Python

WindowsでPythonとVS Codeを簡単にセットアップする方法

ⓘ本ページはプロモーションが含まれています

スポンサードリンク

1. 全体の流れ

手順 主な作業
Python 本体(公式インストーラ)をダウンロード・インストール
PATH 自動登録の確認
VS Code の公式インストーラを取得・インストール
Microsoft 製 Python 拡張機能と推奨設定(Pylance、Linting、Black)を導入
プロジェクトフォルダー作成 → 仮想環境 (venv) 構築
hello.py を作成して実行
→ エラーが出たらトラブルシューティング表で対処

2. Python のインストール

2‑1. ダウンロード元は公式サイト(必須)

※ 公式ミラーを利用したい場合
python.jp 等の日本語サイトは情報が同期されていることが多いですが、インストーラ本体とチェックサム(SHA‑256)が公式サイトと一致するか必ず確認してください。安全性に不安がある場合は公式サイトから直接ダウンロードするのが最も確実です。

2‑2. インストールウィザード

  1. ダウンロードした python-3.x.x-amd64.exe右クリック → 管理者として実行
  2. 初期画面で必ず次のチェックボックスに ✔︎ 入れる
  3. Add Python 3.x to PATH(自動的に環境変数へ追加)
  4. Install launcher for all users (recommended)
  5. Customize installation」を選んでも問題ありませんが、デフォルト設定のままで OK。
  6. Install Now」 → インストール完了

2‑3. PATH が正しく登録されたか確認する

方法 A:コマンドプロンプトでバージョン表示

  • 正常にバージョンが出力されれば PATH は機能しています。

方法 B:where コマンドで実体を確認

  • 1 行だけ表示され、上記ディレクトリが公式インストーラの場所と一致すれば OK。

方法 C:手動で環境変数をチェック(必要な場合)

  1. スタートメニュー → 「環境変数」 と入力し「システム環境変数の編集」を開く。
  2. 「ユーザー環境変数」の Path を選択 → 「編集」。
  3. 次の項目が存在するか確認(無い場合は 新規 で追加)

C:\Users\<YourUser>\AppData\Local\Programs\Python\Python3x\

  1. 変更後は必ずコマンドプロンプトを 再起動 してください。

トラブル例
- python が認識されない → 上記 Path が欠落、または古い Python バージョンが残っている。
- 複数行表示された → 古いパスが先頭に来ているとそちらが優先されるので、最新のものを最上位へ移動。


3. Visual Studio Code(VS Code)のインストール

3‑1. ダウンロードは公式サイトから

※ 非公式サイト(例:sukkiri.jp)へのリンクは削除しました。
VS Code は Microsoft が直接配布しているため、公式ページ以外から入手すると改ざんリスクがあります。

3‑2. インストール手順

手順 操作
1 ダウンロードした VSCodeUserSetup-…exe右クリック → 管理者として実行
2 「次へ」→ デフォルト設定(デスクトップアイコン、PATH への追加)をそのまま適用
3 インストール完了後に VS Code が自動で起動すれば成功

3‑3. 初回起動時のおすすめ設定

  • 「Set up “code” command in PATH」 にチェックが入っていることを確認。これにより PowerShell や CMD から code . でフォルダーを開けます。

4. VS Code 用 Python 拡張機能と推奨設定

4‑1. 必須拡張機能のインストール

  1. VS Code 左側メニューの Extensions(四角形のアイコン)をクリック
  2. 検索ボックスに Python と入力し、Microsoft が提供する「Python」 を選択 → Install

  3. 同時に Pylance(インテリセンス高速化)が推奨されるので、表示されたら合わせてインストールしてください。

4‑2. 推奨設定ファイル (settings.json)

プロジェクトごとの設定は .vscode/settings.json に記述します。以下の内容を コピーして貼り付け → 保存してください。

設定の反映
「ファイル」→「基本設定」→「設定」 → 右上の {} アイコンで JSON ビューに切り替えて貼り付けるか、エクスプローラーで直接 .vscode/settings.json を作成します。

4‑3. 必要なパッケージを仮想環境にインストール

VS Code のターミナル(Ctrl+`)で次のコマンドを実行します。


5. ワークスペース作成と仮想環境構築

5‑1. プロジェクトフォルダーを用意

Tip: フォルダー名は好きな名前に変更できますが、英数字とハイフン/アンダースコアだけにしておくとトラブルが減ります。

5‑2. 仮想環境 (venv) の作成・有効化

VS Code 内蔵ターミナル(PowerShell 推奨)で以下を実行:

  • 有効化に成功するとターミナル左端が (.venv) に変わります。
  • where python で表示されるパスが .venv\Scripts\python.exe になっていることを確認してください。

5‑3. .gitignore に仮想環境フォルダーを追加(Git を使う場合)

.gitignore に次の行を追記:


6. 「Hello, World!」を実行してみる

6‑1. スクリプト作成

VS Code のエクスプローラーで 右クリック → New Filehello.py を作成し、以下を書き込んで保存。

6‑2. 実行方法(推奨)

  • エディタ上部の緑色三角ボタン Run Python File in Terminal をクリック
  • またはエディタ右クリック → Run Python File in Terminal

結果がターミナルに表示されれば完了です。


7. よくあるエラーと対処法(トラブルシューティング)

エラー 発生原因 解決手順
python は内部コマンド…認識されません PATH に Python が登録されていない、または古いエントリが優先 ① 「環境変数」→Path に正しいディレクトリを追加
② コマンドプロンプト再起動
where python で確認
拡張機能がインタプリタを検出できない 仮想環境がアクティブでない、または python.pythonPath が古い VS Code 左下の Python バージョン表示 → 正しい .venv\Scripts\python.exe を選択
pylint / black が見つからない 必要パッケージが仮想環境に未インストール 仮想環境有効状態で pip install pylint black
Run Python File in Terminal が無反応 拡張機能のキャッシュ破損、またはターミナル設定の不整合 ① VS Code 再起動
② 「Extensions」→Python →「再インストール」
③ ターミナル > デフォルトシェルを PowerShell に変更
仮想環境が自動検出されない python.venvPath が誤っている、または .venv 名が違う .vscode/settings.json"python.venvPath": "${workspaceFolder}/.venv" を確認し、フォルダー名を統一

共通ポイント
1️⃣ PATH → 正しいディレクトリが最上位にあるか
2️⃣ 仮想環境 → アクティブ状態でターミナルが動作しているか
3️⃣ 必要パッケージ → pip list で確認できていない場合は再インストール


8. まとめ

  1. Python 本体は公式サイト(python.org)から取得し、インストーラの「Add Python to PATH」を必ず有効化。
  2. VS Codeも Microsoft の公式ダウンロードページから入手し、PATH に code コマンドを追加。
  3. 拡張機能は Microsoft 製 PythonPylance をインストールし、.vscode/settings.json に推奨設定を書き込むだけで即戦力の開発環境が完成。
  4. 仮想環境 (venv)をプロジェクトフォルダー直下に作り、VS Code のターミナルから有効化すれば依存管理が楽になる。
  5. 「Hello, World!」の実行で成功したら、あとは pip install <ライブラリ名> で好きなパッケージを足していくだけ。

これで Windows 上に安全・高速・拡張性のある Python 開発環境が整いました。次は 自分だけのスクリプト小さなアプリを書いて、実務でも活用できるスキルへとステップアップしてください!

スポンサードリンク

-Python
-, , , , ,