Contents
メルカリの基本手数料構造
メルカリの取引にかかる費用は大きく分けて「販売手数料」と「振込手数料」の2種です。以下ではそれぞれの料金体系と公式根拠を示します。
販売手数料(10%)
メルカリは商品が落札された価格の 10% を手数料として自動的に差し引きます。2026年6月現在もこの率は変更されておらず、公式ヘルプページで明示されています【メルカリ 手数料について(2026年版)】。
- 例:5,000円で販売 → 手数料は 500円
- 手取り額は「販売価格 - 手数料」で算出できます。
振込手数料(200円)
売上金を銀行口座へ振り込むたびに 固定200円 が発生します。この費用も公式ヘルプで確認可能です【同上】。
- 例:4,500円の残高を振込 → 手取りは 4,300円(200円差し引き)
- 振込回数が増えるほど総コストが累積する点に留意してください。
配送コストと補助制度
配送費用は商品価格に含めるか別途請求するかで利益に大きく影響します。メルカリは「らくらくメルカリ便」や「ネコポス」の送料を一部補助し、期間限定の配送料無料キャンペーンも実施しています。
送料補助の概要
| 配送方法 | 最大補助額(2026年) | 補助対象サイズ・重量 |
|---|---|---|
| らくらくメルカリ便(60サイズ) | 500円 | 重さ30kg以内、長辺60cm以下 |
| ネコポス | 300円 | A4サイズ・重さ2kg以内 |
公式ページ【メルカリ 配送サービスと送料補助】に最新情報が掲載されています。実際の支払額は「実測送料 - 補助額」で算出できます。
期間限定配送料無料キャンペーン
2026年5月に開催された 「超メルカリ市」 キャンペーンでは、対象商品を出品・購入したすべてのユーザーが配送料ゼロとなりました。公式アナウンスは【キャンペーン告知(2026年5月)】で確認できます。
- キャンペーン期間中は「配送費用 = 0円」になるため、価格設定時に手数料以外のコストを考慮する必要がなくなります。
手数料削減キャンペーンとクーポン活用法
メルカリは定期的に 「無料出品」クーポン を配布し、販売手数料そのものを免除します。取得方法と注意点を整理しました。
無料出品クーポンの取得手順
- アプリを最新版にアップデート
- マイページ > キャンペーン タブを開く
- 「無料出品クーポン」欄で「取得」をタップ(新規または再出品が対象)
-
取得後30日以内に使用可能
-
取得上限:1ユーザーにつき月最大2回(公式ガイド【クーポン利用方法】参照)。
- クーポン適用時でも振込手数料200円は通常通り発生します。
適用対象商品の例
| カテゴリ | 主な対象商品 | クーポン適用可 |
|---|---|---|
| ファッション | ブランドバッグ・スニーカー | ✅ |
| 家電 | スマートフォン・ゲーム機 | ✅ |
| 書籍・CD/DVD | 中古本・限定盤CD | ✅ |
| コスメ・美容 | 未使用コスメセット | ✅ |
Merpayポイントで手数料を相殺する方法
メルカリの決済サービス Merpay では、保有ポイントを販売手数料に充当できます。2026年版公式マニュアルは【Merpay ポイント利用ガイド】です。
利用シナリオ
- 例1:10,000円販売 → 手数料 1,000円。ポイント残高800円を使用すると、手数料は200円だけ現金で支払うことになります。
- 例2:3,500円販売 → 手数料350円。ポイントが500円以上あれば全額相殺可能です。
注意点
- 上限は手数料総額まで。残高不足分は現金で補填します。
- ポイントの有効期限は取得から1年以内(公式ページ参照)。期限切れ前に計画的に利用することが推奨されます。
手取りシミュレーションと具体的な計算例
以下の表は、販売価格(送料込み) から「手数料10%+振込手数料200円」を差し引き、さらに 送料補助 と Merpayポイント相殺 を加味した場合の手取り額を示しています。計算ロジックは公式ヘルプと外部ツール(toolboxjp.com)を参考に作成しました。
| 販売価格(円) | 手数料10%(円) | 振込手数料200円 | 送料補助例(らくらくメルカリ便) | Merpayポイント相殺額 | 手取り額(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,500 | 150 | 200 | 補助100円 → 実負担90円 | 0 | 1,060 |
| 5,000 | 500 | 200 | 補助500円(全額) | 300 | 4,500 |
| 10,000 | 1,000 | 200 | 補助500円(半額負担) | 800 | 8,500 |
| 20,000 | 2,000 | 200 | 補助500円(全額) | 1,500 | 16,300 |
計算手順(10,000円販売の場合)
- 手数料:10,000 × 10% = 1,000円
- 振込手数料:+200円 → 合計 1,200円
- 送料補助:らくらくメルカリ便で500円補助(実費0円)
- ポイント相殺:800円使用 → 残り手数料 400円 を現金支払い
- 手取り:10,000 ‑ (1,000 ‑ 500) ‑ 200 ‑ 800 = 8,500円
このように、各要素を組み合わせてシミュレーションすれば、実際の利益が見えてきます。
確定申告と税務上の注意点
メルカリで得た収入は「雑所得」または「事業所得」として確定申告が必要です。2026年現在の基準は以下の通りです【国税庁 個人の確定申告】。
申告義務の目安
- 給与所得者の場合、年間売上が 48万円 を超えると申告が必要です。
- 売上‑経費(振込手数料・梱包資材等)=課税所得となります。
主な経費項目
| 項目 | 経費計上可否 | 記帳例 |
|---|---|---|
| 振込手数料200円 | ✅ | 「振込手数料」科目に計上 |
| 送料補助分(メルカリ側負担) | ❌ | 補助金は収入に含めず、費用としても認めない |
| Merpayポイント相殺額 | ✅ | 手数料支払いの一部として「ポイント利用」科目 |
| 梱包資材費(ダンボール・封筒) | ✅ | 「梱包資材費」科目に計上 |
| 無料出品クーポンによる手数料免除分 | ✅ | 「手数料免除益」または「収入減少」扱い |
ポイント:実際に支払った金額だけを経費として認められます。補助やポイント相殺は「費用削減」として計上し、過大申告にならないよう注意してください。
まとめ
- 販売手数料は10%、振込手数料は200円 が基本です(公式ヘルプ参照)。
- 送料補助や配送料無料キャンペーン を活用すれば、配送コストを大幅に削減できます。
- 無料出品クーポンとMerpayポイント は手数料そのものを抑える有力ツールです。取得条件・上限を把握して定期的に利用しましょう。
- シミュレーション表 を使い、販売価格ごとの実質手取り額を事前に算出すれば、適切な価格設定が可能です。
- 確定申告の基準と経費計上項目 を正しく理解し、税務リスクを最小化してください。
公式情報は随時更新されるため、取引前には必ずメルカリの最新ヘルプページ(2026年版)をご確認ください。
本記事の内容は執筆時点(2026年6月)の公式情報に基づいていますが、今後のサービス改定に伴い変更される可能性があります。最新情報は必ず公式サイトをご参照ください。