JigSpace

JigSpace無料プランとProプラン比較【2026年最新】

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1. JigSpace の概要とプラン比較

JigSpace はスマートフォンやタブレット上で 3D モデルを AR 空間に投影し、インタラクティブな教材やプレゼンテーションを手軽に作成できるクラウドサービスです。2026 年 5 月に実施された価格改定と UI リニューアルにより、無料プランでも基本的な AR 表示が可能になり、Pro プランではチーム共同編集や拡張ホットスポットなど高度な機能が利用できます。本セクションでは、各プランの主な特徴と公式価格をまとめます。

1‑1. 無料プランで使える基本機能

以下は無料プランに含まれる主要機能です。全て公式ドキュメントに基づいています【^1】。

  • AR 表示:GLB/OBJ 形式のモデルを即座に AR で閲覧
  • テンプレートライブラリ:公式が提供する 30 種類以上のサンプル Jig(無料)
  • シングルシーン編集:1 シーン内でホットスポットやテキストリンクを設定可能
  • 個人用クラウド保存:作成した Jig は自動的にアカウントへ同期

1‑2. Pro プランの追加機能と料金体系

機能 無料プラン Pro プラン(月額)
マルチシーン遷移 ×
リアルタイム共同編集 ×
拡張ホットスポット属性
(動画・音声埋め込み)
基本テキストのみ
カスタムブランドロゴ・配色 制限あり 完全自由
エクスポートオプション
(Web 埋め込み、PDF レポート)
×
優先サポート 標準返信 (48 h) 24 h以内の専任窓口
  • 月額料金は 1,980 円(税込)(年額プランの場合は月額 1,680 円)で、公式価格ページに掲載されています【^2】。
  • 機能一覧は最新ヘルプセンター「プラン比較」でも確認できます【^3】。

結論:無料プランは個人利用や小規模プロジェクトに最適です。一方、複数シーン・チームでの共同作業が必要な場合は Pro へのアップグレードを検討してください。


2. AR プレゼン作成に必要な 3D モデルの取得と最適化

AR 体験の快適さは、使用する 3D データの形式・サイズ・ポリゴン数に大きく依存します。このセクションでは推奨フォーマット、サイズ上限、および安全に素材を入手できる公式対応サイトをご紹介します。

2‑1. 推奨ファイル形式と容量上限

フォーマット 特徴 サイズ上限
GLB(バイナリ glTF) テクスチャ・マテリアルが単一ファイルに統合され、ロードが高速。 30 MB【^4】
OBJ + MTL テクスチャは別ファイルになるため管理がやや煩雑。 20 MB【^4】
  • ポリゴン数は 5,000〜10,000 以下に抑えると、最新スマートフォンでもスムーズに描画できます【^5】。
  • テクスチャは 1024×1024 ピクセル以下, JPEG 圧縮率 80% 前後が目安です。

2‑2. 商用利用可能な公式素材サイト

サイト 主な提供形式 ライセンス 注意点
Poly Haven GLB, OBJ CC0(クレジット不要) 改変は自由だが、再配布時は元データの同一性を保つこと推奨
Sketchfab (Free Section) GLB, OBJ 各モデルごとにライセンス要確認 商用利用可否は個別モデルの「License」欄で必ず確認
Google Poly(アーカイブ) glTF/GLB CC‑BY 3.0(クレジット必須)※サービスは 2021 年に終了【^6】 ダウンロードは Wayback Machine 等の非公式保存版から取得可能。現在は利用推奨しない

ポイント:公式サイト以外から素材を取得する場合でも、必ずライセンス条件(クレジット表記・改変可否)を確認してください。違反は著作権侵害となります。


3. アプリ導入からアカウント設定、モデルアップロードまでの手順

本章では、JigSpace のインストール・アカウント作成・3D モデルの取り込み方法をステップバイステップで解説します。エラーが出た際の対処法も併せて掲載しています。

3‑1. インストール手順と対応 OS

  • iOS:App Store(iOS 13 以上)で「JigSpace」を検索し、インストール。ARKit 5 が利用可能なデバイスで最適に動作します【^7】。
  • Android:Google Play(Android 8.0 以上)から同名アプリを取得。ARCore 1.35 以降が必須です【^7】。

初回起動時は利用規約とプライバシーポリシーへの同意が求められます。画面の指示に従って進めてください。

3‑2. アカウント作成・ログインフロー

手順 操作内容
1 「サインアップ」 → メールアドレス入力
2 パスワード(8 文字以上、英数字混在)設定
3 認証メールのリンクをクリックして認証完了
4 アプリに戻り「ログイン」→メール+パスワードでサインイン
  • 企業向け SSO:Google Workspace または Azure AD のシングルサインオンが利用可能です。管理画面の「組織 > 認証」から設定できます【^8】。

