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DaVinci Resolve 20.3.3 ダウンロードとインストール方法 – Windows・macOS・Linux 完全ガイド

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1. ダウンロードとバージョン確認

DaVinci Resolve は毎月新しいビルドが公開されます。「現在配布中の最新版」 を確実に取得するには、Blackmagic Design の公式製品ページから直接ダウンロードリンクへたどり着くことが最も安全です。

1.1 公式サイトへのアクセス手順

  1. ブラウザで以下の URL にアクセスします。
    https://www.blackmagicdesign.com/products/davinciresolve

  2. ページ上部に表示される 「今すぐダウンロード」 ボタンをクリックし、OS(Windows・macOS・Linux)を選択します。

  3. ダイアログ内に 「Free(無料版)」 と表記された項目が最新ビルドとして表示されます。ここで OS に応じたファイル名(例:DaVinci_Resolve_Windows.exe)を確認し、ダウンロードを開始してください。

注意:公式ページ以外のミラーサイトやサードパーティー配布は改ざんリスクがあるため使用しないでください。


2. システム要件と推奨スペック

DaVinci Resolve は GPU に大きく依存するアプリケーションです。インストール前にハードウェアが 最低要件 を満たすか、できれば 推奨環境 に合わせているか確認しましょう。以下の表は Blackmagic Design の公式スペックページ(2026年5月時点)から抜粋し、出典を明示しています【^1】。

2.1 要件一覧(OS 別)

OS 最低要件 推奨要件
Windows 10/11 (64‑bit) CPU: Intel i5 第6世代 / AMD Ryzen 5
GPU: NVIDIA GeForce GTX 960(CUDA 6.0)または同等の AMD GPU
RAM: 8 GB
OS: Windows 10 1809 以降
CPU: Intel i7 第9世代 / AMD Ryzen 7
GPU: NVIDIA RTX 2060(CUDA 11.1)または AMD Radeon RX 5700
RAM: 16 GB 以上
OS: Windows 11
macOS CPU: Intel Core i5 (2018 年以降) または Apple Silicon M1
GPU: Metal 対応 GPU
RAM: 8 GB
OS: macOS 12 Monterey 以降
CPU: Intel Core i7 第10世代 / Apple Silicon M2
GPU: Metal 2.3+ 対応
RAM: 16 GB 以上
OS: macOS 13 Ventura
Linux (Ubuntu, Fedora, Arch) CPU: Intel i5 第6世代 / AMD Ryzen 5
GPU: NVIDIA CUDA 10.2 / AMD ROCm 3.5 対応
RAM: 8 GB
OS: Ubuntu 20.04 LTS、Fedora 34、Arch Linux 最新版
CPU: Intel i7 第9世代 / AMD Ryzen 7
GPU: NVIDIA RTX 3060(CUDA 11.4)または同等の AMD GPU
RAM: 16 GB 以上
OS: Ubuntu 22.04 LTS、Fedora 38、Arch Linux 最新版

[^1]: Blackmagic Design, DaVinci Resolve System Requirements, https://www.blackmagicdesign.com/products/davinciresolve (2026年5月閲覧)

2.2 システム情報取得手順

  • WindowsWin + Rdxdiag と入力し、レポートで CPU・GPU・メモリを確認。
  • macOS:Apple メニュー → 「この Mac について」→「システムレポート」でハードウェア情報を見る。
  • Linux(Ubuntu/Fedora/Arch 共通):

ポイント:推奨スペックを満たすと、プレビュー遅延やレンダリング待ち時間が大幅に短縮されます。


3. SHA‑256 ハッシュでファイルの整合性を検証する

公式ダウンロードページでは、各インストーラーファイルに対して SHA‑256 のハッシュ値が掲載されています。この数値とローカルで算出したハッシュが一致すれば、ファイルが改ざんされていないことが保証されます。

3.1 ハッシュ値の取得例(公式掲載)

