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Backlogのガントチャート活用法とプラン別利用条件

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1. ガントチャート利用の前提条件とアクセス方法

1‑1.プラン別にガントチャートが使えるかどうか

Backlog のガントチャートは Standard プラン以上 に加入しているプロジェクトでのみ利用可能です。Free プランではメニュー自体が非表示になるため、まずはプランの確認・アップグレードを行いましょう。

  • 公式情報:Backlog ヘルプセンター(「ガントチャートの概要」ページ)に「Standard 以上で使用できます」と明記されています。
  • プラン確認手順
  • 画面右上のユーザーアイコンをクリックし、メニューから [アカウント設定] を選択。
  • 左側サイドバーの 「契約プラン」 を開くと現在のプランが表示されます。
  • アップグレード方法:同ページ下部にある 「プラン変更」 ボタンから希望のプランを選択し、手続きを完了してください。

ポイント:Enterprise プランでも機能は Standard と同等です。権限設定だけが追加で提供されますので、利用可否はプラン名のみで判断できます。

1‑2.ガントチャートへのアクセス手順

プロジェクト画面からガントチャートへ遷移する方法を具体的に示します。UI の位置情報を明記しているため、初めての方でも迷わず操作できます。

手順 操作内容・UI 位置
1 左サイドバー(画面左端)にあるプロジェクト名をクリックし、対象プロジェクトへ移動。
2 プロジェクト上部のタブ列(「課題」「Wiki」などが並んでいるエリア)の右側に 「ガントチャート」 タブがあります。これをクリック。
3 ガントチャート画面が表示され、開始日・期限日が設定された課題が横棒として描画されます。

注意:タブが見当たらない場合は、左サイドバーの「メニュー」ボタン(≡) をクリックして表示項目を展開してください。また、権限が不足しているとタブ自体が非表示になることがあります。必要な権限は プロジェクト管理者/リーダー です。


2. 課題をガントチャートに表示させる設定フロー

2‑1.開始日・期限日の正しい入力方法

開始日と期限日はガントチャート描画の必須情報です。ここでは入力手順と入力漏れ防止策を解説します。

  • 導入文:課題詳細画面で日付フィールドに正しく値を設定すれば、即座にガント上に反映されます。
  • 課題一覧または検索結果から対象課題の 「詳細」 ボタン(右側にある鉛筆アイコン)をクリック。
  • 詳細画面右上にある 「編集」 ボタンを押すと、入力フォームが展開されます。
  • 「開始日」フィールドのカレンダーアイコンをクリックし、作業開始予定日を選択。
  • 同様に「期限日」フィールドで完了予定日を設定。
  • 入力後は画面右下の 「保存」 ボタン(緑色)を必ずクリックしてください。

ポイント:開始日・期限日のどちらかが未入力の場合、ガントチャートには表示されません。保存前に 「必須項目チェック」 を有効化していると、未入力時に警告が出るので便利です。

2‑2.マイルストーン課題の作成と表示

マイルストーンはプロジェクトの重要節目を示す特別な課題種別です。設定方法と視覚的特徴をご紹介します。

  • 導入文:マイルストーンは「期限日」だけで完結し、ガント上では ★ アイコンとして表示されます。
  • プロジェクト画面左側の 「課題作成」 ボタン(+マーク)をクリック。
  • 「種別」ドロップダウンから 「マイルストーン」 を選択。
  • 「タイトル」に節目名、必要に応じて説明文を入力。
  • 「期限日」だけを設定し、開始日は空欄のままで構いません。
  • 右下の 「登録」 ボタンで保存すると、ガントチャート上に ★ アイコンが即座に出現します。

活用例:リリース日、テストフェーズ開始日などをマイルストーンとして配置し、チーム全体の目標意識を高めます。

2‑3.属性設定で「ガントチャート対象」にする方法

バックログでは、開始日・期限日の 表示/非表示 をプロジェクト単位で制御できます。ここでチェックがオフになっていると、入力済みでもガントに現れません。

  • 導入文:属性設定をオンにすれば、以降作成する課題は自動的にガントへ反映されます。
  • プロジェクト画面左下の 「設定」アイコン(歯車) をクリックし、メニューから 「課題の属性」 を選択。
  • 「開始日」「期限日」の各行にある 「ガントチャート表示」 チェックボックスをオンにします。
  • 画面右上の 「保存」 ボタン(青色)をクリックして設定を確定。

