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2026年最新版 1Password の概要とシステム要件
1Password は、AES‑256 ビット暗号化を標準装備したクロスプラットフォームのパスワードマネージャです。Windows 10/11(64ビット)環境であれば、ほとんどの PC が問題なく利用できます。本セクションでは、2026年4月時点で公表されている公式のシステム要件をまとめ、根拠となるリンクも併記します。
※注意
本記事に掲載している要件は 1Password の公式サポートページ(System Requirements – 1Password)から取得しましたが、2026年4月時点でのスクリーンショット等の一次情報は公開されていません。そのため、要件に変更が生じた場合は公式サイトをご確認ください。
システム要件(公式情報)
| 項目 | 最低要件 | 推奨環境・備考 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 バージョン 1903 以降(64 ビット) または Windows 11(64 ビット) |
最新の累積的アップデートを適用済みが望ましい。Microsoft のサポート情報はこちら |
| CPU | x86‑64 アーキテクチャ対応プロセッサ(Intel Core i3 相当) | マルチコアかつ 2 GHz 以上を推奨 |
| メモリ | 4 GB 以上 | 快適な操作のために 8 GB 以上がベスト |
| ストレージ | インストール容量約 150 MB の空き領域 | 定期的なアップデートを考慮し、余裕を持った空き容量を確保 |
| ハードウェアセキュリティ | TPM 2.0 対応(推奨) Windows Hello(顔認証・指紋認証)対応デバイス |
TPM 2.0 の有効化手順は下記「TPM の有効化」参照 |
| ネットワーク | インターネット接続(同期・アップデート用) | プロキシ環境の場合は 1Password のポート例外設定が必要 |
これらの要件を満たす PC であれば、Watchtower や Secure Notes といった全機能が利用可能です。
ダウンロードとインストール手順
公式サイトから安全に取得し、トライアル開始までの流れを段階的に解説します。各サブセクションは実際の画面操作を想定した説明となっているため、初心者でも迷わず進められるはずです。
公式サイトからインストーラを取得する
1Password の Windows 用インストーラは公式ダウンロードページ(https://1password.com/jp/downloads/windows)で配布されています。ページ上部の 「Windows 用 1Password をダウンロード」 ボタンをクリックすると、最新バージョンの 1PasswordSetup.exe が取得できます。
ポイント
Microsoft Store にも同様のパッケージがありますが、ストア版は自動更新が前提になるため、手動でバージョン確認したいユーザーは公式サイトから直接ダウンロードする方が安心です。
7日間無料トライアルの取得方法
- ダウンロードページ内にある 「7 日間無料トライアル」 ボタンをクリック
- メールアドレスを入力し、受信した認証メールのリンクを開く
- プラン選択画面で 「個人プラン(7日間無料)」 を選び、支払い情報は不要です
※トライアルは 1 アカウントにつき 1 回のみ利用可能です。期間終了後に自動課金される点だけは忘れずに。
インストーラ実行から完了までの手順
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | ダウンロードした 1PasswordSetup.exe を右クリックし 「管理者として実行」(UAC が表示されたら許可) |
| 2 | 「インストール先フォルダーの選択」画面でデフォルト (C:\Program Files\1Password) のまま OK |
| 3 | スタートメニュー・デスクトップへのショートカット作成オプションはチェック推奨 |
| 4 | 「インストール開始」ボタンをクリックし、進行状況バーが完了するまで待機 |
| 5 | インストール完了後に 「1Password を起動」 にチェックし 「完了」 をクリック |
初回サインインとマスターパスワード設定
- アプリ起動 → 「新しい 1Password アカウントを作成」または既存アカウントでサインイン
- メール認証が終わると、マスターパスワード入力画面 が表示されます
- 推奨は「12文字以上・英数字+記号」の組み合わせ。覚えやすさを優先する場合は パスフレーズ形式(例:
red‑mountain‑2026!)も可 - 「回復キー」を必ずメモか安全な場所に保管してください。回復キーが無いと、マスターパスワード紛失時にデータへアクセスできなくなります
Windows Hello と TPM による追加保護設定
ハードウェアレベルでの認証を組み合わせれば、パスワードだけに依存しない堅牢な防御が構築できます。本節では、Windows Hello と TPM 2.0 の有効化手順と 1Password 側での設定方法を解説します。
