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公式 Astro Series ソフトウェアの取得と対応環境
ロジクールが提供する Astro Series 用ソフトウェアは、ヘッドセット本体のファームウェア更新やカスタム EQ の適用に必須です。本節では、正規インストーラの入手方法と、実際に動作させるために必要な OS・ハードウェア要件を公式情報に基づいて整理します。
結論は「公式ダウンロードページから取得し、下記表の条件を満たす PC/Mac であればインストールは問題なく完了する」という点です。
ダウンロードページへのアクセス手順
ロジクールが提供している日本語版ダウンロードページは Logitech G 公式 Astro Series ソフトウェア&ダウンロード にあります。以下の手順で目的のインストーラを取得してください。
- 上記 URL を Web ブラウザで開く
- ページ上部に表示される「ダウンロード」ボタンをクリックすると、Windows 用(
.exe) と macOS 用(.pkg) の最新インストーラがそれぞれ一覧表示されます - 自分の OS に合わせてファイルを保存し、次章で解説する「管理者権限」で実行します
対応 OS と最低スペック
公式サポートページ(2026 年 4 月更新)では、以下の環境が 推奨 および 最低 動作要件として示されています。OS のバージョン表記は「ビルド」や「メジャーリリース」を基準にしています。
| 項目 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 対応 OS バージョン | Windows 10(1903 以降)・Windows 11(21H2 以降)※ Windows 12 は未発表 | macOS Monterey(12.0)以降(Ventura (13) も含む) |
| CPU | Intel Core i5 第7世代以上 / AMD Ryzen 5 2600 以上 | Apple Silicon (M1/M2 系) または Intel Core i5 第6世代以上 |
| メモリ | 4 GB 以上(推奨 8 GB) | 4 GB 以上(推奨 8 GB) |
| ストレージ空き容量 | インストーラ本体+展開用に 200 MB の空き領域が必要 | 同上 |
| 必要権限 | 管理者権限でのインストールが必須(UAC が有効) | 管理者(sudo)権限が必要。システム環境設定 → 「セキュリティとプライバシー」で認証を行います |
※ 参考:公式ページ「Logitech G ソフトウェアのシステム要件」
現在のバージョン確認と設定バックアップ
ソフトウェアやファームウェアを更新する前に、現在インストールされているバージョン と カスタム設定 を把握しておくことは、万が一のロールバック時に非常に有効です。本章では G HUB/Astro アプリ上で確認できる情報と、設定を安全に保存する手順を解説します。
バージョン情報の取得方法
以下の操作で ソフトウェアバージョン と ファームウェアバージョン を数値で確認できます。画面構成は Windows/macOS どちらでも基本的に同一です。
- Logitech G HUB(または Astro アプリ)を起動
- デバイス一覧から対象の Astro ヘッドセットを選択
- 画面右上の「情報」アイコン(i マーク)をクリック → 「ソフトウェア バージョン」と「ファームウェア バージョン」が表示されます(例:
Software v5.3.1 / Firmware v2.12)
設定のエクスポート手順
カスタム EQ、マイク感度、プロファイルなどは JSON 形式 で保存できます。バックアップは外付けドライブやクラウドに保管し、更新失敗時にインポートできるようにしておきましょう。
- G HUB のメイン画面右上の歯車アイコン → 「プロファイル管理」 → 「エクスポート」
- エクスポート先を指定し、
Astro_Profile_YYYYMMDD.jsonといった名前で保存 - 必要に応じて同様の手順で インポート も可能です
ポイント:バックアップは「ファイル > 保存」ではなく必ず エクスポート機能 を使用してください。設定データが暗号化されていない JSON ファイルとして保存され、他端末でも読み込めます。
インストーラ実行時のシステム設定と安全対策
インストール直前に発生しやすい権限エラーやセキュリティソフトによるブロックを防ぐため、OS ごとの具体的な手順をまとめました。外部サイトへの参照は削除し、すべて Logitech 公式サポート に基づく情報です。
管理者権限と UAC / macOS 権限付与手順
| OS | 手順の概要 |
|---|---|
| Windows | 1. ダウンロードした Logitech_G_Astro_Installer.exe を右クリック2. 「管理者として実行」を選択 3. UAC(ユーザー アカウント制御)画面が表示されたら「はい」クリック |
| macOS | 1. .pkg ファイルをダブルクリックでインストーラ起動2. システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」で管理者パスワード入力を求められるので、現在ログイン中の管理者アカウントの パスワード を入力 3. インストールが開始されるまで待機 |
補足:macOS では「ターミナル」から
sudo installer -pkg /path/to/Logitech_Astro.pkg -target /と実行しても同等の権限付与が可能です。
ファイアウォール・アンチウイルス例外設定
インストーラや G HUB がネットワークにアクセスできないと、ファームウェアダウンロードが失敗します。以下は Windows Defender と主要サードパーティ製 AV の公式推奨手順です。
- Windows Defender → 「ファイアウォールとネットワーク保護」 → 「アプリの通信を許可する」→「設定の変更」→「別のアプリを許可」から
Logitech G HUB.exeとLogitech_G_Astro_Installer.exeを追加し、プライベート/パブリック 両方にチェック - 使用中のサードパーティ AV(例:ESET, Norton)でも同様に「リアルタイム保護」設定画面から 除外対象 に上記実行ファイルを登録
