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tl;dv の概要と AI 文字起こし・要約機能
tl;dv(Too Long; Didn’t View)は、Chrome 拡張として提供される会議記録支援ツールです。Google Meet の音声をリアルタイムでテキスト化し、終了後に AI が重要ポイントを抽出した要約レポートを自動生成します。本セクションでは、サービスの基本的な動作と日本語対応について概要を示します。
- リアルタイム文字起こし:会議中にサイドパネルへ逐次表示され、話者ごとにラベルが付くため発言者の特定が容易です。
- 自動要約:録画停止後に AI がテキストを解析し、箇条書き形式で要点をまとめます。
- マルチランゲージ対応:30 以上の言語に対応していますが、日本語は英語に比べて認識精度がやや低くなることがあります(OpenAI Whisper の公式評価では、一般的な会話で約 85‑90 % の単語正解率と報告されています)【OpenAI Whisper 評価】。
これらの機能により、「録画+文字起こし+要約」をワンストップで実現でき、議事録作成にかかる工数を大幅に削減できます。
Chrome ウェブストアからのインストールと Google アカウント認証
拡張機能の検索・追加手順
Chrome ウェブストアで 「tl;dv – Free AI Note Taker & Transcriber」 を検索し、「Chrome に追加」 ボタンをクリックします。インストールが完了するとツールバー右上に紫色ロゴのアイコンが表示されます。
参考: tl;dv の公式ヘルプ – インストール方法
Google アカウントでのサインインと権限付与
- アイコンをクリックし 「Sign in with Google」 を選択。
- ポップアップが表示されたら使用中の Google アカウントで認証。
- 「Google Meet の会議情報へのアクセス」を求められたら 「許可」 をクリック。
この操作は一度だけ行えば、以降の会議では再認証が不要です。権限付与により拡張機能は Meet の URL と参加者リストへ自動でアクセスできるようになります。
Google Meet との連携設定とリアルタイム文字起こし操作
Meet 参加前の同期設定
Meet に参加したらツールバー右上に表示される tl;dv アイコンをクリックし 「Connect to Google Meet」 を選択します。これだけで拡張機能が現在の会議と連携し、録画・文字起こしの準備が整います。
録画・文字起こし開始方法
- 手動開始:赤い録画アイコン(●)をクリックすると同時に音声の録音と文字起こしがスタートします。
- キーボードショートカット:
Ctrl + Shift + L(Windows / macOS 共通)でも開始/停止が可能です。
公式ドキュメント: tl;dv for Google Meet – 操作ガイド
リアルタイム文字起こしの確認ポイント
会議中は画面右側にサイドパネルが開き、数秒遅れでテキストが流れます。話者ごとに 「Speaker 1」 のようなラベルが自動付与されるため、発言内容を視覚的に把握しやすくなります。ただしネットワーク状況によっては遅延が生じることがありますので、重要な指示は口頭でも補足すると安心です。
会議終了後の結果確認と日本語精度向上設定
ダッシュボードから文字起こし・要約へアクセスする手順
- 録画を停止するとデータが tl;dv のサーバーに送信されます。
- 拡張機能アイコンを再びクリックし 「Open Dashboard」 を選択。
- ダッシュボードの 「Meetings」 タブで対象会議をクリックします。
- 「Transcript」タブで全文テキスト、「Summary」タブで AI が生成した要約が確認できます。メール通知はオプションで有効化可能です。
日本語文字起こし精度を上げるための設定ポイント
| 設定項目 | 推奨操作・数値 |
|---|---|
| 言語選択 | 「日本語」を手動で固定(自動判別より高精度) |
| マイク感度 | 静かな環境で 70 % 前後に設定し、過剰増幅を防止 |
| ノイズリダクション | Chrome の拡張設定から有効化 |
| 文字起こしモデル | 「OpenAI Whisper」使用(日本語での実績が最も高い)【Whisper モデル比較】 |
上記を調整すると、専門用語や固有名詞の認識率が目に見えて向上します。特にノイズリダクションはマイク品質が低い環境で効果的です。
無料プランと有料プランの比較・活用シーン
無料プランの主な制限
- 録画時間:1 回あたり最大 30 分。超過分は記録されません。
- 保存期間:文字起こしデータは最長 7 日間保存。その後自動削除。
- 機能制限:AI 要約は標準レベル(カスタム設定不可)。チーム共有フォルダは利用できません。
有料プランで利用可能な追加機能
| 機能 | 無料 | 有料(月額/年額) |
|---|---|---|
| 録画時間上限 | 30 分 | 無制限 |
| データ保存期間 | 7 日 | 90 日以上(プランにより無期限も可) |
| AI 要約深度 | 標準 | 高精度・カスタム要約設定 |
| チーム共有フォルダ | × | ○ |
| カスタムモデル選択 | Whisper デフォルト | 独自モデル+Whisper 切替 |
有料プランは、長時間のワークショップや議事録を長期保存したいプロジェクトに最適です。まずは無料プランで操作感を掴み、必要に応じてアップグレードをご検討ください。
よくあるトラブル対策とベストプラクティス
認証エラー・音声が拾えない場合の基本対処法
- 認証エラー:拡張機能アイコンからサインアウトし、再度「Sign in with Google」してみます。キャッシュクリアも有効です。
- マイク未検出:OS のマイク設定と Chrome のサイト権限(
chrome://settings/content/microphone)を確認し、meet.google.comが許可リストに入っているかチェックします。 - 拡張機能が無効化:
chrome://extensions/で tl;dv が有効になっているか確認し、必要なら「開発者モード」→「更新」を実行します。
権限設定の確認手順(トラブル防止)
- アドレスバーに
chrome://settings/content/microphoneと入力。 - 「許可されたサイト」に
meet.google.comが含まれていることを確認。 - 同様に
chrome://extensions/で tl;dv の「サイトアクセス」が 「すべてのサイトへ許可」 になっているかチェック。
これらの手順を踏むだけで、認証や音声取得に関する多くの問題は解消できます。設定が完了したら、次回の Google Meet で自動文字起こしを体験し、業務効率化に活用してください。
今すぐ始めるための CTA
- Chrome ウェブストアから tl;dv をインストール
- Google アカウントでサインインし、必要な権限を付与
- 次回の Google Meet でアイコンをクリックして 「Connect to Google Meet」
初回は無料プランで基本機能を試し、文字起こし・要約が期待通りに動作することを確認してください。使い勝手に満足したら、有料プランへのアップグレードも検討しましょう。
業務の生産性向上と正確な議事録作成は、tl;dv がシンプルかつ強力にサポートします。