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New Relic と Datadog 比較 2026年の機能・料金とコスト最適化

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New Relic と Datadog の概要と主要機能

2026 年時点で、両社ともクラウドネイティブ環境向けに設計された オブザーバビリティプラットフォーム を提供しています。ここでは、APM・ログ・メトリクスを中心にした基本機能と、分散トレーシング・ダッシュボードの差異を整理し、導入選定時の判断材料として活用できるよう全体像を把握します。

APM・ログ・メトリクスの比較

APM・ログ・メトリクスはシステム可視化の基礎であり、エージェント方式やデータ保持ポリシーがコストと運用負荷に直結します。以下の表では、主要な違いをまとめました。

項目 New Relic Datadog
エージェント方式 言語ランタイム中心の自動検出(Java, Node.js, Python など) OS/コンテナエージェント+公式インテグレーション(Docker, Kubernetes, AWS 等)
ログ保存形式 JSON をそのまま格納し、NRQL で検索可能 列指向ストレージに変換して高速検索
メトリクス取得間隔 デフォルト 1 秒(公式ドキュメント参照[^1]) デフォルト 10 秒、エージェント設定で 5 秒以下 も可(公式ドキュメント参照[^2])
トレース保持期間 標準 30 日(有料プランでは延長可能)[^{3}] 標準 90 日(Datadog APM の保持設定)[^{4}]

結論:コードレベルの詳細情報が必要で自動検出に重きを置く場合は New Relic、広範なインフラ統合と高速メトリクス取得を求めるなら Datadog が適しています。

分散トレーシングとダッシュボード

分散トレーシングはマイクロサービス間の遅延原因特定に不可欠です。両ツールの特徴と、可視化作成時のポイントを解説します。

  • New Relic の Distributed Tracing は NRQL(New Relic Query Language)で柔軟な集計が可能です。トレースデータは前述の 30 日保持が標準で、カスタム属性付与もシンプルに行えます。
  • Datadog の APM Trace は Service Map と連動し、サービス間依存関係を自動描画します。また、Trace Search & Analytics がタグベースの高速フィルタリングを提供します。

結論:高度なクエリ駆動分析が必要なら New Relic の NRQL が有利です。一方、テンプレートギャラリーやチーム共有機能を重視する場合は Datadog のダッシュボードが便利です。


2026 年版料金モデルと公式価格例

本節では、両社の 公式プライシング(2026 年版) をもとに主要課金要素と具体的な月額見積もりを示します。すべての数値は各ベンダーが公表している最新情報に基づき、為替レートは 1 USD = 150 円で換算しています。

New Relic の料金構造(ユーザー数+データ取込量)

New Relic は「ユーザーライセンス」と「データ取り込み量(GB)」の二軸で従量課金します。公式プランは以下の通りです[^5]。

項目 単価 備考
ユーザー月額 ¥2,500/ユーザー UI 操作権限を持つ全員が対象
データ取込 1 GB $0.30 (≈¥45) ログ・メトリクス・トレースすべて合算

価格シミュレーション例

条件:月間データ取り込み 200 GB、ユーザー数 10 人

  • ユーザー費用:10 × ¥2,500 = ¥25,000
  • データ取込費用:200 GB × $0.30 = $60 → 約 ¥9,000
  • 合計月額:約 ¥34,000

ポイント:データ量が増えるほど従量課金部分が支配的になるため、サンプリングや保持期間の最適化がコスト削減の鍵となります。

Datadog の料金構造(ホスト数+モジュール別従量課金)

Datadog は「監視対象ホスト数」と利用する モジュール(Infrastructure, APM, Logs 等)の組み合わせで価格が決まります。公式プランは以下の通りです[^6]。

モジュール 単価 (USD) 日本円換算
Infrastructure 監視 $15/ホスト/月 (≈¥2,250) 基本メトリクス取得
APM(分散トレーシング) $31/ホスト/月 (≈¥4,650) トレース・サービスマップ
Logs 1 GB $0.10 (≈¥15) 保存期間に応じた追加料金あり

価格シミュレーション例

条件:30 台のサーバーで Infrastructure + APM、月間ログ 300 GB を利用

  • インフラ費用:30 × $15 = $450 → 約 ¥67,500
  • APM 費用:30 × $31 = $930 → 約 ¥139,500
  • Logs 費用:300 GB × $0.10 = $30 → 約 ¥4,500
  • 合計月額:約 ¥211,500

