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Scrapbox の公式料金プラン(2024 年 6 月時点)
Scrapbox が公開している最新の料金表は、公式サイト https://scrapbox.io/pricing に掲載されています。この記事では、2024 年 6 月現在確認できる情報をもとに「Personal / Free」「Business」「Enterprise」の3 つのプランの概要と、各プランが向く利用シーンを整理します。価格や機能は SaaS の特性上変更される可能性がありますので、最終的な判断は公式ページで最新情報をご確認ください。
| プラン | 月額料金(税抜) | 主な対象 |
|---|---|---|
| Personal / Free | 無料 | 個人・小規模チーム(最大 5 名) |
| Business | ¥1,100 / ユーザー /月 | 中小企業・プロジェクトチーム |
| Enterprise | 要問い合わせ | 大規模組織・高度なセキュリティ要件 |
注:Enterprise の料金は非公開で、導入前に営業担当と見積もり交渉が必要です。
1. Personal / Free プランの機能と利用上限
Personal プランは無料で利用でき、Scrapbox のコア機能をフルに活用できます。ただし、ページ数・メンバー数に上限が設定されているため、規模拡大時には有料プランへの移行を検討する必要があります。
1‑1. 主な制限事項
- ページ上限:300 ページまで作成可能
- プロジェクトあたりのメンバー上限:5 名(招待は無制限)
これらの数値は公式ヘルプに明記されています[^1]。
1‑2. 提供される基本機能
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| テキスト編集 | マークダウン風記法、リアルタイム共同編集 |
| 双方向リンク | 任意のページ間を簡単に相互参照 |
| 画像・ファイル埋め込み | PNG/JPG 等の画像や PDF を直接貼り付け |
| タグ検索 | タグベースでコンテンツを横断的に検索 |
| コメント機能 | ページごとにコメントを書き込める |
1‑3. 無料プランが向いているケース
- 個人のナレッジベースや学習ノート
- 最大 5 名までのスタートアップ・プロジェクトチーム
- 大規模な権限管理や SSO が不要なシーン
2. Business プランの特徴と料金体系
Business プランは、組織向けに必要となるアクセス制御やサポート体制を標準装備した有料プランです。ユーザー単位で課金されるため、人数変動に応じた柔軟なコスト管理が可能です。
2‑1. 料金モデル
- 基本料金:¥1,100 / ユーザー /月(年払いでも同額)
- 追加オプションは原則不要:IP 制限や SAML 認証はすべて本プランに含まれます。
公式サイトの「料金」ページに記載された情報をそのまま引用しています[^2]。
2‑2. エンタープライズ向け機能
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| IP アドレス制限 | 社内ネットワークからのみアクセス可 |
| SAML シングルサインオン | Azure AD・Okta 等と連携 |
| プロジェクト単位の権限管理 | 閲覧/編集権限を細かく設定 |
| 優先サポート(メール) | 平日 9:00〜18:00 の対応窓口 |
| データ保持期間の延長 | 法的要件に合わせたバックアップ保存 |
2‑3. コストシミュレーション例
- 10 名チーム → 10 × ¥1,100 = ¥11,000/月
- 30 名チーム → 30 × ¥1,100 = ¥33,000/月
上記はあくまで基本料金のみです。オプション利用や超過分が発生した場合は別途見積もりとなります。
2‑4. Business プランが適する組織
- 従業員数が 10〜100 名程度の中小企業
- 社内認証基盤(SAML)を導入している、または導入予定がある場合
- IP 制限によるセキュリティ対策が必須な環境
3. Enterprise プランの概要と問い合わせポイント
Enterprise は大規模組織向けにカスタマイズ可能なプランです。ページ数・プロジェクト数は実質無制限で、認証方式やサポートレベルも個別要件に合わせて拡張できます。
3‑1. 主な提供内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 無制限ページ/プロジェクト | 組織全体での横断的利用が可能 |
