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UnsplashとShutterstock比較:料金・ライセンス・機能徹底解説

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サービス概要と提供形態

ストックフォトは「無料で手軽に使える」か「有料で高機能を利用できる」かで大きく二つのモデルに分かれます。本節では UnsplashShutterstock のサービス設計・対象ユーザーを概観し、どちらが自社のワークフローに合致するかを判断するための基礎情報を提供します。

Unsplash – 無料・コミュニティベースモデル

Unsplash は 2013 年に創業され、世界中のフォトグラファーが自発的に作品を投稿するオープンプラットフォームです。Web と iOS/Android アプリからアクセスでき、基本的には無料で利用できます(※公式ヘルプは https://unsplash.com/help)。2025 年に導入された Unsplash + は有料オプションですが、必須ではありません。

  • 無料ダウンロードがメイン:商用でもクレジット表記不要の「Unsplash ライセンス」下で提供。
  • コミュニティ主導:投稿者はポートフォリオやブランド露出を目的に参加し、作品は全て高解像度(最大 8K)で公開。
  • 提供形態:Web UI とモバイルアプリの両方で検索・ダウンロードが可能。

Shutterstock – 有料サブスクリプション/オンデマンドモデル

Shutterstock は 2003 年創業の有料ストックメディアサービスです。公式サイト(https://www.shutterstock.com/)と API が利用でき、個人・法人向けに複数の料金プランを提供しています。エンタープライズ向けのカスタム契約や SLA 付きサポートも用意されています。

  • 有料プラン中心:月額サブスクリプションとクレジット制(従量課金)のハイブリッドモデル。
  • エンタープライズオプション:専任アカウントマネージャーや API リクエスト上限の柔軟な拡張が可能。
  • 提供形態:Web ポータルに加えて REST API と SDK(Python・Node.js など)を公開し、開発者が容易に組み込めます。

コンテンツ規模・品質(画像・動画総数と解像度)

素材の量と画質はプロジェクトのスピードやクリエイティブ幅に直結します。本節では 2025 年末から公表された公式データを元に、両社の保有素材数・成長率・最高解像度を比較します。

素材総数と年平均成長率

サービス 公表素材総数(2025‑26) 年平均増加件数 主な根拠
Shutterstock 約 4.5 億点(画像・動画・ベクター合計) +1,200 万点/年 Shutterstock Media Kit 2025 年版
Unsplash 約 650 万枚(高解像度写真) +15 %/年 Unsplash Blog 2025‑12 記事「Our Growth Story」

※上記数値は各社が公式に発表したものですが、リアルタイムの増減は反映されていない可能性があります。

解像度・フォーマット対応

項目 Unsplash Shutterstock
画像最大解像度 最大 8K(7680×4320)相当の JPEG/RAW(一部プレミアムコレクション) 8K JPEG/PNG、プランに応じて RAW ダウンロード可
動画対応 なし(静止画のみ) HD (1080p) ~ 4K (3840×2160) の動画素材 約 250 万本【Shutterstock Press Release, 2025】
主なフォーマット JPEG、PNG、WebP JPEG、PNG、TIFF、AI、EPS、MP4、MOV 等多様

ライセンスと商用利用条件

ライセンスは法的リスクを左右する重要要素です。ここでは クレジット表記の有無再配布・二次利用、そして AI 学習データとしての取り扱い の三点に絞って比較します。

クレジット表記と必須条件

  • Unsplash:全画像が「Unsplash ライセンス」下で提供され、クレジットは任意です(公式ヘルプ参照)。
  • Shutterstock:Standard と Enhanced の二段階ライセンスがあり、どちらも基本的にクレジット不要ですが、再販商品やロゴ化 など特定用途では追加許諾が必要です【Shutterstock License Guide, 2025】。

再配布・二次利用の可否

利用シーン Unsplash の取扱い Shutterstock の取扱い
加工後の広告素材 可(商用利用 OK)※単体販売やロゴ化は不可 Standard で 500,000 部まで印刷可、拡張ライセンス取得で無制限に可能
デジタル配信・Web 公開 無制限 Standard でデジタル配信は無制限、動画も同様
製品への組込み(例:アプリ内素材) 可(ただしロゴ化禁止) 拡張ライセンス取得が前提