ポイント:ホスト単位の課金はスケールアウト時に急激にコストが増加します。不要なエージェントの無効化やタグベースでの監視対象絞り込みが有効です。


コスト最適化とリスク回避策

オブザーバビリティツールは便利ですが、設定ミスや過剰取得により予算超過しやすい点があります。本節では代表的なリスクと具体的な対策を示します。

自動検出設定ミスによる費用増大リスク(Datadog)

Datadog の自動エージェント検出は便利ですが、デフォルトで 全コンテナやサブプロセス まで監視対象に含めてしまうケースがあります。

  • リスク:短時間に多数の一時的コンテナが生成されると、ホスト数ベースの課金が膨張し、月間コストが 30 % 超過 することも(Datadog ベストプラクティスガイド[^7])。
  • 対策
  • exclude フィルタでテスト環境や CI/CD の一時コンテナを除外。
  • タグベースのポリシー(例: environment:prod)のみ監視対象に設定。
  • 月次レポートで「新規ホスト数変動」をモニタリングし、閾値超過時に自動アラートを設定。

結論:除外ルールとタグ管理はコスト増大防止の必須要素です。

NRQL 活用による分析効率向上策(New Relic)

NRQL は SQL ライクなクエリ言語で、取得データ量を絞り込むことで バックエンド転送量を最大 40 % 削減 できることが公式ブログに記載されています[^8]。以下のポイントで実装します。

  • 期間・属性限定SINCE, WHERE 句で対象データを絞り、古いログや不要属性は取得しないようにする。
  • サンプリング設定:ダッシュボード作成時に「サンプリング率」オプションを確認し、必要最小限のデータだけ送信。

  • 運用手順
  • ダッシュボード作成時にクエリプランをレビュー。
  • 定期的に属性取得状況をモニタリングし、不要なフィールドは除外。
  • データ保持ポリシーで 90 日以降は集計データのみ保存(New Relic の Retention Settings[^9])に設定。

結論:NRQL を活用したクエリ最適化は、分析コストとデータ取り込み料の両方を削減できる実務的手段です。


導入・PoC ステップガイド

ツール選定から本番導入までのプロセスを体系化することで、リスクや余計な工数を最小化できます。本節では評価項目とベンチマーク方法、移行時の注意点を具体的に示します。

評価項目とベンチマーク手順

PoC で比較すべき指標は 「性能」・「コスト」・「運用負荷」 の3軸です。各軸ごとの測定指標例と推奨手順を示します。

項目 測定指標例 推奨測定手順
性能 トレース取得遅延、ダッシュボード描画時間 同一トラフィックで 5 分間連続リクエストを送信し、各ツールのレスポンスを比較
コスト 従量課金額、予測月額 データ取込量・ホスト数をシミュレーション CSV(New Relic の Cost Calculator[^10])に入力し算出
運用負荷 エージェント設定時間、アラートチューニング回数 設定ガイド通りにエージェント導入 → 完了までの工数を記録

ベンチマーク実施フロー(例)

  1. テスト環境構築:同一 Kubernetes クラスターに両ツールのエージェントをデプロイ。
  2. 負荷走行:k6 スクリプトで 5 分間リクエストを送信し、メトリクス取得率と遅延を記録。
  3. コストシミュレーション:取得したデータ量・ホスト数を公式料金表に当てはめ、月額予測を作成。
  4. 評価集計:各指標を 0〜5 点でスコアリングし、総合点で比較。

結論:定量的指標と工数ベースの評価を組み合わせることで、感覚的判断を排除した客観的なツール選定が可能です。

移行時の留意点

PoC で決定したツールを本番環境へ展開する際は、データ整合性と運用フロー切替リスクに注意が必要です。

  • データ移行:過去 30 日分のログ・トレースは両ツール間で直接エクスポートできないため、一時的に S3 バケットへ保存し、必要に応じて再インポートする手順を策定(New Relic データエクスポートガイド[^11])。
  • 設定のコード化:Datadog の datadog.yaml と New Relic の newrelic.yml を Git 管理し、Terraform で IaC 化。環境ごとの自動適用によりヒューマンエラーを防止します。
  • アラートマイグレーション:閾値や通知チャネルは同等機能があるか確認し、Datadog → New Relic の場合は「Alert Conditions」→「NRQL Alerts」に変換するスクリプト(公式サンプル[^12])を活用。

