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Classi の概要と 2026 年版主要機能
Classi は中学・高校向けに設計されたクラウド型 LMS(Learning Management System)で、教師・生徒・保護者の3者が同一プラットフォーム上で情報を共有できます。2026 年の大型アップデートでは、学習コンテンツの配信力と学校基幹システムとの連携が大幅に強化されました。本セクションでは、新機能の全体像と導入効果を簡潔に示します。
| 機能 | 主なポイント |
|---|---|
| 学習動画視聴 | 教科別に最適化されたストリーミング教材、再生履歴・進捗バーで学習状況を可視化 |
| 進捗管理ダッシュボード(GTZ) | 生徒ごとの目標達成度(Goal‑Target‑Zone)を数値化し、教師の指導根拠に活用 |
| 出欠・通知連携 | 授業開始時の出欠入力が即座に保護者へプッシュ通知、遅刻・欠席情報は自動集計 |
| SIS 同期 | 学校情報システム(SIS)と API で双方向リアルタイム同期、学籍データの二重入力を防止 |
学習動画視聴機能
Classi の動画配信は CDN(Content Delivery Network)を利用した高速ストリーミングです。再生中にネットワークが途切れても途中位置が自動保存され、次回ログイン時にシームレスに再開できます。教材は教科・単元ごとにタグ付けされており、検索とフィルタリングが容易です。
- URL(参考): https://classi.jp/features/video
- 主な利点
- 学習時間の自動計測 → ダッシュボードで可視化
- 完了チェック機能 → 理解度テストと連携
進捗管理ダッシュボード(GTZ)
GTZ(Goal‑Target‑Zone) は、学習目標を「達成率 0 %–100 %」のスケールで表現し、教師が個別指導計画を立てやすくする仕組みです。システムは以下の要素を統合して GTZ を算出します。
- 動画視聴時間(教材完了率 50 % 以上=0.5 点)
- 課題提出率(期限内提出=1点、遅延=0.5点)
- テスト正答率(平均得点 ÷ 満点 × 1点)
各項目は加重平均で合計し、最終的な GTZ スコアが算出されます。教師は「GTZ が 70 % 未満」の生徒を自動抽出し、フォローアップリストとして活用できます。
- 公式マニュアル: https://classi.jp/docs/gtz
出欠・通知連携
授業開始時にタブレットまたはスマートフォンで「出席」「遅刻」「欠席」のいずれかをタップすると、リアルタイムでクラウドに保存されます。保存された情報は保護者のプッシュ通知へ即座に転送され、遅延や欠席があった場合でも 5 分以内に通知が届く設計です。
- 設定画面: 「設定 > 出欠通知」から対象項目と配信方法(プッシュ/メール)を選択可能
- URL: https://classi.jp/help/attendance
SIS 同期
Classi の SIS 連携は RESTful API を用いた双方向同期です。主要な同期対象は以下の通りです。
| データ項目 | 同期頻度 | 備考 |
|---|---|---|
| 学籍情報(氏名・学年・クラス) | 毎日 02:00 のバッチ処理 + 手動トリガー | 変更があれば即時反映 |
| 保護者連絡先 | 毎日 02:00 | プライバシー保護のため暗号化保存 |
| 成績・評価基準 | 授業終了後 1 時間以内 | 成績入力画面と自動マッピング |
API キーは管理者ポータルで発行し、接続テスト用エンドポイントが提供されます。データ項目のマッピングミスを防ぐため、導入時に「フィールド対応表」を作成することが推奨されています。
- 技術ドキュメント: https://classi.jp/docs/sis-integration
Web とモバイルアプリの画面構成比較とログイン手順
本セクションでは、PC/タブレット向け Web 版と iOS/Android 向けモバイルアプリの UI 特徴を比較し、共通する認証フローを整理します。ユーザーがどちらの端末でも同様の操作感で利用できるよう設計されている点に注目してください。
Web 版操作フロー
Web 版は大画面向けに情報密度が高く、左側メニューと上部ヘッダーで主要機能へすぐアクセスできます。以下の表は代表的な画面構成です。
| 画面名 | 主な要素 | 利用シーン |
|---|---|---|
| ダッシュボード | メインメニュー、進捗グラフ、通知パネル | ログイン直後に全体像を把握 |
| コース一覧 | 科目タブ、検索バー、フィルター | 課題・動画の探索 |
| 出欠管理 | カレンダー、出席ボタン、集計レポート | 授業開始時のリアルタイム入力 |
| 設定 > アカウント | パスワード変更、二要素認証設定 | セキュリティ強化 |
ログイン手順(Web)
- https://classi.jp/login にアクセス。
- 学校が提供するシングルサインオン(SSO)ボタンをクリックし、IdP(Identity Provider)で認証。
