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Mailchimpプラン概要と2026年の料金・上限
Mailchimp は 2026 年5 月に公式サイトで提示した Free、Essentials、Standard、Premium の4 つのプランを提供しています。日本向けに特化したプランはありませんが、各プランの米ドル価格と円換算額、コンタクト上限・メール送信上限を把握しておくことは、導入予算や運用規模を正しく見積もるうえで必須です。以下では 2026 年5 月時点の最新情報をまとめ、プラン選定に役立つポイントを解説します。
料金・上限一覧(2026年5月時点)
| プラン | 月額 (USD)※ | 年額 (USD)※ (10%割引適用) |
円換算年額* | コンタクト上限 | 月間送信上限 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | ¥0 | 250 件 | 500 通 |
| Essentials | $13〜$99(コンタクト数に比例) | $162〜$1,188 | 約¥24,000〜¥176,800 | 500 件 – 5,000 件 | 10,000 通 – 無制限* |
| Standard | $16〜$149 | $173〜$1,613 | 約¥25,800〜¥240,300 | 5,000 件 – 10,000 件 | 無制限 |
| Premium | $22〜$299 | $238〜$2,583 | 約¥35,500〜¥384,900 | 10,000 件 – 200,000 件 | 無制限 |
- *月額は公式サイトに記載された「開始価格」を基準とし、コンタクト数が増えるごとに段階的に上昇します。
- 円換算は 1 USD = 149 JPY(±5% の範囲で表記)を使用しています。
出典: Mailchimp 公式サイト(2026 年5 月更新)【app‑tatsujin.com】
対象規模例
| 規模 | 推奨プラン |
|---|---|
| スタートアップ・個人事業主(≤500 件) | Free または Essentials(低コストで開始) |
| 成長中企業(1,000〜10,000 件) | Standard(自動化とレポートが必須) |
| 大規模エンタープライズ(≥10,000 件) | Premium(高度なセグメント・多言語対応) |
各プランの主要機能比較
Mailchimp のプランは価格だけでなく、利用できるマーケティング機能でも大きく差があります。本節では無料プランと有料プランの主な違いを整理し、どの機能がビジネスに必要か判断できるようにします。
機能比較表
以下の表は各プランで利用可能な代表的機能をまとめたものです。※「✅」はそのプランで提供されていることを示し、「❌」は未提供を意味します。
| 機能 | Free | Essentials | Standard | Premium |
|---|---|---|---|---|
| ドラッグ&ドロップエディタ | ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
| 基本テンプレート(限定) | ✅ | ✅ | ✅ | ✅ |
| マーケティングオートメーション | ❌ | ✅ | ✅ | ✅ |
| A/B テスト | ❌ | ✅(件数制限あり) | ✅ | ✅ |
| 複数ユーザー権限 | ❌ | ✅(最大 2 名) | ✅(最大 5 名) | ✅(無制限) |
| 詳細レポート・インサイト | 基本レポートのみ | ✅(標準指標) | ✅(高度指標) | ✅(カスタムダッシュボード) |
| CRM 機能 | 基本コンタクト管理 | ✅ | ✅ | ✅(高度スコアリング) |
| サードパーティ連携 | 100+ アプリ(制限あり) | ✅ | ✅ | ✅ |
| メール送信上限 | 500 通/月 | 10,000 通/月(プランにより増加) | 無制限 | 無制限 |
機能ごとの利用シーン例
- マーケティングオートメーション:新規顧客へのウェルカムメールや購入後のフォローアップは Essentials 以上で設定可能です。
- A/B テスト:件名やCTAの効果測定を行う場合、Standard 以上が推奨されます(テスト対象数が増えるため)。
- 複数ユーザー権限:マーケティングチームで共同運用するなら Standard が最小規模となります。
出典: Connected One のレビュー記事「Mailchimp ガイド・レビュー」【connected‑one.world】
年間契約割引とコストシミュレーション
年間契約に切り替えることで、月額プランに比べて 約10% の割引 が自動的に適用されます。実際の支払額は為替レート(1 USD = 149 JPY)で円換算し、予算策定時の参考数値として活用してください。
年間契約時の料金表
| プラン | 月額 (USD) | 年額 (USD, 割引後) | 円換算年額 (JPY) |
|---|---|---|---|
