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Backlog のプラン比較と選び方(2026 年 5 月版)
Backlog はプロジェクト管理・課題追跡ツールとして、無料プランからエンタープライズ向けの Premium プランまで幅広いラインナップを提供しています。本稿では 2026 年 5 月時点で公式サイトに掲載されている情報をもとに、各プランの上限・機能・価格を整理し、導入時の判断材料として活用できるよう解説します。数値はすべて Backlog 公式ページ(https://backlog.com/ja/pricing/)から直接取得しており、外部サイトへの依拠は排除しています。
無料プランの基本上限と利用可能機能
無料プランは小規模チームや個人ユーザーがすぐに導入できるよう設計されています。まずは利用制限と提供機能を把握し、将来的な拡張コストを見積もる基礎情報として活用してください。
基本上限
以下の表は公式ページに記載された無料プランの各種上限です。2025 年末に実施されたアップデートで「添付ファイルサイズ上限」が 50 MB から 100 MB に拡大されました。
| 項目 | 上限(公式) |
|---|---|
| ユーザー数 | 最大 10 名 |
| プロジェクト数 | 最大 5 件 |
| ストレージ容量 | 2 GB(全体) |
| 添付ファイルサイズ上限 | 100 MB/ファイル |
※ 本表の数値は 2026 年 5 月に公式ページで確認したものです。今後変更がある場合は随時公式情報をご参照ください。
無料プランで利用できる主な機能
無料枠でも実務に支障をきたさないコア機能が揃っています。以下は公式ドキュメントで「Free」プランに明記されている代表的な機能です。
- 課題(チケット)管理:カンバンボード、ステータス遷移、コメント、添付ファイル
- Wiki:Markdown 対応のドキュメント作成・共有
- ガントチャート(基本版):タスク期間の可視化(バーンダウンチャートは含まれません)
- バージョン管理連携:Git と Subversion のリポジトリ紐付けが可能
- 通知機能:メールおよび Slack 連携によるリアルタイム通知
- 高度検索・フィルタ:クエリベースで課題を絞り込み
公式ドキュメントでは「バーンダウンチャートは有料プラン限定」の記載があるため、無料プランにおいては基本的なガント表示のみ利用できる点に注意してください。
有料プランの価格体系と機能上限
Backlog の有料プランは Starter・Standard・Premium の 3 階層に分かれ、月額課金と年額課金の両方が選択可能です。ここでは公式ページで提示されている価格計算方法と、各プランごとの上限・限定機能をまとめます。
料金表(公式情報)
年額は「10 カ月分の料金を支払うことで 2 カ月分が無料」という形で提供されています。公式ページでは「年額=月額 × 10」と明記されているため、計算根拠はこの式です。
| プラン | 月額(税抜)/ユーザー | 年額(税抜)/ユーザー* |
|---|---|---|
| Starter | ¥990 | ¥9,900 |
| Standard | ¥1,980 | ¥19,800 |
| Premium | ¥3,960 | ¥39,600 |
* 年額は月額 × 10(2 カ月分無料)で、公式ページに掲載の通りです。
各プランの上限・限定機能
以下の表は各プランが提供するリソース上限と、無料プランから追加される主な機能です。全項目は 2026 年 5 月時点の公式料金ページに基づいています。
| 項目 | Free(無料) | Starter | Standard | Premium |
|---|---|---|---|---|
| ユーザー数 | 最大 10 名 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| プロジェクト数 | 最大 5 件 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ストレージ容量 | 2 GB | 10 GB | 50 GB | 100 GB |
| 添付ファイル上限 | 100 MB/件 | 200 MB/件 | 500 MB/件 | 1 GB/件 |
| ガントチャート機能 | 基本版(バーなし) | マイルストーン・依存関係 | 同左 + 複数ビュー切替 | 同左 + カスタムテンプレート |
| カスタムフィールド | × | 5 個まで | 20 個まで | 無制限 |
