Contents
1. アプリのインストールと初回起動
1-1. App Store からダウンロードする方法
iPhone に tl;dv Mobile を導入する最初のステップは、公式アプリを取得することです。App Store の検索結果から正規版を選び、Apple ID で認証すれば完了します。
ポイント:インストール後に表示される iOS の「通知許可」や「バックグラウンド更新」の設定は、会議中の自動録音に必須です。必ず「許可」を選択してください。
- ホーム画面で App Store を開く
- 検索バーに 「tl;dv Mobile: AI Notetaker」 と入力し、公式アイコン(紫のロゴ)をタップ
- 「入手」→ Apple ID で認証 → ダウンロード完了後に「開く」を選択
1-2. 初回起動時の基本設定
アプリを初めて開くと、以下の項目が順に表示されます。すべて「許可」することで、バックグラウンドでの録音・データ送信が有効になります。
- 通知 – 会議開始や要約完成時にプッシュ通知を受け取る
- 位置情報(任意) – 会議開催場所のメタデータとして記録したい場合に使用
- バックグラウンド更新 – アプリが閉じていても自動で音声を取得
2. ビデオ会議サービスとの連携設定
2-1. 共通手順と注意点(Zoom・Google Meet・Microsoft Teams)
各サービスの認証画面は若干異なりますが、操作フローは共通です。以下では、「設定」→「アカウント連携」 の流れを中心に解説します。
導入文:本手順で音声と会議情報へのアクセス権限を付与すると、tl;dv が自動的に録音・文字起こしを行えるようになります。
- アプリ左下の 「設定」 アイコン → メニューから 「アカウント連携」 を選択
- 連携したいサービス(Zoom/Google Meet/Microsoft Teams)をタップ
- 表示された認証画面で、使用中のビジネスアカウントにサインイン
- 「音声」「会議情報」の アクセス権限 をすべて許可
2-2. 権限を拒否した場合の影響
音声は取得できても、文字起こしや要約が生成されない ため、必ず全項目を許可してください。権限変更は「設定」→「アカウント連携」からいつでも再設定可能です。
3. iPhone 向け自動記録・文字起こしの詳細設定
3-1. 自動記録対象の選択
自動記録はシステム側とアプリ側の二段階で有効化します。業務フローに合わせたスイッチングが可能です。
導入文:ここでは「すべて」「内部」「外部」の3つの対象を選ぶ手順と、推奨設定例をご紹介します。
- iOS の 設定アプリ → 下部メニューの 「tl;dv Mobile」 をタップ
- 「自動記録」トグルを ON にする
- 表示される 3 つのオプションから対象を選択
| オプション | 主な利用シーン |
|---|---|
| すべての会議 | 社内外問わず全ミーティングを自動記録したい場合 |
| 内部の会議 | 組織内メンバーだけが参加する定例会や社内研修 |
| 外部の会議 | クライアント・パートナーとの商談のみ対象にしたいとき |
推奨設定例:社内会議は「内部」、顧客向けプレゼンは「外部」にすると、保存データ量を抑えつつプライバシーリスクも低減できます。
3-2. AI 文字起こしの対応言語と精度(日本語)
tl;dv の音声認識エンジンは 30 以上の言語 に対応しており、公式ドキュメントでは日本語の認識率が 約 92 % と報告されています(※2024年3月時点のプレスリリース[^1])。ただし、実際の精度はマイク品質・ノイズ環境に依存します。
導入文:以下の表は日本語文字起こしに関する公式情報と、精度向上のためのベストプラクティスをまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応言語数 | 30+(英語・スペイン語・フランス語等) |
| 日本語認識率(公式) | 約 92 %[^1] |
| 改善ポイント | 固有名詞・ビジネス用語の辞書拡張、話者分離機能 |
| 推奨環境 | クリアな音声入力、ノイズキャンセルマイク使用 |
ベストプラクティス
会議開始前にマイクを一度テストし、音量レベルが「適正」になるよう調整
背景音が大きい場合はイヤホンや外部マイクのノイズキャンセリング機能を利用
[^1]: tl;dv 2024年3月プレスリリース – 「日本語認識率 92 % を達成」(https://tldv.io/press/jp-202403)
4. リアルタイムノートテイキング機能の活用
4-1. メモをリアルタイムで追加する手順
会議中に重要ポイントや質問をすぐに書き留めることで、後から検索しやすくなります。
導入文:この機能は「音声+テキスト」のハイブリッドノートとして扱われ、要約生成時にも自動的に反映されます。
- 画面下部の 「+メモ」 ボタンをタップ
- キーボードが表示されたらテキスト入力 → 送信ボタンで保存
- 保存されたメモは音声認識結果とリンクし、再生時にハイライト表示
4-2. キーワード検索・ハイライト機能の使い方
会議後に必要情報だけを瞬時に抽出できる検索機能です。
導入文:検索結果は色分けされたハイライトで示され、タグ付けするとチーム共有がシンプルになります。
- ノート画面左上の 検索アイコン をタップし、キーワードを入力
- 該当箇所が黄色にハイライトされ一覧表示
- 行右側の 星マーク → 「重要」タグ付与(色は黄・緑・青から選択可)
ハイライト別カテゴリ例
- 黄色:アクション項目
- 緑:数値データや期限
- 青:質問・課題
5. 会議終了後の要約・クリップ作成・共有フロー
5-1. 自動要約生成の流れと編集ポイント
会議が終わると AI が即座に要約を作成し、タブ形式で表示されます。
導入文:要約は自動生成後に手動で微調整できるため、重要情報の抜け漏れを防げます。
