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Todoist アカウント作成と基本設定
Todoist を業務で活用し始める最初のステップは、公式サイトでアカウントを取得し、基本的な環境を整えることです。正しい手順で登録すれば、言語・タイムゾーン・通知設定が自動で最適化され、すぐにタスク管理を開始できます。本セクションでは、サインアップ方法とデフォルトプロジェクト/通知の調整ポイントを解説します。
サインアップ手順
公式ヘルプの「Todoist のはじめ方」に沿って進めれば、数分でアカウントが作成できます。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | サインアップページを開き「メール」「Google」「Apple」のいずれかで登録 |
| 2 | メールアドレス(または外部サービス)を入力し、送信された認証リンクをクリック |
| 3 | パスワードを設定し、利用規約に同意して完了 |
| 4 | 初回ログイン時に表示されるチュートリアルで基本操作を確認 |
デフォルトプロジェクトと通知設定の調整
サインアップ直後に用意されている「受信トレイ」や「今日」はそのままでも使用できますが、業務フローに合わせた名前変更や色分け、通知レベルの見直しを行うことで視認性と集中度が向上します。
- プロジェクト名・カラー
- 例: 「開発」「マーケティング」など業務領域ごとに命名し、赤=緊急・青=定常・緑=長期的と色を統一
- 通知設定
- デスクトップ通知は重要度の高いプロジェクトのみオンにし、モバイルは全体でオンにしておくと、作業中の抜け漏れが防げます
プロジェクトの作成・階層構造・テンプレート活用
プロジェクトはタスクを体系化する土台です。Todoist では「プロジェクト」「セクション(見出し)」「ラベル」を組み合わせて柔軟な階層構造を実現できます。本節では、正しい設計手法と公式テンプレートの取り込み方法を紹介します。
プロジェクト・セクション・ラベルで階層を表現する方法
プロジェクトは最上位のコンテナ、セクションは同一プロジェクト内でのサブカテゴリ、ラベルは横断的な属性付与に利用します。
| 要素 | 用途 | 具体例 |
|---|---|---|
| プロジェクト | 大分類(部門・フェーズ) | 「製品開発」「営業支援」 |
| セクション | 同一プロジェクト内の細分化 | 「要件定義」「実装」「テスト」 |
| ラベル | 複数プロジェクトに跨る属性付与 | @バックエンド、@重要顧客 |
この組み合わせにより、検索やフィルタリングがシンプルになるだけでなく、視覚的にも整理されたビューを保てます。
公式テンプレートのインポート手順
Todoist が提供する無料テンプレートは、業務別に最適化されたプロジェクト構造とタスク例が含まれています。
- テンプレート一覧ページ https://todoist.com/ja/templates にアクセス
- 「マーケティングキャンペーン」や「スプリント計画」など目的に合うテンプレートを選択
- 「このプロジェクトに追加」ボタンをクリックし、対象ワークスペースへコピー
- コピー後、タスク名・期限・担当者を自社の実情に合わせて編集
公式テンプレートはベストプラクティスが組み込まれているため、0 から構築する手間が大幅に削減できます。
タスク追加と属性設定の実践
タスクは「何を」「いつ」「誰が」行うかを明確に示す情報単位です。Todoist のクイック入力バーを活用すれば、自然言語だけで必要な属性(期限・ラベル・プロジェクト)を自動付与できます。本節では具体的な入力例と、ラベル・優先度・コメントの組み合わせ活用法を示します。
クイック入力でタスク・サブタスクを作成する方法
まずはタスクバーに以下のように記入すると、Todoist が自動で解析し属性を設定します。
|
1 2 |
ミーティング資料作成 @マーケティング #開発 明日 10:00 |
- タイトル:ミーティング資料作成
- ラベル:
@マーケティング(横断的属性) - プロジェクト:
#開発(ハッシュ記号でプロジェクト指定) - 期限:自然言語「明日 10:00」で日時が自動認識
サブタスクを追加したい場合は、作成済みタスクの右側メニューから「+ サブタスク」を選び、同様にクイック入力で記入します。
ラベル・優先度・コメントの組み合わせ活用例
属性を組み合わせることで、タスクの意図が一目で把握できるようになります。
- ラベル:
@デザイン、@レビュー待ち(作業フェーズや担当領域) - 優先度:⚡️1 が最高、⚡️2 が中程度、⚡️3 が低い
- 例: バグ修正は
⚡️1、機能追加は⚡️2と設定 - コメント:補足情報や外部リンクを添付
markdown
デザイン案はこちら → https://www.figma.com/file/xxxx
