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Bloomberg端末とBloomberg Anywhereの違い・導入操作ガイド

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クイックスタート:初回に必ず行う5つの手順

初回導入で最優先に行う5つの操作を順序立てて示します。
この順で進めると、短時間で日常業務を開始できます。各項目は簡潔な手順付きです。

アカウント受領とログイン確認

受領したBloomberg IDでログインできるかをまず確認します。

  • 受領情報の確認(Bloomberg ID と初期パスワード)。
  • 初回ログインでパスワード変更を実施。
  • ログインできない場合はIDの綴り、Caps Lock、ネットワークをチェック。

2要素認証の登録(B-Unit/モバイル)

トークンやモバイル認証の登録を完了させます。

  • B-Unit(ハードトークン)またはモバイル認証を選択して登録。
  • トークン同期やアプリ認証(Push/OTP)の動作確認を行う。
  • 予備認証手段(職場端末や管理者窓口)を確認しておく。

ワークスペースとウォッチリストの初期設定

作業画面と監視対象を整えて日次運用を始めます。

  • 好みのウィンドウ配置を作りワークスペースを保存。
  • ウォッチリストを作成して主要銘柄を登録。
  • 表示列や並び順のテンプレートを保存。

Excel Add‑In の確認

Excel連携は日常業務で必須です。早めに動作確認をします。

  • Excelで「Bloomberg」タブが表示されることを確認。
  • 表示されない場合はCOMアドインの有効化とExcel再起動を実行。
  • 簡単なBDPコール(例: =BDP("AAPL US Equity","PX_LAST"))で応答を確認。

社内運用ルールと権限確認

ライセンスや配布ルールを初期段階で固めます。

  • 誰がどのデータを利用・配布できるかを把握する。
  • 同時接続数と端末の割当を運用ルールに落とし込む。
  • 退職時のアカウント無効化フローを決めておく。

Bloomberg端末とBloomberg Anywhereの違いと認証

専用端末(オンサイト)とリモートアクセス(Bloomberg Anywhere)の違いを実務的に整理します。
認証方法と運用上の使い分けを押さえた上で選定してください。

専用端末(オンサイト端末)

オフィスに置く物理端末の特徴をまとめます。

  • レイテンシーが低く大量データ表示に向く。
  • 専用キーボードと固定席の運用が一般的。
  • 席料(端末料)や設置・保守の条件が発生する。

Bloomberg Anywhere(リモートアクセス)

リモートで端末と同等の機能へ接続する方法です。

  • インターネット経由でオフィス端末にアクセスできるサービス。
  • 自宅や出張先で利用するユーザー向けの選択肢。
  • 利用開始には追加の認証・デバイス登録が必要です(BBA:Bloomberg Anywhere)。詳しくは https://bba.bloomberg.net/ を参照してください。

認証関連用語の定義

主要な略語を初出時に整理します。

  • Bloomberg ID:Bloombergにログインするためのユーザー識別子。
  • B-Unit:ハードウェアワンタイムパスワードトークン(ハードトークン)。
  • BBA(Bloomberg Anywhere):リモートアクセス用のサービス名称。
  • BMC(Bloomberg Market Concepts):Bloombergが提供する基礎学習コース。

導入・契約フローと料金の概算

導入はデモ確認から見積り、パイロット運用へ進めるのが一般的です。
料金は契約条件で大きく変わるため、ここでは概算と交渉ポイントを示します。

導入の流れ(デモ→要件整理→見積→パイロット)

標準的な導入プロセスを段階的に示します。

  1. 公式デモで操作感を確認する。Excel連携や権限管理もチェック。
  2. 社内要件(ユーザー数、同時接続、API/Server要否)を整理する。
  3. 見積りを取得して比較する。契約期間やサポート条件を確認。
  4. パイロットで代表業務を検証し本運用へ移行する。

公式デモやトレーニングの案内は営業窓口へ依頼してください。BMCなどの学習リソースも併せて確認すると導入後がスムーズです。

料金の概算と交渉ポイント

料金は地域や機能、契約形態で変動します。必ず営業窓口で正式見積りを取得してください。以下は目安です。

  • 専用席(端末): 年間で数万ドル規模になるのが一般的です(契約条件により上下します)。
  • Bloomberg Anywhere(リモート): 専用席に含まれる場合と追加課金になる場合があります。
  • Server/APIアクセス・データライセンス: 大量配信や自動化用途は別契約・追加費用が必要です。
  • 導入支援・トレーニング費用: 規模により数百〜数万ドルのレンジになることがあります。

