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1. アプリの入手とインストール
| 項目 | 手順 |
|---|---|
| 対応 iOS バージョン | iOS 15 以降(iOS 17 が最新)。 ※公式サポートページ: https://proton.me/support/ios-app-requirements |
| ダウンロード元 | App Store の「Proton Mail」(開発元: Proton Technologies AG)。 |
| インストール手順 | 1. iPhone の 設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート で最新 iOS に更新。 2. ホーム画面から App Store を起動し、検索バーに「Proton Mail」入力。 3. 公式ロゴと開発元が表示されたら 取得 → インストール をタップし、Apple ID または Face/Touch ID で認証。 |
ポイント
- iOS 16 のパスキー機能やシステム暗号化に対応していますが、アプリ自体は iOS 15+ でも動作します。
- 非公式サイトへのリンクは削除し、必ず App Store から入手してください。
2. アカウントの作成とログイン
2.1 無料プランでの新規登録
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | Safari 等で 公式サイト https://proton.me/mail にアクセスし、右上の 「Create free account」 をクリック。 |
| 2 | ユーザー名・パスワード・回復用メールアドレスを入力し、利用規約に同意して 続行。 |
| 3 | 送信された認証メールのリンクをタップし、画面指示に従ってアカウントを有効化。 |
- 無料プランの容量:500 MiB のメールストレージと 5 GiB の添付ファイル上限(公式ページ: https://proton.me/mail/pricing)。
- 利用できる機能:ラベル、基本フィルタ、2FA、パスキー連携。
2.2 既存アカウントへのサインイン
| 方法 | 手順・ポイント |
|---|---|
| パスキー (Passkey) | iOS 16+ の設定 > パスワードとセキュリティ > パスキー で 「Proton Mail」 を追加。アプリ起動時に生体認証だけでログイン可能。 |
| Sign in with Apple | アプリのログイン画面にある 「Continue with Apple」 ボタンをタップし、Apple が発行する一時トークンで認証。 |
| 2FA (二要素認証) | 設定 > セキュリティ > 二段階認証 で TOTP アプリ(例: Authy)または SMS によるコードを有効化。 |
注意:パスキーや Apple ID の連携は iOS 16 以降が必要です。iOS 15 デバイスでは従来通りメールアドレスとパスワードでサインインしてください。
3. 初回起動時の基本設定
| 設定項目 | 手順 |
|---|---|
| プッシュ通知 | アプリ起動直後に表示される「通知を許可」ダイアログで 許可。 その後、iOS の 設定 > 通知 > Proton Mail でバナー・サウンド・ロック画面の表示をオンにする。 |
| アプリロック (PIN / 生体認証) | アプリ左上ハンバーガーメニュー → 設定 > セキュリティ > アプリロック を開く。 4 桁 PIN、Face ID、または Touch ID のいずれかを有効化。 |
| バックグラウンド更新 | iOS 設定 > 一般 > App 背景更新 で Proton Mail をオンにし、メールの自動同期を確実に行う。 |
4. メールの基本操作と便利機能
4.1 ラベル・スワイプジェスチャー
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| ラベル付与 | メール詳細画面右上のラベルアイコンから任意のラベルを追加。ラベルは複数適用可能で、検索やフィルタに利用できる。 |
| スワイプ設定 | 設定 > メール操作 > スワイプアクション で左・右スワイプに「未読/既読」「ラベル付与」「削除」など好きな動作を割り当てられる。 |
4.2 エンドツーエンド暗号化と外部宛てメール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自動暗号化 | 受信者が Proton Mail ユーザーの場合、送信時に自動的に E2EE が適用されます。 |
| 外部宛ての保護 | メール作成画面下部の「暗号化オプション」から 「パスワード保護メール」 または 「有効期限付きリンク」 を選択でき、非 Proton ユーザーにも安全に情報を共有可能。 |