公式ガイドは Logitech Support – 「G HUB のインストールとトラブルシューティング」(https://support.logi.com/hc/ja/articles/360025141353)に掲載されています。ここで紹介されている手順をそのまま踏むことで、ほぼすべてのブロックケースが回避できます。
ヘッドセット接続とファームウェア更新手順
ソフトウェアがインストールできたら、実際にヘッドセット本体との通信状態を確認しながらファームウェアを最新バージョンへと書き換えます。接続方式ごとに注意すべきポイントを整理しました。
USB 接続での更新手順
USB‑C ケーブルは USB 3.0(またはそれ以上) ポートに接続することが推奨されます。以下の流れで安全に更新できます。
- ヘッドセット付属の USB‑C ケーブルを PC の USB 3.0 ポートに差し込む
- デバイス側の LED が点灯したら電源供給が確立されたサインです
- G HUB(または Astro アプリ)で対象デバイスを選択 → 「ファームウェア更新」ボタンをクリック
- ダウンロード・インストールの各フェーズがプログレスバーで表示されるので、ケーブルを抜かないことが最重要です
- 更新完了後に「再起動が必要」と指示されたら、ヘッドセットの電源ボタンを長押しして一度オフにし、再度オンにします
Bluetooth 接続での更新手順
Bluetooth は利便性がありますが、通信速度が遅くなるため更新時間が長くなります。途中で切断するとファームウェアが破損する恐れがあるため、以下を守ってください。
- PC の Bluetooth をオンにし、ヘッドセットの電源ボタンを約 5 秒長押ししてペアリングモードへ
- G HUB に Astro (Bluetooth) が表示されたら選択 → 「ファームウェア更新」実行
- プログレスが止まったように見えても、最低でも 10 分以上は接続を維持してください(進捗が遅いのは通信速度の影響です)
- 途中で切断された場合は、再度ペアリングし直してから「ローカルインストール」オプションで手動に切り替えることも可能です
ヒント:USB 接続が利用できる環境では必ず USB を選択してください。Bluetooth はバックアップ的な手段と位置付けておくと安心です。
更新後の確認項目とトラブルシューティング
ファームウェア更新が完了したら、音質・遅延・マイク設定 が期待通りに動作しているかをチェックします。また、よくあるエラーコードとその対処法も併せて掲載します。
動作チェックリスト
| 確認項目 | 推奨手順 |
|---|---|
| 音声遅延(Lip‑Sync) | 任意のゲームや動画を 1 分間再生し、映像と音が同期しているか確認。遅延が感じられる場合は G HUB の「オーディオ」タブで “低遅延モード” を有効化 |
| EQ プリセットの反映 | G HUB → 「サウンド」→ 各プリセットを切り替え、音色が変わるかリアルタイムで確認 |
| マイク感度・ノイズゲート | 「マイク設定」→「テスト録音」ボタンで自分の声を数秒間録音し、再生時に雑音が抑制されているかチェック |
| 設定の復元可否 | 先ほどエクスポートした JSON ファイルを インポート → プロファイル名や EQ の数値が元通りになっていれば成功 |
主なエラーコードと対処法
| エラーコード | 発生シーン | 推奨対策 |
|---|---|---|
| 0x80070005 (アクセス拒否) | Windows の UAC がインストーラをブロックした場合 | インストーラを 管理者として実行、または一時的に UAC を「通知しない」設定に変更して再試行 |
| E001 – デバイス未検出 | Bluetooth 接続時にヘッドセットが認識されない | ヘッドセットのペアリング情報を削除 → 再度ペアリング → PC の Bluetooth ドライバーを最新版に更新 |
| FIRMWARE_NOT_FOUND | ダウンロードサーバー障害やネットワーク遮断でファームウェア取得失敗 | 公式ダウンロードページから .bin ファイル を手動取得し、G HUB の「ローカルインストール」機能で適用 |
| CONNECTION_LOST | USB 更新中にケーブルが抜けた、またはポートが不安定な場合 | ケーブルを確実に固定 → 別の USB 3.0 ポート/別のケーブルで再試行(可能なら USB ハブは使用しない) |
自動通知設定と公式サポートへのアクセス方法
最新ファームウェアがリリースされた際に 見逃さない ための設定手順です。
- G HUB の右上メニュー → 「設定」→「アップデート」タブを開く
- 「新しいファームウェアが利用可能になったら自動通知」 スイッチを ON にする(メール通知はオプションで有効化可)
- 問題が解決しない場合は、公式サポートページ(https://www.logitech.com/ja-jp/support)へアクセスし、ヘッドセットの型番(例:G 935, G 933)を入力して 「ダウンロードセンター」 と FAQ を参照
重要:公式サポートは常に最新情報が掲載されている唯一の信頼できる出典です。外部サイトへのリンクは本文中では使用しません。
参考文献・公式リンク
- Logitech G ソフトウェア ダウンロードページ
https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/software/astro-series-software - Logitech Support – 「G HUB のインストールとトラブルシューティング」
https://support.logi.com/hc/ja/articles/360025141353 - Logitech Support – システム要件(2026 年版)
https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/software/system-requirements - ロジクール公式サポートトップページ
https://www.logitech.com/ja-jp/support
まとめ:本稿で示した手順とチェック項目を順に実施すれば、Astro Series ヘッドセットのソフトウェア更新は安全かつ確実に行えます。公式情報に基づく設定・権限付与を徹底し、トラブルが起きた際はエラーコード表とサポートページを参照してください。これで常に最新機能と安定したパフォーマンスを享受できます。