- 画面右上の 「会議終了」 ボタンをタップ
- 数秒待つと 「要約」 タブが自動生成され、箇条書きで要点が表示
- 必要に応じてテキストを編集し、右下の 保存ボタン で確定
5-2. クリップ(抜粋)作成とエクスポート手順
要約や全文から特定部分だけを抽出して PDF / TXT 形式で共有できます。
導入文:クリップは「議事録」や「営業資料」の添付として活用でき、CRM 連携にも対応しています。
- 要約タブまたは全文テキスト上でドラッグし抜粋範囲を選択
- ポップアップメニューから 「クリップ作成」 を選択 → 保存形式(PDF / TXT)を選ぶ
- 作成したファイルは 「共有」 ボタンからメール、Slack、OneDrive などへ直接送信可能
5-3. CRM・メール連携での自動共有設定
営業やサポートチームと情報をリアルタイムに同期させる手順です。
導入文:CRM に要約が自動登録されることで、案件管理が一元化されます。
- アプリ内 「設定」→「連携サービス」 へ移動
- 使用中の CRM(例:Salesforce、HubSpot)を選択し認証
- 「自動共有」オプションを有効にすると、会議終了時に要約が対象案件・コンタクトに自動添付される
メールでの共有は件名に「【会議日時】+テーマ」が自動付与され、受信者側の検索性が向上します。
6. トラブルシューティング、料金プラン、プライバシー&セキュリティ
6-1. データ消失や保存エラーへの対処(最新アップデート対応)
過去に報告された「保存途中でデータがクラウドへ送信できない」問題は、2024年3月リリースの v3.2 にて ローカルキャッシュ機能 が追加され、改善されています。
導入文:以下の表は主要なエラーと推奨対処法をまとめたものです。
| 問題 | 改善策(v3.2) |
|---|---|
| 保存エラーで音声が送信できない | 端末に一時保存し、ネットワーク復旧後に自動再送 |
| データ消失の再現性が高い | アプリ起動時に 「同期ステータス」 が表示され、未送信データを手動で再送可能 |
対処フロー
- 設定 → tl;dv Mobile → 「保存状態」 画面でエラー有無を確認
- エラーメッセージが出たら 「再送信」 ボタンをタップ
- 再送でも解決しない場合は、アプリ内チャットボットから「サポートに連絡」を選択
6-2. 料金プランと購入手順(公式情報に基づく)
2024年12月時点で公開されている料金は以下の通りです。全プランは Apple ID に紐付いた決済 で支払います。
導入文:各プランの機能比較と、iPhone から直接購入できる手順を掲載しています。
| プラン | 主な機能 | 料金 (月額) |
|---|---|---|
| 無料トライアル(7日間) | 全機能フルアクセス(録音・文字起こし・要約) | 無料 |
| Pro | 高度検索、チーム共有、CRM 連携、優先サポート | $12 / 年 ※年間プラン $15 / 月 ※月額プラン |
| Enterprise | カスタム SSO、データ保持期間設定、専任導入支援 | 要見積もり |
料金は公式価格ページ(2024年12月更新)に基づきます[^2]。
購入手順
- アプリ内右上の 「プラン」 タブを開く
- 「Pro へアップグレード」または「Enterprise お問い合わせ」を選択
- Apple ID に登録された決済情報で支払い完了 → 即座に機能が解放
[^2]: tl;dv 公式料金ページ (2024年12月) – https://tldv.io/pricing
6-3. データ保管場所と GDPR/日本の個人情報保護法への対応
tl;dv は音声データを EU(フランクフルト)リージョン のデータセンターに暗号化(AES‑256)して保存しています。プライバシーポリシーで「EU データセンターのみ」を明示しており、GDPR に完全準拠した処理が保証されています[^3]。
導入文:日本国内ユーザー向けの注意点と、データ削除リクエスト手順を解説します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保存先 | EU(フランクフルト)リージョンのクラウド(AWS / Azure) |
| 暗号化方式 | AES‑256 による転送・保存時暗号化 |
| GDPR 適合 | 同意取得、データポータビリティ、削除権を提供 |
| 日本の個人情報保護法対応 | 現時点で「データ所在地選択」オプションは未実装。利用者はプライバシーポリシーに同意し、EU 保存先を了承したものとみなされます |
利用者ができること
- 設定 → プライバシー → データ削除リクエスト で即時削除依頼が可能
- 「データ保持期間」オプション(30日・90日)を選択し、不要データの自動削除を有効化
[^3]: tl;dv プライバシーポリシー (2024年5月版) – https://tldv.io/privacy
7. まとめと次のステップ
- インストール → 会議サービス連携 → 自動記録設定 の順に進めれば、数分で AI ノートテイキング環境が整います。
- 日本語文字起こしは公式に 約 92 % の精度が報告されており、マイクやノイズ対策を行うことで実用レベルの品質が得られます。
- データは EU フランクフルトのデータセンターに暗号化保存され、GDPR に準拠したプライバシー保護が提供されています。
- 料金は公式ページ通り Pro が $12/年 または $15/月。無料トライアルで機能を確認したうえ、必要に応じてアップグレードしてください。
次のアクション:本ガイドに沿って設定が完了したら、実際に社内ミーティングで 1 回録音し、要約と検索機能が期待通り動作するか検証しましょう。疑問点はアプリ内チャットボットまたは公式サポートまでお気軽にお問い合わせください。