ファイル名 SHA‑256 (公式)
DaVinci_Resolve_Windows.exe 3A9F5C2E7D8B4A6C9F0E1D2B3C4A5E6F7D8C9B0A1E2F3D4C5B6A7E8F9D0C1B2
DaVinci_Resolve_Mac.dmg B1C2D3E4F5A6B7C8D9E0F1A2B3C4D5E6F7A8B9C0D1E2F3A4B5C6D7E8F9A0B1
DaVinci_Resolve_Linux.deb 7F6E5D4C3B2A190876543210FEDCBA9876543210ABCDEF1234567890ABCDEF12

※上記は例示です。実際のハッシュはダウンロードページに随時更新されるので、必ず公式サイトの数値をコピーしてください。

3.2 ハッシュ検証コマンド

  • Windows(PowerShell)

  • macOS / Linux(ターミナル)

コマンド出力のハッシュ文字列が公式掲載と完全一致すれば、ダウンロードは安全です。


4. OS 別インストール手順

以下では Windows 11, macOS Ventura (または Monterey), Ubuntu 22.04 LTS に加えて、Fedora 38Arch Linux の代表的な手順を示します。各手順の冒頭に「このセクションで扱う内容」の導入文を付け、ポイントは箇条書きで整理しています。

4.1 Windows 用インストーラー (.exe)

Windows では管理者権限で実行することが必須です。インストール中に GPU ドライバーの最新版確認も併せて行うと、起動時エラーを防げます。

  1. ダウンロードした DaVinci_Resolve_Windows.exe を右クリックし 「管理者として実行」 を選択。
  2. ウィザードに従い 「次へ」 → 「同意する」 → 「インストール」 をクリック。デフォルトのインストール先は C:\Program Files\Blackmagic Design\DaVinci Resolve です。
  3. インストール完了後、NVIDIA または AMD の公式サイトから CUDA 12.x 以降(NVIDIA)/ Radeon Software(AMD) をダウンロードし、最新版に更新してください。

ポイント:Visual C++ 再頒布パッケージが不足している場合は、Microsoft の公式ページから「Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2022 (x64)」をインストールしてください。

4.2 macOS 用ディスクイメージ (.dmg)

macOS は Gatekeeper が署名済みアプリのみ許可するため、初回起動時に例外設定が必要になることがあります。

  1. DaVinci_Resolve_Mac.dmg をダブルクリックし、マウントされたディスクイメージを開く。
  2. DaVinci Resolve アイコンを /Applications フォルダーへドラッグ&ドロップ。
  3. 初回起動時に「このアプリケーションは確認できません」と表示されたら、システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → 一般「このまま開く」 を選択。

ポイント:Metal 対応 GPU が必須です。古い Intel グラフィックや非対応の外付け GPU は使用できません。OS のアップデートは「システム環境設定 → ソフトウェア・アップデート」から行ってください。

4.3 Ubuntu 系 Linux 用パッケージ (.deb)

Ubuntu では公式 .deb パッケージが最も手軽です。依存関係の解決と GPU ドライバーのセットアップを忘れずに実施します。

必要な追加パッケージ(Ubuntu/Fedora 共通)

パッケージ 用途
ffmpeg ビデオコーデックのデコード/エンコード
libgl1-mesa-glx OpenGL ライブラリ
ocl-icd-libopencl1 OpenCL 実装(AMD GPU 用)
nvidia-driver-525 (NVIDIA の場合) CUDA 12.x 対応ドライバー

ポイント:NVIDIA GPU を利用する際は、公式リポジトリから CUDA Toolkit 12.0 と対応ドライバーを別途インストールしてください。

4.4 Fedora 用パッケージ (.rpm)

Fedora ユーザー向けに .rpm パッケージの手順と、DNF による依存関係インストール例を示します。

ポイント:Fedora では SELinux が有効になっているため、インストール後に setenforce 0(一時的に無効化)で動作確認し、問題なければポリシー例外を作成すると安全です。

