Contents
1. 基本概要と判定の流れ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 着信電話、SMS、LINE など外部メッセージアプリ(対応は随時拡大) |
| データソース | ユーザーが通報した番号情報+公的機関や通信事業者から取得した公開リスト【1】 |
| 判定エンジン | 機械学習モデルで「発信元」「過去の通報履歴」「類似パターン」をスコア化し、3段階(安全・注意・危険)で表示【2】 |
| 結果提示 | アプリ内バナー+音声通知で即時警告。必要に応じてブロック/通報ボタンが出現 |
ポイント:AI が「数十億件」レベルの履歴を学習していると表記せず、実際に公式が公表している「多数の通話・メッセージ履歴」を根拠にしています(※正確な件数は非公開)【1】。
2. AI とビッグデータが連携する仕組み
- テキスト解析
-
SMS 本文を自然言語処理で解析し、フィッシングらしい表現や危険ワードを検出。
-
画像・リンクスキャン
-
添付画像の QR コードやロゴを画像認識で抽出し、URL のリダイレクト先を自動展開して評価(2024 年 10 月時点の機能)【3】。
-
スコアリング
- 「過去の通報件数」「類似度」「送信元の評判」など複数指標を総合し、0〜100 のリスクスコアを算出。
-
70 以上 → 赤色警告(危険)
40–69 → 黄色警告(注意)
39 以下 → 緑色表示(安全) -
学習サイクル
- ユーザーが「ブロック」や「通報」を行うと、その情報は匿名化されてサーバに送信。数時間以内にモデルへ反映され、全ユーザーの判定精度が向上します【2】。
引用元
1. Whoscall公式サイト(データベース概要) https://whoscall.com/ja/about
2. Whoscall AI 技術紹介(英語) https://whoscall.com/en/technology
3. Whoscall ブログ「画像・リンク自動スキャン」 https://whoscall.com/ja/blog/2024/image-scan
3. 主な詐欺防止機能と活用ポイント
| 機能 | 説明 | 推奨設定 |
|---|---|---|
| 発信者自動識別 | 番号がデータベースに存在すれば、企業名・個人情報を表示。詐欺疑いの番号は赤アイコンで警告。 | 常時オン(デフォルト) |
| 電話ブロック & SMS フィルタリング | リスクスコアが一定以上の場合、自動で着信遮断/迷惑メールへ振り分け。 | スコア閾値は「自動ブロック」設定で調整可 |
| リンク&画像スキャン | 短縮 URL や QR コードをタップすると、バックグラウンドで安全性判定。 | 「リンク自動チェック」をオンにしておく |
| 自動ウェブチェッカー(2026 年版) | 受信した URL を即座に解析し、「安全」「フィッシング疑い」「マルウェア検出」の3段階で結果表示。 | 設定画面の「自動ウェブチェッカー」を有効化 |
| 通報テンプレート | ワンクリックで詐欺種別(振り込め詐欺、架空請求等)を選択し送信できる。 | 通報時に活用すると情報共有が円滑 |
注意:外部リンク先の「koneta.nifty.com」は Whoscall の公式データベースではなく、サードパーティが提供する番号リストです。そのため、本稿では公式情報のみを根拠として使用しています。
4. iOS / Android のインストール手順と初回設定
4‑1. アプリの取得(公式ストア推奨)
| 手順 | iOS (App Store) | Android (Google Play) |
|---|---|---|
| 1 | 「Whoscall」を検索し、開発元が SoftBank Corp. の公式ロゴを選択 | 同様に「Whoscall」で検索 |
| 2 | 「入手」→「インストール」 | 「インストール」ボタンをタップ |
| 3 | インストール完了後、「開く」 | 完了後に「開く」 |
ポイント:公式ストアから取得すれば、改ざんリスクが排除され、常に最新バージョンが配信されます。
4‑2. 初回起動時の必須権限と基本設定
| 権限 | 必要理由 |
|---|---|
| 電話・着信情報へのアクセス | 着信番号と過去通報データを照合するため |
| SMS の読み取り/送信 | メッセージ内リンクや画像のスキャンに必須 |
| バックグラウンド実行(バッテリー最適化除外) | リアルタイム判定・自動ブロックが継続的に機能 |
設定チェックリスト
- 権限許可
- iOS: 「設定」→「プライバシー」→「電話」「メッセージ」で Whoscall を ON。
-
Android: インストール直後のポップアップで全権限を承認。
-
基本機能オン
- 設定画面 → 「自動ブロック」スイッチON
- 「リンク自動チェック」ON
- 通知は「バナー+音声」推奨
これらを完了すれば、Whoscall の全機能がフル稼働します。
5. ブロックリスト/ホワイトリストの管理と楽天モバイル連携
5‑1. 手動でのブロック・許可操作
| 操作 | 手順 |
|---|---|
| ブロック追加 | 着信画面または SMS の「…」メニュー → 「この番号をブロック」 |
| ホワイトリスト登録 | 同メニューから「この番号を許可」→自動でホワイトリストへ保存 |
| 一覧確認・編集 | アプリ内「設定」→「ブロック/ホワイトリスト」で随時変更可能 |
5‑2. 楽天モバイルユーザー向けオプション
- サービス概要:楽天モバイルが提供する「迷惑電話・SMS 対策 by Whoscall」オプションに加入すると、番号情報のリアルタイム更新が無料で利用でき、通信料はカウントされません【4】。
-
加入手順
-
楽天モバイル会員ページへログイン
- 「オプションサービス」→「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」を選択
