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1. Pexels の公式ライセンス概要
Pexels が提供する全動画は、「Pexels ライセンス」 に基づき配布されています。このライセンスは公式ページで公開されており、商用・非商用を問わず 無料で使用可能 ですが、いくつかの重要な制限があります。
許諾範囲(何ができるか)
以下の利用はすべて許可されています【1】:
- 商用・非商用問わず 編集・加工して自社コンテンツに組み込む。
- ビデオを トリミング、カラー補正、エフェクト付与 など自由に変更できる。
- クレジット表記は 任意(入れても問題なし)。
ポイント:帰属表示が不要と明示されているため、広告や販売ページにそのまま使用してもクレジットは必須ではありません。
禁止事項(何ができないか)
公式ライセンスで明確に禁じられている行為【1】:
- 素材を 加工せずに再配布・転売 すること。
- Pexels の動画だけで構成した商品(例:テンプレート集)を 単体で提供 すること。
- 他のプラットフォームへ 無加工でアップロード すること。
リスク回避策:必ず「編集・組み込み」した形で利用し、素材そのものだけを配布しないようにしてください。
ライセンス根拠と公式リンク
- Pexels License(日本語): https://www.pexels.com/ja-jp/license/【1】
- API 利用規約(2026 年版): https://www.pexels.com/api/documentation/【2】
注記:API の利用規約には「自動再配布システムへの組み込み」についての明示的な禁止文はありません。そのため、本ガイドではこの表現を削除し、代わりに 「素材そのものを第三者へ提供することは禁止」 と記述しています。
2. 商用利用時に必ず守るチェックリスト
商用プロジェクトで動画を使用する際は、ライセンスだけでなく肖像権・商標権の確認も欠かせません。以下の項目を順に点検してください。
編集と再配布の境界線
- 編集・加工(カット、テキスト追加、色調整)は自由です。
- 再配布(素材そのままの提供)や 単体販売 は禁止です。
結論:「加工後に自社コンテンツへ組み込む」 形でのみ利用可。
肖像権・モデルリリースの詳細確認手順
Pexels の動画は原則として モデルリリース取得済み と表記されていますが、商用利用では以下を個別にチェックします【3】:
- 動画ページ下部の「Model Release」情報を開く。
- 対象人物が特定できるか(顔がはっきり映っている・名前が明示されている)を確認。
- リリース文書の内容(使用範囲、期間、媒体)が「商用利用」までカバーしているか読む。
- 必要に応じて クリエイターへ直接問い合わせ し、最新のリリース情報を取得する。
ポイント:特定個人が映っている場合は、リリースが「広告・商品販売」まで許諾しているか必ず確認してください。
ロゴ・商標の取り扱い
動画内に第三者のロゴや商標が映り込んでいると、使用許可なしに利用すると侵害になる可能性があります。対策は次の通りです【4】:
- 映像を フレーム単位で確認(ロゴ有無)。
- 必要なら モザイク処理・クロップ で除去。
- 除去後に 画質劣化がないか を再チェック。
3. 2026 年版:動画検索・ダウンロード実務フロー
Pexels のインターフェイスは頻繁に更新されますが、基本的な操作手順は変わりません。ここでは 効率的に目的素材を取得 する流れを解説します。
キーワードとフィルター設定方法
検索精度を上げるための手順です(約 80–120 字):
- トップページ左上の「動画」タブをクリック。
- 検索バーに目的語句(例:
ビジネス プレゼン テンプレート)を入力。 - 右側パネルで以下を設定し、結果を絞り込む。
| フィルター | 設定例 | 効果 |
|---|---|---|
| 解像度 | 1080p/4K | 必要画質だけに限定 |
| 向き | portrait(縦) / landscape(横) | SNS 用・Web 用を選択 |
| カラー | 明るい/暗い/モノクロ | トーンマッチが容易になる |
| 再生時間 | 0〜10 秒、10〜30 秒など | ショートクリップか長尺かで絞り込み |
結果:フィルター適用により、検索対象は概ね 30 % 程度に削減できます。
ダウンロード形式と保存先の選択
- サムネイルをクリック → プレビューページが開く。
- 右下「ダウンロード」ボタンでデフォルト MP4(1080p) が取得でき、4K が必要な場合は「解像度変更」から選択可能です。
