Contents
1️⃣ 改訂の背景と主なポイント
2026年4月3日に公表された「禁止されている出品物」ガイドは、これまでの「違法性中心」の基準に加えて 安全・衛生・公序良俗 の観点から対象を拡大しました。メルカリは利用者保護と法令遵守を最優先に、以下の3点を新たに明示しています。
| 追加された主な基準 | 内容 |
|---|---|
| 医薬部外品・CBD等の取扱い | 販売目的が医薬部外品である商品や、CBD(2026年版で初めて)を含むリキッドは全般的に出品禁止。 |
| 食品・飲料の表示義務 | 成分表記が不十分、または賞味期限が不明な輸入食品は即時出品不可。 |
| 絶滅危惧種・外来生物 | 国内外で保護対象となっている動植物の取引を全面ブロック。 |
ポイント:改訂後は「違法」だけでなく「リスクが高い」と判断される商品も対象になるため、出品前に公式ページで最新項目を必ず確認してください【※1】。
2️⃣ 主な禁止カテゴリと具体例
| カテゴリ | 禁止対象(主な条件) |
|---|---|
| 偽ブランド・コピー品 | ロゴ無断使用、レプリカ、類似品。ロゴだけのパーツ販売も対象に含む。 |
| 武器・弾薬関連 | 銃本体、エアガン、刃渡り30 cm以上の刀剣、DIY用金属棒(一定長さ)など。自作部品も新規追加。 |
| 医薬品・サプリメント | 処方薬、未承認サプリ、成分不明の医薬部外品。CBDリキッドやTHC微量と称する商品は明確に禁止。 |
| 成人向けコンテンツ | アダルトDVD、衛生管理が不十分な性具、過激表現の同人誌。VRアダルトハードも対象。 |
| 食品・飲料 | 賞味期限切れ、成分未表示の輸入菓子、保存方法が記載されていない手作り惣菜。特定農薬使用野菜やアレルゲン情報欠如商品も新規追加。 |
| 動植物・ペット関連 | 絶滅危惧種、外来種、無許可で捕獲された野生昆虫。外来植物の苗や希少樹木の枝葉も対象に。 |
| 電子タバコ・リキッド等 | ニコチン濃度0.5 mg/ml以上、CBD 0.3 % 超の液体、未承認加熱式デバイス。「甘すぎる」フレーバーは未成年向けとみなされ審査対象。 |
注:上記は抜粋です。全10カテゴリ以上にわたる詳細基準は公式ガイドラインをご参照ください【※1】。
3️⃣ グレーゾーン対策 ― 出品文・画像の作り方
3.1 判定ポイント(チェックリスト)
| 項目 | NG例 | 推奨表記 |
|---|---|---|
| 商品名・タイトル | 「○○風 ロゴ入りバッグ」 | 「シンプル デザイン バッグ(未使用)」 |
| 成分・仕様説明 | 「体重が減る成分配合」 | 「ビタミンC・B群配合 サプリメント」 |
| 画像 | ロゴをぼかす加工 | 正面・背面・タグ・シリアル番号を全て写した実物写真 |
| カテゴリ選択 | 「その他」に無理に入れる | 該当する正式カテゴリへ正確に分類 |
3.2 書き方の具体例
- 禁止リスクが高い商品(ブランド類似品)
- ❌ タイトル:「○○風 ロゴ入りバッグ」
- ✅ タイトル:「シンプル デザイン バッグ(未使用)」
-
説明文は「正規品ではありません」と記載しない。代わりに「オリジナルデザインです」など事実のみを述べる。
-
医薬部外品のサプリ
- ❌ 「体重が減る成分配合」
-
✅ 「ビタミンC・B群配合 サプリメント(日本国内製造)」
-
画像掲載時の注意点
- 商品全体、タグ、シリアル番号を撮影。ロゴやブランド名が写っていても隠さずに掲載し、正規品でない旨は説明文で明示する。
3.3 注意点まとめ
- 効果・効能の表現は避ける(例:痩せる、治す)。
- 画像は加工なしの実物写真のみ使用。ロゴ隠しは審査違反。
- カテゴリは最も適切なものを選択し、疑わしい場合は「その他」ではなく公式FAQで確認。
4️⃣ 違反時のペナルティと復旧手続き
4.1 ペナルティの流れ
| ステップ | 内容 | ユーザーへの通知例 |
|---|---|---|
| ① 警告 | ガイド違反が検出されたら警告メッセージが届く。 | 「本商品は出品禁止対象です」 |
| ② 出品停止 | 同一カテゴリで再度違反が確認されると該当商品の出品が即時停止。 | 「この商品は現在出品できません」 |
| ③ アカウント凍結 | 複数回の違反または重大な違法性がある場合、アカウント全体が利用停止になる。 | 「本アカウントは利用停止となりました」 |
4.2 復旧手続きのポイント
- 通知メールを確認し、問題商品・項目を特定。
- 該当商品を削除またはガイドラインに沿って修正する。
- サポートセンターへ復旧依頼(アプリ内「お問い合わせ」→「アカウント凍結解除」)。必須添付資料:
- 簡潔な謝罪文
- 商品削除・修正のスクリーンショット
- 必要に応じた購入証明書や許可証のコピー
- 審査結果が出るまで新規出品は控える。復旧後も再発防止策としてガイドラインを再確認。
5️⃣ ガイドライン確認方法と定期チェックの重要性
5.1 アプリ内での確認手順
- マイページ → 「出品した商品」
- 対象商品の右上にある 「編集」 をタップ
- 画面最下部の 「禁止されている出品物ガイドライン」 リンクを選択
この手順で、現在出品中の商品が最新版ガイドラインと照らし合わせて確認できます【※2】。
5.2 なぜ定期的にチェックすべきか
- 法令改正や社会情勢の変化で新たな禁止項目が追加される(例:2026年にCBD入りリキッドが加わった)。
- メルカリ側の審査アルゴリズム強化により、過去は問題なかった表記でも警告対象になる可能性。
- アカウント保護:違反によるペナルティは出品停止だけでなく、評価や売上にも大きく影響するため、未然に防げる。
実務的提案:毎月第一週の「業務日報」に「ガイドライン確認」タスクを組み込み、チーム全体で最新情報を共有しましょう。
6️⃣ 参考情報(出典)
- メルカリ公式ニュース – 「禁止されている出品物」ガイド改定のお知らせ(2026/04/03)【※】
- メルカリ研究所 – 2026年版 出品禁止商品リストとグレーゾーン判定ガイド【※】
※ 本稿ではリンクを省略しています。出典はすべてメルカリ公式サイトまたは公式ブログに掲載されていますので、最新情報は直接ご確認ください。
本記事は2026年4月改訂版ガイドラインの要点を整理し、実務で役立つ形にまとめ直したものです。今後も規制変更があれば随時更新しますので、ご活用ください。