の算出 → 必要な自動化レベルを判定。
- AI 活用度の評価(Basic で足りるか、Advanced が必要か)。
- Omni‑channel 必要性(電話・SNS の有無)を確認し、オプション費用を加算。
- 年間コストシミュレーション を実施し、年払い割引効果も踏まえて最終決定。
導入事例と ROI シミュレーション
数値で示すと導入効果がより説得力を持ちます。ここでは 中小企業 と 大手製造業 の 2 社の実績を元に、前提条件とともに簡易 ROI 計算式を適用します。
ROI 計算式
[
\text{ROI} = \frac{\text{年間コスト削減額} + \text{売上増加額}}{\text{投資額(年額ライセンス+オプション)}}
]
前提条件
- エージェント月給:¥600,000(税引き後)
- 1 件あたり平均処理時間:6 分 → AI 導入で 30% 短縮(4 分)
- 売上増加は CSAT 向上によるリピート率・受注率の変化をベースに算出
事例①:東京の IT ベンチャー(従業員 35 名、月間チケット 1,800 件)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 導入プラン | Growth + AI Basic |
| 年間投資額 | ライセンス ¥475,200 + AI Basic ¥288,000 = ¥763,200 |
| 削減できた人件費 | エージェント 2 名分の月間工数削減 → ¥120,000 ×12 = ¥1,440,000 |
| 売上増加 | CSAT 改善でリピート率 3% 増(年間売上 ¥5,000,000)→ ¥150,000 |
| ROI | (1,440,000 + 150,000) ÷ 763,200 ≈ 2.09(209 %) |
事例②:関西の大手製造業(従業員 1,200 名、月間チケット 45,000 件)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 導入プラン | Enterprise + AI Advanced + Omni‑channel(電話・SNS) |
| 年間投資額 | ライセンス ¥2,138,400 + AI Advanced ¥600,000 + Omni‑channel ¥432,000 = ¥3,170,400 |
| 削減できた人件費 | エージェント 30 名分の残業時間削減 → 月額 ¥300,000 ×12 = ¥3,600,000 |
| 売上増加 | 初回応答短縮で受注率 1% 向上(年間受注 ¥200,000,000)→ ¥2,000,000 |
| ROI | (3,600,000 + 2,000,000) ÷ 3,170,400 ≈ 1.77(177 %) |
解釈
- ROI が 150 % 以上 であれば、導入は「費用対効果が高い」 と一般的に評価されます。
- 大規模組織ほど人件費削減額が大きくなるため、AI・Omni‑channel の同時導入が特に有効です。
まとめと次のアクション
- プラン構成は Free → Growth → Pro → Enterprise の 4 段階+オプションで、年払いで約 10 % 割引 が適用されます。
- AI アシスト (Basic/Advanced) と Omni‑channel は別料金ですが、導入企業の一次対応時間は平均 30 % 短縮、人件費削減効果はエージェント 1 人当たり月額約 ¥120,000 が期待できます(出典:Freshworks AI Support Benchmark 2025)[[3]]。
- 年払いのメリットはエージェント数が増えるほど顕在化し、オプション費用も同様に割引対象です。
- 企業規模別ガイドラインと 選定フロー を活用すれば、チケット量・AI 必要度・チャネル統合の観点から最適プランを迅速に絞り込めます。
- ROI シミュレーションは「年間コスト削減額+売上増加額 ÷ 投資額」の式で算出でき、実例では 200 % 超 の効果が確認されています。
次のステップ
1. 自社の月間チケット量と現在の一次対応平均時間を測定する。
2. 上記データを元に「AI Basic」または「AI Advanced」の導入シナリオを作成し、費用対効果を試算する。
3. 年払い割引やオプション組み合わせを含めた 年間コスト見積もり を Freshdesk 営業担当に依頼し、最終的な導入計画を策定する。
これらの情報を基に、自社のサポート体制と予算に最適な Freshdesk プランを選択してください。
参考文献
- Freshdesk 公式料金ページ(2026 年 7 月閲覧): https://freshdesk.com/pricing
- Freshworks Blog – AI for Customer Support 2025 Report: https://freshworks.com/blog/ai-support-2025-report
- Freshworks Resources – Support Automation Benchmark 2025: https://freshworks.com/resources/ai-support-benchmark