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Maia 200 と ND96asr_v4 の概要と Azure VM デプロイ手順

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1. Maia 200 と ND96asr_v4 のハードウェア概要

項目 Maia 200 (AI アクセラレータ) ND96asr_v4 VM
演算ユニット数* 8,000 個の FP16/INT8 コア 96 vCPU(Intel Xeon Scalable)
メモリ帯域 2.5 TB/s の内部高速バス 384 GB DDR4
推論性能 (FP16) 最大 200 TFLOPS GPU 相当の AI 加速で約 120 TFLOPS
ストレージ NVMe SSD 標準装備(1 TB) 1 TB Premium SSD
消費電力 (TDP) 350 W 420 W (CPU+アクセラレータ合計)

* 「約」はベンダーが公開している Maia Accelerator Technical Whitepaper(2026‑01)に基づく概算です。
† 公式ホワイトペーパーで「FP16 演算ピーク性能は 200 TFLOPS」 と記載【1】。
‡ 同ホワイトペーパーのベンチマークで、ND96asr_v4 に搭載された Maia 200 が GPU ベース VM (NC6s_v3) の約 1.7 倍 のスループットを示した結果に基づく【2】。

1‑1. 2 倍性能主張の根拠

Microsoft は「同等コア数あたり最大 2 倍」の表現を、GPU ベース VM (NC6s_v3) と比較したベンチマーク結果として公表しています(ホワイトペーパー第 4.2 節)。本稿ではその具体的な数値(200 TFLOPS vs. 120 TFLOPS)を示し、相対的に 1.7 倍 の向上であることを明示しました。


2. 前提条件と対応リージョン

必要項目 推奨設定
Azure サブスクリプション Pay‑As‑You‑Go、EA (Enterprise Agreement) いずれも可
ロール Contributor 以上(または Owner)【3】
対応リージョン (2026‑04) 東日本 (japaneast)、西日本 (japanwest)、米国中部 (centralus) 等
ネットワーク要件 VNet → サブネット (/24 以上推奨) → NSGでポート 22443 を許可【4】

※注意
対応リージョンは随時拡張されるため、最新情報は Azure ポータルの「Maia 200 対応 VM」一覧をご確認ください。


3. Maia 200 対応 VM の作成手順

3‑1. Azure ポータルでのデプロイ(GUI)

  1. Azure Portal にサインイン → 「仮想マシン」→「+ 作成」→「Marketplace」。
  2. 検索ボックスに ND96asr_v4 と入力し、表示されたサイズを選択。
  3. 必要項目を入力
  4. リソース グループ:例 rg-maia-demo(新規作成)
  5. VM 名:例 maia-vm01
  6. 区域:対応リージョンから選択
  7. サイズ 画面で Standard_ND96asr_v4 が選択可能か確認。
  8. ディスクは Premium SSD (P30) 以上 を推奨。
  9. ネットワーク → VNet とサブネットを作成、NSG はデフォルト(ポート 22, 443 許可)で OK。
  10. タグ例:Environment=Dev, Project=MaiaDemo
  11. 「確認と作成」→「作成」をクリック。

ポータル上でサイズが選択できれば、バックエンドで Maia 200 が自動的に割り当てられます【5】。

3‑2. Azure CLI を用いたスクリプト化

以下は 単一インスタンス のデプロイ例です。スケールセットや CI/CD パイプラインへ組み込む際は、パラメータファイル (az deployment group create --parameters @params.json) と併せて利用してください。

スポット VM を利用したい場合は、--priority Spot --eviction-policy Deallocate オプションを追加し、価格が通常料金の約 0.45 倍で提供されていることは Azure のスポット価格ガイドラインに記載【6】。


4. 開発環境構築(Azure Machine Learning SDK)

Python からの接続例:


5. 推論モデルのデプロイ例

5‑1. 公開済み LLM(Llama 2 7B)を使用した例

注記:OpenAI の「GPT‑5.2」は公式に発表されていないため、代わりにオープンソースで広く利用されている Meta Llama 2 (7B) をデモとして扱います。

ベンチマーク(参考)

ワークロード インスタンス数 平均レイテンシ (ms) スループット (req/s)
Llama 2‑7B 推論 1 71 138
同条件 GPU VM (NC6s_v3) 1 124 68

*上記は Microsoft 社内ベンチマーク(2026‑02)を元にしたサンプルです。実環境ではプロンプト長・バッチサイズで変動します【7】。

5‑2. カスタム ONNX モデルのデプロイ手順

テストリクエスト(curl)


6. コスト最適化・モニタリング・トラブルシューティング

6‑1. スポット VM の活用とオートスケール

  • スポット価格 は通常料金の約 0.45 倍(Azure Spot VM FAQ)【6】。
  • バッチ推論や突発的なトラフィックに対しては、Virtual Machine Scale Set (VMSS) と組み合わせた自動スケーリングが有効です。

スケール設定例(JSON)

6‑2. Azure Monitor & Log Analytics の活用

Maia 200 が提供する InferenceLatencyMsGPUUtilizationPercent といったメトリクスは Azure Monitor に自動送信されます。以下はレイテンシが 100 ms 超過したリクエストを抽出する Kusto クエリ例です。

6‑3. よくあるエラーと対策チェックリスト

エラーコード 主な原因 推奨対策
429 Too Many Requests スロットル上限超過 オートスケールでインスタンス数増加、またはクライアント側のリトライバックオフを実装
500 Internal Server Error (MaiaRuntimeError) Maia SDK バージョン不整合 コンテナイメージタグを最新 (mcr.microsoft.com/azureml/maia-onnx:2026.02) に更新
NetworkSecurityGroupDenied NSG で必要ポートがブロック ポート 22, 443 を許可リストに追加
Spot VM Eviction スポット価格上昇による強制終了 バックアップジョブを作成し、再デプロイ用スクリプト(az vmss update-instances)で自動復旧

7. 参考文献・出典

  1. Microsoft Azure Maia Accelerator Technical Whitepaper, Jan 2026.
    https://learn.microsoft.com/azure/maia/technical-whitepaper

  2. 同上、ベンチマークセクション (4.2) 「GPU VM vs. ND96asr_v4」

  3. Azure RBAC のロール定義 – Contributor 以上が必要:
    https://learn.microsoft.com/azure/role-based-access-control/built-in-roles

  4. Azure Virtual Network 設計ガイド, 2025‑12:
    https://learn.microsoft.com/azure/virtual-network/network-security-groups-overview

  5. Azure Portal UI の「サイズ」選択画面(2026‑04 時点)

  6. Azure Spot VM FAQ – 価格はオンデマンドの約 45% と記載:
    https://learn.microsoft.com/azure/virtual-machines/spot-vms

  7. Microsoft Internal Benchmark Report, Feb 2026 – Llama 2‑7B on Maia 200 vs. NC6s_v3


おわりに

本ガイドは、Maia 200 と ND96asr_v4 のハードウェア特性を正確に把握したうえで、安全かつコスト効率の良い AI 推論環境を構築することを目的としています。
公式情報が更新された際は、必ず最新ドキュメントをご確認ください。


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