Contents
1. ダウンロードと初回起動時の基本設定
1‑1. Google Play / App Store からインストールする手順
| OS | 手順 |
|---|---|
| Android | ① Google Play の CapCut ダウンロードページ にアクセス ② 「インストール」ボタンをタップ |
| iOS | ① App Store の CapCut ページ を開く ② 「入手」→「インストール」 |
ポイント
- アプリは各ストアで常に最新版が配信されるため、2026年4月に追加された AI 機能も自動的に含まれます。
- ダウンロードからインストール完了まで数分で終了します。
1‑2. 初回起動時の言語・権限設定とアカウント登録
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 言語 | 起動画面で「日本語」を選択すると以降は日本語 UI が適用されます。 |
| 必須権限 | 「写真・動画へのアクセス」と「マイク」への許可が必要です(ローカル編集のため)。 |
| チュートリアル | 右上の スキップ で省略可能です。 |
| アカウント | 無料版はログイン不要で利用できます。Pro 機能を使用したい場合はメールまたは SNS アカウントでサインアップしてください。 |
ポイント
- 必要な権限と日本語設定だけで編集画面へすぐに遷移できます。
2. プロジェクト作成と SNS 別アスペクト比の選び方
2‑1. 「新しいプロジェクト」作成フロー
- ホーム右下の 「+」 をタップ。
- 「新しいプロジェクト」を選択し、カメラロールから素材を複数(最大 100 件)選ぶ。
- 素材は自動でタイムラインに並び、追加した順序が保持されます。
ポイント
- プロジェクト開始時にアスペクト比と解像度を決めることで、後からのトリミング作業が不要になります。
2‑2. SNS 推奨のアスペクト比と設定方法
| プラットフォーム | 推奨アスペクト比 | 推奨解像度例 |
|---|---|---|
| TikTok / Instagram Reels / YouTube Shorts | 9:16(縦長) | 1080 × 1920 |
| YouTube 本編 / Facebook Feed | 16:9(横長) | 1920 × 1080(HD)/3840 × 2160(4K) |
| Instagram Feed | 1:1(正方形) | 1080 × 1080 |
設定手順
- プロジェクト作成直後に表示される「キャンバスサイズ」メニューで上記比率を選択。
- 解像度は HD (720p)、Full HD (1080p)、4K のいずれかを選べます(4K は Pro ユーザー限定)。
ポイント
- SNS に合わせた比率と解像度で開始すれば、エクスポート時の余計な調整が不要です。
3. AI 自動編集機能の使い方と調整ポイント
3‑1. シーン検出・自動カット(タイムライン自動生成)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① | タイムライン上部の 「AI 編集」 アイコン(ロボットマーク)をタップ。 |
| ② | 「シーン検出」と「自動カット」にチェックし、テンポスライダーで 標準 / 速い / ゆっくり を選択。 |
| ③ | AI が解析を完了すると、自動生成されたクリップがタイムラインに配置されます。 |
| ④ | 必要に応じてクリップ長をドラッグで調整、重要シーンは ロック アイコンで固定、不要なカットは 削除 ボタンで除去。 |
調整のコツ
- 明暗が均一でない映像は事前に「明るさ・コントラスト」フィルターで補正するとシーン検出精度が向上します。
- ノイズが多い場合は「ノイズ除去」ツールを適用してから AI 処理を行うと誤認識が減ります。
ポイント
- AI がベースのカット割りを瞬時に作成し、細部調整だけで完成度の高い動画が仕上がります。
4. AI ツール活用:字幕・ボイスオーバー・背景除去・エフェクト
4‑1. 自動字幕生成とスタイル編集