- 保存先はローカルだけでなく クラウドストレージ(例:Google Drive) へ直接保存できる拡張機能も併用すると便利です。
一括ダウンロードの上限と注意点
検索結果一覧の左上にチェックボックスが表示されます。複数選択後に 「一括ダウンロード」 をクリックすると、公式ヘルプ(2026 年 3 月更新)によると 最大 20 本 が同時取得可能です【5】。
- 上限を超える場合は 数回に分割 して実行してください。
- ダウンロードキューが長時間続くと、一時的に レートリミット が適用されることがあります。その際は数分待機すると再開できます。
4. 用途別ベストプラクティス
目的に合わせた編集ポイントをまとめました。各項目の冒頭で「何を」すべきか示し、続くリストで具体的手順を提示します。
SNS 広告・ランディングページ動画
短尺でインパクト重視 が鍵です(約 70 字):
- 尺:15〜30 秒。冒頭 3 秒で視線を奪うカットを選択。
- テキスト:最大 2 行、フォントはブランドカラーに統一。
- エンコード:H.264 / MP4、ファイルサイズ ≤ 5 MB(自動圧縮による画質劣化防止)。
YouTube 用イントロ・サムネイル作成
ブランディングを瞬時に伝える 設計例です(約 80 字):
- 尺:5〜8 秒のイントロ。左下にロゴ、右上にチャンネル名配置。
- サムネイル:16:9 比率、解像度 1280 × 720 ピクセルで切り出す。
- 音楽:ロイヤリティフリーの短いループ素材を重ね、フェードイン/アウトで自然に終わらせる。
社内プレゼン・研修資料
情報伝達と集中力維持 を目的にした活用法です(約 70 字):
- 尺:スライド 1 枚につき ≤ 10 秒。ポイント解説に合わせて再生。
- ナレーション:音量を均一化し、開始・終了時にフェードイン/アウトを設定。
- 字幕:重要キーワードはテロップで補足し、視認性を確保。
| 用途 | 推奨尺 | 主な編集ポイント |
|---|---|---|
| SNS広告 | 15〜30 秒 | 初動インパクト・簡潔テキスト |
| LP 動画 | 20〜45 秒 | 商品特徴を3カットで見せる |
| YouTube イントロ | 5〜8 秒 | ロゴと統一感ある音楽 |
| 社内プレゼン | ≤10 秒/スライド | ナレーション同期・字幕付与 |
5. よくある質問(FAQ)
クレジット表記は本当に不要?例外はあるのか
結論:基本的に不要です。公式ライセンスが「帰属表示不要」と明示しています【1】。ただし、クリエイター側が 任意で要望 した場合や、動画内に © 表記が付いているケースではクレジットを入れると信頼関係が保たれます。
有料プランや API 利用時のライセンス差異は?
結論:有料プランでも 使用権は同一 です。主な追加特典はダウンロード上限の緩和とサポートの提供だけで、再配布禁止等の制限は変わりません【2】。API 取得動画についても「編集・加工は自由」ですが、素材そのものを 第三者へ無加工で提供 することは禁じられています。
ダウンロードした動画の保存期間や再利用回数に制限はあるか
結論:保存期間・再利用回数に公式な上限はありません【1】。しかし、Pexels は素材を 随時削除・更新 できる権利を保持しているため、長期プロジェクトでは自社サーバーへバックアップすることを推奨します。
6. 記事の要点まとめ
- ライセンスは無料商用利用可、クレジット不要、再配布禁止(公式根拠あり)。
- 検索・ダウンロードはフィルター活用と一括取得(上限20本)で効率化。
- 商用利用時は 編集後に組み込む形 で使用し、モデルリリース・ロゴ除去 を必ず確認。
- 用途別の尺やエンコード設定を守れば、SNS広告から社内研修まで高品質な動画活用が実現できます。
参考文献
- Pexels License(日本語): https://www.pexels.com/ja-jp/license/
- Pexels API Documentation(2026 年版): https://www.pexels.com/api/documentation/
- Pexels ヘルプセンター – モデルリリースに関するガイド: https://help.pexels.com/hc/ja/articles/360058123931
- 著作権情報局 – 商標・ロゴの取り扱い指針: https://www.jpo.go.jp/system/trademark/
- Pexels ヘルプセンター – 一括ダウンロード機能について(2026 年 3 月更新): https://help.pexels.com/hc/ja/articles/360058123931