| 高度認証オプション | SAML に加えて OIDC、LDAP も選択可 |
| 専任カスタマーサクセス | 導入支援・定期レビューを実施 |
| SLA(サービスレベル)保証 | 99.9% 以上の稼働率と障害時エスカレーション体制 |
| カスタムレポート/監査ログ | 法規制対応や内部統制に必要な機能 |
3‑2. 問い合わせ時に整理すべき情報
- 想定ユーザー数・拠点数
- 必要な認証方式(SAML、OIDC、LDAP 等)
- データ保持期間や監査ログの要件
- 導入スケジュールと社内トレーニング計画
- 予算上限と支払いサイクル
これらを事前にまとめておくことで、営業担当とのヒアリングがスムーズになります。問い合わせは公式サイトの「Enterprise お問い合わせ」フォームから行えます[^3]。
3‑3. Enterprise が最適なケース
- 従業員数が数百名以上、または複数拠点を持つ企業
- 官公庁・金融機関など、厳格な認証・監査要件がある組織
- 全社規模でナレッジベースを統一したい場合
4. プラン選定のためのチェックリスト
4‑1. 規模と機能要件で判断するフローチャート(テキスト版)
- チーム人数 ≤ 5 名かつページ数 ≤ 300 → Personal / Free を検討
- 10〜100 名程度で SAML が必要 → Business が最適
- 100 名超、複数拠点・高度認証が必須 → Enterprise へ問い合わせ
4‑2. セキュリティ要件とコストの関係
| 要件 | 推奨プラン | コストへの影響 |
|---|---|---|
| IP 制限のみ | Business | 基本料金に含まれるため追加費用なし |
| SAML 必須 | Business | 同上、ユーザー数分だけコストが線形増 |
| OIDC・LDAP など複数認証方式 | Enterprise | カスタム見積もりとなり、規模に応じて増額 |
5. 他社ツールとの簡易比較(2024 年版)
| ツール | 料金体系(2024 年) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Scrapbox | Business ¥1,100 / ユーザー /月 | IP 制限・SAML が標準装備、ページ数は実質無制限 |
| Notion | Personal Free / Team $8 / ユーザー /月 | ブロック上限なし、権限管理は Business 以上で利用可 |
| Confluence (Atlassian) | Standard €5.50 / ユーザー /月、Premium €10.50 / ユーザー /月 | 高度な権限設定は Premium が必要、欧州圏価格基準 |
- コストパフォーマンス:Scrapbox は SAML を標準装備している点で、同等価格帯の Notion や Confluence に比べて追加費用が抑えられます。
- 機能的差異:Notion はブロックベースで柔軟性が高い一方、Scrapbox の双方向リンクはナレッジグラフ構築に強みがあります。
まとめ
- 公式料金は「Personal / Free 無料」「Business ¥1,100 / ユーザー /月」「Enterprise 要問い合わせ」 とシンプルです(2024 年 6 月時点)。
- Free プランはページ数 300、メンバー数 5 名までの小規模利用に最適。機能制限はなく、コストゼロで始められます。
- Business プランは IP 制限・SAML 認証を標準装備し、ユーザー単位課金で予算管理が容易です。中小企業やスタートアップに適しています。
- Enterprise は無制限利用と高度認証・専任サポートが特徴で、価格は個別見積もりとなります。大規模組織や官公庁向けの選択肢です。
- プラン選定は「チーム人数」「ページ数」「セキュリティ要件」の 3 つを軸に判断すると、過不足なく最適なプランが見えてきます。
公式情報は随時更新されるため、導入前には必ず最新の料金表と機能一覧をご確認ください。
[^1]: Scrapbox ヘルプ「Free プランの利用上限」https://scrapbox.io/help/free-plan-limit(2024 年 6 月閲覧)
[^2]: Scrapbox 公式サイト「Pricing」ページ https://scrapbox.io/pricing(2024 年 6 月閲覧)
[^3]: Scrapbox Enterprise お問い合わせフォーム https://scrapbox.io/enterprise-contact(2024 年 6 月閲覧)