| Essentials(開始価格) | $13 | $162 (= $13×12×0.9) | 約 ¥24,200 |
| Standard(開始価格) | $16 | $173 (= $16×12×0.9) | 約 ¥25,800 |
| Premium(開始価格) | $22 | $238 (= $22×12×0.9) | 約 ¥35,500 |
シミュレーション例
- Essentials を 5,000 件まで拡張した場合:月額 $30 → 年額 $324 → 円換算約 ¥48,300
- Standard のコンタクト上限を 10,000 件に増やすと:月額 $45 → 年額 $486 → 円換算約 ¥72,400
金額は為替変動の ±5% 範囲内で変わる可能性がありますが、概算として参考にしてください。
日本市場向け制限事項とサポート状況
Mailchimp は日本語 UI・日本語サポートを提供していないため、英語に慣れた担当者が必須です。また、国内で広く利用されているメッセージングプラットフォーム(LINE)との公式連携は未実装である点も留意が必要です。
日本向けの主な制限
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| 日本語ユーザーインターフェース | 非対応 |
| 日本語サポート(メール/チャット) | 英語のみ |
| LINE 連携 | 未提供 |
| 法人向け国内支払オプション | クレジットカード(米ドル決済) |
実務上の影響と対策
- 操作マニュアルは英語が前提:公式ヘルプセンターを翻訳ツールで閲覧するか、社内に英語に慣れた担当者を配置すると導入ハードルが下がります。
- 為替リスクへの備え:請求通貨が米ドルのため、年度予算策定時に ±5% の変動幅を見込んだ予備費を確保しておくと安心です。
- LINE 連携が必要な場合:Zapier や Integromat(Make)など外部ツールで間接的に連携できるか検討します。ただし、追加コストや設定工数が発生します。
出典: Connected One のレビュー記事「Mailchimp ガイド・レビュー」【connected‑one.world】
代替ツール比較とおすすめプラン選び
日本市場でのコストパフォーマンスや日本語対応を重視する場合、以下のツールが実務的に評価されています。各ツールの特徴と料金感覚を比較し、規模別・要件別に最適な選択肢を提示します。
主要代替ツール一覧
| ツール | 月額 (USD)※ | 日本語 UI・サポート | コンタクト上限(基本) | 主な機能 |
|---|---|---|---|---|
| MailerLite | $10〜$30 | ✅ 完全日本語化 | 1,000 件(プランにより増加) | オートメーション、A/B テスト、ドラッグ&ドロップエディタ |
| Connected One | $12〜$45 | ✅ 日本語サポートあり | 5,000 件まで | メール+SMS 配信、LINE 連携(API 経由) |
| Mailchimp Free | $0 | ❌ 英語のみ | 250 件 | 基本テンプレート、500 通/月送信 |
- ※月額は2026 年時点の公式価格を参考にしています。
選定指針
- 日本語対応が必須 → MailerLite または Connected One が最適。
- LINE 連携が重要 → Connected One が唯一公式にサポート。
- 低予算でまずは試したい → Mailchimp Free は無料だが機能制限と日本語非対応がデメリット。
- 高度なオートメーション・レポートが必要 → Mailchimp Standard 以上か、MailerLite の上位プランを検討。
規模別の推奨ツールとプラン例
| 規模 | 推奨ツール | 推奨プラン |
|---|---|---|
| 個人事業主・スタートアップ (≤1,000 件) | MailerLite | Standard($15/月) |
| 成長中企業 (1,000〜5,000 件) | Connected One | Business Plan($30/月) |
| 大規模エンタープライズ (5,000 件以上、LINE 活用必須) | Connected One | Enterprise(要見積) |
各ツールの最新料金は公式サイトをご確認ください。
まとめ:Mailchimp を選ぶべきか、代替ツールへ切り替えるべきか
- Mailchimp は機能面で最も充実していますが、日本語非対応と為替リスクが障壁となります。
- Essentials 以上でオートメーションやレポートを活用したい企業は、年間契約割引と為替変動幅を踏まえて予算計画を立てることが重要です。
- 日本語サポート・LINE 連携が必須の場合は、MailerLite や Connected One の導入を検討すべきです。
最終的な選択は「機能要件」「予算上限」「国内サポートの有無」の3点でバランスを取ることが成功への近道となります。ぜひ本稿の比較表とシミュレーション結果を参考に、貴社に最適なメールマーケティングツールを選定してください。