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1. Asana 公式テンプレートギャラリーの概要とアクセス方法
Asana のテンプレートギャラリーは、業務領域や用途別に整理されたカード一覧が左側メニュー・上部検索ボックスで構成されています。日本語インターフェイスでもすべて閲覧できるため、国内チームでも違和感なく利用できます。
1‑1. ページ構成と検索フィルターの基本操作
ページにアクセスするとまず 「テンプレートを探す」 と書かれた検索ボックスが表示されます。左側メニューでは大分類(マーケティング、プロダクト開発、運用など)が選べ、上部のドロップダウンで 「用途」「言語」 を絞り込めます。
- カテゴリ例:
プロダクト開発 > タスク管理 - 用途例:
リリース計画、スプリントバックログ - 言語例:
日本語
これらを組み合わせると、数千件の中から目的に合致したテンプレートが瞬時に絞り込めます。
1‑2. テンプレート一覧への直接リンク
以下は主要カテゴリの代表的なテンプレートページです。クリックするとカード詳細と「使用する」ボタンが表示され、すぐに自分のワークスペースへコピーできます。
| カテゴリ | 用途 | 直接リンク |
|---|---|---|
| プロダクト開発 | プロジェクト計画 | https://asana.com/ja/templates/project-planning |
| ソフトウェア開発 | リリース管理 | https://asana.com/ja/templates/release-management |
| チーム運営 | キャパシティプランニング | https://asana.com/ja/templates/capacity-planning |
| アジャイル | スプリントバックログ | https://asana.com/ja/templates/sprint-backlog |
| カスタマーサポート | 顧客対応フロー | https://asana.com/ja/templates/customer-support-flow |
2. タスク管理テンプレートの作成・保存手順
公式ギャラリーだけでなく、社内プロジェクトをベースにしたオリジナルテンプレートを作ると、チーム全体で同じ作業フローを再利用できます。以下では 「プロジェクト → テンプレート化」 の流れを具体的に示します。
2‑1. プロジェクトからテンプレートを生成する手順
- 必要なタスク・セクション・カスタムフィールドを配置したプロジェクトを作成。
- プロジェクト画面右上の 「…」 メニュー → 「テンプレートとして保存」 を選択。
- テンプレート名に分かりやすい日本語タイトル(例:
リリース管理テンプレート_2024)を入力し、「組織全体で共有」 のスイッチをオンにする。 - 保存完了後は 「テンプレートギャラリー」> 「マイテンプレート」 からいつでも呼び出せます。
2‑2. 組織レベルでの共有設定ポイント
- 権限:テンプレートを組織全体に公開すると、メンバーは「使用する」だけでプロジェクトを生成できます。閲覧のみが必要な場合は「読み取り専用」に設定してください。
- バージョン管理:テンプレート内容を更新したら必ず 「新しいバージョンとして保存」 し、過去版との比較ができるようにしておくと変更履歴が残ります。
3. テンプレートのコピー・エクスポート/インポート方法
テンプレートは 内部コピー が最もシンプルですが、外部ツールと連携したい場合は CSV エクスポートやインポート機能を併用します。
3‑1. 主な利用シーン別手順表
| 方法 | 手順の概要 | 推奨シーン |
|---|---|---|
| 内部コピー | テンプレートカードの「使用する」→ワークスペース選択 → プロジェクト名入力 | すぐにタスクを開始したいとき |
| CSV エクスポート | プロジェクト画面右上の「エクスポート」→ CSV ダウンロード | Excel・Google Sheetsでデータ加工したいとき |
| CSV インポート | 「+」メニュー → 「タスクをインポート」→ CSV ファイル選択 | 既存リストや外部システムから一括取り込みしたいとき |
内部コピーはカスタムフィールド・権限情報も保持された状態で作成できるため、日常的な利用に最適です。
4. 2024/2025版おすすめタスク管理テンプレート 5選
以下では実務で特に効果が期待できるテンプレートをピックアップし、導入の流れと活用シーンを解説します。全て日本語ローカライズ済みです。
4‑1. プロジェクト計画テンプレート
- 概要:プロジェクトのスコープ・マイルストーン・リスク管理を一元化。
- 主な構成:目的・成果物セクション、ガントビューで設定された主要タスク、リスクトラッキング用カスタムフィールド。
- 導入手順:上記の直接リンク(https://asana.com/ja/templates/project-planning)から「使用する」→プロジェクト名を入力すれば完了。
- 活用シーン:新規事業立ち上げや大型案件のキックオフ。
4‑2. リリース管理テンプレート
- 概要:リリースサイクル全体とデプロイ作業を可視化し、漏れなく追跡。
- 主な構成:リリースノート・テストケース・デプロイ手順の3セクション、優先度・担当者カスタムフィールド。