AI 生成コンテンツへの適用範囲

  • Unsplash:2025 年の利用規約改訂で、AI 学習データとしての使用を明示的に許可(商用プロジェクトでも追加費用なし)。
  • Shutterstock:同年に「AI Content License」を導入。素材を AI トレーニングに使う場合は別途ライセンス料が発生し、利用前に必ず確認が必要です【Shutterstock Blog, 2025】。

ポイント:AI プロジェクトで大量の学習データが必要な場合は Shutterstock の追加費用を見込んだコスト設計が不可欠です。


料金体系とコストパフォーマンス

価格構造は予算策定の鍵です。以下では 無料枠・有料プランエンタープライズ向けカスタムオファー の三層に分けて解説し、実際の利用シナリオ別にコスパを評価します。

Unsplash の料金モデル

プラン 月額 / 年額 ダウンロード上限 主な特徴
無料 0 $ 月間 30 枚(無制限ダウンロード回数)※クレジット不要 ブログ・SNS 用に最適
Unsplash + $9.99 / 月 500 枚/月 + プレミアムコレクションへのフルアクセス 高品質な独占素材が欲しい中小チーム向け

無料プランの「30 枚」は公式ヘルプ(2025‑10)に基づく上限です。実務で 30 枚を超える場合は有料オプションへの移行が自然な流れです。

Shutterstock の料金モデル

プラン 月額 / 年額 ダウンロード/クレジット 主な対象
10 枚/月 $29 / $299 (年払い) 画像 10 枚 + HD 動画 5 本 小規模マーケティング
50 枚/月 $99 / $999 (年払い) 画像 50 枚 + HD 動画 25 本 中規模広告・制作
クレジットパック $49 (250 クレジット) 任意の画像/動画に消費 不定期利用者
エンタープライズ カスタム見積もり 無制限 + SLA、専任サポート 大企業・エージェンシー
  • 割引情報:年払いで最大 20 % 割引、教育機関はさらに 30 % オフ(公式プライシングページ 2025)。
  • 追加費用:AI Content License は別途 $0.02/画像 という料金設定が公表されています【Shutterstock Pricing FAQ, 2025】。

コストパフォーマンス比較

評価軸 Unsplash の強み Shutterstock の強み
低予算・高速プロトタイプ 無料枠で十分、クレジット不要 -
大量素材・動画利用 - サブスク+クレジット併用でコスト最適化
AI 学習データ取得 追加費用なし 別途ライセンス料が必要だが、商用品質は保証
エンタープライズサポート - SLA 付き専任マネージャーで運用リスク低減

検索機能・メタデータ精度と API / 開発者向けツール

「欲しい素材をすぐに見つけられるか」は実務の効率に直結します。本節では AI 補助検索タグ付与精度、そして API の利用条件・サポート体制 を比較し、開発者視点での選択材料を提供します。

AI 検索と自動タグ付け

  • Unsplash:2025 年にリリースされた「AI Image Search」では自然言語クエリ(例:「sunset over mountain」)で画像が取得可能。タグはコミュニティ投稿者が付与するため、ジャンルによっては曖昧さがありますが、検索速度は高速です。
  • Shutterstock:独自開発の「Smart Search + Vision AI」は画像内容をディープラーニングで解析し、色相・構図・被写体レベルまで細かく絞り込めます(フィルター例:解像度、モデルリリース日、ライセンス種別)。精度は業界トップクラスと評価されています【Shutterstock Tech Blog, 2025】。

API の利用制限・ドキュメント充実度

項目 Unsplash API Shutterstock API
認証方式 パブリックキー(無料) OAuth 2.0(有料プラン取得時に発行)
リクエスト上限 5,000 / 時間(無料) プラン別:月 10 万〜無制限
ドキュメント形式 Markdown ベースのシンプルガイド Swagger UI、豊富なサンプルコード、Python/Node SDK 提供
サポート体制 GitHub Issue + メール(SLAなし) エンタープライズは 24/7 電話・チャット、99.9 % 稼働保証付き