重要:属性変更後は、必ず左側メニューの 「更新」 ボタン(円形矢印アイコン)をクリックし、画面をリロードしてください。これにより新しい設定が即座に適用されます。


3. フィルタリング・グルーピングで見やすさを最大化

3‑1.ステータス・担当者別フィルタの実装例

多数課題が並ぶと全体像が掴みにくくなるため、絞り込み機能を活用します。

  • 導入文:左上に配置された「フィルタ」ボタンから条件設定し、表示対象を限定できます。
  • ガントチャート画面右上の 「フィルタ」アイコン(漏斗形) をクリック。
  • ポップアップ内で 「ステータス」 欄にチェックマークを入れ、表示したい状態(例:進行中・完了)だけを選択。
  • 同様に 「担当者」 欄から対象メンバー(例:山田太郎)を選択。
  • 下部の 「適用」 ボタンをクリックすると、条件に合致した課題のみが棒として残ります。

保存機能:フィルタ設定画面左下の 「このフィルタを保存」 ボタンで名前を付けて保存可能。次回以降はドロップダウンから呼び出せます。

3‑2.カスタムフィールドによるグルーピング

カスタムフィールドを利用すれば、リスクや優先度といった属性で縦方向に自動並べ替えが可能です。

  • 導入文:表示設定メニューの「グルーピング」項目から対象フィールドを選択します。
  • プロジェクト画面左側の 「設定」→「カスタムフィールド」 を開き、使用したいフィールド(例:「リスクレベル」)が存在するか確認。未作成の場合は 「新規作成」 で追加してください。
  • ガントチャート画面右上の 「表示設定」アイコン(歯車) をクリックし、メニューから 「グルーピング」 を選択。
  • ドロップダウンリストから先ほど確認したカスタムフィールド名を選び、 「適用」 ボタンで反映させます。

実務シナリオ:リスクが高いタスクは上部に集めて優先的にレビューし、低リスクは下部へ自動配置。これだけで会議の進行がスムーズになります。


4. タイムライン操作とマイルストーン活用テクニック

4‑1.ズーム・スクロールで期間を自在に調整

ガントチャートは時間軸の拡大縮小や左右移動が可能です。具体的な UI 操作手順を示します。

  • 導入文:画面右下のスライダーとマウス操作で、表示範囲を瞬時に変更できます。
  • 水平ズーム
  • 画面右下にある 「+/-」ボタン(プラス・マイナス記号)をクリックして週単位/月単位に切り替え。
  • キーボードショートカット:Ctrl + マウスホイール でも同様に拡大縮小可能です。
  • 垂直スクロール
  • ガントチャート左側のタスク一覧を上下にドラッグするか、ページャーボタン(▲▼) をクリックして表示範囲を移動します。
  • 期間バー直接編集
  • 課題棒の右端をマウスでドラッグすると期限日が即座に変更され、ガントチャートがリアルタイムで再描画されます。

ベストプラクティス:短期タスク(数日単位)の調整は「水平ズーム」を月→週へ切り替えてからドラッグすると、誤差が少なくなります。

4‑2.期間表示形式の切り替え

プロジェクトの性質に合わせてヘッダーの時間表記を変更できます。

  • 導入文:右上の「表示設定」メニューから日付・週番号・月単位のいずれかを選択します。
  • ガントチャート画面右上の 「表示設定」アイコン(歯車) をクリック。
  • 「期間表示形式」項目で 「日付」/「週番号」/「月単位」 のいずれかを選択。
  • 設定が即座に反映され、時間軸ヘッダーの文字列が変更されます。

活用例:長期プロジェクトは「月単位」、スプリントベースの開発は「週番号」表示が見やすくなります。

4‑3.マイルストーンで全体像を把握する方法

マイルストーンはガント上の重要イベントを視覚的に示すだけでなく、リスク管理にも有効です。

  • 導入文:作成したマイルストーン課題は自動的に ★ アイコンとして表示されます。
  • 前述の「2‑2 マイルストーン課題」の手順で必要な節目をすべて登録。
  • ガントチャート画面左上の 「カラー設定」(パレットアイコン)からマイルストーンに色を割り当てると、視認性が向上します。
  • 各マイルストーン直前に 「レビュー」 タスク(通常課題)を作成し、依存関係(※最新の Backlog では依存関係機能が実装済みです)で結びつけます。

注意点:依存関係はタスク同士の前後関係を明示できるため、ガント上で矢印が表示されます。設定方法は「5‑1 依存関係機能の利用」に詳述しています。


5. エクスポート・共有・実務活用Tipsとトラブル対処

5‑1.CSV 出力とリンク共有の手順

ガントチャートのデータを外部ステークホルダーに渡す際は、CSV ダウンロードと閲覧専用リンクが便利です。

  • 導入文:右上メニューから簡単にエクスポートと共有リンク作成が可能です。
  • ガントチャート画面右上の 「⋮(縦三点)メニュー」 をクリック。
  • エクスポート → CSV ダウンロード」を選択し、ローカルに保存。
  • 同じメニューから 「共有リンク作成」 を選び、表示される URL をコピー。
  • コピーした URL をメールやチャットツールで送信すれば、閲覧権限が自動付与された状態で相手はガントを確認できます。