- 概要:音声から自動でテキスト化し、フォントや位置・カラーを自由に変更できます。
- 手順
- タイムライン下部の 「字幕」 → 「自動生成」 を選択。
- 言語を「日本語」に設定し、「音声認識開始」をタップ。
- 認識完了後、テキストリストが表示されるので誤字は直接タップして修正。
-
字幕ブロックを選び、右側メニューで フォント・サイズ・カラー・背景 を調整し、ドラッグで位置変更。
-
精度向上のヒント
- 録音はマイクに近づけ、静かな環境で行う。
- 複数話者がいる場合は「話者分離」オプションを有効化すると認識率が改善します。
ポイント
- AI 字幕生成とカスタマイズだけで、視覚的に訴求力のあるテキストが簡単に完成します。
4‑2. AI ボイスオーバー(音声合成)
- 概要:テキスト入力だけで自然な日本語ナレーションを作成し、タイムラインへ即配置できます。
- 手順
- メニューから 「音声」 → 「AI ボイスオーバー」 を選択。
- 原稿テキストを貼り付け、言語は「日本語」、声質(例:女性・標準、男性・温かみ)を選ぶ。
- 感情スライダーで「喜び」「落ち着き」などの表現度合いを調整し、プレビューで確認。
- 「適用」をタップすると音声が生成され、タイムライン末尾に自動配置されます。
ポイント
- テキストと感情設定だけでプロ並みのナレーションが作れ、字幕と組み合わせて情報伝達力が向上します。
4‑3. 背景除去/人物切り抜き AI ツール
- 概要:ワンタップで人物を切り抜き、背景を透明化または別画像に差し替えられます。2026年4月に追加された「リアルタイム背景置換」機能はフレーム単位のマスク生成が可能です(Pro ユーザー向け)。
- 手順
- 対象クリップを選択し、「エフェクト」 → 「AI 背景除去」 をタップ。
- 「自動」モードで処理開始。完了後にマスクが表示されます。
- マスク境界が粗い場合は右下の 「ブラシ」 ツールで手動補正(追加・削除)を行う。
- 背景画像/動画を選択し、ドラッグやピンチ操作でサイズ・位置を調整。
ポイント
- AI 背景除去とマスク微調整だけで、撮影環境に左右されないクリーンな映像が作れます。
4‑4. エフェクト自動生成(トランジション・カラーグレーディング・AR)
| カテゴリ | AI が提案する例 | 操作手順 |
|---|---|---|
| トランジション | フェード、スライド、ズームなど | 2つのクリップ間にカーソルを合わせると「AI トランジション」ボタンが表示され、プレビューしながら選択 |
| カラーグレーディング | ムーディー、ビビッド、シネマティック等 | 全体クリップ選択 → 「AI カラー補正」 → プリセットを適用後、スライダーで明度・彩度微調整 |
| AR エフェクト | 光輪、アニメーションマスク、エモジフィルターなど | 顔認識が必要なシーンで「AI AR フィルター」を選択し、プレビュー→確定 |
ポイント
- AI が自動提案するエフェクトはクリックだけで適用でき、映像の印象を手軽にプロレベルへ引き上げます。
5. プレビュー・エクスポート設定と無料版 vs CapCut Pro の比較
5‑1. エクスポート最適化(解像度・ビットレート・フォーマット)
| SNS | 推奨解像度 | ビットレート目安 | フォーマット |
|---|---|---|---|
| TikTok / Instagram Reels | 1080 × 1920 (9:16) | 8–12 Mbps | MP4(H.264) |
| YouTube 本編 | 1920 × 1080 または 3840 × 2160 (4K) | 15–20 Mbps(Full HD) 30–45 Mbps(4K) |
MP4(H.264/H.265) |
| Facebook Feed | 1280 × 720 以上 | 5–8 Mbps | MP4(H.264) |
エクスポート手順
1. タイムライン右上の 「エクスポート」 ボタンをタップ。
2. 「解像度」で 1080p (Full HD) を選択(無料版は 720p 限定、Pro は 4K も可)。
