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1 公式カスタムカード機能の範囲と制限
公式 UI(2026年7月時点)では、カードの 見た目 と 表示テキスト のみが編集対象です。ゲームロジック自体に変更を加えることはできません。
1.1 編集可能項目
以下の項目は公式画面から直接変更できます。表中の「備考」欄には、Cygames が公開している仕様書(公式サポートページ)を根拠としています。
| 項目 | 変更できる範囲 | 備考 |
|---|---|---|
| カード名 | 任意の文字列(既存カードと重複不可) | 重複した場合はエラー表示 |
| コスト | 同クラス内で同等以上・以下に限定 | バランス維持のため |
| アート | テンプレート選択または 1 MB 以下の PNG/JPG をアップロード | サイズ上限は公式ガイド参照 |
| テキスト | 効果文の表記変更(実際のゲームロジックには影響しない) | 「テキスト」は表示専用 |
1.2 機能的な制限
- 効果追加・スクリプト改変は不可
Cygames は「不正利用防止」と明言しており、カードの数値や動作を変更する API は公開されていません。 - レアリティ・属性は固定
カードのレア度(例:SR)や所属クラスは元カードに依存し、編集できません。 - 保存上限
ユーザーごとに最大 200 枚までしかカスタムカードを保持できない旨が公式 FAQ に記載されています。
2 カスタムカード作成の前提条件
公式 UI が生成を許可するためには、いくつかのゲーム内要件を満たす必要があります。これらは「所有カード」「プレイヤーレベル」「クラス適合性」の三点に集約されます。
2.1 所有カードとレベル要件
- 対象となるベースカード を 1 枚以上所持していることが必須です。
- プレイヤーレベルは 15 以上 でロックが解除されます。この条件は Cygames の公式アップデートノート(2025年12月版)で明示されています【[^1]】。
注:GameWith 等のサードパーティ情報は参考にすべきですが、根拠としては公式リリースノートを優先してください。
2.2 クラス適合性
カスタムカードは、元カードと同じクラス(例:フォートレス、ウィザード)でしか編集できません。デッキに組み込む際も同一クラス内でのみ使用可能です。この制限は UI 上の「クラスフィルタ」で自動的に適用されます。
3 公式 UI によるカスタムカード作成手順
このセクションでは、実際に画面を操作してカードを生成する流れを解説します。全体は 5 ステップ に分かれており、各ステップでエラーが出にくい設計になっています。
3.1 手順概要
- 対象カードの検索 – コレクションまたはデッキ画面で編集したいカードをタップ。
- カスタム作成ボタンの起動 – 詳細画面右下に表示される「カスタムカード作成」ボタンをクリック。
- 項目入力 – 名前・コスト・アート・テキスト欄が出てくるので、必要情報を入力。
- プレビュー確認 – 左上のプレビューボタンで見た目とテキストをチェック。
- 保存 – 「保存」ボタンを押すと完了メッセージが表示され、カードは自動的に「マイカード」へ追加されます。
3.2 操作上のポイント
- 名前重複チェック:入力直後にリアルタイムで既存カード名との衝突が検出されます。
- コスト制限:同クラス内で最小・最大コストは元カードと同等かそれ以下/以上になるよう自動調整されます。
- アートサイズ:推奨解像度は 512 × 720 ピクセル、ファイルサイズは 1 MB 未満です。超過すると警告が出ます。
4 作成後のカード管理とデッキ組み込み
カスタムカードは「マイカード」タブ内で一覧表示され、名前変更や削除が可能です。また、デッキへ追加する際には自動的にレベル・クラスチェックが行われます。
4.1 マイカードでの確認・編集
- 保存場所:メインメニュー → 「マイカード」 → 「カスタムカード」タブ。
- 名前変更:対象カード右上の「…」アイコンから「名前変更」を選択し、任意の文字列に更新できます。
- 削除:同じメニューで「削除」を選ぶと確認ダイアログが表示され、承認するとデータは完全に消去されます。
4.2 デッキへの追加手順と制限
- デッキ作成画面へ遷移し、「マイカード」→「カスタムカード」タブを開く。
- 目的のカードを長押しして、デッキスロットへドラッグ&ドロップ。
- 自動チェック が走り、以下が満たされていなければ警告が表示されます。
| チェック項目 | 条件例 |
|---|---|
| 平均レベル上限 | デッキ全体の平均レベル ≤ 30(公式制限) |
| クラス一致 | カスタムカードのクラスとデッキクラスが同一 |
| 重複禁止 | 同名・同コストのカードは 1 枚まで |
- 問題なければ「保存」ボタンで編成を確定し、対戦画面に反映されます。
5 コミュニティで共有できるテンプレートとマナー
公式 UI の制限を補完するため、多くのユーザーが Reddit や Discord に自作テンプレートを投稿しています。安全かつ円滑に活用するポイントをまとめました。