4.5 Arch Linux 用 AUR ビルド

Arch ユーザーは AUR に登録された PKGBUILD を利用してビルドできます。以下は yay コマンドでのインストール手順です。

AUR パッケージは公式バイナリをそのまま展開するだけなので、ハッシュ検証は AUR の PKGBUILD に記載された sha256sums が参照先と同一か を必ず確認してください。

ポイント:Arch はローリングリリースのため、カーネルや Mesa のバージョンが上がると GPU ドライバーとの整合性が崩れることがあります。問題発生時は linux-firmwarenvidia-dkms(または mesa)を最新に更新してください。


5. 初回起動と無料版/Studio の違い

DaVinci Resolve を初めて立ち上げると「Free」か「Studio」の選択画面が表示されます。ここでは両エディションの主な機能差と、無料版で開始できる作業範囲を整理します。

5.1 機能比較表

カテゴリ 無料版(Free) Studio(有料)
カラーグレーディング 基本ツール全般利用可、ノードは最大 8 個まで ノード数無制限、HDR/ACES、DaVinci Neural Engine
Fusion エフェクト 標準プラグイン(30 種類程度) 3D ステレオ、追加エフェクトパック、サードパーティー PLUG‑IN
Fairlight オーディオ 最大 8 トラック、基本エフェクト 無制限トラック、高度なノイズリダクション/音声修復
エクスポートフォーマット MP4, MOV, ProRes, DNxHD 等主要形式 HEVC (10‑bit), DNxHR 2.0, Redcode、さらなるコーデック
マルチユーザー/コラボ 非対応 リアルタイム共同編集(DaVinci Resolve Studio)

結論:無料版でもフルカラーグレーディングと標準的なエフェクトは十分に利用可能です。Studio が必要になるのは、HDR制作や大規模プロジェクトでのマルチユーザー編集が目的の場合です。

5.2 初回設定ウィザード

  1. 起動直後に表示される 「DaVinci Resolve」か「DaVinci Resolve Studio」 の選択画面で 「Free(無料版)」 をクリック。
  2. 言語とデフォルトプロジェクト保存場所を指定し、「次へ」
  3. 以降は自動的にメイン UI が表示されます。

6. よくあるエラーと対処法

実際の運用で遭遇しやすいエラーメッセージをまとめ、原因別に解決手順を示します。エラーが出たらまずハッシュと GPU ドライバーのバージョン確認から始める のが基本です。

エラーメッセージ 主な原因 推奨対処法
GPU ドライバーがサポート外 古いドライバー、CUDA/Metal が非対応 - Windows: NVIDIA 公式サイト → 最新ドライバー(CUDA 12.x)
- macOS: 「システム環境設定」→「ソフトウェア・アップデート」
- Linux: sudo apt-get install nvidia-driver-525 など
Visual C++ ランタイムが不足 (Windows) Microsoft Visual C++ 再頒布パッケージ未インストール https://learn.microsoft.com/windows/downloads から「Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2022 (x64)」をダウンロード・インストール
Gatekeeper がブロック (macOS) 未署名アプリの実行が制限 「システム環境設定 → セキュリティとプライバシー → 一般」から「このまま開く」を選択
依存パッケージが欠如 (Linux) ffmpeg、OpenGL、OpenCL など未インストール Ubuntu: sudo apt-get install ffmpeg libgl1-mesa-glx ocl-icd-libopencl1
Fedora: sudo dnf install ffmpeg mesa-libGL ocl-icd
ライセンスが見つかりません (Studio) 設定ファイル破損、権限不足 Windows の場合 %AppData%\Blackmagic Design\DaVinci Resolve フォルダーを削除し再起動
Linux/macOS は ~/.local/share/DaVinciResolve を同様にリセット

ポイント:上記エラーは「ハッシュ不一致」や「GPU ドライバーの古さ」が根本原因になることが多いため、まずはそれらを最新状態に保ちましょう。


7. インストール後の基本設定チェックリスト

DaVinci Resolve のインストールが完了したら、以下の項目を で確認しながら作業環境を整えます。チェックリストはプロジェクト開始前に必ず実施してください。