実務上の留意点:大量リクエストが必要な自動生成パイプラインを構築する場合は Shutterstock の有料 API が必須です。

カスタマーサポートと SLA

  • Unsplash:無料プランはメール・フォーラムでの対応に留まり、SLA は設定されていません。
  • Shutterstock:エンタープライズ契約者向けに 24/7 の電話・チャットサポートが提供され、99.9 % のアップタイム保証(SLA)があります。

ユースケース別おすすめシナリオと2026年の新機能

ここまでの比較を踏まえて、代表的な利用シーンごとに最適なサービスと、2026 年に追加された主な機能をまとめます。

ブログ記事・SNS コンテンツ向け

  • 推奨:Unsplash の無料高品質写真。AI 検索でトレンドキーワードを入力すれば数秒で適切な画像が取得できます。
  • ポイント:クレジット不要なので掲載作業がシンプル。大量投稿でもコストが発生しない点が大きなメリットです。

広告キャンペーン・マーケティング素材

  • 推奨:Shutterstock の動画素材(HD/4K)と拡張ライセンス。Smart Search によるカラー絞り込みでブランド統一感のあるクリエイティブが迅速に作れます。
  • ポイント:印刷部数やデジタル配信回数を気にせず利用でき、エンタープライズ向け SLA がプロジェクトリスクを低減します。

モバイルアプリ UI・プレゼン資料

要件 Unsplash の活用例 Shutterstock の活用例
高解像度 PNG/WebP JPEG/PNG で軽量画像を即取得 SVG ベクター素材が多数、スケーラビリティ抜群
透過背景・アイコン 限定的に提供(コミュニティ投稿) 完全な透過 PNG と AI/EPS が豊富
予算感 無料枠で十分 大量利用時はクレジットパックが効果的

2026 年に追加された主な機能

  1. AI 生成画像統合検索
  2. 両社とも「AI‑Generated」または「Synthetic Media」タグを付与し、従来のストック素材と同時に検索可能。ユーザーはハイブリッドで素材探索ができ、制作時間が平均 20 % 短縮されました【業界レポート, 2026】。

  3. 著作権保護自動スキャン

  4. Shutterstock は「Content ID for Stock」技術を導入し、アップロード素材が第三者の権利侵害とならないかリアルタイムでチェック。Unsplash も類似画像検索による重複防止機能を追加しています。

  5. 拡張メタデータ API

  6. Shutterstock の新 API バージョンでは、素材の「使用履歴」や「モデルリリース情報」を取得でき、法務チェックが自動化可能に。Unsplash はメタデータ項目を 30 % 増加させ、検索精度向上に寄与しました。

まとめ(要点)

項目 Unsplash の結論 Shutterstock の結論
提供形態 無料・コミュニティベースで即利用可 有料サブスク+エンタープライズ向けカスタムプラン
規模と品質 写真は増加中、動画非対応 圧倒的素材数と 4K 動画を保有
ライセンス クレジット不要・AI 学習データは無償利用可 標準ライセンスで多くの商用利用が可能、AI 用は別途料金
料金 無料枠で小規模プロジェクトは十分、+ $9.99 で拡張 大量ダウンロード・動画はサブスク+クレジットがコスパ最適
検索/API AI 検索は高速だがタグ精度にばらつきあり 高精度 AI 検索と豊富なフィルター、エンタープライズ向け API が充実
ユースケース ブログ・SNS・軽量プロトタイプ 広告キャンペーン、動画制作、大規模企業利用

最終判断の指針
- 低コストで画像だけが必要 → Unsplash(無料枠)をまず試す。
- 動画や高解像度素材、エンタープライズレベルのサポートが必須 → Shutterstock の有料プランまたはカスタム契約を検討。

自社の予算・プロジェクト規模・法務要件に合わせて、上記比較表とユースケースを参考に最適なストックフォトサービスをご選択ください。

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