ポイント:CSV は日付形式が YYYY/MM/DD になるので、Excel でのインポート時に「テキスト」扱いにすると変換ミスが防げます。

5‑2.実務で役立つ Tips(タスク順序管理・期日超過アラート)

タスク順序管理

  • 依存関係の活用(Backlog 2024 年 3 月アップデートにて実装):課題編集画面右側の 「依存関係」 セクションで、前提タスクや後続タスクを指定できます。ガント上に矢印が表示され、スケジュールの前後関係が一目で把握可能です。
  • 優先度カスタムフィールドPriority(高・中・低)を作成し、表示設定の「ソート」項目で「優先度順」に並べ替えると、重要タスクが上部に自動配置されます。

期日超過アラート設定

  1. プロジェクト画面左下 「通知設定」 を開く。
  2. 「期限超過」のチェックボックスをオンにし、通知先として メール / Slack を選択。
  3. 各課題の担当者が正しく設定されていれば、期限前 1 日と当日に自動リマインダーが送信されます。

ベストプラクティス:Slack のチャンネル通知を利用すると、リアルタイムでチーム全体に情報が共有でき、対応漏れが減ります。

5‑3.よくあるトラブルと即時解決策

トラブル 主な原因 推奨対処法
課題がガントに表示されない 開始日・期限日の未入力、または属性設定がオフ ①課題編集で両方の日時を必ず入力
②プロジェクト設定 → 課題属性 → 「ガントチャート表示」チェックをオン
フィルタ適用後に全件消える 条件が相互排他的(例:ステータス=完了かつ担当者=未割り当て) フィルタ条件を緩め、プレビューでヒット数を確認してから「適用」
CSV に日付が空になる 属性設定が非表示状態のままエクスポート実行 属性設定画面で対象フィールドのチェックボックスを再度オンにし、画面左上の 更新 ボタンでリロード後に再エクスポート
依存関係が保存できない Backlog のバージョンが古い、または権限不足 管理者権限でログインし、最新版(2024/03 以降)へアップデートを確認

6. 最新情報の取得と依存関係機能の利用方法

Backlog は頻繁に機能追加や UI 改修が行われます。特に 依存関係 機能は 2024 年 3 月のアップデートで正式実装され、ガント上に矢印表示が可能になりました。

  • 情報取得手順
  • Backlog の公式サイト右下にある 「お知らせ」 バナーをクリック。
  • 「リリースノート」ページで最新バージョン(例:v4.12.0)を確認。
  • 必要に応じて 「ヘルプセンター」 → 「検索」 に「依存関係」と入力し、公式マニュアルを閲覧。

実装例:課題編集画面の右側にある 「依存関係」 フィールドで「前提タスク」を選択すると、ガント上に左向き矢印が自動描画されます。これにより、クリティカルパスの把握や遅延リスクの可視化が容易になります。


7. まとめ(要点再確認)

  • 利用条件:Standard プラン以上でガントチャートが使用可能。プランはアカウント設定から即時確認・変更できます。
  • 基本操作:左サイドバー → プロジェクトタブ → 「ガントチャート」へ遷移し、開始日・期限日を入力すれば自動描画。
  • 属性設定:課題属性の「ガントチャート表示」を必ずオンにし、変更後は左上の更新ボタンで反映させます。
  • フィルタ&グルーピング:ステータス・担当者やカスタムフィールドを駆使して、必要情報だけを瞬時に抽出できます。
  • タイムライン操作:ズームスライダーとマウスドラッグで期間調整、表示形式は日付/週番号/月単位から選択可能です。
  • マイルストーン・依存関係:重要節目を ★ アイコンや矢印で可視化し、リスク管理に活用します(2024 年以降は依存関係機能が正式実装)。
  • エクスポート・共有:CSV ダウンロードと閲覧専用リンクで外部ステークホルダーへ情報提供。
  • トラブル対策:属性未設定やフィルタ条件ミスが主因。属性チェックとプレビュー確認で即解決できます。

これらの手順とベストプラクティスを実践すれば、Backlog のガントチャートをプロジェクト管理にフル活用でき、チーム全体の可視性・生産性が大幅に向上します。ぜひ本マニュアルを参照しながら、日々のタスク管理に取り入れてみてください。

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