- 導入手順:https://asana.com/ja/templates/release-management にアクセスし「使用する」ボタンをクリック。
- 活用シーン:ソフトウェア開発チームのバージョン管理。
4‑3. キャパシティプランニングテンプレート
- 概要:メンバー別作業負荷とリソース配分を可視化。
- 主な構成:週別作業時間・利用率カスタムフィールド、バーンダウンチャートが自動集計されるレポートビュー。
- 導入手順:https://asana.com/ja/templates/capacity-planning からコピーしてチームの稼働データを入力。
- 活用シーン:スプリントプランニングやリソース最適化。
4‑4. スプリントバックログテンプレート
- 概要:アジャイル開発のスプリント開始前にタスクを整理・優先順位付け。
- 主な構成:バックログ列と現在スプリント列、ストーリーポイント用カスタムフィールド、DoD(Definition of Done)チェックリスト。
- 導入手順:https://asana.com/ja/templates/sprint-backlog で「使用する」→スプリント期間を設定。
- 活用シーン:スクラムチームの日常的なスプリント管理。
4‑5. 顧客対応フローテンプレート
- 概要:問い合わせから解決までのプロセスを標準化し、SLA 遵守を支援。
- 主な構成:問い合わせ種別・優先度・対応期限カスタムフィールド、ステータス(受付・担当割り当て・解決)を自動遷移させるルール(後述)。
- 導入手順:https://asana.com/ja/templates/customer-support-flow からコピーし、チームの SLA に合わせてカスタムフィールドを調整。
- 活用シーン:サポートデスクや営業支援チーム。
5. 日本語環境・チーム向けカスタマイズポイントとベストプラクティス
テンプレートを国内業務に合わせる際は、言語だけでなく権限や通知設定も見直す必要があります。以下の項目をチェックリスト化しておくと導入後の混乱が防げます。
5‑1. フィールド名・タグのローカライズ
- カスタムフィールド「Priority」→「優先度」
- タグ「bug」→「バグ」
- 選択肢は 「高」「中」「低」 と日本語統一
5‑2. 権限設定と共有ルール
- プロジェクトレベルで外部ステークホルダーには 閲覧のみ を付与。
- タスク単位の担当者は自動的に編集権限を取得できるよう、「メンバーがタスクを作成したら自動で編集可」 というルールを設定。
- 四半期ごとに 「アクセスレビュー」 を実施し、不要な権限は削除する。
5‑3. 通知設定の最適化
- 重要度が高いカスタムフィールド変更時だけメール通知をオンにし、情報過多を防止。
- デイリーレポートはチームチャット(Slack 等)へ自動転送させると、リアルタイムで進捗把握が可能。
6. Asana の Automation(ルール)を活用した自動化例
AI ワークフローギャラリーという名称は公式には存在しませんが、Asana が提供する Automation ルール を組み合わせることで、テンプレートに自動処理を埋め込むことができます。
6‑1. タスク自動割り当てのシンプルな例
- トリガー:タスクが「新規作成」されたとき
- 条件:カスタムフィールド「優先度」が「高」の場合
- アクション:最も空いているメンバー(
Workloadが低い)に自動で担当者を設定
このルールはテンプレート内の 「タスク作成」 トリガーに組み込めば、毎回手動で割り当てる手間が省けます。
6‑2. ステータス遷移とチェックリスト自動生成
顧客対応フローテンプレートでは、タスクが 「受付」 状態になると同時に以下のアクションを実行します。
- カスタムフィールド「対応期限」を現在日から 24 時間後に設定
- プリセットされたチェックリスト(情報取得項目・初回回答テンプレート)を自動追加
このように ルール + テンプレート の組み合わせで、標準化と自動化の両輪が実現します。
7. まとめ
- Asana の公式テンプレートギャラリーは、日本語でもフル検索・カテゴリ絞り込みが可能で、直接リンクを活用すれば目的のテンプレートに素早くアクセスできます。
- 社内プロジェクトからオリジナルテンプレートを作成し、組織レベルで共有すれば、誰もが同じフローで作業開始できるため工数削減につながります。
- コピー・エクスポート/インポートの使い分けで、内部利用と外部ツール連携を柔軟に行えます。
- 2024/2025 年版の プロジェクト計画・リリース管理・キャパシティプランニング・スプリントバックログ・顧客対応フロー の5つは、実務で高い効果が期待できる定番テンプレートです(各リンク付き)。
- 日本語ローカライズ、権限設定、通知最適化といったカスタマイズを行うことで、チーム全体の導入ハードルが下がります。
- AI ではなく Automation ルール を活用すれば、タスク割り当てやチェックリスト生成などの自動化が実現でき、テンプレートと合わせて運用効率を最大化できます。
このガイドを参考に、まずは好きなテンプレートを 「使用する」 でコピーし、自社プロジェクトに組み込んでみましょう。継続的に改善ルールを追加すれば、Asana がチームの業務標準化プラットフォームとして機能します。