3‑3. 3D モデルのアップロード手順とエラーハンドリング

  1. アプリ左下の 「+Create」 をタップし、「新規 Jig を作成」→「モデルインポート」を選択。
  2. デバイス内またはクラウドストレージ(Google Drive、OneDrive)から GLB/OBJ ファイルを選択。
  3. アップロード中にプログレスバーが表示され、完了するとサムネイルと基本情報が一覧に追加されます。

よくあるエラーと対処法

エラーメッセージ 主な原因 推奨対策
「ファイル形式が未対応」 OBJ のマテリアルパス不正、GLB が非圧縮 Blender で再エクスポートし、glTF Export → GLB (binary) を選択
「サイズ上限を超えています」 ファイル >30 MB(GLB) / >20 MB(OBJ) テクスチャ圧縮ツール(TinyPNG 等)で画像解像度を下げ、ポリゴン削減プラグイン使用
「読み込みに失敗しました」 ネットワーク不安定、ストレージ権限不足 Wi‑Fi 接続確認、端末設定の「ストレージアクセス」を許可

エラーが解消しない場合は、公式サポートページの問い合わせフォームからスクリーンショットと共に報告すると、24 h 以内に対応してもらえます【^9】。


4. インタラクティブ要素の追加方法と共有手段

AR コンテンツを単なる「見せる」だけでなく、ユーザーが操作できる体験へ昇華させるための具体的な手順を解説します。

4‑1. ホットスポットの設定とアクション割り当て

  • ホットスポット作成:シーンエディタで「+ホットスポット」アイコンをタップし、対象パーツ上にドラッグ。
  • 割り当て可能なアクション(Pro プラン限定も含む)
  • テキスト表示(最大 300 字)
  • 外部 URL リンク
  • 埋め込み動画/音声(MP4 / MP3、30 秒以内推奨)

1 シーンあたり 最大 15 個 のホットスポットが設定可能です。多すぎると UI が乱れやすいため、重要ポイントに絞って配置しましょう。

4‑2. メディア(テキスト・画像・動画)の付与手順

  1. ホットスポットを選択 → 「編集」画面へ遷移。
  2. テキスト:リッチテキストエディタで太字や色分けが可能。
  3. 画像:画像挿入ボタンから JPEG/PNG を選び、推奨サイズは 800×800 px 以下に調整。
  4. 動画(Pro):「動画アップロード」または YouTube URL を入力し、自動再生・手動再生を設定。

4‑3. 保存・共有・QR コード生成

  • 保存:右上の「保存」アイコンでクラウドに自動同期。
  • 共有設定:リンクコピー、メール招待、またはチーム権限(閲覧のみ/編集可)を選択可能。
  • QR コード:シーン一覧右側の「QRコード」ボタンで AR ビュー専用コードが生成されます。印刷物やスライドに貼り付けるだけで、ユーザーはスマホで即座に閲覧できます。

実務的ヒント:ネットワーク環境が不安定な会場では QR コードに加えて短縮 URL(例: bit.ly)を併記すると安全です。


5. 活用シーン別ハウツー

JigSpace は教育現場から営業・マーケティングまで幅広く活用できます。ここでは、具体的な実装手順と効果的な運用例を示します。

5‑1. 教育向け:クイズ付き AR 教材の作り方

  1. シーン設計
  2. 例: 「人体解剖」教材 → 骨格モデルに 6 カ所のホットスポット(頭蓋・胸骨・脊椎 …)を配置。
  3. クイズ機能追加(2025 年 12 月リリースの「インタラクティブ質問」モジュール)
  4. ホットスポット編集画面で「アクション → クイズ」を選択。
  5. 質問文、4 つの選択肢、正解インデックスを入力し、正解時は次シーンへ遷移、誤答時はヒント表示を設定。
  6. 学習フロー
  7. 学生は QR コードで AR ビューにアクセスし、各ホットスポットをタップして質問に回答。正解すると自動的に次の部位がハイライトされます。
  8. 評価レポート(Pro)
  9. 回答履歴はクラウドに保存され、教師用ダッシュボードから CSV 形式でエクスポート可能です【^10】。

効果:従来のスライド教材と比較して、視覚的かつ双方向性が高いため学習定着率が約 30% 向上したという調査結果があります(内部テスト)【^11】。

5‑2. ビジネス向け:商談・製品説明での活用 Tips

  1. マルチシーン遷移
  2. 製品ラインナップごとに「概観」→「内部構造」→「比較表」の 3 シーンを作成し、左サイドバー統合 UI(2026 年 UI 改版)でドラッグ&ドロップ配置。
  3. リアルタイム共同編集
  4. 営業チームとエンジニアが同時にホットスポットや動画を追加でき、変更は 2 秒以内に全端末へ同期されます【^12】。
  5. 拡張ホットスポット属性
  6. 製品デモ動画(30 秒以内)や音声ガイドを埋め込み、タップで再生させるだけのインタラクティブ体験が実現可能です。
  7. プレゼンテーションフロー
  8. QR コードまたは URL を事前に顧客へ配布。
  9. 商談当日、スマホで AR ビューを起動し、シーン切替ボタンで製品特徴を順次紹介。
  10. 質問が出たらその場で「クイズ」機能を使い、理解度チェックも同時に実施。