- 初回利用時は二要素認証(SMS または Authenticator アプリ)を設定。
- 認証完了後、自動的にダッシュボードへ遷移。
モバイルアプリ操作フロー
モバイル版はタッチ操作に最適化された 4 タブ構成で、プッシュ通知の即時性が最大の強みです。各タブの概要を示します。
| タブ | アイコン | 主な機能 |
|---|---|---|
| 学習 | 📚 | 課題・動画一覧、進捗バー |
| 出欠 | 🗓️ | 当日出席入力、過去履歴 |
| 通知 | 🔔 | プッシュ通知設定、履歴確認 |
| 設定 | ⚙️ | アカウント情報、SIS 同期 |
ログイン手順(モバイル)
- App Store または Google Play から「Classi」アプリをダウンロード。
- 初回起動時に学校コードを入力し、SSO 認証画面へ遷移。
- 二要素認証が未設定の場合は SMS コードまたは認証アプリで登録。
- ログイン後、ホームタブに学習ダッシュボードが表示されます。
二要素認証とプッシュ通知設定の共通ポイント
Web 版・モバイル版ともに 二要素認証(2FA) が必須です。以下の手順で一括管理できます。
- 設定場所:
設定 > アカウント > 二要素認証 - 選択肢:SMS、Google Authenticator、Microsoft Authenticator のいずれかを登録
- 変更方法:QR コードまたはシークレットキーの再生成が可能
プッシュ通知は「設定 > 通知」から有効化し、対象項目(課題期限・出欠変更など)を個別にオン/オフできます。iOS / Android の OS 設定でも「Classi」の通知許可を必ず ON にしてください。
- 公式ヘルプ: https://classi.jp/help/security
教員向け活用ガイド
この章では、教師が日常業務で Classi を効果的に使うための具体的な手順とポイントを解説します。課題作成から出欠管理、レポート活用まで、一連のフローを把握すれば授業準備時間を大幅に短縮できます。
課題作成・配布
概要:課題ウィザードはテンプレートベースで必須項目だけを入力させる設計です。これにより情報漏れや設定ミスが抑制されます。
- 「コース一覧」から対象科目を選択
- 「課題作成」ボタン → ウィザード開始
- タイトル・提出期限・評価基準を入力(テンプレート利用可)
- 添付資料(PDF、画像)や自動採点ルールを設定
- 配布対象クラスを指定し「公開」ボタンで完了
効果:平均作業時間が 30 分 → 5 分に短縮。教師の手間削減と生徒への迅速配信が同時に実現します。
- 操作マニュアル: https://classi.jp/help/assignment
出欠入力と保護者通知
出欠タブから「出席」「遅刻」「欠席」を選択するだけでリアルタイムに記録され、設定したプッシュ通知が即座に保護者へ送信されます。
- 入力手順
- 出欠タブを開く
- 該当生徒のボタンをタップ → 状態選択
-
必要ならコメントを追加(任意)
-
通知設定:
設定 > 出欠通知で「遅刻時」「欠席時」のプッシュとメール送信をオンにします。デフォルトは有効化されていますが、過剰な通知は情報疲れの原因になるため、必要項目だけに絞ることを推奨します。
レポート機能の活用
Classi のレポートは「学習進捗」「出欠・成績統合」の二種類が主力です。自動生成スケジュールを設定すれば、毎週決まった時間に PDF がメールで届きます。
| レポート種別 | 主な内容 | エクスポート形式 |
|---|---|---|
| 学習進捗レポート | 動画視聴時間、課題提出率、GTZ 達成度 | CSV / PDF |
| 出欠・成績統合レポート | SIS から取得した成績+出欠情報のマージ結果 | CSV / PDF |
- 自動配信設定:
レポート > 自動生成で「毎週金曜 23:00 配信」を選択 - 活用例:保護者会資料としてそのまま印刷・配布可能
生徒向け活用ガイド
生徒が自分の学習を管理しやすくなる機能を中心に解説します。目標設定から動画視聴、質問投稿まで、一連の流れを把握することで自主学習がスムーズになります。
目標設定と GTZ トレーニング
GTZ は「Goal‑Target‑Zone」の略で、生徒自身が達成したい学習目標(例:数学で 80 % 以上の正答率)を数値化します。設定手順は次の通りです。
- マイページ → 「学習トレーニング」へ移動
- 「目標 GTZ を設定」ボタンをタップ
- 科目と達成度(0 %–100 %)を入力し「保存」
設定した GTZ はダッシュボードに進捗バーとして表示され、毎日の学習結果が自動で反映されます。GTZ が 70 % 未満になると、システム側から「弱点克服プラン」の提案が届きます。
- 参考ページ: https://classi.jp/help/gtz
学習動画視聴と進捗確認
- 検索方法:トップメニューの「動画」タブで科目・単元別にフィルタリング
- 再生機能:高速 CDN によりバッファ時間が最小化。途中停止しても再開位置が自動保存されます。
- 履歴連携:視聴完了後、学習時間と「理解度チェック」結果が即座に進捗ダッシュボードへ反映
チャット・掲示板で質問する方法