金額は契約や機能で変動するため、必ず見積りを取得して下さい。地域やボリュームディスカウントの有無で単価は変わります。

見積り依頼時のチェックリスト

見積り依頼の際に用意すべき情報を列挙します。

  • 必要席数(常設席)とAnywhere利用者数
  • 必要機能(Excel API、Server/API、レポート自動化)
  • 同時接続要件やデータ配信範囲
  • サポートレベルとSLAの希望
  • データ再配布・二次利用の有無(法務要件)

初期セットアップと主要コマンド一覧

ログイン周りと端末操作の基本を押さえ、よく使うコマンドを短時間で覚えましょう。
以下は実務で頻出する操作とコマンドの一覧です。

初回ログインとBBA設定

ログイン後の最初の設定項目を示します。

  • 初回ログインでパスワード変更を行う。
  • 2要素認証(B-Unitやモバイル)を登録して動作確認する。
  • Bloomberg Anywhereを使用する場合はデバイス登録を完了する。

認証フローや画面の案内は端末内のHELPキーや公式サポートページで確認してください。

専用キーボードの基本

専用キーボードの色別キーと役割を覚えます。

  • 緑(相当): 実行・確定。
  • 黄: 検索やカテゴリ切替の補助。
  • 赤: 取消・ログオフ。
  • HELP(F1相当): 端末内サポートを呼出し。

主要コマンド一覧(頻出コマンドと使用例)

まずは次の操作を押さえると実務が速くなります。端末でHELPを併用して確認してください。

  • ティッカー + :銘柄のメイン画面表示(例: AAPL US )。
  • DES:企業概要や証券説明の表示。
  • FA:財務分析(損益/貸借/キャッシュフロー)に素早くアクセス。
  • NEWS:銘柄やトピックのニュース一覧を表示。
  • FLDS:フィールド検索。Excel APIで使う項目コードを探すときに有用。
  • HELP:現在画面のサポートを表示。困ったらまず押す。

コマンドの名称や振る舞いは端末のバージョンで変わることがあります。必ず端末内HELPや公式ドキュメントで確認してください。

銘柄検索・ニュース・チャート・財務の実務ワークフロー

銘柄調査から日常監視までの典型的な手順をワークフローで示します。保存やテンプレート化で再現性を高めましょう。

銘柄検索の手順

銘柄を迅速に見つけるための基本手順を紹介します。

  • 検索: ティッカーや社名、ISIN、業種キーワードで検索する。
  • フィルタ: 証券タイプ(株式/債券/ETF)や取引所で絞り込む。
  • 詳細画面: 概要、チャート、ニュース、財務タブを確認して初動判断する。

ニュースとアラートの活用

重要ニュースを見逃さない運用を設計します。

  • ニュースタブでソースと期間を絞り込む。
  • 重要なリリースはアラート登録してプッシュ通知を受ける。
  • メール/モバイル通知や端末内通知の運用ルールを定義する。

チャートとテクニカル指標

チャート作成とテンプレート保存の手順です。

  • 表示期間を選択(分足/日足/週足)。
  • 必要なインディケーター(移動平均、RSI等)を追加。
  • 複数銘柄やベンチマークを重ねて比較。テンプレートを保存して使い回す。

財務諸表と業績比較

財務データの取得と競合比較の基本操作です。

  • 損益計算書・貸借対照表・キャッシュフローを表示する。
  • 期間や通貨指定で比較分析。
  • コンパラブル(競合比較)機能で指標のランキングを作成しCSV/Excelへエクスポートする。

ウォッチリストとポートフォリオ管理

日々の監視と損益監視を運用に組み込みます。

  • ウォッチリストを用途別に作成(例:調査対象/取引監視)。
  • ポートフォリオにポジションを登録し評価損益を自動集計。
  • 定期レポートの抽出→検算→配布まで運用ルール化する。

データ活用(Excel Add‑In / BDP・BDH・BDS)と運用・トラブル対応

Excel連携の実務ノウハウと、よくある障害の初動対応、法務上の注意点をまとめます。
BDP/BDH/BDSの主要な引数例も示します。

Excel Add‑In の導入と確認

Excel側の準備手順とチェック項目です。

  • ExcelにBloombergタブが表示されることを確認する。
  • 表示されない場合はCOMアドイン設定で「Bloomberg Excel Tools」を有効化する。
  • 簡単なBDP呼び出しで応答を確認する。応答がない場合は端末接続と認証状態を確認する。