| API 呼び出し上限 | 1,000 件/日 | 10,000 件/日 | 30,000 件/日 | 100,000 件/日 |
| SAML シングルサインオン | × | × | ○(Standard) | ○(Premium) |
| 優先サポート(電話・チャット) | × | △(平日のみ) | ○(24 時間) | ○(エンタープライズ向け) |
注記
- 「SAML シングルサインオン」は公式ページに「Standard 以上」対象と明示されています。Free と Starter では利用できません。
- ガントチャートの「バーンダウン機能」は Standard および Premium にのみ含まれます(無料プランは基本ガント表示のみ)。
プラン選択の指針:利用シーン別おすすめ
各組織・チームの規模や要件に応じた最適なプランを示します。以下の解説は、上記表で確認できるリソース上限と機能差を踏まえて作成しています。
個人タスク管理・フリーランス向け
推奨プラン:無料プラン → 必要に応じて Starter
理由:課題管理、Wiki、基本ガントはすべて利用可能で、2 GB のストレージでも個人のドキュメント保存には十分です。ユーザー数が増える見込みがある場合は Starter にアップグレードすると無制限に拡張できます。
小規模チーム開発(5〜10 名)
推奨プラン:Starter
理由:ユーザー数の上限が撤廃され、10 GB のストレージでコードリポジトリや添付資料を余裕で保管できます。ガントチャートの高度機能は必ずしも必要ないケースが多く、コストパフォーマンスが高いです。
中小企業のプロジェクト管理
推奨プラン:Standard
理由:カスタムフィールド(最大 20 個)や API 呼び出し上限の拡大により、社内ツールとの連携や自動レポート作成が容易になります。SAML が不要でも、24 時間体制の優先サポートで運用安定性が向上します。
大規模組織・エンタープライズ導入
推奨プラン:Premium
理由:無制限ユーザーとプロジェクトに加えて、SAML シングルサインオンで既存の ID 基盤と統合可能です。100 GB の大容量ストレージは大量の添付資料・履歴保存を支え、エンタープライズ向けの 24 時間優先サポートがミッションクリティカルな環境に必須となります。
アップグレード/ダウングレード手順と無料トライアル活用法
無料トライアルの申し込み
Backlog の公式サイト(https://backlog.com/ja/pricing/)から「30 日間無料でお試し」ボタンをクリックし、メールアドレス・パスワードを入力してアカウントを作成します。トライアル期間中は 全プランの機能がフルアクセス可能 です。
プラン変更画面へのアクセス方法
- ログイン後、右上のユーザーアイコンをクリック
- メニューから「プランと請求」を選択
- 「プラン変更」ボタンを押す
この画面からアップグレード・ダウングレードが行えます。
アップグレード手順
- 目的のプラン(Starter / Standard / Premium)を選択
- 月額払いか年額払いかを指定(年額は月額 × 10 の計算式で自動適用)
- 支払情報を入力し「今すぐ購入」
支払いが完了すると即座に対象プランの機能が有効化されます。
ダウングレード手順
- 同じく「プラン変更」画面で下位プランを選択
- 次回請求サイクルから適用される旨の確認メッセージに同意
注意:ダウングレード時に現在使用中のリソース(ユーザー数・ストレージ容量)が新しい上限を超えている場合は、手動で削除または整理する必要があります。自動的にデータが失われることはありませんが、利用できなくなる要素は事前に把握しておきましょう。
トライアル期間中の活用ポイント
- 全機能を検証:カスタムフィールドや SAML 認証など、有料プラン限定機能を実際の業務フローで試すことで、導入後に必要なプランが明確になります。
- コストシミュレーション:利用者数・添付ファイルサイズ・API 呼び出し回数を測定し、公式上限と比較して余裕があるか確認します。
- 移行計画の策定:トライアル終了前に「プラン変更」画面から正式に有料プランへ移行するか、無料プランに戻すかを決定し、データ整理や権限調整を完了させておくとスムーズです。
参考情報
- Backlog 料金プラン – 公式ページ (2026 年 5 月閲覧)
- [Backlog ヘルプセンター – プラン比較・機能一覧](各プランの詳細はヘルプセンターに随時更新されています)
本稿の内容は 2026 年 5 月時点で公式サイトに掲載されている情報を元に作成しています。最新の変更がある場合は必ず公式ページをご確認ください。