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BRAVIA ゲームモードとは何か – 基本概念と期待できる効果
BRAVIA のゲームモードは、テレビ側が映像遅延を最小限に抑えつつ高リフレッシュレートや HDR をフル活用できるよう設計されたプロファイルです。2024 年以降の最新モデルでは 4K/120 fps、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード) が標準でサポートされており、PS5 や Xbox Series X など次世代ゲーム機と組み合わせた際に「高画質・低遅延」の体験が実現します【1】。本セクションでは、主な機能と公式情報の根拠を簡潔にまとめます。
- 4K/120 fps:HDMI 2.1 対応のポートとケーブルさえ用意すれば、対応ゲームは最大 120 Hz のフレームレートで表示可能です(Sony 公式スペック)【2】。
- VRR:映像信号に含まれるリフレッシュレート情報をリアルタイムでテレビが追従し、画面のティアリングやスタッタリングを防ぎます。
- ALLM:ゲーム機から送られるフラグを受信すると自動的に低遅延モードへ切り替わります。
注記:本稿で使用している数値は Sony の公式資料や第三者測定サイト(RTINGS.com)を基にしていますが、個体差や接続環境により変動する可能性があります。
テレビ側のゲームモード設定手順
設定画面へのアクセス方法
テレビ本体のリモコンから [設定] → [映像] メニューを開きます。このセクションでは、まず「ゲームモード」自体を有効化するまでの流れを解説します。
- リモコンの HOME ボタンでホーム画面へ
- 設定 アイコン(歯車)を選択
- 左側メニューから 映像 を開く
ゲームモードの有効化
| 操作 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ゲームモード:ON | 4K/120 fps、VRR、ALLM が自動で有効化され、入力遅延が約 10 ms(測定環境下)まで低減【3】 |
| ゲームモード:OFF | 標準映像プロファイルに戻り、映画視聴向けの画像処理が適用されます |
ポイント:ゲームモードはテレビ側だけで完結せず、接続機器側でも同様に ALLM/VRR を有効化する必要があります。
PS5 側の最新ファームウェアと映像設定
ファームウェア更新手順
- 設定 → システム → システムソフトウェア を開く
- システムソフトウェア更新と設定 で インターネット経由の自動更新 が有効か確認
- 更新が検出されたら画面指示に従いダウンロード・再起動
現在(2026 年 5 月時点)の最新バージョンは 23.02.xx です【4】。
ALLM と VRR の有効化
| メニュー | 手順 |
|---|---|
| 設定 → スクリーンとビデオ → 映像出力 | ALLM(自動低遅延モード) と VRR(可変リフレッシュレート) をそれぞれ ON に設定 |
この状態で PS5 が HDMI 信号内に ALLM フラグを付与すると、BRAVIA は即座にゲームモードへ切り替わります。
HDMI 接続の最適化 – 4K 120 Hz HDR を実現する条件
使用すべきポートとケーブル
- HDMI 2.1 対応端子(背面・側面に「HDMI 2.1」表記)を選択
- ケーブルは 48 Gbps に対応した HDMI 2.1 規格のものが必須です【5】
HDCP と映像品質の関係
| 設定項目 | 推奨状態 |
|---|---|
| 外部入力 → HDMI 信号設定 → HDCP | ON(コピー保護と安定表示のため) |
| PS5 の映像出力 | 解像度 4K (3840×2160)、リフレッシュレート 120 Hz、HDR ON |
HDCP がオフになると、一部コンテンツが黒画面になるか、映像が正しく表示されないことがあります。
自動モード切替機能の仕組みと有効化手順
機能概要
テレビは HDMI 信号内の ALLM フラグ を検知すると、ユーザー操作なしで「ゲーム」ピクチャーモードへ自動切り替えます。これによりゲーム開始直後から最適な低遅延環境が確保され、手動設定の手間が省けます。
有効化手順(テレビ側・PS5 側)
- BRAVIA:設定 → 外部入力 → 自動モード切替 を ON にする
- PS5:前述の ALLM と VRR が両方とも ON であることを確認
この組み合わせで、将来的に対応ゲーム機や PC でも同様に低遅延体験が得られます。
推奨ピクチャー・音声設定とトラブルシューティング
最適な映像設定例
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| ピクチャーモード | Game |
| ノイズリダクション | OFF |
| 遅延補正(Motion Smoothing) | OFF |
| HDR プロファイル | Auto(または「Standard」) |
| 音声遅延補正 | OFF |
| ダイナミック音量 | ON(必要に応じて) |
よくある問題と対処フロー
- VRR が機能しない
- HDMI ポートが 2.1 規格か確認 → 必要なら別ポートへ差し替え。
-
テレビの外部入力設定で「HDMI 信号モード」を ゲーム に変更し、再起動。
-
HDR が表示されない
- PS5 側で HDR が ON かチェック → ケーブルが 48 Gbps 対応か確認。
-
テレビ側の HDR 設定を「自動」または「オン」にし、HDCP を再度有効化。
-
入力遅延が期待値より大きい
- ゲームモードと ALLM が両方 ON か確認。
- テレビの「自動モード切替」が OFF になっている場合は ON にし、システムアップデートを最新に保つ。
チェックリスト:上記項目を順に確認すれば、多くの問題は 90 % 以上解決できます【6】。
まとめ
- BRAVIA のゲームモード は公式にサポートされた 4K/120 fps、VRR、ALLM が同時に利用できる環境であり、PS5 と組み合わせれば入力遅延は約 10 ms に低減されます【3】。
- テレビ側は 設定 → 映像 → ゲームモード をオンにし、自動モード切替 も有効化しておくことが重要です。
- PS5 は最新ファームウェア(23.02.xx)へ更新後、ALLM と VRR を必ずオンにし、4K 120 Hz HDR 出力を設定してください。
- 接続は HDMI 2.1 対応ポート と 48 Gbps ケーブル を使用し、HDCP は常に有効にします。
- 推奨ピクチャー設定は「Game」モード+ノイズリダクション・遅延補正オフです。トラブルは HDMI 規格や設定忘れが主因なので、チェックリストを活用して迅速に対処しましょう。
これらの手順と設定例を実践すれば、BRAVIA と PS5 の組み合わせで最高品質・最低遅延のゲーム体験を手軽に構築できます。
参考文献
- Sony Interactive Entertainment, 「BRAVIA XR ゲームモード」公式ページ(2024 年版)
- ソニー株式会社、製品マニュアル「HDMI 2.1 対応機種一覧」
- RTINGS.com、2026 年測定結果「Sony BRAVIA X90J 入力遅延」
- Sony Support, 「PlayStation 5 システムソフトウェアアップデート情報」
- HDMI.org、HDMI 2.1 規格概要(48 Gbps)
- ソニーサポート、FAQ「ゲームモード設定で起こり得る問題と対処法」