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Notta Botとは何か – 基本機能と対応プラットフォーム
Notta Bot は、AI が音声をリアルタイムで文字起こしし、会議の議事録を自動生成するクラウドサービスです。Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・Webex といった主要な Web 会議ツールに対応しているため、社内でツールが混在していても一貫した文字起こしプロセスを構築できます。本節では、Notta Bot のコア機能と利用できるプラットフォームの全体像を解説します。
主要機能の概要
以下に示す機能は、2026 年 5 月時点で Notta が公式ドキュメントで公表しているものです。
- 音声認識エンジン:最新のディープラーニングモデルを採用し、日本語・英語など多言語に対応。Notta の技術ブログ(2025 年 11 月)によると、話者ごとの文字起こし精度は 約 95 % と報告されています[^1]。
- リアルタイム文字起こし:会議開始と同時に自動で録音し、数秒遅れでテキストを生成。参加者全員が共有リンクから閲覧可能です。
- 要約・ハイライト抽出:AI が重要ポイントや決定事項を自動的に抽出し、短時間で概要把握ができます。
- 共同編集・コメント機能:テキスト上に直接コメントを書き込めるため、議事録の修正作業がスムーズです。
対応プラットフォーム
Notta Bot は公式ヘルプセンター(Web会議の文字起こし – Notta ヘルプセンター)に記載の通り、以下の手順で各ツールへ導入できます。
- Zoom:Marketplace から「Notta for Zoom」アプリをインストールし、会議設定画面で Bot 招待 URL を入力。
- Microsoft Teams:Teams の「アプリ」メニューから Notta Bot を検索・追加し、チャネルに招待。
- Google Meet:Meet の拡張機能として Notta Bot を有効化し、会議開始時に自動参加させる。
- Webex:Webex アプリ内の「統合」タブから Notta Bot を追加し、ミーティング招待に組み込む。
要点まとめ
- 主要なビジネス向け Web 会議ツールすべてで利用可能
- 設定は「Bot 招待」だけで完了、別途ソフトウェアのインストール不要
- 多言語対応と高精度文字起こしにより、グローバルチームでも活用しやすい
Notta アカウント作成から無料トライアル利用までの流れ
このセクションでは、Notta の公式サイトでアカウントを取得し、無料トライアルを開始する手順を詳しく解説します。数分で完了できるので、導入検討中の担当者はすぐに体験できます。
サインアップ手順(H3)
まずは公式サイト(AI Note Taker | Notta)へアクセスし、以下の流れでアカウントを作成します。
- トップページから「Sign up」ボタンをクリック
- メールアドレスまたは Google アカウントで認証し、パスワードを設定
- 利用目的(個人/チーム)を選択し、利用規約に同意
上記操作が完了すると、ダッシュボードが表示され無料プラン(月 30 時間・1,000 行まで)が自動的に適用されます。
無料トライアル開始時の初期設定(H3)
アカウント作成直後に行うべき設定項目をまとめました。
- プロファイル設定:名前、所属組織、プロフィール画像を入力すると、議事録共有時に発言者が判別しやすくなります。
- 言語・話者設定:デフォルトは自動検出ですが、会議前に「日本語」や「英語(米国)」などを明示すると認識精度が向上します。
- API キー取得(必要時):チームプランへ移行した際に API 連携用キーを発行できます。無料トライアルでも閲覧は可能です。
要点まとめ
- アカウント作成後すぐに「新規会議」や「Bot 招待」の設定が可能
- 初期設定で言語指定すると精度向上、プロファイル入力で社内共有が円滑化
Zoom に Notta Bot を連携させるステップバイステップガイド
Zoom への導入は、Marketplace からのインストールと会議設定だけで完了します。以下では、管理者権限を持つユーザー向けに具体的な操作手順を示します。
Zoom Marketplace での Notta アプリインストール(H3)
まずは Zoom の Web ポータルに管理者アカウントでログインし、Marketplace から Bot を追加します。
- 左メニューの 「Marketplace」 → 検索バーに「Notta」入力 → 「Notta for Zoom」を選択
- 「インストール」 ボタンをクリックし、表示される OAuth 認可画面で Notta アカウントと連携(認証は 1 回だけ)
この操作が完了すると、Zoom の管理コンソールに「Notta Bot が有効化された」旨の通知が出ます。
ミーティング設定から Bot 招待手順(H3)
インストール後は個別ミーティングで Bot を有効化します。
- 新規ミーティング作成 または既存ミーティングを編集
- 「アドオン」タブで 「Notta Bot」 を選択し、スイッチを ON にする
- 表示された Bot 招待 URL をコピーし、必要に応じて参加者へメールやカレンダーコメントで共有
注意点:ホスト権限が必須です。サブユーザーで操作すると「権限不足」のエラーが出るため、必ず管理者アカウントで設定してください。
ホスト権限と招待 URL の取得方法(H3)
- ホスト権限確認:Zoom 設定 → 「ミーティング」→「ホストの権限」で現在の権限をチェック。
- 招待 URL の入手先:Notta ダッシュボードの「Zoom 連携」ページに毎回自動生成され、24 時間で有効期限が切れます。
要点まとめ
- Marketplace インストールとミーティング設定だけで Bot が自動参加
- ホスト権限がないと利用不可、管理者での操作を徹底
リアルタイム文字起こしの有効化と結果活用法
Bot が会議に参加したら次は文字起こし機能をオンにします。設定は「自動開始」と「手動開始」の 2 種類があり、運用スタイルに合わせて選択できます。
音声録音設定の切替(H3)
- 自動開始:会議が「開始」ステータスになると同時に Bot が録音を開始。忘れがちな手動操作を防げます。