BDP / BDH / BDS の主要パラメータ例

以下は代表的な関数と引数の説明です。フィールド名やオプション表記はAdd‑In側で確認してください。

関数 主な引数(順序) 使用例 説明
BDP security, field =BDP("AAPL US Equity","PX_LAST") 単一のスナップショット値を取得します。
BDH security, field, startDate, endDate, [optional] =BDH("AAPL US Equity","PX_LAST","20230101","20231231","Periodicity=DAILY") 指定期間の時系列データを取得します。
BDS security, field =BDS("SPX Index","INDX_MEMBERS") 表形式の複数行データを取得します(例:指数構成銘柄)。

よく使うオプション例(Add‑In側での表記を確認してください):

  • Periodicity(DAILY/WEEKLY/MONTHLY)
  • Fill(非取引日の扱い、例:PREVIOUS)
  • Currency(通貨変換指定)

フィールド名やオプションは頻繁に追加・変更されます。FLDS関数やAdd‑Inのヘルプで最新の表記を確認してください。

レポート自動化とCSV出力

定期レポート化の設計ポイントです。

  • テンプレート化してパラメータ部を分離する。
  • 手動更新/定期更新の設定を使い分ける。自動実行にはServer/APIの別契約が必要な場合があります。
  • 画面のエクスポートやAdd‑InでCSV出力を行い、配布前に検算を実施する。

トラブルシューティングチェックリスト(典型障害と再現手順)

代表的な障害ごとに再現手順と初動対応を示します。スクリーンショットは用いず、手順で再現してください。

ログインできない

再現手順(例)

  1. Bloomberg IDと初期パスワードでログインを試みる。
  2. 2要素認証のトークンを入力する。

初動対応

  • IDの綴り、Caps Lockを確認。
  • ネットワーク接続(VPNやプロキシ)を確認。
  • トークンが無効なら管理者へトークン再発行を依頼。

Excel Add‑Inが動かない(#N/Aや反応なし)

再現手順(例)

  1. ExcelでBDP関数を入力して計算する。
  2. 結果が#N/Aまたは空欄になる。

初動対応

  • ExcelのBloombergタブ表示を確認。
  • COMアドイン設定でBloomberg Add‑Inを有効にする。
  • Excelのマクロ/セキュリティ設定を確認して再起動する。
  • 端末のログイン状態・認証を確認。

銘柄が見つからない/権限エラー

再現手順(例)

  1. 銘柄名で検索して結果が出ない。
  2. フィールドにアクセスすると権限エラーが出る。

初動対応

  • 取引所サフィックスやISINで再検索する。
  • 利用権限(データパッケージ)を確認し、必要なら営業窓口で追加申請する。

よくある質問(FAQ)

Q1: Anywhereと専用端末は別料金ですか?
A1: 契約形態によります。見積りで確認してください。

Q2: BDPとBDHの違いは何ですか?
A2: BDPは単一スナップショット、BDHは時系列、BDSは表形式の複数項目取得です。

Q3: データの社外配布は許可されますか?
A3: 契約によります。社外配布を行う場合は必ず法務と営業窓口へ相談してください。

Q4: 認証トークンを紛失した場合は?
A4: 管理者またはBloombergのサポート窓口でトークン無効化・再発行手続きを行ってください。

Q5: 公式ドキュメントはどこで確認できますか?
A5: 製品ページやサポートのAPIライブラリを参照してください(https://www.bloomberg.com/professional/、https://www.bloomberg.com/professional/support/api-library/)。


まとめ(要点の箇条書き)

  • 初期は「ログイン確認→2FA登録→ワークスペース保存→Excel接続→運用ルール確認」を優先する。
  • 導入費用は契約と機能で大きく変わるため必ず見積りを取得する。
  • BDP(単一)、BDH(時系列)、BDS(表形式)を使い分けてExcel連携を設計する。
  • データの社外再配布は契約で制限されるため法務へ相談すること。
  • 認証やAdd‑Inの挙動、料金体系は変更される可能性があります。最新情報は公式ドキュメントやサポート窓口で確認してください(https://www.bloomberg.com/professional/)。
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