Windows Hello の有効化
参考:Windows Hello の公式ガイドはこちら
- 設定 → アカウント → サインインオプション を開く
- 「顔認証」または「指紋認証」の項目で 「セットアップ」 を選択し、デバイスが対応していれば生体情報を登録
- 1Password アプリ内の左下 「設定」 → 「セキュリティ」 タブへ移動
- 「Windows Hello によるロック解除」をオンにし、画面の指示に従って再度生体情報を確認
これで、マスターパスワード入力なしにアプリがロック解除でき、日常的な利用が格段に快適になります。
TPM 2.0 の有効化と 1Password 連携
参考:TPM 2.0 の概要はMicrosoft Docs
- PC の電源を入れ直し、BIOS/UEFI 設定画面へ(通常は起動時に
DelキーやF2キー) - 「Security」→「TPM」または「Trusted Platform Module」を 「Enabled」 に設定し保存して再起動
- Windows 上で
Win + R→tpm.mscと入力し、ステータスが 「利用可能」 か確認 - 1Password の 「設定」→「セキュリティ」 で 「TPM に秘密鍵を保存」 をオンにする
TPM が有効になると、マスターパスワードは暗号化された形でハードウェア内部に保管されます。OS が起動しない限り鍵が外部に漏れないため、紛失・盗難リスクを大幅に低減できます。
よくあるトラブルと対処法、基本操作ガイド
実際に利用開始した後で遭遇しやすいエラーや、日常的な操作方法についてまとめました。問題が起きたらまず本節をご確認ください。
インストール・互換性エラーの原因と解決策
| エラーメッセージ | 主な原因 | 推奨対処法 |
|---|---|---|
| 「このアプリはお使いの PC で実行できません」 | Windows バージョンが 1903 未満、または 32 ビット版を使用 | OS を最新ビルドに更新し、64 ビット版か確認 |
| 「SmartScreen がインストールをブロックしました」 | Microsoft Defender SmartScreen が未署名ファイルと判定 | 「詳細情報」→「実行する」 を選択、もしくは「設定 → アプリと機能」で例外登録 |
| 「管理者権限が必要です」 | UAC がインストーラの実行を拒否 | インストーラを右クリックし 「管理者として実行」 |
上記で解決しない場合は、1Password の公式サポートページ(https://support.1password.com/)のトラブルシューティングガイドをご参照ください。
スタンドアロン版とサブスクリプション版の比較
| 項目 | スタンドアロン版 | サブスクリプション版(Families / Teams) |
|---|---|---|
| データ保存先 | ローカルのみ | クラウド同期(全デバイスで自動更新) |
| 共有機能 | なし | ボルト単位のチーム/ファミリー共有が可能 |
| Watchtower・Security Audit | 制限あり | フル機能で脆弱性通知をリアルタイム取得 |
| 価格モデル | 一括購入(アップデートは別途) | 月額または年額サブスクリプション |
アップグレード手順
- アプリ内 「設定」→「プランと課金」 を開く
- 「プランを変更」ボタンをクリックし、希望のサブスクリプション(Families か Teams)を選択
- 支払い情報を入力 → プラン変更完了後、即座にクラウド同期が有効化
基本操作:パスワード保存・自動入力の設定
1Password のブラウザ拡張機能は Chrome、Edge、Firefox、Safari それぞれ公式サイトからインストールできます(例:Chrome 用は Chrome ウェブストア)。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 拡張機能を追加すると、ツールバーに鍵マークが表示されます |
| 2 | 新規サイトでアカウント作成時、入力欄横の 「保存」 アイコンをクリックし、保存先ボルト(例:Personal)を選択 |
| 3 | 既存のログインページでも拡張機能が自動的にユーザー名・パスワードを提案。Enter キーで自動入力完了 |
| 4 | 設定 → 「自動入力」項目で 「常に自動入力」 を有効化すると、毎回確認ダイアログが省略されます |
まとめ
- Windows 10/11(64 ビット)+ TPM 2.0 があれば、1Password の全機能を安全に利用できます。
- 公式サイトから直接インストーラを取得し、管理者権限で実行すればインストールはシンプルです。
- Windows Hello と TPM の併用で、マスターパスワード以外のハードウェア認証が加わり、盗難時のリスクが大幅に低減します。
- トラブルは OS の最新化や UAC 設定の見直しで解決できるケースが多く、公式サポートページも併せて活用してください。
安全かつ快適なパスワード管理を実現するために、本ガイドを手元に置いておくと便利です。
本記事の情報は執筆時点(2026年6月)に基づいています。製品や OS のバージョンが変わると要件も変更される可能性がありますので、随時公式サイトをご確認ください。