| 添付ファイル上限 | 1 通あたり最大 25 MiB(無料プラン)。有料プランでは 100 MiB まで拡張されます(公式ページ参照: https://proton.me/mail/pricing)。 |
4.3 Proton Drive への保存
現状 (2026 年 4 月) の仕様:iOS アプリから直接シェアシートに Proton Drive が表示されないため、アプリ内の「保存」ボタンを利用します。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 添付ファイルを開き、右上の 「…」 メニュー → 「Proton Drive に保存」 を選択。 |
| 2 | 保存先フォルダを指定し、「保存」 ボタンで完了。 |
5. カスタマイズ・フィルタ設定・トラブル対処
5.1 見た目と通知のカスタマイズ
| 項目 | 手順 |
|---|---|
| 署名 | 設定 > メール > 署名 でテキスト入力(HTML は不可)。 |
| テーマ | 設定 > 外観 からライト/ダークモードを選択。iOS のシステム設定と同期させることも可能。 |
| 通知サウンド | 設定 > 通知 > サウンド で iOS 標準の音か「無音」を選択。 |
5.2 フィルタ(無料プランの範囲)
- 利用できるフィルタ:1 件のカスタムフィルタ(例: 特定ドメインから自動ラベル付与)と標準スパムフィルタは無料で使用可能。
- 有料プラン:複数フィルタ、ヘッダー検索・自動返信など高度な条件が利用できる。設定は Web 版 「メール > フィルタ」 から作成し、iOS アプリに即時反映されます(公式ガイド: https://proton.me/support/custom-filters)。
5.3 よくあるトラブルと対処法
| トラブル | 主な原因 | 推奨対処 |
|---|---|---|
| ログインエラー | パスワード誤入力、2FA 未設定 | アプリの「パスワードリセット」から再設定。Apple ID でサインインの場合は iOS のパスキー設定を確認。 |
| プッシュ通知が届かない | 通知許可未設定・バックグラウンド更新オフ | 設定 > 通知 > Proton Mail をオンにし、設定 > 一般 > App 背景更新も有効化。 |
| メール同期が遅い | ネットワーク不安定・無料プランのストレージ上限超過 | Wi‑Fi 環境で再同期。不要なメールを削除し、使用率を 80 % 以下に保つ。 |
6. Gmail 等他サービスからの移行手順
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1️⃣ データエクスポート | Gmail の Google Takeout または メールエクスポート (MBOX) で全メールを取得。 |
| 2️⃣ Proton Mail へインポート | PC の Web ブラウザで https://mail.proton.me にログイン → 設定 > インポート → MBOX ファイルをアップロード。iOS アプリ単体ではインポート機能がないため、PC 経由が必須(公式手順: https://proton.me/support/import-emails)。 |
| 3️⃣ 移行後の確認 | インポート完了後、ラベルやフィルタが正しく反映されているか iPhone アプリでチェック。 |
比較ポイント
| 項目 | Proton Mail (2026) | Gmail |
|---|---|---|
| プライバシー | スイス法に基づくゼロアクセス暗号化。データはすべてサーバ側で暗号化され、第三者が閲覧不可。 | Google の広告ビジネスと連携し、メールメタデータの利用可能性あり。 |
| 無料ストレージ | 500 MiB(メール)+5 GiB(添付ファイル)。 | 15 GB(Gmail + Drive + Photos)統合ストレージ。 |
| 広告表示 | なし(完全非広告)。 | 有料プラン以外は画面上に広告が表示されることあり。 |
7. まとめ(簡潔)
- App Store から公式アプリを入手し、iOS 15+(iOS 17 が最適)で利用開始
- 無料プランは 500 MiB のメール容量と基本フィルタが使用可能(詳細: https://proton.me/mail/pricing)
- パスキー・Apple ID・2FA による安全なログインを推奨
- 通知とアプリロックの設定だけでプライバシー保護が完了
- ラベルやカスタムフィルタでメール整理、必要に応じて有料プランへアップグレード
- 他サービスからは PC 経由で MBOX インポートが必須
これらの手順を踏めば、2026 年時点でも最新の iOS 環境下で Proton Mail を安全かつ快適に利用できます。質問や不具合がある場合は公式サポート(https://proton.me/support)をご参照ください。