このように属性を統合すれば、担当者がタスクを開いた瞬間に「何を」「いつまでに」「どの程度重要か」そして「追加情報は?」が即座に分かります。
期限・リマインダー・繰り返しタスクと GTD フロー
Todoist の時間管理機能は、期限設定だけでなくリマインダーや定期的な繰り返しも柔軟に扱えます。これらを GTD(Getting Things Done)プロセスに組み込むことで、頭の中をクリアに保ちつつ着実に仕事を進められます。
期限とリマインダーの設定方法
タスク入力時に日付・時間を記入すると自動で期限が設定され、必要に応じてリマインダーも追加できます。
| 操作 | 手順例 |
|---|---|
| 期限設定 | タスクバーに「2026/08/05」や「来週金曜」と入力 |
| 時間指定リマインダー | 「10:30」にチェックを入れ、通知方法(プッシュ・メール)を選択 |
| 繰り返し設定 | 「毎週月曜日」「毎月第1火曜」のように自然言語で入力 |
期限とリマインダーは別々に管理できるため、期日だけでなく作業開始タイミングも確実に把握できます。
GTD の 5 段階プロセスを Todoist に落とし込む
Todoist の「受信トレイ」「ラベル」「フィルター」を活用すれば、GTD の各ステップが具体的な操作に変換されます。
- 収集 (Capture) – 思いついたことはすべて受信トレイへ即入力
- 整理 (Clarify & Organize) – 受信トレイのタスクをプロジェクトへ移動、必要ならサブタスク化し
@次の行動ラベル付与 - 次行動化 (Next Action) – 期限が近いものはカスタムフィルター
@次の行動 & todayで「今日」のビューに表示 - レビュー (Review) – 週1回、フィルター
@プロジェクトA & overdueを確認し遅延タスクを再評価 - 実行 (Do) – デイリーレビュー後、「今日」リストから最優先タスクへ着手
この流れを習慣化すれば、頭の中が整理され、実行力が格段に向上します。
チーム共有とコラボレーション、進捗可視化のベストプラクティス
Todoist は個人だけでなくチームでも有効に機能します。メンバー招待・タスク割り当て・カスタムフィルターを駆使すれば、リアルタイムで進捗を把握しやすくなります。
メンバー招待とタスク割り当て
プロジェクト画面右上の「+」ボタンからメールアドレスでメンバーを招待し、タスク横の人物アイコンで担当者を設定します。
- 招待手順は数クリックで完了し、同時に権限(閲覧・編集)も選択可能
- タスク割り当ては「@山田」形式で入力するか、メニューから担当者を選ぶだけ
この操作で、誰が何をいつまでにやるかが即座に全員のビューに反映されます。
カスタムフィルターでプロジェクト別・日次ビューを作成
カスタムフィルターはクエリ文字列で条件を指定でき、必要なタスクだけを瞬時に抽出できます。
| フィルター名 | クエリ例 |
|---|---|
| 今日の重要タスク | @次の行動 & today & priority 1 |
| 今週の遅延タスク | overdue & @プロジェクトB |
| デザイナー本日の作業 | assigned to: @佐藤 & today |
事前にフィルターを設定しておくと、デイリーレビューが数クリックで完了し、情報過多による混乱を防げます。
Google カレンダー・Slack 連携の設定例
外部ツールとの統合により、Todoist を開かなくてもスケジュール管理や通知が可能です。
- Google カレンダー連携
- 設定 → 「統合」→「Google カレンダー」へアクセス許可を付与
-
「プロジェクト別にカレンダー同期」を有効化し、色分けも自動で適用
-
Slack 連携
- Todoist のインテグレーションページ https://todoist.com/ja/integrations/slack から Slack ワークスペースを接続
@todoistコマンドで「今日のタスク」や「リマインダー設定」が可能
これらの連携により、タスク情報が日常的に使用しているツールとシームレスに結びつき、生産性が向上します。
まとめ
- アカウント作成は公式ヘルプに従って数分で完了。
- プロジェクト・セクション・ラベルを組み合わせた階層設計で検索と可視化が容易になる。
- クイック入力でタスク+属性を一行で登録し、ミスや手間を削減。
- 期限・リマインダー・繰り返しは自然言語で設定でき、GTD と組み合わせると仕事の流れが整理される。
- チーム機能(招待・割り当て・カスタムフィルター)と外部ツール連携で、全員が同じ情報基盤を共有しながら効率的にプロジェクトを進められる。
これらのポイントを実践すれば、Todoist が単なるタスク管理アプリから、組織全体の生産性を支えるプラットフォームへと変貌します。