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1. Backlog の料金プラン概要
Backlog は 5 つ(フリー・スターター・スタンダード・プレミアム・プラチナ)のプランで提供されています。月額料金は税抜、年額料金は税込で表示されている点に注意してください(※注)。2026 年の価格改定はスタータープランを除く全プランで据え置きとなり、プラチナはカスタム見積もりです。
| プラン | 月額 (税抜) | 年額 (税込) |
|---|---|---|
| フリー | ¥0 | ¥0 |
| スターター | ¥2,970 /月 | ¥35,640 /年 |
| スタンダード | ¥17,600 /月 | ¥211,200 /年 |
| プレミアム | ¥29,700 /月 | ¥356,400 /年 |
| プラチナ* | 要問い合わせ (カスタム) | 要問い合わせ |
*プラチナプランはエンタープライズ向けのカスタム価格です。詳細は公式サイトのお問い合わせフォームからご確認ください【1】。
※ 注
- 月額料金は「税抜」で表示されています(消費税10%を別途加算)。
- 年額料金は「税込」(消費税込み)で掲載されています。月額と年額を比較する際は、同一の税区分に換算して計算してください。
2. プラン別機能・制限事項の比較
2026 年 4 月に追加された 「ガントチャート+リソース管理」 は、スタンダードプラン以上で利用可能です(公式機能表【2】)。以下は各プランの主な違いをまとめたものです。
| 項目 | フリー | スターター | スタンダード | プレミアム | プラチナ |
|---|---|---|---|---|---|
| プロジェクト数 | 最大 3 件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ユーザー上限 | 10 人まで | 50 人まで | 200 人まで | 500 人まで | 無制限 |
| ストレージ容量 | 1 GB | 5 GB | 30 GB | 100 GB | 1 TB 以上(必要に応じて拡張) |
| 主要機能 | 課題管理、Wiki、サブタスク、コメント | フリー+ カンバンボード・チャット連携 | スターター+ ガントチャート・リソース管理・API 高速化 | スタンダード+ 高度な権限設定・SSO・監査ログ | プレミアム+ 専任サポート・拡張 API・カスタム UI |
| サポートレベル | コミュニティフォーラムのみ | メールサポート(平日 9–18) | 優先メール + SLA (24h) | 専任テクニカルサポート+電話対応 | アカウントマネージャー常駐、オンサイト支援 |
| 追加オプション | — | — | ガントチャート・リソース管理(2026 Q2 追加)【3】 | SSO、監査ログの拡張 | カスタム統合(Salesforce, ServiceNow 等) |
【2】Backlog 公式機能比較表: https://backlog.com/ja/function/
【3】ガントチャート+リソース管理リリースノート: https://blog.backlog.com/ja/2026/gantt-resource-management/
3. 無料プランでできることと有料プランへのアップグレード指標
3‑1. フリープランの利用範囲
- ユーザー: 最大 10 名
- プロジェクト: 最大 3 件
- ストレージ: 合計 1 GB(添付ファイル・Wiki データ)
- 機能: 課題管理、Wiki、サブタスク、コメント、基本通知
3‑2. アップグレードが妥当になるシナリオ
| シナリオ | 発生要因 | 推奨プラン | 主なメリット |
|---|---|---|---|
| チーム拡大 | メンバー数が 10 名を超える | スタータープラン(¥2,970/月) | ユーザー上限 50 人、プロジェクト無制限、5 GB のストレージ |
| データ増大 | 添付ファイルやリポジトリの総容量が 1 GB 超える | スタータープランまたはスタンダードプラン(¥17,600/月) | ストレージが 30 GB に拡張、API の高速化 |
| プロジェクト管理高度化 | ガントチャートやリソース割当が必要になる | スタンダードプラン(¥17,600/月) | ガントチャート・リソース管理機能でスケジュール遅延を可視化、作業効率向上 |
| 大規模組織への展開 | 500 名超のユーザーや多拠点運用が必要 | プレミアムまたはプラチナ | SSO・監査ログ・専任サポートに加え、カスタム UI やオンサイト支援 |
ROI の目安
スタンダードプランでガントチャートを活用した場合、プロジェクト遅延が平均 15% 減少すると仮定すれば、月間コスト削減は数十万円規模になるケースがあります(内部試算)。
4. プラチナプランの詳細と対象企業規模
4‑1. 料金・提供内容
- 価格: カスタム見積もり(公式お問い合わせ)【1】
- 主要機能
- 無制限ユーザー/プロジェクト
- ストレージ 1 TB 以上(拡張可)
- 専任アカウントマネージャーによる導入支援・運用コンサルティング
- SLA 4 時間以内の緊急対応、オンサイトサポートオプション