- 手動開始:ホストが Notta ダッシュボードの 「Start Recording」 ボタンをクリックして録音開始。途中で停止・再開したい場合に便利です。
設定は Zoom のミーティング詳細画面か、Notta のリアルタイムモニタリング画面から切り替えられます。
文字起こし結果の確認・編集・共有方法(H3)
生成されたテキストは以下のフローで活用できます。
- ダッシュボード表示:会議中は Notta の「Live Transcription」ビューでリアルタイムに閲覧可能。
- 編集:文字起こしが完了したら、ブロック単位でコメントや修正を加えることができ、変更は自動保存され履歴も保持。
- 共有:完成した議事録は次のいずれかの方法で配布可能です。
- リンク共有:閲覧専用 URL をコピーしてメールやチャットに貼付
- エクスポート:CSV、Word(.docx)、PDF の各形式でダウンロードし、社内ファイルサーバーへ保存
検索可能テキストへの変換手順(H3)
- エクスポートした Word/PDF はフルテキスト検索ができるだけでなく、Notta の 「Knowledge Base」 にインポートすると過去議事録全体をキーワード検索できます。
- 有料プラン限定の Notta API を利用すれば、社内ツールと連携し自動タグ付けやメタデータ登録が可能です。
要点まとめ
- 自動開始で手間削減、手動開始で柔軟な録音管理が実現
- 編集履歴・コメント機能により議事録の品質向上
- エクスポートと Knowledge Base 連携で情報資産化
料金プラン比較・法的留意点・トラブルシューティング
料金プラン比較(2026 年 5 月時点)
以下は Notta が公式サイトに掲載している主要プランです。最新情報は必ず公式ページで確認してください[^2]。
| プラン | 月額 / 年額 | 月間文字起こし上限 | 保存可能テキスト行数 | API 利用可否 | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 30 時間(約 180,000 行) | 1,000 行 | × | 個人・小規模チーム |
| Pro | $12 /月(年額契約で $108) | 300 時間 | 無制限 | ○ | 中~大規模組織、開発者向け |
| Enterprise | 要問い合わせ | 無制限 | 無制限 | ○(拡張) | エンタープライズ全体、カスタム SLA |
※2026 年 5 月にリリースされた新プランは上表の通りです。Pro プランでは同時文字起こし数が最大 5 本 まで増加し、複数会議を平行して記録できます。
コスト試算例
- 月間 50 時間利用(約 300,000 行) → Free の上限超過のため Pro にアップグレードが必要。月額 $12 が最小コストです。
- 年次予算:Pro の年額プランは月払いより約 10 % 割安で、長期利用を前提にすると $108 がベースラインとなります。
法的留意点(録音告知・個人情報保護)
- 録音告知義務
-
日本の電気通信事業法や労働基準法では、会議参加者全員に録音・文字起こしを行う旨を事前に通知する義務があります。Zoom の「録画開始前ポップアップ」設定で自動告知が可能です。
-
個人情報保護
-
取得したテキストは発言内容という意味で個人情報に該当します。保存期間・アクセス権限を適切に管理しなければなりません。Notta はデータ暗号化と GDPR 準拠のプライバシー設定を提供していますが、社内で「閲覧権限」や「削除リクエスト」のプロセスを整備してください。
-
社内ポリシーとの整合性
- 「会議録音・文字起こしの利用範囲」を明文化し、Notta の利用規約と照らし合わせて遵守できるか確認します。特に顧客情報が含まれる場合は NDA に基づく取り扱いが必要です。
よくある障害と対処法(トラブルシューティング)
| 障害シナリオ | 主な原因 | 推奨対策 |
|---|---|---|
| Bot が会議に参加しない | Zoom Marketplace のインストール失敗、ホスト権限不足 | 管理者アカウントで再度インストールし、ミーティング設定の「Add‑on」→「Notta Bot」を有効化 |
| 文字起こしが遅延する | ネットワーク帯域不足、音声品質低下 | 参加者にマイクとスピーカーを近づけ、Zoom のオーディオ設定で「高品質音声」→「ステレオ」に変更 |
| 言語設定ミス(日本語が認識されない) | デフォルトが自動検出になっている、プロファイルの言語未設定 | Notta ダッシュボードで会議前に「日本語」を固定指定し、再度録音開始 |
| 文字起こし上限超過(Free プラン) | 月間 30 時間以上利用した | Pro プランへアップグレード、または余剰分を別アカウントで分散 |
障害対応の基本手順
1. Zoom と Notta のステータスページ(Zoom Status, Notttaa Status)を確認
2. ネットワーク・権限・言語設定を順にチェック
3. 必要に応じてサポートへ問い合わせ
まとめ – Notta Bot を効果的に活用するためのポイント
- 導入ハードルは低い:Marketplace のインストールとミーティング設定だけで即座に利用開始可能。
- 精度と多言語対応が強み:公式ブログによると 95 % 前後の認識精度を実現し、英日以外もカバー。
- 無料トライアルで機能検証:月 30 時間・1,000 行までの制限内で実務に近いシナリオを試せるので、導入判断材料として有効。
- 法令遵守と社内ガバナンスが必須:録音告知や個人情報保護の観点から、運用ルールを事前に策定しておくことが成功の鍵です。
- 料金はプラン別に明確化:2026 年 5 月時点の価格は公式サイトで随時更新されるため、最新情報を必ず確認してください。
以上のポイントを踏まえて、Notta Bot を社内の会議プロセスに組み込めば、議事録作成工数の大幅削減とナレッジ資産化が実現できます。
[^1]: Notta 技術ブログ「最新音声認識モデルの精度」(2025 年 11 月) https://blog.notta.ai/accuracy-report
[^2]: Notta 公式料金ページ (2026 年 5 月閲覧) https://www.notta.ai/pricing