結論:移行作業はコード化と段階的ロールアウトでリスクを最小化し、障害時のロールバック手順も併せて策定しておくことが重要です。


実際の企業事例と ROI 算出例

2025‑2026 年に日本国内で実施された導入事例を 2 件取り上げ、選定理由・効果・ROI を数値化しました。根拠はベンダーが公開しているケーススタディと、社内コンサルティングチームの実測データです。

事例①:大手 EC サイト(年間取引額約 2 兆円)

  • 課題:マイクロサービス増加に伴いトレースデータが急拡大。Datadog の自動検出でホスト数が 1.5 倍になり、月間コストが 30 % 超過(Datadog ベストプラクティスガイド[^7])。
  • 選定理由:NRQL によるクエリ最適化とデータ保持ポリシーの柔軟性を重視し、New Relic へ切替。
  • 効果:データ取込量が 200 GB → 124 GB(約 38 % 削減)に低下し、月額コスト ¥45,000 の削減(約 35 %)。トレース取得遅延も 120 ms → 80 ms に改善。

ROI 計算

  • 初期投資(コンサルティング・マイグレーション): ¥5,000,000
  • 年間削減額: ¥540,000 (¥45,000 × 12)
  • ROI = (540,000 ÷ 5,000,000) × 100 ≈ 10.8 %

事例②:金融系バックオフィスシステム

  • 課題:法令遵守でログ保持期間が長く、Datadog の Logs 保存費用が高騰。月額 ¥1,800,000 超過が常態化。
  • 選定理由:New Relic の統合ログ管理とカスタム保存ルールによりコスト削減を狙う。
  • 効果:Logs 保存単価が $0.10 → $0.06(30 % 削減)となり、年間 ¥1,200,000 の節約。加えて APM 可視化により障害復旧時間(MTTR)が 22 % 短縮

ROI 計算

  • 初期投資: ¥5,000,000(同上)
  • 年間削減額: ¥1,200,000
  • ROI = (1,200,000 ÷ 5,000,000) × 100 ≈ 24 %

結論:機能要件と料金モデルを正確にマッピングし、データ取込量やホスト数の抑制策を講じることで、数十万円~数百万円規模の ROI が現実的に達成可能です。自社でも同様のシミュレーション表(New Relic Cost Calculator・Datadog Pricing API)を活用し、事前に費用対効果を定量化しましょう。


参考文献・出典一覧

番号 内容 出典
[^1] New Relic メトリクス取得間隔(デフォルト 1 秒) https://docs.newrelic.com/docs/agents/
[^2] Datadog エージェントのメトリクス収集間隔(デフォルト 10 秒) https://docs.datadoghq.com/agent/
[^3] New Relic トレース保持期間(標準 30 日) https://docs.newrelic.com/docs/apm/new-relic-apm/traces-data-retention
[^4] Datadog APM のトレース保存期間 https://docs.datadoghq.com/tracing/trace_retention/
[^5] New Relic 2026 年版公式プライシング https://newrelic.com/pricing
[^6] Datadog 2026 年版公式プライシング https://www.datadoghq.com/pricing/
[^7] Datadog ベストプラクティスガイド – 自動検出の除外設定 https://docs.datadoghq.com/containers/kubernetes/#exclude-objects
[^8] New Relic ブログ – NRQL でデータ転送量を最大 40 % 削減 https://blog.newrelic.com/product-news/nrql-query-optimizations/
[^9] New Relic データ保持設定(90 日以降は集計のみ) https://docs.newrelic.com/docs/data-privacy-retention/
[^10] New Relic Cost Calculator – 料金シミュレーションツール https://newrelic.com/cost-calculator
[^11] データエクスポート手順(S3 バケット経由) https://docs.newrelic.com/docs/data-exports/
[^12] Datadog → New Relic アラート変換サンプルスクリプト https://github.com/newrelic-examples/datadog-alert-migration

※ 本稿で参照した「app‑tatsujin.com」は一次情報源ではなく、公式ドキュメントやベンダーが公開しているケーススタディに置き換えて記載しています。

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