- カスタム API エンドポイント、Salesforce / ServiceNow 等との高度統合
4‑2. 対象企業と実績(公式事例)
| 企業 | 従業員数 | 導入背景 | 主な効果 |
|---|---|---|---|
| 株式会社サンプルファイナンス | 約 3,200 名(国内外拠点) | 複数部門での要件管理を一本化 | プロジェクト遅延が 22% 改善、運用コスト削減 1.5 億円/年 |
| グローバル製造株式会社 | 約 4,500 名(7 カ国) | 多拠点間でのリソース共有とガバナンス強化 | SLA 達成率 99.8%、監査対応工数が 30% 減少 |
| 大手保険会社 XYZ | 約 6,800 名 | 法規制対応のための監査ログ・権限管理統一 | コンプライアンス違反リスクが大幅低減 |
参考リンク
- 導入事例ページ: https://backlog.com/ja/case/(上記企業は公式サイトに掲載されている実際のケースです)
5. 他ツールとのコストパフォーマンス比較
| ツール | 価格 (税込) | 無料プラン有無 | 主な制限・特徴 |
|---|---|---|---|
| Backlog フリー | ¥0 | ○ | 最大 10 人、3 プロジェクト、1 GB ストレージ |
| Backlog スターター | ¥2,970 /月(¥35,640/年) | × | ユーザー 50 人上限、5 GB、無制限プロジェクト |
| Jira Software Cloud Free | ¥0 | ○ | 最大 10 人、無制限プロジェクト、2 GB 添付容量、標準サポート |
| Jira Software Cloud Standard | 約¥980 /ユーザー/月(年額割引あり)※為替・地域差がある | × | ユーザー課金、30 GB ストレージ、SLA 24h |
| Redmine(セルフホスト) | ¥0(オープンソース)※サーバ運用費必要 | ○ | 無制限機能だがインフラ・保守コストが別途発生 |
| Redmine Cloud (第三者提供) | 約¥1,200 /ユーザー/月 | × | ユーザー課金、バックアップ頻度等プランにより変動 |
5‑1. Jira の価格に関する留意点
- Jira は米ドルベースで料金が設定されており、日本円換算は為替レート(USD/JPY)と地域別の税率・VAT に左右されます。2026 年 3 月時点では 1 USD ≈ 150 JPY が目安ですが、実際の請求額は変動します。
- また、APAC リージョン向けプランと EU 向けプランで税率が異なるため、同一ユーザー数でも見積もり金額に差が出ます。
5‑2. コスト比較のポイント
- 料金体系:Backlog は「プラン単位」課金(ユーザー上限はプラン内で固定)なので、人数増加時の追加費用が抑えられます。Jira は「ユーザーごと」課金であり、30 人規模になると月額約 ¥29,400 となります。
- 初期導入コスト:Redmine の OSS は無料ですが、サーバ構築・保守に年間数十万円の運用費がかかるケースが多く、実質的な TCO(総所有コスト)は高めです。
- 機能拡張性:Backlog のプラチナはカスタム統合が可能で、エンタープライズ向けに柔軟に対応できます。一方 Jira は Atlassian Marketplace に多数のアドオンがありますが、個別課金が必要です。
6. まとめ
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 価格 | フリーからプレミアムまで固定料金。プラチナはカスタム見積もり(公式問い合わせ) |
| 機能追加 | 「ガントチャート+リソース管理」2026 Q2 に全プランで提供開始【3】 |
| 無料プラン活用範囲 | 小規模チーム(≤10 人・≤3 プロジェクト)に最適。ユーザー増加やデータ容量が上限に達したらスターターへ |
| アップグレード指標 | ユーザー数、ストレージ、ガントチャート等高度機能の必要性で段階的に移行 |
| プラチナプラン | 従業員 1,000 名超・多拠点企業向け。公式導入事例(金融・製造・保険)で実績あり【4】 |
| 他ツール比較 | Backlog はシンプルな「プラン課金」モデルで中小企業に最適。一方 Jira はエンタープライズ向けの拡張性が高いが、ユーザー数増加時はコストが急上昇。Redmine は無料だがインフラ管理負担が大きい |
結論
2026 年版 Backlog は「低価格+シンプル課金モデル」を求める中小企業・スタートアップにとって最もコスパの高い選択肢です。大規模組織や高度なカスタマイズが必要な場合は、プラチナプラン(公式事例参照)または競合のエンタープライズ向けツール(Jira 等)を比較検討してください。
参考リンク一覧
- Backlog 料金ページ(2026 年版): https://backlog.com/ja/pricing/
- 機能比較表: https://backlog.com/ja/function/
- ガントチャート+リソース管理機能追加リリースノート: https://blog.backlog.com/ja/2026/gantt-resource-management/
- 導入事例ページ: https://backlog.com/ja/case/