Contents
Resonite インベントリ活用ガイド
Resonite のインベントリは、ユーザーごとに割り当てられたパーソナルストレージです。
ここにオブジェクトやアバター、キー設定などを保存しておけば、別セッション・別デバイスでも同じ手順で呼び出すことができます。本稿では VR モードとデスクトップモードそれぞれの操作方法、フォルダ作成から名前付けのコツ、アイテムの保存/取得、フレンド共有やバックアップまでを実践的に解説します。
1. インベントリとは何か
- 個人専用の「四次元ポケット」 と呼ばれる領域で、サーバー側にデータが保存されます。
- 保存したコンテンツは自動的に同期されるため、PC・VR ヘッドセット間で同一のインベントリを利用できます。
- 公式マニュアルでは「素材や設定を永続化し、必要なときに即座に取得できる」ことが主目的とされています。
ポイント:インベントリは「すべての作業資産のハブ」と位置付けられ、他のゲーム内ストレージ(装備スロット等)とは別管理です。
2. インベントリタブを開く方法
2‑1. VR モードでの手順
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 左手コントローラの メニュー(三本線)ボタン を押す。 |
| 2 | 表示されたダッシュパネルから 「Inventory」 アイコンを指差しクリックする。 |
| 3 | インベントリウィンドウが手元に表示され、ドラッグ&ドロップでアイテムの入れ替えが可能になる。 |
※ コントローラの割り当てはデバイスや個別設定によって異なる場合がありますので、公式設定画面で確認してください。
2‑2. デスクトップモードでの手順
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 画面左上(もしくは右上)にある 「≡」メニューアイコン をクリックする。 |
| 2 | メニューリストから 「Inventory」 を選択するとウィンドウが開く。 |
| 3 | キーボード操作を好む場合、設定 → ショートカットで 「Inventory」 に好きなキー(例:I)を割り当てられる。 |
注意:デフォルトのショートカットは環境によって異なるため、必ず自分の設定をご確認ください。
3. フォルダ作成と整理術
3‑1. 新規フォルダの作り方
- インベントリウィンドウ右上の 「+」ボタン をクリック。
- コンテキストメニューから 「Create Folder」 を選択し、名前を入力して確定するだけです。
3‑2. 命名規則と階層設計のベストプラクティス
| 推奨 | 内容 |
|---|---|
| 一目で分かるプレフィックス | プロジェクト名_カテゴリ_バージョン(例:SpaceStation_Props_v1) |
| 階層は浅めに | サブフォルダは最大 3 階層までに抑えると検索が速くなる。 |
| 共通接頭辞でグルーピング | Audio_, Model_, Texture_ など、カテゴリごとの接頭辞を付けると一覧表示が整理しやすい。 |
ポイント:深い階層は UI の描画負荷が高くなることがあります。適度に分割しておくと、インベントリのロード時間が短縮されます。
4. アイテムの保存・取得
4‑1. 保存手順
- ドラッグ&ドロップ:シーン上のオブジェクトをそのままインベントリウィンドウへドラッグすると自動的に保存されます。
- コンテキストメニュー:対象オブジェクトを右クリック → 「Save to Inventory」 を選択し、保存先フォルダを指定します。
4‑2. 呼び出し方法
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| ドラッグ&ドロップ | インベントリから対象アイテムを手元に持ち、シーン上へ直接放す。位置確認がしやすい。 |
| コンテキストメニュー | アイテムを右クリック → 「Instantiate」(生成)または 「Equip」(装備) を選択。一瞬で配置できるので迅速な作業に便利。 |
4‑3. 「Set as Keyboard」機能
- キーボードレイアウトオブジェクトをインベントリに保存。
- インベントリ内で右クリック → 「Set as Keyboard」 を選択すると、即座に現在のキーボードとして適用されます。
- セッション終了後も設定は保持されるため、毎回再設定する手間が省けます。
5. バックアップ・エクスポート & フレンド共有
5‑1. データの永続化とローカルバックアップ
- 自動保存:ログアウト後もサーバー側にデータは残りますが、重要アイテムは手動でエクスポートしておくと安心です。
- エクスポート手順
- インベントリウィンドウ右上の 「⋮」メニュー を開く。
- 「Export Inventory」 を選択し、保存先フォルダを指定して JSON ファイルを生成。
- インポート:同メニューから 「Import Inventory」 を選び、バックアップファイルを読み込むだけで復元できます。
5‑2. フレンドへのアイテム共有
- 共有したいアイテムを右クリック → 「Share with Friend」。
- 表示される入力欄にフレンド名を入力し、送信ボタンを押す。
- 相手が受諾すると自分のインベントリにコピーされます(権限はデフォルトで読み取り専用になるため、編集可能にしたい場合は 「Can Edit」 に変更)。
注意点:共有は相手側が同じワールドに参加している必要があります。また、大容量のモデルを共有する際は事前にサイズを確認してください。
6. パフォーマンス対策とトラブルシューティング
6‑1. 大量アイテムの管理
- 分割保存:数千アイテムが一つのフォルダに集まるとロード遅延が発生しやすいです。カテゴリごとにサブフォルダを作り、10 000 アイテム程度で区切ることを推奨します。
- 不要データの削除:定期的に使用頻度の低いアセットは 「Delete」 して容量を確保しましょう。
6‑2. よくあるトラブルと対処法
| トラブル | 主な原因 | 対処手順 |
|---|---|---|
| アイテムが表示されない | データ破損・同期エラー | ① インベントリ画面右上の 「Refresh」 をクリック → ② バックアップから Import して復元 |
| フォルダがロック状態になる | 他ユーザーが編集中、または権限不足 | ③ 「Owner」権限を持つユーザーに変更 → ④ 再度編集を試みる |
| キーボード設定が反映されない | 「Set as Keyboard」未実行、HUD 通知の見落とし | ⑤ アイテムを右クリック → 「Set as Keyboard」 を再選択し、通知を確認 |
7. まとめ
- インベントリは全資産のハブ:VR・デスクトップどちらでも同一のストレージにアクセスできる。
- 操作はシンプル:メニューから開くだけで、ドラッグ&ドロップやコンテキストメニューで保存/取得が可能。
- 整理とバックアップが鍵:分かりやすい命名規則・浅めの階層で検索速度を向上させ、定期的に JSON エクスポートでデータ保護を行う。
- 共有も手軽:フレンドへのアイテム送付は数クリックで完了し、権限設定だけ注意すればスムーズに協働できる。
このガイドに沿ってインベントリを使いこなせば、セッション間の素材移行やカスタムキー設定の再利用が格段に楽になります。ぜひ実践して、快適な Resonite ライフをお楽しみください。
本記事が役に立ったら、次回の上級テクニック解説もぜひご覧ください。