| 方法 | 特徴 | 推奨利用シーン |
|---|---|---|
| チャット | リアルタイム 1:1 メッセージ | 緊急の疑問や添削依頼 |
| 掲示板 | 公開スレッド形式 | 複数回答が必要な一般的質問 |
操作手順
- 課題詳細画面右下の「質問」アイコン → 教員またはクラスメイトへチャット開始
- コースページ上部の「掲示板」タブ → 「新規スレッド作成」→ タイトルと内容を入力して投稿
通知設定は「マイページ > 通知」でプッシュ/メール配信のオンオフが可能です。
保護者向け活用ガイド
保護者が子どもの学習状況を把握し、家庭でのサポートに活かすための機能と設定方法を紹介します。通知過多にならないよう、必要な情報だけを選んで受信できる点がポイントです。
子どもの学習状況閲覧
- 学校から送付された招待メール内のリンク(例:
https://classi.jp/invite/abcd1234)へアクセス - パスワードを設定し、保護者アカウントでログイン
-
左メニューの「子どもの学習状況」タブから以下を確認できる
-
課題提出率(%)
- 学習動画視聴時間・完了率
- 出欠情報(遅刻・欠席回数)
公式ヘルプ: https://classi.jp/help/parent
通知受信設定と家庭学習サポート機能
- 通知設定:
マイページ > 通知設定で「課題期限前 24 時間」「出欠変更時」など項目別にプッシュ/メールを選択 - リマインダー:保護者は「学習リマインダー」を作成し、子どものカレンダーと共有できる。設定手順は「家庭学習サポート」セクションで詳細解説あり
- 目標共有:子どもの GTZ 目標を閲覧・コメント可能にすると、モチベーション向上が期待できる
導入時の注意点・トラブルシューティング
本章では、Classi を学校全体で導入する際に留意すべきポイントと、よくある障害への対処法をまとめます。事前チェックリストを活用し、スムーズな運用開始を目指しましょう。
SIS 連携と権限設定
同期方式:RESTful API により双方向リアルタイム同期を実現。学籍情報は暗号化された JSON 形式で送受信されます。
- データ更新タイミング:毎日 02:00 のバッチ処理+管理者が手動で「即時同期」ボタンを押すと即反映
- 権限階層:管理者 > 教員 > 生徒 > 保護者 の4段階でアクセス制御。個人情報はロールごとに最小権限の原則で表示
導入チェックリスト
- SIS 側で API キーを発行し、Classi 管理画面に登録
- 学年・クラスコードなどフィールドマッピング表を作成
-
権限ロールごとの画面表示テスト(管理者は全データ閲覧可、保護者は子どもの学習情報のみ)
-
技術ガイド: https://classi.jp/docs/sis-integration#setup
プライバシー・セキュリティ対策
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 二要素認証 | 2026 年4月以降、全ユーザーに必須化(SMS または Authenticator アプリ) |
| 通信暗号化 | TLS 1.3 による全トラフィックの暗号化 |
| データ保存 | AES‑256 暗号でサーバー側に保管 |
| ログ監査 | 管理者画面の「操作履歴」から 24 時間以内のアクセス・変更を確認可能 |
- セキュリティポリシー: https://classi.jp/security
よくあるトラブルと解決策
| トラブル | 主な原因 | 解決手順 |
|---|---|---|
| ログインエラー | パスワード期限切れ、2FA 未設定 | パスワードリセット → 2FA 再登録(サポートページ) |
| SIS 同期遅延 | API 呼び出し制限、ネット障害 | 管理者画面の「手動同期」実行。継続的に問題がある場合は SIS ベンダーへ問い合わせ |
| プッシュ通知未受信 | アプリ側の通知許可オフ、設定ミス | 設定 > 通知 で対象項目を再確認し、OS の「設定 > アプリ > Classi」でも通知を許可 |
ポイント:多くの障害は「二要素認証」や「プッシュ通知」の初期設定不足が原因です。導入時に全ユーザーへチェックリスト(例:2FA 設定完了、通知許可 ON)を配布し、担当者が完了確認できるようにするとトラブル抑止につながります。
参考リンク一覧
- Classi 公式サイト – 機能紹介: https://classi.jp/features
- 学習動画視聴機能詳細: https://classi.jp/features/video
- GTZ(Goal‑Target‑Zone)マニュアル: https://classi.jp/docs/gtz
- SIS 連携技術ドキュメント: https://classi.jp/docs/sis-integration
- セキュリティポリシー: https://classi.jp/security
- ユーザーサポートページ: https://classi.jp/help
本稿は 2026 年4月時点の公式情報を元に作成しています。機能追加や仕様変更がある場合は、上記公式リンクをご確認ください。