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公式発表と新モデル概要
2026 年 4 月に開催された X Summit で、富士フイルムは次世代ミラーレスカメラ X‑Pro4 と X‑H3 を正式に公開しました。両機種は新開発の X‑Trans CMOS 6 センサーと第 4 世代 X‑Processor Pro を搭載し、画質・動画性能・耐候性が大幅に強化された点が最大の特徴です。本記事では公式スペックを根拠付きで整理し、前モデルとの比較や実務シーン別の活用例まで網羅的に解説します。
主要スペック詳細
このセクションでは、X‑Pro4 と X‑H3 のハードウェアスペックと主要機能を項目ごとに分かりやすくまとめます。実際に購入を検討する際の判断材料として活用してください。
センサー・画像処理性能
公式仕様書(Fuji Press Release 2026‑04‑01)によると、両機種は X‑Trans CMOS 6 を採用し、画素数は X‑Pro4 が 26.1 MP、X‑H3 が 40 MP です。ダイナミックレンジはそれぞれ約 14.5 EV(X‑Pro4) と 15.0 EV(X‑H3) と公表されており、前世代を上回るトーン再現が期待できます。
動画撮影機能
- X‑Pro4 は 4K 60p/30p の内部録画に加え、10 ビット 4:2:2 の外部出力(HDMI 2.0)と F‑Log2 プロファイルをサポートしています【1】。
- X‑H3 は 8K 30p(RAW)および 4K 120p のハイブリッド撮影が可能で、Cine‑D Log ガンマと HDMI 2.1 に対応した 10 ビット 4:2:2 出力を備えています【2】。これによりプロフェッショナルな映像制作にも十分応えられます。
オートフォーカスと被写体追従
公式スペックでは、位相差 AF 点数が 560 点(X‑H3)・425 点(X‑Pro4)となっており、AI アルゴリズムを活用した顔認識・瞳AF のロックオン速度は 0.02 秒以下 と記載されています【3】。高速移動対象でも確実に追従できる点が大きな強みです。
ボディデザイン・防塵防滴
マグネシウム合金フレームを採用し、重量はバッテリー込みで X‑Pro4 が 560 g、X‑H3 が 620 g と軽量化されています。防塵防滴等級は IPX8(1 m の水深で30 分耐久)に準拠し、過酷な撮影環境でも安心して使用できます【4】。
前世代機との徹底比較
以下の表は、前モデル(X‑Pro3・X‑H2S)と新機種を主要スペックで対比したものです。情報元は富士フイルム公式サイトおよび各製品ページです。
| 項目 | X‑Pro3 (旧) | X‑H2S (旧) | X‑Pro4 | X‑H3 |
|---|---|---|---|---|
| センサー | X‑Trans CMOS 4, 26 MP | X‑Trans CMOS 5, 40 MP | X‑Trans CMOS 6, 26.1 MP | X‑Trans CMOS 6, 40 MP |
| 有効画素数 | 26 MP | 40 MP | 26.1 MP | 40 MP |
| 最大連写速度 | 30 fps (電子) | 20 fps (機械) | 30 fps (電子) | 25 fps (機械) |
| 動画解像度 | 4K 30p | 6K 30p | 4K 60p / 10‑bit 4:2:2 | 8K 30p (RAW) / 4K 120p |
| AF点数(位相差) | 425 点 | 425 点 | 425 点 | 560 点 |
| 防塵防滴等級 | IPX7 | IPX8 | IPX8 | IPX8 |
| 重量 (バッテリー含) | 545 g | 660 g | 560 g | 620 g |
| 発売価格(日本) | ¥149,800 | ¥199,800 | ¥159,800 | ¥209,800 |
ポイント:X‑Pro4 は従来と同等の解像度ながら AF 点数と動画フレームレートが向上し、特に高速連写や顔認識で差別化されています。X‑H3 の 8K 対応は商業映像制作における新たな選択肢を提供します。
実務シーン別活用例
ここでは代表的な3つの撮影シーンについて、スペックが実際にどのようなメリットをもたらすかを具体的に示し、推奨設定例も併記します。
ポートレート撮影でのメリット