5.1 主なプラットフォーム
- Reddit(r/ShadowverseBeyond)
高評価投稿は「カード名 / コスト / テキスト」の表形式で掲載され、コピー&ペーストが可能です。2026年2月のトップ10テンプレートは公式 Wiki にもリンクが貼られています。 - 公式 Discord(#custom‑card チャンネル)
ピン留めメッセージに「カスタムカードテンプレート集」への Google Drive リンクがあり、PNG とテキストコードが同時に提供されています。
5.2 投稿時のエチケット
- 画像は自作または公式許諾済み素材のみ使用し、左下に小さく「© 自作」や「© 作者名」を入れる。
- テキストには必ずクレジット(例:
Created by @ユーザーID)を付記する。 - フィードバックへの返信は感謝の意を示すことで、コミュニティの信頼が保たれます。
これらのマナーを守ると、著作権トラブルや削除リスクを回避しつつ有益な情報交換ができます。
6 非公式ツール(sv‑beyond‑cockatrice)活用ガイドと安全対策
オフラインでカードシミュレーションやデッキテストを行いたい場合、コミュニティが開発した sv‑beyond‑cockatrice が便利です。ただし公式規約は「非公式ツールの使用は自己責任」としているため、利用前にリスクを把握しましょう。
6.1 インストール手順
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1️⃣ | GitHub リポジトリ(https://github.com/ShadowverseBeyond/sv-beyond-cockatrice)の Releases ページへアクセス。 |
| 2️⃣ | OS に合わせた最新バイナリ(例:svb_cockatrice_win64.zip)をダウンロード。 |
| 3️⃣ | ZIP を任意フォルダーに展開し、cockatrice.exe を実行。初回起動時に「カードデータフォルダー」のパス設定が求められるので、公式サイトの assets/cards/ ディレクトリを指定。 |
| 4️⃣ | カスタムカード登録は Import → Custom Card JSON から、ゲーム内でエクスポートできる JSON ファイルをインポートするだけで完了。 |
注意:GitHub のリリースページに記載された SHA256 ハッシュ値と実際のファイルハッシュが一致するか必ず確認してください。
6.2 リスクと安全チェック項目
| 確認項目 | 推奨手順 |
|---|---|
| ウイルス感染 | ダウンロード後に Windows Defender または VirusTotal でスキャン。 |
| 最新版の入手 | 公式 Discord の #tool‑verification チャンネルでピン留めされたバージョン番号と GitHub Release タグを比較。 |
| ハッシュ照合 | コマンド certutil -hashfile <ファイル名> SHA256 で算出し、GitHub 記載値と一致するか確認。 |
| 規約遵守 | Cygames の利用規約(2025年版)に「非公式ツールは自己責任で使用」旨が記載されていることを再確認【[^2]】。 |
6.3 Cygames の立場と注意点
- 禁止事項ではない:公式には「ゲームクライアントの改変」「不正行為に利用するツール」の使用が禁じられていますが、シミュレーション目的のローカルツールは明示的に禁止されていません。
- アカウントリスク:ツールを用いてゲーム内データを書き換える行為(例:カードステータス改変)は規約違反となり、アカウント停止の対象です。必ず「閲覧・シミュレーションのみ」の利用に留めましょう。
まとめ
- 公式 UI では見た目と表示テキストだけが編集可能であり、効果追加は不可です。
- カスタムカードを作成するには 所有カード+レベル 15 以上+同クラス が必要です(Cygames の公式ノート参照)。
- 作成手順は 5 ステップ に分かれ、エラーが出にくい設計となっています。
- 作成後は「マイカード」から管理でき、デッキ追加時には自動でレベル・クラスチェックが走ります。
- Reddit や Discord のコミュニティでは高品質テンプレートが共有されており、クレジット表記と著作権遵守がマナーです。
- 非公式ツール sv‑beyond‑cockatrice はオフラインシミュレーションに有用ですが、ウイルスチェック・ハッシュ照合・最新版確認 を必ず行い、自己責任で使用してください。
これらのポイントを押さえておけば、Shadowverse Beyond のカスタムカード機能を安全かつ快適に活用できるはずです。
参考文献
[^1]: Cygames 公式アップデートノート(2025年12月)「レベル15でカスタムカード作成が解放」
[^2]: Cygames 利用規約(2025年版)「非公式ツールの使用は自己責任」 https://www.cygames.co.jp/terms