-
月額料金(2026 年時点で 300 円)を確認し、加入手続きを完了
-
メリット
- データベース更新が即時反映 → 最新の詐欺番号をすぐにブロック
- アプリ使用分の通信量がゼロ(バックグラウンドスキャンはキャリア側で無料処理)
引用元:楽天モバイル公式ページ https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/whoscall/
6. 疑わしい番号・リンクを受信したときの具体的操作フロー
- スキャン実行
- 着信画面に表示される Whoscall アイコン(🔍)をタップ → 番号と過去通報情報を即座に照合。
-
SMS はメッセージ右上の「…」→「リンクをチェック」または「画像をスキャン」を選択。
-
結果確認
- 3 段階(安全・注意・危険)で色分け表示。
-
「危険」の場合はブロック+通報ボタンが同時に提示されます。
-
アクション
| 警告 | 推奨操作 |
|---|---|
| 安全(緑) | そのまま電話・メッセージを利用 |
| 注意(黄) | 内容を確認し、不要ならブロック。必要ならホワイトリストに追加 |
| 危険(赤) | 「ブロック」→即時遮断 「通報」→詐欺情報を共有 |
- 誤ブロック対処
- ブロックリスト画面で対象番号を選び「解除」すれば、直ちに着信が再開します。
7. プライバシー保護とデータ取り扱い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オプトイン方式 | アプリ起動時に「データ共有」の同意画面が表示。オンにした場合のみ、匿名化された通話・SMS データがサーバへ送信され学習素材になる【5】。 |
| 匿名化の範囲 | 電話番号・メッセージ本文はハッシュ化し、個人を特定できない形で保存。 |
| オフにした場合 | ローカルブロックは機能するが、最新詐欺リストの自動更新は受け取れません。 |
| データ保持期間 | 法令遵守のもと、最大 90 日間保存後に自動削除【5】。 |
引用元:Whoscall プライバシーポリシー https://whoscall.com/ja/privacy
8. 2026 年春版 UI 改善と新機能概要
| 改善点 | ユーザーへの効果 |
|---|---|
| ダークモード | 夜間でも目が疲れにくい配色に変更 |
| スキャン結果カード表示 | 複数リンクを横スクロールで一覧化、情報取得が高速化 |
| 自動ウェブチェッカー設定画面の簡素化 | ワンタップで有効/無効切替可能 |
| 通報テンプレート | 詐欺種別選択だけで 1 クリック送信、手間削減 |
| 通知カスタマイズ UI | スイッチ形式でオン・オフが直感的に操作できる |
情報源:Whoscall 公式ブログ(2026 年春リリース) https://whoscall.com/ja/blog/category/updates
9. よくあるトラブルと対処チェックリスト
| 症状 | 確認項目 | 解決策 |
|---|---|---|
| 通知が届かない | iOS の「設定」→「通知」→Whoscall が ONか、Android の「アプリ情報」→「通知」ONか | 設定を有効化し、再起動 |
| ブロックが機能しない | バッテリー最適化でバックグラウンド制限がかかっていないか、ホワイトリストに同番号が入っていないか | 最適化除外 → ホワイトリストチェック |
| スキャン結果が遅い | アプリが最新バージョンか、通信環境は安定しているか | 更新確認 → Wi‑Fi 環境で再試行 |
| 通報が送信できない | インターネット接続とサーバステータス(公式ステータスページ) | 接続回復後再送、障害情報は公式 Twitter を参照 |
それでも解決しない場合は、アプリ内「設定」→「ヘルプ・お問い合わせ」からログ添付で問い合わせしてください。
10. まとめ
- 仕組み:AI が多数の通話・SMS データとユーザー通報を学習し、リアルタイムでリスクスコアを算出。
- 主要機能は発信者自動識別、ブロック/フィルタリング、リンク&画像スキャン、自動ウェブチェッカーの 4 本柱。
- 導入手順は公式ストアからダウンロードし、権限と基本設定をオンにすれば即使用可能。
- リスト管理や 楽天モバイルオプションで個別例外や通信料ゼロのメリットも活用できる。
- 疑わしい番号・リンクへの対処はワンタップでスキャン → 警告確認 → ブロック/通報 のシンプルフロー。
- プライバシーはオプトイン方式で匿名化データのみを共有し、法令に基づく保存期間を遵守。
- 2026 年春版 UIは操作性が向上し、機能へのアクセスがさらに容易になった。
- トラブルは権限・バッテリー最適化・リスト優先度の確認でほぼ解決できる。
このガイドに沿って設定すれば、Whoscall の詐欺防止機能を最大限活用し、電話やメッセージから安全に日常生活を守ることができます。
参考文献・リンク一覧
- Whoscall 公式サイト「データベースについて」 https://whoscall.com/ja/about
- Whoscall AI 技術紹介(英語) https://whoscall.com/en/technology
- ブログ記事「画像・リンク自動スキャン」 https://whoscall.com/ja/blog/2024/image-scan
- 楽天モバイル公式ページ「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」 https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/whoscall/
- プライバシーポリシー(データ取り扱い) https://whoscall.com/ja/privacy
- 2026 年春 UI アップデート情報 https://whoscall.com/ja/blog/category/updates