  1. プロジェクトフォルダーの設定
  2. 「DaVinci Resolve → Preferences → System → Media Storage」から、SSD 上の高速ストレージへ変更(例:/mnt/media/projects)。

  3. オーディオデバイスの選択

  4. 「Preferences → Audio」で使用するインターフェースを指定し、サンプルレートは 48 kHz に統一。

  5. カラー管理のリセット

  6. 「Project Settings → Color Management」→「Color Science」を DaVinci YRGB に設定し、「Reset all grades to default」を実行。

  7. GPU 設定の確認

  8. 「Preferences → Memory and GPU」から、認識された GPU が正しく表示されているかチェック。「Use GPU for processing」をオンに。

  9. プラグインフォルダーのパス追加(任意)

  10. Fusion/Fairlight 用サードパーティープラグインを使用する場合は、「Open plugins folder」からパスを設定。

  11. 自動保存とバックアップ

  12. 「Project Settings → General Options」で「Auto Save Project」を 5 分ごとに有効化し、バックアップ世代数も適宜増やす。

結論:上記項目を全てクリアすれば、DaVinci Resolve の無料版は本格的な編集・カラーグレーディング作業がスムーズに開始できます。


8. パフォーマンス最適化の追加ヒント

8.1 GPU ドライバーと CUDA / Metal の同期

  • Windows:NVIDIA のコントロールパネルで「CUDA –> Compute_0」以降が有効か確認。
  • macOS:Metal のバージョンはシステム情報 → 「Graphics/Displays」で確認し、対応 OS へアップデート。
  • Linuxnvidia-smi コマンドで CUDA バージョンとドライバーの整合性をチェック。

8.2 メモリプールの調整

「Preferences → Memory and GPU」から GPU Memory Pool の割合(デフォルト 70 %)をプロジェクトサイズに合わせて増減させると、キャッシュミスが減少します。

8.3 プロキシ/オフラインメディアの活用

高解像度素材は「Media Pool」→右クリック → Generate Optimized Media(ProRes LT 推奨)で低ビットレートに変換し、編集時の負荷を軽減します。


9. FAQ(よくある質問)

Q A
最新版はどこで確認できますか? Blackmagic Design の製品ページ上部に「今すぐダウンロード」ボタンがあり、クリックすると表示されるビルド番号とリリース日が最新情報です。
インストール時に管理者権限が求められません。どうすればいい? Windows はエクスプローラーで .exe を右クリック → 「管理者として実行」
macOS は「システム環境設定 → セキュリティ」で Gatekeeper の例外設定を行う
Linux で CUDA が認識されません。対処法は? nvidia-smi がエラーになる場合、ドライバーと CUDA Toolkit を再インストールし、/etc/modprobe.d/blacklist.confnouveau のブラックリストが無いか確認
プロジェクトの自動バックアップはどこに保存されますか? デフォルトでは「ユーザーフォルダー → DaVinci Resolve → Backups」に世代別で保存されます。設定は「Project Settings → General Options」から変更可
無料版でも Fusion の 3D 機能は使えますか? 無料版の Fusion は 2D エフェクトが中心で、3D ステレオや高度なマテリアルは Studio 限定です。

10. まとめ

  • 公式サイトから最新版を取得し、必ず SHA‑256 ハッシュで整合性確認
  • システム要件は公式表記に基づき、最低・推奨スペックを事前チェック
  • Windows・macOS・Linux(Ubuntu/Fedora/Arch)それぞれのインストール手順と依存パッケージを網羅
  • 無料版でもフルカラーグレーディングが可能で、Studio は高度機能向けオプション
  • エラーは GPU ドライバー・ランタイム不足が多いので、最新版への更新が最優先

以上の手順とチェックリストを踏むことで、DaVinci Resolve の無料版を安全に導入し、快適な映像編集環境をすぐに構築できます。ぜひ本稿を作業時のリファレンスとして活用してください。

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