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AWS無料利用枠をリアルタイムで監視する方法と請求防止のベストプラクティス

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1. Billing コンソールで Free Tier ダッシュボードを確認する

1-1 手順(H3)

手順 操作
AWS Management Console (https://aws.amazon.com/console/) にサインイン
右上のアカウント名 → Billing and Cost Management を選択
左メニュー Cost Management ▸ Free Tier をクリック

ポイント:Free Tier ダッシュボードは常に最新の使用額と残量(%)をカード形式で表示します。月次レビューだけでなく、日々のモニタリングにも活用できます。

1-2 表示項目の意味

項目 説明
今月の使用額 (USD) 従量課金分が含まれます。無料枠内なら $0 が表示されません。
残量 (%) 無料枠上限に対する利用率。80 % を超えたら予算やアラームの設定を検討してください。
使用率グラフ 日次累積使用額。急激な増加が見えると原因サービスの特定が容易です。

詳細は公式ドキュメント「無料利用枠の使用状況を追跡する」をご覧ください。


2. Cost Explorer に Free Tier フィルタを設定したレポート作成

2-1 カスタムレポートの作り方(H3)

  1. Billing コンソール 左メニュー → Cost Explorer を開く。
  2. Create report」→「Custom report」を選択。
  3. FiltersFree Tier タイプのフィルタを有効化(Free Tier Usage)。
  4. 集計単位は Service, 表示形式は Stacked bar または Line chart が見やすいです。
  5. Save as」でレポート名を付けて保存 → 必要に応じて CSV 自動配信 を設定。

ポイント:Cost Explorer のフィルタは内部的に GetCostAndUsage API に対して FreeTier = true という条件を付与しています。従量課金分と無料枠使用額が同一レポートで見えるため、予算策定がシンプルになります。

2-2 スケジュール配信例(H3)

上記は Cost Explorer APICreateReport)のサンプルです。実行後、S3 に毎月 1 回レポートが保存され、SNS 通知で関係者へ自動配信できます。


3. Free Tier Usage API を利用した CLI/SDK の取得例

3-1 必要な IAM 権限(H3)

Free Tier 使用状況は Cost ExplorerGetCostAndUsage API で取得します。そのため、以下のポリシーをロールまたはユーザーに付与してください。

注意billing:ViewUsage は存在しないため削除しました。代わりに ce:GetCostAndUsage が必須です。

3-2 正しい CLI コマンド例(H3)

  • aws pricing ではなく Cost Explorer (ce) が正しい名前空間です。
  • フィルタで USAGE_TYPE = Free Tier を指定すると、無料枠の合計金額だけが返ります。

出力例(抜粋)

3-3 Boto3(Python)での取得サンプル(H3)

ポイント:取得した金額をそのままチャットツールやメールに流すだけで、手動チェックが不要なリアルタイム監視が完成します。


4. CloudWatch カスタムメトリクス+SNS アラームで超過を即時通知

4-1 メトリクス作成(H3)

Lambda 関数で上記 API の結果をパーシングし、使用率(%)をカスタムメトリクス FreeTierUsagePercent にプッシュします。

4-2 アラーム設定例(H3)

同様に 100 % 超過用のアラームも作成し、緊急度を分けます。

4-3 SNS トピックと通知先(H3)

ポイント:CloudWatch は秒単位でデータを受け取れるため、Free Tier が上限に近づいた瞬間にアラームが発火します。メールだけでなく、Slack への通知も組み合わせるとチーム全体の認知が速くなります。


5. Trusted Advisor とベストプラクティス

5-1 Trusted Advisor の Free Tier チェック(H3)

カテゴリ 提供チェック数
Performance 3(EC2, Lambda, S3)

コンソール → Trusted Advisor ▸ Performance ▸ Free Tier Checks で、各サービスの無料枠内/超過ステータスが「OK / Warning / Error」で表示されます。

5-2 2025‑07‑15 以降のルール変更(H3)

項目 旧ルール (2025‑07‑14以前) 新ルール (2025‑07‑15以降)
適用開始日 アカウント作成日から 12 ヶ月間共通 サービスごとに「利用開始日」ベース(例: EC2 はインスタンス起動日)
無料枠期間 全サービス同一の 12 ヶ月 個別サービスで残り期間が異なる可能性あり

出典:AWS が公開した Free Tier FAQ – Updated July 2025

5-3 実運用で役立つテクニック(H3)

手法 設定例 効果
リソースタグ (free-tier:true) aws ec2 create-tags --resources i-xxxx --tags Key=free-tier,Value=true Cost Explorer の「タグ」フィルタでサービス別無料枠使用量を集計
予算アラート (aws budgets create-budget …) --budget-limit Amount=10,Unit=USD(EC2 750 h 相当) 月額 $10 超過時にメール/Slack 通知
Lambda 自動レポート cron(0 9 * * ? *)GetCostAndUsage → S3 PUT → SNS 通知 毎朝最新の Free Tier 使用状況をチーム共有

ケーススタディ:Lambda 超過防止

  • 課題:あるスタートアップは Lambda の invocations が 2M(無料枠 1M)に達し、月額 $45 を超過。
  • 対策
  • CloudWatch カスタムメトリクス InvocationCount に閾値 80 % 設定 → SNS 警告。
  • プロビジョンドコンカレンシーと予約同時実行数で上限を明示的に設定。
  • CI/CD パイプラインに「未使用関数自動削除」ステップを追加。

結果:翌月以降、Lambda の呼び出し回数は 0.9M に抑えられ、無料枠内で運用できるようになった。


6. まとめ(要点)

項目 実装ポイント
コンソール Billing の Free Tier ダッシュボードで月次残量とグラフを常時確認。
Cost Explorer Free Tier フィルタ付きカスタムレポートを保存・CSV 自動配信。
API/CLI 正しい権限 (aws-portal:ViewBilling, aws-portal:ViewUsage, ce:GetCostAndUsage) で aws ce get-cost-and-usage を実行し、Slack 等へ即時通知。
CloudWatch + SNS カスタムメトリクス FreeTierUsagePercent と 80 % / 100 % アラームでリアルタイム警告。
Trusted Advisor Free Tier チェックを定期確認し、2025‑07‑15 以降の開始日差異に注意。
ベストプラクティス タグ付与、予算アラート、Lambda 自動レポートで運用コストを可視化・自動化し、超過リスクを根本から排除。

これらの手順とツールを組み合わせることで、AWS の無料利用枠 使用状況をリアルタイムに追跡 でき、予期せぬ請求が発生するリスクを実質的にゼロに近づけられます。

次のステップ:本記事で示したコードやポリシーを自組織の CI/CD パイプラインに組み込み、定期的なレビューサイクル(例:毎月第一営業日)を設定してください。

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