3. ビットレートスライダーで上表の目安に合わせる。
4. フォーマットは MP4 (H.264) がデファクトスタンダードです。
5. 必要ならフレームレートを 30 fps に固定し、プレビューで音声・映像が同期していることを確認後に エクスポート。
ポイント
- 推奨設定通りに出力すれば、各 SNS で画質劣化や再圧縮のリスクが最小化されます。
5‑2. 無料版と Pro プランの機能比較(2026年5月時点)
| 項目 | 無料版 (Free) | CapCut Pro(有料) |
|---|---|---|
| ウォーターマーク | 現在は表示されないケースが多いが、将来的に変更の可能性あり【※】 | 非表示 |
| AI 自動編集 | 基本シーン検出・自動カット | 高度シーン解析+テンプレート数増加 |
| 字幕生成 | 日本語対応(スタイルは限定) | カスタムフォント・カラー無制限 |
| ボイスオーバー | 声質 2 種類のみ | 声質 10 種類+感情表現パラメータ |
| エクスポート解像度上限 | 720p(HD) | 1080p / 4K (30 fps) |
| 背景除去精度 | 標準 AI | リアルタイム背景置換(4K 対応) |
| AR エフェクト数 | 約 50 種類 | 200+ カスタマイズ可能 |
| 価格 | 無料 | 月額 ¥1,280(税別)/年額 ¥12,800(割引あり)【※】 |
- 【※】価格は公式サイトに掲載された情報(2026年5月取得)。地域やキャンペーンによって変動することがあります。
- 【※】ウォーターマークの有無はアプリバージョンやプロモーション期間に左右されるため、最新情報は「設定」→「ヘルプ」から確認してください。
5‑3. 最新アップデート(2026年4月)と既知不具合
| 新機能 | 内容 |
|---|---|
| リアルタイム背景置換 | フレーム単位で人物を切り抜き、任意の背景に差し替え可能。Pro ユーザーは GPU 加速で 30 fps を維持。 |
| 感情表現付き AI ボイスオーバー | 「喜び」「落ち着き」などの感情スライダーでナレーションの雰囲気を調整できる。 |
既知不具合と対処法(2026年5月現在)
| 不具合 | 内容 | 推奨対策 |
|---|---|---|
| クラッシュ | 長時間の 4K 編集でアプリが強制終了することがある | 「設定」→「キャッシュクリア」後、再起動。素材を分割して編集すると安定します。 |
| 音声同期ずれ | AI ボイスオーバーと映像が数フレームずれる | タイムラインで 1 フレーム単位の微調整、または「オーディオ同期」機能を使用。 |
| 字幕認識ミス | ノイズが多い音声で文字化けが発生 | 録音環境改善+「ノイズ除去」フィルター適用後に再生成。 |
ポイント
- 無料版でも高品質な動画は作れますが、Pro の高度機能と最新 AI が必要な場合はサブスクを検討してください。
6. まとめ(要点)
- インストールは公式ストアから数クリックで完了し、起動後すぐに日本語設定と権限許可だけで編集開始。
- プロジェクト作成時に SNS 用のアスペクト比・解像度を決めることで、後工程が大幅に削減できる。
- AI 自動編集・シーン検出はベースカットを瞬時に生成し、細部調整だけで完成度が上がる。
- 字幕・ボイスオーバー・背景除去・エフェクトは AI が提案するので、クリックだけでプロ並みの仕上がりに。
- エクスポートは各 SNS の推奨設定(解像度・ビットレート)を遵守すれば画質劣化を防げる。
- 無料版と Pro の違いを把握し、必要機能に応じてサブスクを選択するのが賢明。
※ 本稿の情報は執筆時点(2026年5月)の公式資料・アプリ内ヘルプを基にしています。最新の仕様や価格は CapCut 公式サイトをご確認ください。
参考リンク(2026年5月取得)
- CapCut 公式ダウンロードページ – Google Play / App Store
- CapCut ヘルプセンター – 「AI 編集」「字幕生成」等の機能解説
- CapCut 料金プランページ – 月額・年額料金、Pro 機能一覧