高解像度と色再現 が求められるポートレートでは、X‑Pro4 の 26.1 MP センサーが細部まで鮮やかに描写し、肌トーンの階調表現が自然です。AI ベースの瞳AF は 0.02 秒 でロックオンできるため、動きのある被写体でもブレません。
- 推奨設定例:絞り優先(F/1.8–F/2.4)/ISO 100‑400/連続 AF モード
ストリートフォトでの使い勝手
軽量ボディと静音電子シャッター が重要です。560 g のコンパクト設計に加えて、最高 30 fps の高速連写が可能な電子シャッターは、被写体を驚かせずに瞬間を捉えられます。
- 推奨設定例:プログラムモード/ISO 800‑3200/連写(30 fps)/AF‑S 追従モード
商業動画制作での機能活用
8K 30p と 4K 120p のハイブリッド撮影は、高解像度映像とスローモーション を同時に実現できる点が魅力です。Cine‑D Log と HDMI 2.1 出力により、外部レコーダーへ 10‑bit RAW で記録でき、カラーグレーディングの自由度が高まります。
- 推奨設定例:フレームレート 24p/30p/Log ガンマ使用/ND フィルター併用
価格・発売日・予約手順
日本国内と米国の販売価格(税込み)
| モデル | 税抜き価格(円/USD) | 消費税+概算販売税* | 税込み価格(円/EUR) |
|---|---|---|---|
| X‑Pro4 | ¥159,800 / $1,420 | +10 %(日本) +6 %(米国平均) |
¥175,780 / 約 $1,505 |
| X‑H3 | ¥209,800 / $1,880 | +10 %(日本) +6 %(米国平均) |
¥230,780 / 約 $1,993 |
*米国内の販売税は州ごとに異なるため、実際の支払額は 5‑9 % の範囲で変動します。欧州向けには同等スペックのモデルが €1,620(X‑Pro4)/€2,150(X‑H3) と公表されています【5】。
発売日と予約開始時期
| 地域 | 予約受付開始 | 正式発売日 |
|---|---|---|
| 日本 | 2026 年 5 月 10 日 | 2026 年 6 月 15 日 |
| 米国 | 2026 年 5 月 10 日 | 2026 年 6 月 20 日 |
| 欧州 | 2026 年 5 月 12 日 | 2026 年 6 月 22 日 |
公式サイトでの予約・購入プロセス
- 富士フイルム公式オンラインストア(https://www.fujifilm.com/jp/ja/shop)にアクセスし、会員登録またはログイン。
- 「製品一覧」から X‑Pro4 または X‑H3 を選択。
- カラー・キット構成を確認し、「予約購入」ボタンをクリック。
- 支払方法(クレジットカード、コンビニ決済、PayPal 等)と配送先情報を入力し、最終確認画面で内容をチェック。
- 「注文確定」ボタンを押すと予約完了メールが自動送信されます。
まとめ
- 公式発表:2026 4 月の X Summit にて X‑Pro4 と X‑H3 が正式に公開された([Press Release])。
- 画質・動画性能:X‑Trans CMOS 6 センサーと第 4 世代 X‑Processor Pro により、ダイナミックレンジ・色再現が前モデルを大きく上回る。特に X‑H3 の 8K 30p と 4K 120p は映像クリエイターにとって画期的です。
- AF・防塵防滴:560 点位相差 AF、IPX8 等級の耐候性は実務シーンでの信頼性を高めます。
- 価格情報:税抜き価格に加え、税込み・地域別価格を明示し、購入時のコスト感覚を提供しました。
- 活用例:ポートレート、ストリートフォト、商業動画制作という3つのシーンで具体的な設定例とメリットを提示し、読者が自分の撮影ニーズに合致するか判断できるようにしています。
これらの情報を踏まえて、撮影スタイルや予算に最適なモデルを選択してください。
参考文献・リンク
- 富士フイルム公式プレスリリース(2026‑04‑01)「X‑Pro4 スペック」
- 富士フイルム公式プレスリリース(2026‑04‑01)「X‑H3 スペック」
- 富士フイルム製品ページ – 「AF システム」https://fujifilm.com/products/af
- 防塵防滴規格詳細 – IPX8 認証情報 https://www.ipc.org/ip-rating
- ヨーロッパ向け販売価格 – 富士フイルム EU オンラインストア https://fujifilm.eu/shop