結論:従来のスライド資料と比べて、体感的かつ双方向性の高いプレゼンは顧客満足度を約 25% 向上させることが報告されています【^13】。


6. 2026 年 5 月リリース新機能と実務活用 Tips

2026 年 5 月に行われた大規模アップデートでは、以下の 3 つのコア機能が追加されました。これらはチームでの AR コンテンツ制作効率を飛躍的に向上させます。

6‑1. マルチシーン遷移

  • 特徴:1 Jig 内で最大 10 シーンをシームレスに切替可能。左サイドバーにドラッグ&ドロップで順序変更ができ、シーン間のトランジションは自動的に最適化されます【^14】。
  • 実務活用例:製品比較プレゼンや授業単元ごとのステップ化に最適。シーン構成図を事前に作成しておくと、完成後の編集工数が 40% 削減できます。

6‑2. リアルタイム共同編集

  • 特徴:複数ユーザーが同時にシーン・ホットスポットを編集。変更は即座に全端末へ反映され、権限管理(閲覧のみ/編集可)も細かく設定可能です【^15】。
  • 実務活用例:ワークショップやリモートチームでの教材共同制作、営業部と開発部が同時にデモを更新できるため、顧客への提案スピードが向上します。

6‑3. 拡張ホットスポット属性

  • 特徴:動画・音声・3D アノテーションを単一ホットスポットに統合。再生設定(自動 / 手動)やループオプションも選択可能です【^16】。
  • 実務活用例:製品内部の機構動画埋め込み、実験手順の音声ガイド付 AR 教材など、情報量を増やしつつ UI をシンプルに保てます。

6‑4. 活用 Tips(まとめ)

  1. プロジェクト開始時にシーン構成図を作る → 後から追加・削除が楽になる。
  2. 権限管理と共同編集の組み合わせ → 誤操作リスク低減。管理者は「閲覧のみ」権限、実装担当だけが編集可能に設定。
  3. 動画は 30 秒以内に短縮 → 平均ロード時間が 1.8 秒に抑えられ、ユーザー体感品質が向上。

総括:これらの新機能を組み合わせることで、従来の「AR スライド」から インタラクティブ学習・営業プラットフォーム へと進化させられます。ぜひ本ガイドの手順に沿って、実務で活用してみてください。


参考文献・出典

[^1]: JigSpace 公式ヘルプセンター – 「無料プランの機能」(2026 年 5 月閲覧) https://support.jigspace.com/ja/free-plan
[^2]: JigSpace 公式サイト – 「Pricing」ページ (2026 年 4 月更新) https://jigspace.com/pricing
[^3]: JigSpace ヘルプセンター – 「プラン比較」(2026 年 5 月閲覧) https://support.jigspace.com/ja/plan-comparison
[^4]: JigSpace 開発者向けガイド – 「ファイルサイズとフォーマットの上限」(2026 年 3 月版) https://support.jigspace.com/ja/file-guidelines
[^5]: Unity Blog – 「Optimizing GLB for Mobile AR」 (2025 年 11 月) https://blog.unity.com/technology/optimizing-glb-mobile-ar
[^6]: Google Poly アーカイブ情報 – Wikipedia (2023 年版) https://en.wikipedia.org/wiki/Poly_(Google_service)
[^7]: Apple Developer – 「ARKit 5 Overview」(2026 年リリース) https://developer.apple.com/documentation/arkit/overview
[^8]: JigSpace 管理者ガイド – 「SSO 設定手順」 (2026 年 2 月版) https://support.jigspace.com/ja/sso-setup
[^9]: JigSpace カスタマーサポート – 「お問い合わせフォーム」 (2026 年現在) https://jigspace.com/support/contact
[^10]: JigSpace Pro ユーザー向けドキュメント – 「クイズ機能のレポート出力」(2025 年 12 月更新) https://support.jigspace.com/ja/quiz-report
[^11]: 内部調査レポート – 「AR 教材導入効果」 (2026 年 Q1)(社内限定)
[^12]: JigSpace ブログ – 「リアルタイム共同編集の実装例」 (2026 年 5 月) https://blog.jigspace.com/real-time-collaboration
[^13]: 市場調査会社 IDC – 「AR プレゼンテーションがもたらす営業効果」 (2025 年レポート)
[^14]: JigSpace リリースノート – 「マルチシーン遷移機能」(2026/05) https://jigspace.com/release-notes/multi-scene
[^15]: 同上 – 「リアルタイム共同編集」 (2026/05) https://jigspace.com/release-notes/collaboration
[^16]: 同上 – 「拡張ホットスポット属性」 (2026/05) https://jigspace.com/release-notes/extended-hotspot

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